あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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……まだ好き放題設定を盛れるってことなんじゃないか?


ウインディちゃんの実装が遠のいたと言うことはつまり……。

「第二回!!春の金船障害開催〜〜!!」

どんどんぱふぱふ〜〜!!

「は?」

スピーカーから響いて来るその声に、オレは唖然とする。

「お〜うどうしたウイトレ!?佃煮にしたイナゴが突然胃袋の中で跳ねたみたいな顔しやがって〜」

「いや、どんな顔だよそれ?」

って言うか、どっから見てるんだ?

オレは周囲をキョロキョロと見回すが声の主…ゴールドシップらしき人影は見当たらない。

今朝方指名されたウマ娘と担当トレーナー、その他一部スタッフはダートレース場に集まれとメッセージが来たから何事かと思って足を運ぶと、そこにはやる気満々のダートウマ娘達(二名+α)の姿。

その中にはもちろんウチの可愛いウインディもいる。

「あっ、トレーナー!!」

ウォーミングアップをしていたウインディが、オレと目が合うなりぱたぱたと走ってやって来る。可愛い。

「ウインディ!?一体どうしたんだ!?」

「のだ〜?ゴルシがせつめーしてなかったのだ?」

どうやらオレにも詳細が伝えられているものと思っていたようだ。

「あぁ、すまない。それでよければなんだが、この催しは一体何なんだ?」

「のだ〜。ざっくりいうと、前回やってたきんふねしょーがいのダートばん?なのだ〜」

「そっかぁ〜。満点の説明ありがとなぁ〜」ナデナデ

「のだ〜♪」

さて、ゴールドシップを探すか。

「説明しよう!!」

「うお!!観客席の下からゴールドシップがニュッと出てきた!!」

「今回はゴルシちゃんのゴルシちゃんによるゴルシちゃんのためのダートレースだぞ♪」

う〜ん。説明されても分からん。

まぁ、トレーナー学校でも担当になったウマ娘とのさまざまなコミュニケーション方法なんかも教科書に載っていたものだが、米印で『ただし、某黄金の一族が相手の場合は例外である』なんて書かれてたくらいだ。

「って言うか、理事長の許可は…」

「あん?降りてるぞ?」

「まじでか」

「おう。“了承!!生徒の自主性に任せる!!”って言ってたな」

随分とあっさり許可したなぁ。まぁ、あの人もあの人で大概トレバカ脳だからなぁ…。

なお、観客は放送で呼ばれた関係者に加え、暇してた生徒達まで集まりなかなかの盛況ぶりだ。

中には出店まで構える猛者まで現れるという。

この短期で出店の許可にまで手を回せるとか、割とゴールドシップはやり手なのかも知れない。

「さぁ〜〜!!出走するウマ娘がゲートイン!!まず一人目は〜……」

「うっらら〜!!たのしみだねー!!」

「一枠一番!!ハルウララ〜!!」

おお、参加者の方はちゃんとしてそうだ。

しかし、ハルウララ…相変わらず楽しそうだなぁ。

「ウララちゃ〜んファイトだよ〜〜!!」

「ありがと〜〜!!がんばるからね!!」

なお、相変わらずの人気者ぶりだ。

「続いて二枠二番!!アグネスデジタル〜!!」

「お、おひょ〜!?推しに挟まれるとか天国ですかぁぁぁ〜?」

……あの子は大丈夫なのか?いろいろと。

「そして三枠三番!!シンコウウインディ!!」

「やってやるのだ〜!!」

……可愛い!!(キリッ)

「さぁ〜〜!!第二回金船障害、いまゲートオープンだぁ〜〜!!」

「のだぁ〜〜!!ウインディちゃんがぶっちぎってやるのだ〜〜!!」

「最初の障害物にたどり着いたのはゴルシちゃんのイタズラ仲間、シンコウウインディ〜〜!!」

なお、内容は前回と同じらしい。

ひとつ目は粉の中から手を使わずにアメをとる奴。

ウインディは粉の中に漢らしく顔を突っ込んだ。後で拭いてやるからなぁ〜〜。

「よ〜し!!シンコウウインディ、第一障害クリアーー!!」

続いてやって来たのはアグネスデジタルだが……。

「ヒィィィィ!!推しが顔を付けた粉に顔を突っ込むだなんて、恐れ多すぎますぅ〜〜!!」

「おっ、じゃあリタイアすっか?」

「はいぃぃぃぃ!!」

「おい、三人の参加者のうち一人がまさかの第一障害でリタイアっていいのかそれ」

「おもしれーからよし!!」

ゆるいなぁ〜。

「アメ玉おいしーねー!!」

その間に追いついたハルウララが、見事にアメ玉を拾い上げ次き向かう。健気だ……。

「さぁぁぁぁ、次は早着替え〜〜!!」

ノリノリだなぁ〜。

試着室がそのままレース上に用意されると言うヘンな周到さまである。

そして、最初に飛び出して来たのは……。

「あ〜〜っと、シンコウウインディ!!婦警さんの格好だぁ〜〜!!」

「うはは〜!!タイホしちゃうのだ〜〜♪」

ノリノリだなぁ〜。そして可愛い。

「続いてハルウララはぁ〜!!」

「わ〜い!!かっこいい〜〜!!」

「戦隊モノのピンクだぁ〜〜!!」

そういやぁ、彼女もウマソルジャーVに出てたんだっけな。

「さぁぁぁぁ〜!!そして最後はぁ〜〜!!借り物競争だぁ〜〜!!」

「前回はキミだったんだよな?」

「おぅ!!だが今回は違うぞ〜!!適正的な意味でな!!」

「ほう。それじゃあ今回はちゃんとしたお題か。興味深いな」

ウインディはお題が書かれているだろう紙を手に取る。

そして中身を見た途端満面の笑みを浮かべ、こちらにやって来る。

「トレーナー!!一緒に来てほしいのだ〜!!」

「ん?オレか?別にいいけど」

お題はさしずめ自分の担当トレーナーってとこか?そりゃあ楽でいいなぁ。

ゴールドシップはニヤニヤしているがどういうことだろうか?

オレはウインディと手を繋いでゴールに向かう。

「さぁ、お題を見せてもらおうかぁ!!」

何故だかオレ達と一緒にゴールに向かうゴールドシップ。

まぁ主催者だから確認するのは間違いじゃないか。

「のだ〜♪コレなのだ♪」

え〜、どれどれ?

『大好きなひと』

……可愛い過ぎか!!

って言うかコレ場合によっちゃ公開処刑では!?

「フゥゥゥ〜♪愛されてるねぇ〜」

なにその酔っぱらいみたいな冷やかし。

「エヘー♪まっさきにトレーナーが思いついたのだ〜♪」

「ウインディ…」

そこまでオレを信頼してくれてるだなんて…。

嬉しいぞ〜〜!!

「よ〜しよしよし、今日はパーっとお祝いしようなぁ〜。」

「エヘー♪たのしみなのだ〜♪」

そんなこんなで話していると

「わ〜い!!わたしもゴール〜〜♪」

どうやらハルウララとアグネスデジタルも…ってアグネスデジタル?

「あれ?彼女は途中…っていうか序盤にリタイアしたんじゃ?」

「おぉ、ウララも来たか。それでお題は?」

「はいこれ〜!!」

『ウママニア』

狙い撃ちじゃねーか!!

「あばばばばばば……手を…推しと手を繋ぐだなんて…恐れ多すぎるぅぅぅ…ガクッ」

……失神したんだけど。

「と、いうわけで第二回金船障害はシンコウウインディの勝利だ〜♪皆の者拍手〜♪」

ゴールドシップがそう言うなり、周囲からは喝采が聞こえて来る。

「……それで、なんで最初から堂々と出てこなかったんだ?」

「それはなぁ〜、実を言うと聞くも涙、語るも涙の大悲劇が…」

ザッ…。

「見つけたぞゴォォォルシィィィィィ……」

「うん?ヒシアマゾ…うぉう!!」

目が、目が怒りに燃えている!!

普段は基本温厚な彼女だけに、正しく鬼の形相と言うに相応しい顔をしている様はこわい。

「なぁぁぁにが金船障害だい!!あの時の写真のネガ!!今日こそ渡してもらうよ!!」

「うわーお!!ウイトレパース!!」

「ちょっ……」

怒れるヒシアマゾンの前に押し出されるオレ。

「邪魔だてするのかい?」

ひぃ!!アマゾン!!

「どうぞどうぞ」

「あってめっ!!裏切ったか!!」

しょうがないでしょうよコレは。

止めたらこっちの息の根止められそうだったんだもんよ。

って言うかグルみたいに言うな。

何やかんやゴールドシップも笑いながら逃げてるし。

「はぁぁぁ…しゅきぃぃ……」

アグネスデジタルは失神しながら何か言ってるし。

「それじゃ、第二回金船障害はこれにて終了!!片付けよろしくなぁ〜〜。あばよっっ!!」

「待てぇえ!!ゴルシィィィ!!」

ドドドドドドドド……。

結局、彼女は何がしたかったんだ?

オレの中でゴールドシップの謎が一つ増えたのだった。

まぁ、ウインディは楽しそうだったしいいかぁ。

 

 

のだ?あつあつ?なんのことなのだ?

 

それよりゴハンなのだ〜♪

 

あっトレーナー!!いっしょにいくのだ〜♪




まぁじっくり待ちますよ。

でなけりゃ、またショック受けそうなんで…‥。
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