あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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再びの新衣装キャラ…、普通に新キャラ出して欲しい…欲しくない?

いやまぁ、スケジュールとかあるのはわかるけども…。


エイプリルフール…ウインディちゃん的にも出すっきゃないでしょ!!

今日は四月一日。

すなわちエイプリルフール。

合法的に嘘をつける日だ。

 

もちろんそれは不謹慎なものだったり、相手を深く傷つけるものであったり、それでトラウマになってしまわない程度のものと、嘘の内容的にも限度はあるんだが。

まぁ、そんなこんな、今日一日は、イタズラ好きのウインディがイキイキしているに違いない。

オレはトレーナー室にやってきたウインディに早速声をかける。

 

「やぁやぁウインディ。さぁカモン!!」

「のだっ!?トレーナーなのだ〜♪」

 

あれっ?思ってた反応と違う。

日付を間違えたのかと携帯を取り出すも、日付は変わらず四月一日。

…うん。エイプリルフールで間違ってない。

 

「ウインディ〜?今日は何の日か知ってるか〜?」

「のだ?」

 

小首を傾げたのち、オレの言いたいことが分かったようで、ウインディはフフンと胸を張る。

 

「ちっちっち、トレーナーは甘いのだなぁ〜」

「うん?どう言うことだ?」

「今日はエイプリルフールだからウインディちゃんがすきほーだいウソをつくとおもったのだ〜?でも、ウソをついてもいい日にウソをついてもつまんないのだ〜。それにウインディちゃんはエイプリルフールにも噛みついてやるのだ!!つまり〜…」

「つまり?」

 

そう言うなり、ウインディはオレに近づいてきて。

 

「今日一日、しょーじきにすごしてやるのだ〜♪」

 

そう笑顔で言う。可愛い。

 

「ほうほうなるほど。それで、今日一日正直者のウインディは一体何がしたいんだ〜?」ナデナデ

「エヘー♪今日はトレーナーのへやにいきたいのだ〜♪」

 

更に甘えながらそう言って来る。可愛い。

 

「へ?オレの部屋に?いやぁ、でもこないだやったゲーム類以外、ウインディが楽しめそうなモンは何もないぞ?」

「それでもいいのだ〜♪」

 

と言って、ニコニコしているウインディ。可愛い。

 

確かに、時たまトレーナー寮に出入りしている生徒も見かけはするが、それはトレーナー本人への学園側からの信頼ありきなところもある。

まぁ、学生寮と比べれば相対的に緩いように感じられることも多いが、実際はきちんとした規則そのものはあるっちゃあるのだ。

え?それにしてはウチのウインディも結構出入り出来てるって?

………それは言いっこナシってヤツよ。

実際、オレ自身ウインディに対して何かやましい気持ちがあるわけじゃないしな。

そりゃあ週二や週三でトレーナー寮に泊まっているようなら問題だが、二、三カ月に一度あるか無いかくらいなら十分に許容範囲だろう。

学園敷地内だから外出扱いにはならないし。

…チーム持ちの先輩方からすれば寮にまで押し入られるのはたまったもんじゃ無さそうだけど。

「そうだなぁ〜…それじゃあ、今日のトレーニングを頑張ったら許可をもらうよ」

「のだ〜♪やくそくなのだ〜♪」

「うんうん。約束だなぁ〜」

 

そして、その日のトレーニング。

 

ダダダダダダダダダダダダ…。

 

ピッ。

目の前を駆け抜けた瞬間ストップウォッチを止める。

お、このタイムは…。

 

「おぉ〜!!調子いいなぁウインディ〜!!」

 

すごいな。トレーニング中の新記録だ。

これは次のレースも十分に期待できる。

 

「エヘー♪がんばったのだ〜♪」

「よ〜しよしよし、偉いなぁ〜ウインディ〜」

「のだぁ〜♪」

 

結果として、ウインディはトレーナー寮のオレの部屋で夕飯を食べることになり、その買い出しで学園近くの商店街に行くことに。

 

「ウインディ、何か食べたいとかあるか〜?」

「のだぁ〜おさかなとか食べたいのだ〜♪」

「そうかぁ、それじゃあ魚屋寄ろうなぁ〜」

 

夕飯時の少し前、近所の人たちで賑わう商店街で魚屋を見つけ、近づいてみるとねじり鉢巻の良く似合う大将に話しかけられる。

 

「らっしゃい!!お客さん何にするんだい?」

「今が旬の魚ってなんですか?」

「おう!それならちょうどい〜いサワラが入ってんだ。ほれ!!」

 

そう言うなり、大将は分厚いゴム手袋をつけた手で大ぶりのサワラを持ち上げて見せて来る。

 

「照り焼きにも煮付けにも、ムニエルにしたってうめぇよ〜?」

「あぁ〜、いいですねぇ。ウインディはどうかな?」

 

オレは隣にいるウインディに問いかける。

ウインディの夕飯でもある以上、彼女の意見を聞くのも大事だ。

 

「いいとおもうのだ〜♪」

「そっか〜。それじゃ、サワラでお願いします」

「あいよ〜!!三枚おろしにするからちぃっと待っててなぁ」

 

しばらくすると、袋に入った切り身を渡され、その分のお代を払う。

他にも必要な調味料や少なくなってきた物なんかを買って回り、トレーナー寮にウインディと共に帰ってきたのは正に夕飯時。

 

「ウインディちゃんもてつだうのだ〜♪」

「おお〜、助かるよ〜ウインディ〜」

 

漬け込む料理は出来ないから何日か漬け込むような、西京焼きなんかはまた今度かなぁ。

それで良さげなものというので、今回はムニエルにすることに。

バットに切り身を乗せて、塩胡椒、しばらく置いたら水気を拭き取って小麦粉を全体にまぶし、余計な粉ははたく。

 

「バターでやくのだ〜♪」

「皮の方からなぁ〜」

「わかったのだ♪」

 

フライパンにバターを熱して溶かし、焼き色がついたら裏返して中まで火を通す。

 

味の方は〜。

 

「んん〜♪おいひいのだぁ〜♪」

「だなぁ〜、こりゃあ当たりだ」

 

自分達で作った分、美味しさもひとしおなんだろう。

ウインディもニコニコしながらウマ娘の量をしっかり完食していた。可愛い。

 

 

エヘー♪トレーナーといっしょにおりょーりしたのだ〜♪

 

のだ?なんで今日ウソをつかなかったか…なのだ?

 

トレーナーにきらわれたくなかったのだ〜…。

 

 

 

 

 




エイプリルフール回が何故かお料理回になってしまっていた…。

最初は普通にウソをつくお話にしようと思ったんですけど、ちょっとだけ鬱っぽくなっちゃったので明るい感じにしたらこんなお話に…。
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