あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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おめでとうウインディちゃん!!


ウインディちゃんのお誕生日じゃぁぁぁぁ!!

四月十四日。

トレセン学園トレーナー室。

今日ここでオレは、我が生涯に於ける重大なイベントを催していた。

 

「ウッインディ〜〜!!」

「のだぁ〜〜♪」

 

クラスメイトちゃん達にも協力してもらい、飾り付けられたトレーナー室で、ウインディをナデナデする。

無論、クラスメイトちゃん達も用事が済み次第これから来るそうだ。

 

「お誕生日おめでとうなぁウインディ〜!!」

「エヘー♪ありがとなのだトレーナー♪」

「今度都合つけるから、どっか行きたいとこあるか?欲しいものは?オレにできる範囲でなら何でもいいぞ〜〜?」

「のだ〜…そう言われるとまよっちゃうのだ〜」

 

可愛いなぁ〜なんて思いつつ、ケーキやらチキンやら、とうもろこしの準備を済ませてお話しつつ、彼女達を待つ。

ウマ娘基準だからちょっとばかり大変だったけど…可愛いウインディのためだ。屁でもないね!!

 

「失礼しま〜す」

「お、お邪魔します…」

「ヤッホー!!待った〜?」

 

お、噂をすればなんとやら。

クラスメイトちゃん達がプレゼントらしき箱を手にトレーナー室に入ってくる。

 

「ウインディちゃん、お誕生日おめでとう〜」

「よかったねぇ、トレーナーさんの都合が合って…」

「ホントホント、いやぁ〜飾り付け頑張ったよなぁウチら。あ、もちろんトレーナーさんもね〜」

「いらっしゃ〜い。歓迎するよ〜」

「のだぁ〜♪」

 

ウインディもご機嫌だ。良かった良かった。

用意していた取り皿を、そのまま席についたクラスメイトちゃん達のところに置く。

もちろんウインディはいわゆるお誕生日席だ。

 

「いっぱい買って来たから好きなの食べてなぁ〜」

「ありがとうございます〜」

「おっ、コレうめぇ!!」

「ちょ、ちょっと…話の最中に食べるのは…」

「まぁまぁ、せっかくのパーティーなんだし多少の無礼講は大目に見るよ」

 

三者三様の反応を示すが、みんなウインディを祝ってくれてるのが伝わってくる。

お喋りにパーティーゲームにご馳走と。本当に楽しそうで、オレもウインディが仲のいい子とわいわいやっているのを見て何やらホッとする。

 

「イエーイ!!トレーナーさんドロー4〜♪」

「うがっ!!またかぁ!?」

「トレーナーさん、ゲーム弱いって〜」

「つ、次がありますから…」

「そう言って、四連敗中ねぇ〜」

 

それから二、三時間ほど経過し、皆の腹も膨れてプレゼントを渡す頃合いに。

ウインディは皆が後ろ手に持っているプレゼントに興味津々だ。

 

「たのしみなのだ〜♪」

 

皆一様にそわそわしているウインディにプレゼントを手渡し、それを受け取ったウインディは、ひとつひとつ噛み締めるように開けていく。

 

「アタシからは〜イケてるしっぽトリートメントセット〜♪」

「わ、私からは…本のしおり…」

「わたしは〜…ウインディちゃんに似合いそうな簪、買ってきたわよ〜。今度、和装するときにでも着けてね」

 

「エヘー♪ありがとなのだ〜♪」

 

無邪気に微笑むウインディ。可愛い。

 

「ちなみにオレからもあるぞ〜」

「のだっ!?さっききいてたのはなんだったのだ?」

「ああ、もちろんあれもウインディに贈るぞ。それでオレからは…」

 

仕事机の引き出しを開け、中身を取り出す。

 

「こないだ歩いてたらウインディに結構似合いそうなのあったからさ。はいコレ」

「おぉ〜!!何やら高級感ある箱が…」

「開けてもいいのだ〜!?」

「もっちろん!!」

 

その言葉を聞いて、ウインディは包装を外してゆっくりと箱の蓋を開ける。

 

中身は…。

 

「おぉ〜、ブレスレットなのだ〜」

 

そう。ウマ娘の象徴とも言える、蹄鉄を模したブレスレットだ。

 

「そんなに締め付けが強くなくて、たまのオシャレにつけるのにちょうど良いかなぁって思ってなぁ…」

 

勝手なイメージなんだけど、ネックレスはなんかオバさんっぽいし、ピアスは痛そうだしってんでこれを選んだんだけど…。

 

「ありがとうなのだトレーナー!!大事にするのだ〜♪」

 

ほっ…。良かったぁ〜…。趣味じゃなかったら大変だった。

 

「よかったねぇウインディちゃん」

「のだぁ〜♪」

 

その後、しばらくウインディとクラスメイトちゃん達とでわちゃわちゃして、縁もたけなわとなった頃合いにクラスメイトちゃん達は各々寮に戻って行った。

 

「トレーナー…」

「うん?どうしたウインディ?」

「来年もその次も…またトレーナーとお誕生会したいのだ〜♪」

 

満面の笑顔でそう言うウインディ。可愛い。

 

「そりゃもちろん!!ウインディが嫌じゃなければね」

「それじゃ、ず〜っとなのだ〜♪」

 

卒業するまでず〜っとか。

トレーナー冥利に尽きるなぁ〜。

 

「それじゃ、ウインディそろそろ…」

 

うん?いない?

 

「ガブ〜〜〜!!」

「うぉおう!!久々〜!!」

 

 

ふっふん♪

 

イタズラ成功なのだ〜♪

 

これからもずっとヨロシクなのだ。トレーナー♪




投稿期間が開いて申し訳ない。

次も気長に待っていただけると嬉しいです。
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