あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ 作:ガラクタ山のヌシ
ちょっと短いです!!ごめんね!!
ここはトレセン学園内にあるトレーニングルーム前の廊下。
そして今は生徒たちの寝静まった深夜だ。
「ふっふ〜ん♪トレーナーといっしょなら安心なっのだ〜♪」
鼻歌混じりにそう言うのはウチの可愛いウインディだ。
「暗いんだから足元気をつけてなぁ〜?」
「エヘー♪それじゃあ手をつなぐのだ〜♪」
ニコニコと、懐中電灯を持っていない方を差し出して来るウインディ。可愛い。
なぜこんなことになったかと言うと、それは数日前の昼頃にまで遡る。
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「えっ?深夜のトレーニングルームからですか?」
「うむ。何やらガチャガチャと重いものを持ち上げるような音が聞こえてくるらしくてな」
「ですが、それは単に生徒がトレーニングルームを利用しているというだけでは?」
「怪奇、それなんだがなぁ…各トレーナーに確認をとったところ、深夜のトレーニングは基本推奨しないという意見が多くてな。現に音が聞こえて来たと言う晩も、特に担当ウマ娘たちから利用したい旨の話は無かったそうなのだ」
「だから、隠れてトレーニングしているような生徒がいるようなら見つけて注意をして欲しい…と?」
「賢明!!話が早くて助かる。たづなも昨日から所用で学園を離れていてな。どうしたものかと思っていたところ、シンコウウインディが名乗り出てくれた、ということだ。」
「なるほど…」
さすがウインディ。可愛くてかっこよくて優しくて正義感も強いとは。
「忙しいのは重々承知だ。だから無理のない範囲でいい。生徒が無茶をして体を壊すようなことは理事長として、いち教育者として放ってはおけないのでな」
□
と、まぁこんな経緯があったわけで…。
美浦寮長のヒシアマゾンにも話を通して許可を得たうえで、こうして一緒に見回りをしているんだが…。
「ここ数日毎晩のように見て回ってはいるが、特に利用してる生徒も見かけないしなぁ…」
「エヘー♪でも、肝試しみたいでウインディちゃんはちょっと楽しいのだ〜♪」
最初の方は「怖いから手をつないで欲しいのだ〜…」と涙目で言っていたウインディももう慣れたもんで…。
「そっかー。そりゃあよかったなぁ〜」ナデナデ
「のだぁ〜♪」
とまぁ、このようにオレとじゃれ合う心の余裕も出てきた。
そんな時だった。
ガチャ…ガチャ…
「!!」
「のだっ…!!」
深夜のため小声で反応するウインディ。可愛い。
「今の、聞こえたか?」
「のだぁ〜…」
ウインディはその言葉にコクコクと頷く。
現在位置は、ちょうどトレーニングルームまであと少しといったところ。オレとウインディは息を殺してそろりそろりと足音を極力立てないよう忍び足で慎重に進む。
…たづなさんを呼ぼうか?いやでも普段から忙しいだろうし…出張帰りに夜中に起こすのは失礼か…。
「…のだ?」
その時、ウインディが足元に落ちている何かに気がつく。
それが気になったのか、ウインディは懐中電灯それを照らさずに持ち上げようとするが…。
「のだっ!?けっこー重いのだ〜!?」
「えっ?マジか?」
ウマ娘のウインディが重さを感じるほどとは…いったいなんだろ…っ!?
気がつくと、オレとウインディは各寮の自室のベッドで寝ていた。
えっ?なにがあったの?
その後、オレとウインディは理事長室に呼ばれ
「シンコウウインディさん?トレーナーさん?その後、異常はありませんか?」
そうたづなさんに問いかけられた。
「え、ええ。おかげさまで…」
「のだぁ〜!!ウインディちゃんは今日もトレーニングがんばったのだ〜♪」
「…そうですか。それは何よりです」
うん?なにやら安堵しているような…。
「それと…お二人とも、深夜のトレーニングルームの件はすでに解決しましたので大丈夫ですよ?」
「のだ?」
「でも…」
たづなさん、トレーニングルームのこと、出張しててあんまり知らないはずじゃ…。
「だ・い・じょ・う・ぶ・です♪」
ヒエッ…。
そのままオレ達はたづなさんの笑顔に押し切られる形で、今回の件からは身を引くのだった。
笑顔がこわぁい…。
◇
う〜ん…。
アレ…けっきょくなんだったのだぁ〜?
きになるのだぁ〜…。
こんど、トレーナーとたしかめるのだ〜♪
待ってくれてた人たち…。
間隔空いちゃって申し訳ないです。