あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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シーキングザパールとか、ビコーとか、ウインディちゃんと接点のある子も見どころですけど…。




120話続きましたなぁ。ユニコーンステークス…ウインディちゃん、来てくれると嬉しいなぁ〜。

ここは東京レース場。

いやに晴れた青空の下、オレは今日ここで開催されるユニコーンステークスに参加するウインディの控え室に向かう所だ。

 

「ふぅ〜……」

 

関係者用出入り口を通ると、途端にため息が出てくる。

オレ自身が走る訳でも無いのに、やけに緊張してきたなぁ〜…。

ウインディは大丈夫だろうか?

ピラリ、と手にしたポスターを見る。

G3 ユニコーンステークス。テレビにだって映る伝統あるウマ娘のレース。

そう、G3とは言え、これがオレ達の初の重賞。

それ以下のレースを遊びと断じるつもりは無いが、これまでとは明らかに格が違うレース。

ここが…オレとウインディの、ダート重賞の入り口。

 

「ここだな…」

 

『シンコウウインディ様控え室』

そう印刷されたドアを見つけてオレは取り敢えず一安心。

ウインディは…プレッシャーに押し潰されてはいないだろうか。

ウチのウインディにはジュニア級の頃から期待されている。

まぁ、それはインタビューの時の強気な発言も間違いなく原因の一つなんだろうけども。

それを、それらを、重荷に感じてはいないだろうか?

オレは、意を決して扉を開け…。

 

「のだ?」

「……ウインディ?」

 

そこには、いつも通りの見慣れたウインディがいた。

 

「のだっ♪トレーナー♪まってたのだ〜♪」

 

座っていた椅子から立ち上がり、こちらに歩み寄ってくるウインディ。可愛い。

 

「よしよしよ〜し。遅れてゴメンなぁ〜?ウインディ〜」ナデナデ

「エヘー♪これでウインディちゃんはムテキなのだ〜♪」

 

あくまでも自然体なウインディ。

普段の落ち着きのなさとはまるで正反対の姿に驚く。

そして、悟った。

ああ、そうか。

この子は信じている。

信じてくれている。

オレとのトレーニングの日々を。

そして、この子自身の頑張りを。

ならば、改めてオレも覚悟を決めなければ。

 

「そうだな。ウインディ」

「のだぁ?」

 

オレたちはまだ重賞レースの入り口に立ったに過ぎない。

その中には、この大舞台で結果を残せず涙を飲んだウマ娘とトレーナーも決して少なくない。

だからこそ、オレも今一度信じなければならない。

ウチのウインディは誰よりも強いウマ娘だと。

ウチのウインディは誰よりも速いウマ娘だと。

今日、今、この日、この時までで、オレに出来る限りのことはしてきた。

時にトレーナー学校で培ったノウハウを活かし、時に偉大なる先輩方のトレーニング法をこの目で盗んで。

それを初担当であるものの、どうにかこうにか落とし込んで、ウインディに合う形にしてジュニア級の頃から馴染ませて来た。

それだけのことを、ウインディには教えて来たつもりだ。

もちろん、それは他のトレーナーも同じだろうが…。

 

「トレーナー?」

 

いや、違うな…。

 

「トレーナー!!」

 

だからこそ…。

 

「ウヴ〜ッッ…」

 

負けられな…

 

「ガブ〜〜〜〜ッッッ!!!」

「あ痛ったぁ〜〜!?」

 

え、ちょ、なに?なんで?

 

「ど、どうかしたか?ウインディ?」

「トレーナー、むつかしいカオしてたのだ!!」

 

う…バレてたか…。

 

「ダイジョーブなのだ!!トレーナー!!」

 

不敵にニッと笑うウインディ。

 

「まず一勝、勝って来るのだ!!」

「ああ!!信じてるぞ!!」

 

カッコイイな、キミは。

 

 

ふっふん!!

 

トレーナーはむつかしくかんがえすぎなのだ〜。

 

だから…。

 

ウインディちゃんがかてばいいのだ〜♪

 

 

 




やっぱりウインディちゃんがNo. 1なんだよなぁ…。
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