あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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年始あたりから端末の調子が悪くて、投稿がだいぶ遅れました…。

申し訳ない。

それと、ホッコータルマエ実装おめです。


ウインディちゃん、田舎に行くの巻。

年末年始、実家に一旦帰るのは生徒、トレーナー双方どちらもありえることだ。

近況報告するだけならメールやら何やらと便利な時代になったとはいえ、やっぱり直接親兄弟に会って話す方がオレは好きだし大事なことだと思う。

 

そんな帰省したオレが今見ている光景は……。

 

「ほ〜らウインディちゃん♪みかんをお食べみかん」

「おしるこおかわりあるでなおしるこ」

「のだ〜〜!?」

「いやぁ〜初の担当がダートウマ娘とは分かっているなぁ息子よ〜〜!!」

 

コタツに入りながら我が一族からチヤホヤされるウインディだった。

 

ことの発端はつい先日にまで遡る。

 

オレは去年実家に帰らなかったので、今年は年末を家族と過ごすつもりだったんだが…。

 

「うん?ウインディもオレの実家に来たいって?」

「そうなのだ〜!!」

 

年末も近いトレーナー室。

去年と同じように引っ張り出したこたつで向かい合い、ぬくぬくしながらウインディはオレに言う。

 

しっかし…ウインディをウチにかぁ…。

まぁ?確かに?ウチの可愛い可愛い目に入れても痛くないウインディを実家の家族連中に紹介したいかしたくないかでいえば、まぁしたいけども…。

 

「別にいいけど、けっこう田舎の方だし…たぶんそれほど楽しくはないぞ〜?」

「それでもいっしょに行きたいのだ〜♪」

 

変わらず笑顔でそういって来るウインディ。可愛い。

う〜ん…一応チケットは前もって二枚買っておいてはあるけど…。

 

「そっかそっかぁ〜、それじゃあ一緒にいこうなぁ〜?」

「わ〜い♪やったのだ〜♪」

 

オレが了承すると嬉しそうににへらっ…とするウインディ。可愛い。

 

「分かった。それじゃそのことも含めて実家に伝えておくよ。ウインディも、ちゃんと親御さんには連絡忘れずになぁ〜?」

「りょーかいなのだ〜♪」

 

ちょうど仕事もひと段落ついたところで、当面は問題ないはず。

チームトレーナーってわけでもないし、ある程度年末年始の時間の自由はきくのは大きい。

 

「よ〜し、それじゃ早速準備に取り掛かろうか」

「わ〜いなのだ〜♪」

「ウインディも、ちゃんとご実家には連絡を入れておくんだぞ〜?」

 

元気いっぱいのウインディに、オレは改めて言っておく。

 

「わかったのだ〜♪」

 

返ってきたのは元気な返事だ。可愛い。

 

その後、オレとウインディはトレーナー室から出てそのまま互いの寮の部屋で準備を済ませることとした。

外泊届も無事提出して、オレたちは電車で移動。

世間は年越しシーズン、混雑も見越してお高めの個室を早めにとったのが幸いした。

列車に揺られて数時間、ウインディは楽しそうにババ抜きをしている。

 

「むむむ〜…」

 

最後の二枚、可愛いウインディが悩みに悩んで選んだのは……。

 

「のだぁ〜♪またウインディちゃんのアガリなのだ〜♪」

「おぉ〜、流石ウインディは強いなぁ〜」

「へへ〜ん♪もーいっかいやるのだ〜♪」

 

窓の外に広がる様々な景色に旅行気分を味わいながら、駅弁を食べたり時折ゲームをしたりと、遊びに勤しむ。

たまにはこんな日も悪くない。

 

早朝、まだ日が出る前に学園を出発して、実家最寄りの駅に辿り着いたのはちょうどお昼頃。迎えが来ると言うので待ち合わせ、駅の中にある待合室でウインディと待っていると、十分もしないで姉が最近買い替えたと言う水色の軽自動車がやって来た。

 

「お、アレだな」

「のだ〜♪」

 

オレとウインディは各々の荷物を手に、駅から出る。

 

「待った〜?」

「少しね」

 

オレは姉と話しつつ、ウインディの荷物を預かってオレのものと一緒にトランクに乗せる。

 

「少し狭いけど、大丈夫?」

「だ…ダイジョブ、です…のだ…」

「ど〜した〜?緊張してるのかぁ〜?よ〜しよしよし…」

「エヘー♪」

 

慣れない土地で、(ウインディからすれば)よく知らない相手の車に乗ったせいか少し緊張した面持ちのウインディをオレはナデナデすることでリラックスしてもらう。

昭和情緒溢れるレトロ街を抜け、コンクリート舗装がされていない田んぼ道を進むと懐かしの我が家が見えて来た。

 

「いやぁ〜、まさかアンタが教え子連れて来るだなんてね〜」

 

オレと姉貴は荷台から各々の荷物を下ろしながらそんなことを駄弁る。

 

「まぁなぁ〜、あんまりからかってやるなよ。多感な時期なんだからな」

「分かってるって〜」

 

ウチの姉は人を揶揄ったりするのが好きなタチで、こう言う言葉はあまり信用できない。

まぁ、面倒見はいい方なんだろうけど。

 

「そういや、義兄さんは?」

「ご近所の畑手伝ってるってさ〜」

「ま〜た頼まれたのか…」

「あの人お人好しだからね〜」

 

そのままウインディをワイワイと集まってた親戚のみんなに紹介したらこんなことに…。

特にオヤジは昔っからダートレースが大好きなモンで、食いつきも尋常じゃなくてなぁ…。

 

「ほらほら〜、これおねーさんの昔の着物!!初詣に来ていくといいよ〜♪」

「おぉ〜!!カッコイイのだ〜!!」

 

そして馴染むウインディ。可愛い。

結局ウインディはそのまま甘やかされ続けた。

 

 

のだ〜♪

 

トレーナーの家族、みんなやさしいのだ〜♪

 

のだ?ウインディちゃんもかぞくになるのだ〜?

 

かんがえとくのだ〜♪




時期は遅れましたけどせっかくなのであげましたー。
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