あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ 作:ガラクタ山のヌシ
「トレーナー!ポッ○ーゲームがやりたいのだー!!」
そう言って元気よくトレーナー室の扉を開けるのは他ならぬ我が愛バ、シンコウウインディ。
「ぽっ○ぃげぇむ?何だいそれは?」
いや、ポッ○ーなら知っている。コンビニなんかでもよく見るチョコがコーティングされた棒状のお菓子だ。
結構なロングセラー商品で、オレもたまに食べたくなる。
だが、ゲームが出ていたとは知らなかった。
「ウインディちゃんもよくわかんないのだ!!」
元気にそう言うウインディ。可愛い。
うんうん。ヘンに見栄を張らないのはいい事だ。
もちろん、レースの戦術として使う分には良いのだろうが、普段からそうしていては却って疲れるものだしな。
「だからウインディちゃんなりにゲームの内容を考えてみたのだ〜」
エライのだ〜?
と小首を傾げて聞いて来るウインディは控えめに言って可愛すぎる。
「エライぞ〜、カッコいいぞ〜」
そう言って撫でくりますとウインディはご満悦の表情を浮かべる。
この時、オレの頭からググると言う選択肢は既に消えていた。
そりゃあ検索すれば、ポッ○ーゲームなるものがなんであるのか一瞬にして分かるだろう。
だが、ウチのウインディが一生懸命に考えてくれたオリジナルのポッ○ーゲームを蔑ろに出来ようか。いや無い。(反語)
「で、どうやって遊ぶのかな?」
オレ自身ワクワクしながらそのことを聞く。
「エヘヘ〜。まずポッ○ーを袋から出すのだ〜」
カサカサとビニール袋からポッ○ーを一箱取り出す。
よく見れば結構な量だが。
「ウインディ、それだけのポッ○ーどうしたんだ?」
「クラスメイトがトレーナーさんとどうぞってくれたのだ〜。ふぬぬっ」
中身の銀色の袋を相手に悪戦苦闘するウインディ。可愛い。
「ふんふん。それから?」
「この時、何本かまとめて取るのがコツなのだ〜♪」
ほーほー。
「そして、机でトントンと揃えて〜フンッ!!」
おー、真っ二つだ。
「こーやって、何本折れるかしょーぶするのがポッ○ーゲームとウインディちゃんはにらんだのだ」
なるほど。これはストレス発散にもなりそうだ。
食べ物で遊ぶな。粗末にするな。そう言った言葉にも、直ぐに食べれば無駄はなくなる。と言う点で反論できる。つよい。
折れ目のキレイさを競うと言う競技もあれば面白そうだ。
流石はウインディ。シンプルながら画期的な遊びだな。(トレバカ脳)
「トレーナーもやってみるのだ〜」
「おう、何本かとって〜、フンッ!」
ポキっと折れる棒菓子を見て、なにやらオレは毛利元就になった気分である。いやまぁ、あの人は矢と自分の息子兄弟を例えて三人集まれば折れないって事を言ってたんだけどさ。
ウインディの喜ぶ声も相まって、何やら楽しくなって来た。
食べ過ぎるであろう分は、後でトレーナー寮の冷蔵庫に閉まっておけば問題は無いな。
結局、オレ達は真のポッ○ーゲームの何たらを知らぬままオリジナルの遊びに興じたのだった。
◇
エヘヘー、トレーナーとポッキーゲームしてきたのだ〜♪
のだ?何でみんなガタタって立ち上がるのだ?
ポッ○ー美味しいよね!!