あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ 作:ガラクタ山のヌシ
いつもの昼下がり。
オレはいつものようにトレーナー室のデスクでパソコンに向かい、書類の作成をしていた。
そんなおりである。
ドタドタドタドタ
いつも通りの忙しない足音が聞こえる。もう可愛い。
バァンと勢いよく開けられた扉の先、悪魔的に可愛らしい我が担当ウマ娘がいた。
「トリックオアトリートなのだー!」
制服の上から黒いマントを羽織り、コウモリの羽飾りを背につけてニッコリ満面の笑顔のウインディ。可愛い。
「おお、似合ってるじゃないかウインディ。」
「似合ってるのは当たり前なのだ。」
フンスと鼻を鳴らし、腰に手を当てて言う。
「と言うと?」
「クラスメイトにウインディちゃんのイメージを聞いてその通りの格好をしているのだからな。」
ナイスだクラスメイトちゃんs。
「と、言うわけでお菓子を寄越すのだはやくはやくはやく〜!」
「って言われてもなぁ…。」
あいにくと今現在お菓子の持ち合わせはない。
と言うのも、そう言ったものを持っているとこっそりウインディが持ってって食べてしまうのだ。
カロリーコントロールも難しくなるし、控えて欲しいのはあるが、あまり縛ってストレスになってもいけないから強くは言えない。
決して、ションボリしているウインディに罪悪感を覚えるからではない(聞かれてない)。
あとバレてないと思ってるウチの担当ウマ娘超可愛い。
「そうだな。じゃあ今から買って来るからちょっと留守番頼めるか?」
「今!ウインディちゃんは今欲しいのだ!」
「そうか…。」
参ったな。流石にオレには手品のように今この場にお菓子を用意するなど出来はしないぞ。
「じゃあ、一緒に買いに行くか?」
直接店で見たほうが本人もどれが欲しいか分かりやすい。我ながらいい案だと思ったのだが
「むー。」
しかし、それでもウインディは不服そうだ。
ほっぺたを膨らませてマントの端を握っている。
「よし、じゃあ目をつぶって百数えてごらん。」
「なんでなのだ?」
不思議そうにこちらを見つめるウインディ。
「まあまあいいから。」
「分かったのだ。」
少し渋る様子を見せるも、きゅっと目をつぶるウインディ。可愛い。
「いーち、にーい…。」
よーし、ダッシュで先輩にもらいに行こう。
ここは一階。チームスピカの部室までは直線距離で比較的近い方だ。
走っていけば30秒とかからないだろう。
そしてウインディがハロウィンイベントの準備期間があったことから、チームを組んでいるトレーナー達はだいぶ前から用意自体はしているはず。
よーし、沖野先輩が部室にいる可能性に信じて、スライディング土下座を決めてやろうか!
◇
わー、ほんとのほんとにお菓子がいっぱいあるのだ〜♪
トレーナー、なんでそんなにゼーゼーしてるのだ?
ハロウィンということでイベント回やってみました。
いや、別にね?吸血鬼ライスちゃんが可愛くないってんじゃないんですよ。
十分に可愛いんですけど、でもやっぱりウインディちゃんの競走馬時代の二つ名は噛みつきウインディなわけでして、じゃあ、噛みつき+ハロウィン=吸血鬼=ウインディちゃんってなるのは世の摂理じゃないですか。世界の法則じゃないですか。それをね?いつものブルライスでやるってのはどうなのかと。
もちろん商売ですし、売れるのを優先するってのは分かりますけどサポカ出してすぐキャラ出してってのは一点集中が過ぎるって言うか。
ウインディちゃんにお菓子をあげた上でイタズラされるとか、ガブーされるとかあったじゃないですか。
たまには新需要の開拓というか、ダート組でハロウィンイベとかでもいいんじゃないかと。
オグリとウララとファル子とウインディちゃん。
この四人をベースにイベント企画練ってくれたってバチは当たらないって言うか……。
以下エンドレス