あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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ありがとうございます。


50話なんだって。

 

 

その日、厳密にはその日のトレーニング終了後、オレに激震走る。

「トレーナー!!この後ヒマなのだ?」

ウインディが久しぶりにこのセリフを言って来たのだ!!

「ちょーひま」

当然即答。ウインディの誘いを断るなど、トレーナーの名折れよ。(サムライ並感)

「それじゃ〜着替えが終わったらすぐに行くのだ〜♪」

そう言うとウインディは更衣室まで小走りで向かって行った。可愛い。

「ちゃんと前見て走れよー」

そう言うとウインディは振り返り、笑顔で手を振ってきた。可愛い。

さて、オレも出かける準備をするかな。

いったんトレーナー寮に戻り、着替えをささっと済ませると、置いていく荷物と持っていくものを取り替えてそのままトレセン学園の入り口に向かう。

そのすぐ後に、ウインディがやって来て

「待ったのだ?」

「いいや、今来たとこだよ」

と、軽く会話を交わして出かける。

外出届を書く時間もあるのでもうちょっと遅くなると思っていたので少々意外だった。

そのことを何となしに聞くと

「早くトレーナーと出かけたくってがんばったのだ〜♪」

と、返事が返って来た。可愛い。

なお、今回は車は使わず徒歩での移動だ。

人混みのため、はぐれないように手を繋ぐ。

「そういや今日は何の用があるんだ?」

ケーキやらターキーの予約は既にしてあるし、パーティーグッズも色々と取り揃えてある。

「?とくにないのだー」

「そっかー、特に無いのかー」

「のだー♪久しぶりにトレーナーとお出かけしたかったのだ〜」

エヘーと言って隣を歩くウインディ。

そういえばこの子はイタズラっ子だったな。

こんな絡め手を使うなんてやるじゃないか。

ご褒美というわけでは無いが、オレが頭をうりうりすると特に抵抗も無く耳を丸め、目を細め猫のように喉を鳴らす。しっぽなんかはもうブンブンだ。可愛い。

しょうがないなぁなんて思ってしまうオレは本当にウインディに甘いんだろうな。

否定はしないし出来ないが。

せっかくだから色々と見て回る。

本屋に寄ったり、たまたますぐ上映の映画を見たり、シューズを見たり、たまたま出会ったクラスメイトちゃんとお話ししたり。

気がついたらもう良い時間になっていた。

公園のベンチに座りつつ、クレープを食べているウインディが聞いてくる。

「そう言えば、トレーナーはどんな柄が好きなのだ〜?」

急だな。しかし柄かぁ〜……。

言われるとあんまりこだわりだったり、意識とかしたことないが…そう答えようと思った矢先に、ふとウインディの耳飾りに目が行く。

「……白地に紫のギザギザとかかな。」

「のだ?エヘヘ〜、ウインディちゃんの耳飾りとお揃いなのだ〜♪」

そう言うウインディは何やら嬉しそうだ。

「練習が終わったらその方向で行くのだ〜♪」

「練習って、トレーニングのことか?」

「ナイショなのだ〜♪」

そう言うウインディはお出かけ中、終始ご機嫌なのだった。可愛い。

 

 

ヒシアマ姐さん!!

 

作りたい柄が決まったのだ〜♪

 

のだ?ご機嫌?

 

よくわかったのだな〜♪




久々のお出かけ回。
ほっこりしていただけたら嬉しいなぁ。
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