あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ 作:ガラクタ山のヌシ
つい先日久しぶりに一緒にお出かけしたのを境に、ウインディはまた構ってちゃんモードになって来た。
何でも、作っているものの作業が順調に進んでいるとか。
なお、何を作っているのかはまだヒミツらしい。
まぁ、こないだの手芸店のことから察するに、編み物であろうことは分かるが、それを本人に告げるほど無粋では無いつもりだ。
しかし編み物か。
ニット帽やら手袋やら、リボンにコサージュ。あみぐるみなんかもあるし、余った毛糸でぽんぽん(段ボールやフォークなどの芯に束ねた毛糸をハサミで切って形を整えたもの、花やヒヨコなどの小動物を模したものが一般的らしい)を作ってもいいだろう。
ちょっと想像して見るが、どれもウインディに似合いそうだ。
出来上がったら是非、ウインディには作品を身につけた姿を見せて欲しいものだ。
もちろん、市販品と比べて彼女が恥ずかしいと感じるのなら無理にとは言わないけども。
最近はそう言ったは品は工場の機械で作られた量産品ばかり身につけているからか、なかなか馴染みがないように感じられるが、実際やってみると大変だろう。
授業か何かで作っているのだろうが、その経験は大切にして欲しいものだ。
ヒシアマゾンは色々と器用そうだし、何かやらかしそうになったとしてもフォローもバッチリ入れてくれるだろうからその辺りの心配もいらない。
オレとしてもできれば手伝ってやりたい気持ちもあるが、緊急時でも無ければ基本的に生徒以外出入り禁止の取り決めがある寮内のことは生徒達自身に任せるより他ないから、そこは仕方がない部分と割り切るより無い。
「よし。終わった」
物思いやら感慨に耽っている間に、なんとか今日分の作成資料のチェックを終わらせる。
次はトレーニングメニューの再構築やら、ライバルになるだろうウマ娘の再度の情報収集やら、ウインディと出かける場所のチェックやら、色々とやるべきことが、山積みだ。
しかし、改めて録画したレースの映像を見ると本当にウインディは天才なんだと思う。
そりゃあ、オレだってまったく何もしてないわけでは無いが、それだってウインディの素養があっての話だ。
普段の態度は周囲に対して丸くなったように見えるが、その実レースで勝つことへの執念はむしろ研ぎ澄まされている。
本当に今からクラシック級が楽しみなくらいだ。
「来年、ダートはきっと盛り上がるだろうなぁ」
ウインディがいるから、と言うのもあるが一時期に比べて知名度も高まっているのが大きい。
それに、ウインディのライバル達も決して弱くは無いのだ。
「…来週からもう少しだけトレーニングのレベルを上げるか」
今夜の仕事は、まだ終わりそうに無い。
◇
うぅ〜
ギザギザのところむつかしいのだ〜
でも、ウインディちゃんはまけないのだ〜!!
がんばるのだ〜!!
初心に帰ろう的なサブタイにしたかった(こなみかん)