あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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筆者はウマ娘で忙しいから……(目をそらしながら)。


さて、今年のクリスマスの予定は………あれ?真っ白?

さて、今日は待ちに待ったクリスマス当日。

外は雪が降りしきり、正しくホワイトクリスマスと呼ぶにふさわしい。

今朝から学園全体で見ても多くの生徒が浮かれ気分で今日という日を楽しんでいるようだ。

まぁ以前のハロウィンの時と言い、きのこ狩りと言い、トレセン学園はこういった催し事というかイベントに関してはけっこう積極的に取り組む姿勢があるし、生徒も教職員も割とノリノリだ。

そしてそれは、きっとオレも例外では無いのだろう。

外部に向けてのイベントも結構あるしそれもまたトレセン学園の人気の所以でもあるのだろう。

もちろんオレ含め、教職員側は大人としての分別は弁えなくてはならないが。

今日、トレーナー室はクリスマスツリーやリース、あとはフワフワした白いやつなどの飾り付けがされており、大きなクリスマスケーキにターキーにジュース、その他いっぱい。もちろんウインディの好物である焼きとうもろこしも用意してある。

そして忘れちゃいけないクリスマスプレゼントも仕事用机の中にある。

中身は開けてからのお楽しみだ。

他のトレーナー達も、各々自身の担当ウマ娘と一緒にクリスマスを祝っていることだろう。

みんな張り切ってたし、ウチも今日のトレーニングは早めに切り上げることとした。

そんなこんなで準備を済ませスタンバイしていると…。

ドタドタドタドタドタドタドタドタ…。

バタァン!!

「トレーナー!!メリークリスマスなのだ〜!!」

勢いよく開いた扉の向こうからサンタクロースの格好をしたウインディが現れた。可愛い。

「おぉ〜ウインディ。似合ってるなぁ。よ〜しよしよし」

ナデナデするとウインディはご満悦で

「ふっふ〜ん。これもクラスメイトにみつくろってもらったのだ〜♪」

可愛い。

「そっか〜」ナデナデ

「のだ〜♪」しっぽフリフリ

とりあえず廊下の寒い風が室内に入るので、扉を閉めてウインディにはそのまま部屋に入ってもらう。

室内に入ったウインディはしっぽをブンブン振り回して喜んでいる。

「のだ〜!ごちそうがいっぱいなのだ〜!!」

「まぁウインディは普段頑張ってるからな〜、今日はめいっぱい食べていいからな〜」

そう言うとウインディはガバッと音がしそうな勢いでこちらを振り向き

「ホントなのだ〜?」

と可愛く聞いて来る。

「ホントホント」

「わーいなのだ〜♪」

喜んで飛び跳ねるウインディ。可愛い。

まぁ、その分のカロリー計算はきっちりしてある。どのくらい動けばいいのかも分かっているから少々トレーニングがハードにもなるが、まぁたまにはいいだろう。

こたつに入ってコップを持ち上げ乾杯する。

もちろん中身はジュースだ。

間違っても未成年飲酒をさせるわけにはいかないからなぁ。その辺は厳しいし、オレ自身そうであるべきだと思っている。

ただまぁ、それはそれとしてオレは今日、ウインディに構い倒すと決めていた。

「メリ〜クリスマ〜ス」

「のだ〜♪」

「何から食べる?取り分けてあげるぞ〜」

トングを手に、オレはウインディに問いかける。

「もちろんとうもろこしからなのだ〜」

「はいよ〜」

その後もウインディから注文を受け、ひょいひょいと皿に盛る。

オレとウインディ、二人きりのクリスマスパーティーはウインディのお陰もあって盛り上がり、そしてプレゼント交換に。

オレからはクリスマスプレゼントでイメージされるようなちょっと大きめのプレゼントの箱を。

ウインディからは何やら柔らかいものが梱包された包みが渡される。

「開けていいか?」

そう聞くとウインディはにこやかに頷く。

中身を見てみると、若干不恰好だが暖かそうなギザギザ柄のマフラーが入っていた。

「エヘー、ウインディちゃんがんばって編んだのだ〜」

その言葉を聞き、オレは感極まってウインディをいつも以上になでくりまわした。

「そっか〜。ウインディがわざわざ編んでくれたのか〜。ありがとなぁ〜。よ〜しよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし…」

「くすぐったいのだ〜♪」

そう言うウインディもやはり手を払おうとしない。可愛い。

しばらくして、今度はウインディがオレからのプレゼントを開ける番だ。

「おぉ〜!!」

中身は小さな獅子舞の頭だ。

菊花賞を見に行った帰り、お店の前で物欲しそうに目を輝かせてたからな。

流石にデカいのは場所を取るからサイズは比較的控えめになったが、ウインディの反応を見る限りプレゼントとして正解だったようだ。良かった。

「ぜったい大事にするのだ〜♪」

「オレもウインディからのプレゼント大事にするよ」

まずは飾って置くための永久保管場所の確保を…。

「毎日使ってほしいのだ〜♪」

しなくていいかな!!

その後、オレとウインディは少しだけお出かけした。

まぁお出かけといっても、学園の敷地内を二人で散歩したくらいだけども。

まばらに星が見える冬空の下、外出前にさっそくウインディがせっせと巻いてくれたマフラーは、今まで使った方どの既製品よりも暖かかった……気がする。

 

エヘー♪

 

トレーナーからのプレゼント〜♪

 

だいじにだいじにしまうのだ〜♪




そういえば編み物なんて昔家庭科の授業でしかやったこと無いなぁ…。
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