あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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それと、クローバーの交換先も、せめてsrチケットとかに…、なりませんかそうですか。


レーシングカーニバル。結晶片せめてSRの方だけでも二回交換できるようにしてほしい‥。ダメ?

オレはいつも通り、トレーナー室で資料を作っていたのだが……。

カタカタカタカタカタ…。

「う〜む……」

どうにも仕事の進みが芳しくない。

残業に目を光らせているたづなさんの手前流石に徹夜はしていないが、しかしどうにも睡眠時間が些か足りていないようだ。

そんなに無茶はしていないつもりだったが、こういうのは蓄積するものだしなぁ…。

「仕方ない…」

ガタッ…。

オレはPC前から立ち上がり、ソファーの上に横になる。

流石にコタツで寝るのは風邪を引きかねないのでやらない。

とは言え、授業時間もそろそろ終わるのでウインディの事を考えるとあまり長く寝てはいられない。

チラリと壁にかけられている時計の時間を見やる。

「とりあえず三十分くらいかなぁ…」

携帯を取り出し、アラームをセットしてすぐそばにあるテーブルの上に置く。

充電は問題ないので、途中で切れて、鳴らないなんてマヌケな事にはならないはずだ(即興ギャグ)。

「それじゃ、おやすみ…」

特に誰が聞いているわけでもないが、オレは机の引き出しから取り出したアイマスクをつけると、やはり疲れていたのかそのまま眠りに落ちた。

………………………。

バタァン!!

「トッレーナー!!ウインディちゃんが来たのだー!!」

「zzzzz…」

「のだぁ?トレーナー、寝てるのだ?」

「zzzzz…」

「エヘー♪じゃあウインディちゃんもいっしょに…むー。狭いのだぁ…」

「zzzzz…」

「こーなったら…」

「上にのっかってやるのだ〜♪」

のし…。しっぽパタパタ。

「ウインディ〜…そう慌てるなよ〜」

「のだ!?トレーナー、起きたのだ?」

「zzzzz…」

「なんだ〜寝言だったのだ〜…でも…」

よじよじ……。

「夢でもウインディちゃんといっしょでうれしいのだ〜♪」スリスリ

「う〜ん…」

「のだ?トレーナーどうしたのだ?」

「おもい…」

プチっ…。

「ガブーーーーッ!!」

「あ痛〜〜〜っ!?」

 

頭を襲う謎の痛みで覚醒する。

「え?なになになに?」

「ほはぁ〜っっっ!!」

「え?ウインディ?授業は?」

「ほーほはっはほは〜!!」

「ごめんごめん、ちょっと離して…」

「プハァ…。もう終わったのだ〜!!」

「え、アラームは?」

ピピピピピ…。

ピピピピピ…。

あ、今鳴った…。

「で、どうして噛みついてきたんだ?」

わけを聞くとウインディはほっぺを膨らませて言う。

「ムゥ〜ッ、トレーナーがウインディちゃんのこと重いって言ったのだぁ〜!!」

「え、言った?」

「寝言で言ってたのだ!!」

ぷりぷりと怒るウインディ。可愛い。って言ってる場合じゃないな。

参ったなぁ。全っ然身に覚えがない。

しかし実際にウインディが怒っている以上、これはこっちの落ち度だしなぁ〜。

なによりヘンに言い訳を並べ立ててウインディに嫌われたりでもしたらオレはもう立ち直れないかもしれない。

「ごめんよ〜ウインディ。悪気は無かったんだよ。ホントだ」

精一杯謝る。

そこに偽りはないつもりだ。

「うぅ〜…」

オレからの謝意が伝わってくれたのか、ウインディは少し落ち着いたようだ。

「……じょーけんがあるのだ」

「条件?」

「この前の喫茶店で食べほーだいなのだ〜!!」

え、あそこ結構いい値段するんだが…。

しかし背に腹はかえられないよなぁ…。

割引券を貰って早速使う機会がくるとは…。

それとカロリー管理……。

まぁ頑張ればいっか!!

「うんうん分かった分かった。だから機嫌を直して、な?」

「ならいいのだ〜…」

ほっ…良かった。なんとか怒りを鎮めてくれたようだ。

「それじゃトレーナー」

「うん?」

「こんどはいっしょに寝るのだ〜♪」

そう言うとウインディはオレの上に乗っかってくる。可愛い。

その時だった…。

コンコン。

コンコン…。

「岡本トレーナー?次の資料の件ですが…」

ガチャリ…。

トレーナー室にたづなさんが入ってきた。

いや、それ自体は問題ない。

問題ないんだが…。

「……トレーナーさん?」

尋常でない声色に、オレは自分の状況を再確認する。

ソファーの上で横になるオレ。そこにウマ乗りになるウインディ。

側から見ればどう見てもクロだこれ!!

「あ、いやこれは別にヘンなことをしていたわけでは無く仮眠をとっていたと言うか…」

「………………」ニッコリ

ひぃ!?

目が笑ってない…。

「…ちょっと理事長室まで来ていただけますか?」

有無を言わせない威圧感にウインディまでもが気圧されている。こわい。

「あ、いやでも…」

「いいですね?」

静かな物言いが、さらに恐怖を駆り立てる。

こうなったらこの人は一切の言い訳に聞く耳を持たない。

「はい…」

そんな時、勇気ある言葉が我が担当ウマ娘から放たれる。

「ウ、ウインディちゃんも!ウインディちゃんもいくのだ!!」

「……まぁ良いでしょう。当事者の話も大事ですからね」

結局、オレはウインディの懸命な弁明により事なきを得た。

ありがとうウインディ。いやホントに助かった。

こりゃ食べ放題も妥当かも分からんね。

 

しかし怒ったたづなさん、ホント怖かったなぁ…。

 

 

と、ゆーわけで

 

今度食べほーだいに行かせてもらうのだ〜!!

 

のだ?

 

ちょーど大食いメニューもつくってたのだ?

 

それはよかったのだ〜♪




筆者はたづなさんのこと嫌いじゃないです。

ホントです。
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