あああああウインディちゃんが可愛いんじゃああああ   作:ガラクタ山のヌシ

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汎用性メチャ高ですねコレは(自画自賛)。


(ウインディちゃんが)カワイイカワイイカワイイ〜♪×無限(バクシンバクシンバクシ〜ンのリズムで)

ここはいつものトレーナー室。しかし、今日は何やら珍客がやって来ていた。

「うぅ〜む…」

そしてオレは唸っていた。

どう対応すべきか、もっと言えばどうすれば()()は波風立てずに帰ってくれるか。と言うことに関してだ。

「おや、どうかしたのかい?まるで悩みの種が近くにある時のような反応じゃないか?」

うん。まあ、実際そうなんだけども…。

分かっていて言っているのか、それとも天然なのか…。たぶん前者なんだろうけども。

「いや、去年の三冠ウマ娘兼グランプリウマ娘がこんなとこで遊んでていいのかなぁってさ…」

「ハッハッハ!!なに、グランプリウマ娘と言ってもほんのクビ差だろう?私の目指すところはそこよりもまだまだ遠くてねぇ」

愉快そうにそう言うのはアグネスタキオン。

研究者気質の問題児であるが、前述した結果を出したことによって評価が一転したウマ娘だ。

まぁ、そのたゆまぬ研究者魂とも言える姿勢は誉めるべきなのかどうなのか。判断に苦しむ子ではある。

「しかし、キミもヒマなのか?」

皮肉や嫌味抜きに、純粋に思ったことを訊ねる。

まぁレース後のトレーニングのお休みって言うのは十分に考えられるし、取材の類なんかは去年のうちに済ませてしまった可能性も無いことはないし…。

「おや、そう見えるかな?」

…質問に質問で返されるとは。

「とまぁ、冗談はさておき…」

そう言うとアグネスタキオンはいつの間にか手にしていた袋からゴソゴソと試験管を取り出す。

「この薬の効果をウマ娘で検証してみたくてね!!私からシンコウウインディに言ったところで飲んではくれないだろうが、最近のキミへの態度の軟化からキミが言えば飲んでくれるんじゃないかと思ってね」

うわぁ…、めっちゃ怪しく光ってる。

ピンクに青に黄色に緑…、もう一色あれば戦隊モノが組めるじゃないか。

「心配はいらない。副作用の類がないのはウチのモルモット…もとい、私のトレーナーくんで検証済みだ」

「…ちなみに自分では…」

人間とウマ娘では異なる作用なのではと思い、警戒して聞いてみるが……。

「もちろん飲んだとも。しかしデータを取るには一人分でも多くの検証が不可欠でねぇ…とくにウマ娘の」

自分自身も実験台にするとは、ほんとにマッドだなぁ…。

まぁ、彼女のやり方的にあくまでもお願いというか(てい)をとっている以上、無理強いしてこないだけ良心的なんだろうか…?

「安心したまえ。原材料も口にしても問題無いものしか使っていないよ」

「っていうか、前はウインディを実験台にしようだなんて思ってないって言ってたよな?それにキミとウインディって面識あったのか?」

「まあそこはね。キミの手伝いもあってか上手いこと彼女も成長してくれたしねぇ。面識に関しては以前…と言ってもまだまだ尖っていた頃の彼女にだが、悪戯がうまく行くようになる薬と偽って飲ませてみたことがあってねぇ…それ以来、彼女からは避けられるようになってしまった…というわけさ」

「自業自得って言葉知ってる?」

しまった。つい本音が。

「おや、思いの外ズバッと言うねぇ」

しかし効いていない様子だ。

もっとも、そのくらいの図太さというか、打たれ強さがなければ、問題児と呼ばれるまで学園内での実験を繰り返したりなんてしないか。

「…ハァ、ちなみにどんな効能なんだ?」

「おや?興味が出て来たのかい?」

一瞬、見間違いで無ければ彼女の目がギラリと光った気がした。

「まぁ、効能としては以前にも言った疲労回復薬の上位版と言ったところだね。取り出した順に効能が上がって行くっていう寸法さ」

言いながら手に持つ薬をもう一方の手で順々に指差す。

……どうやら今回に限っては比較的マトモな薬らしい。

それに、学園内にも彼女にわざわざ薬の依頼を出すウマ娘もいることから、多少の信用はあると見ていい…のか?

「はぁ…、わかったよ。とりあえずそこに置いといてくれ。オレが飲んで報告するから」

彼女のトレーナーが飲んでも問題無いと言うことは、人間とウマ娘での効能自体は変わらないようだし。

何よりウチの可愛い可愛いウインディに怪しいものを飲ませるわけにもいかない。

「キミ…、私の言っていたことが分からなかったのかい?私はシンコウウインディにだねぇ…」

アグネスタキオンが不服そうにそう言ったその瞬間。

バタァン!!

「やっと見つけたぞタキオン!!」

急にトレーナー室の扉が開いたと思うと、そこには怒り顔のエアグルーヴの姿が。

「おやおや、副会長殿。そんなに怖い顔をして私に何か用件かな?」

「また教室で無許可の実験を行ったそうだな?」

「そうだったかなぁ?」

アグネスタキオンは小首を傾げてのらりくらりとかわそうとするが…。

「とぼけるな」

エアグルーヴはガシッとその肩を掴む。

「イタタタタッ!なんだよ〜別に無人の教室で無害な煙が出ただけで、何も教室そのものを爆発させたわけじゃないだろ〜?」

そんなことがあったのか。

教室棟から遠いから気付かなかった。

「関係無い。掃除と反省文。終わるまで帰さんからそのつもりでな」

なんとか逃れようと画策するアグネスタキオンにエアグルーヴは釘を刺す。

こうなった彼女に一切の言い訳は通用しないらしい。

「タキオン…、頑張って掃除したら弁当をランクアップするから…」

トドメとばかりに、いつの間にかエアグルーヴの隣までやって来ていた彼女の担当トレーナーからの直接交渉。

どうやらエアグルーヴが連れて来ていたらしい。

まさに飴と鞭。

「ホントだな?絶対だぞ?」

先程とは打って変わり、今度はキラキラと目を輝かせるアグネスタキオン。

「フン。ミキサーに栄養素だけを考慮した材料を全部投入してスムージーにして飲んでた頃とは違うだろう。きちんと調理された栄養が取りたければ気張ることだな」

「え、なにそれは?」

よく腹を壊さなかったなぁ。いや、ウマ娘なら案外平気なのか?

しかし、三大欲求のひとつを交渉材料に入れるとは…トレセン学園生徒会恐るべし。

「うぅ…、わかったよ〜。やればいいんだろうやれば!!」

ほっぺを膨らませながら自分のトレーナーの手を引き現場へ向かう。

そう言うとこは年相応なのかねぇ。

結局、そのまま出て行った客を見送って、オレはそのまま仕事に戻ったのだった。

いやぁ、ホント退屈しないなぁ…。

 

 

さっきの音びっくりしたのだぁ…。

 

!!そうなのだ!!あとでトレーナーに言うのだ〜。

 

きっとおどろくのだぁ〜♪




まだ気が早いですが、ウインディちゃんのバレンタイン回…色々とお話案はあるんですが、アイデアとアイデアが喧嘩してる状態ですなぁ…。
イタズラルートか、いじっぱりルートか、素直ルートか…。
むむむ…。
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