ハイスクールD×D~古代の戦士~   作:ヤマト・ゼロ

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以前別の作品を書いていましたが
会話などの書き方で躓いたので
二次創作を書いてみようと思いましたので
定期的に更新を目指しますのでよろしく。


第一章 旧校舎のディアボロス
第1話「復活」


俺に力が有れば、赤い姿なら守れたのに。鮮血にまみれた

手を見ながら、俺はそんなことを思っていた。頭に浮かん

だその姿はこの手を染めた血と同じ色だった。

 

 

―〇●〇―

 

 

兵藤祐介――俺の名前だ。両親、弟、学校の友達は俺の事

を「ユウスケ」と呼んでいる。青春を謳歌している高校二

年生だ。見知らぬ生徒に[あの人ユウスケさんじゃない?]

と言われた事もあるが、どれだけ俺の下の名前が知られて

いるかわからない。以外に人気者? 顔が良い?、成績優

秀?いや、そんなことはないな。

 

何せこの学校には、もう一人有名な兵藤がいるからな。

そいつの名前は『兵藤一誠』俺の双子の弟だ、あいつは女

子剣道部の部室を覗いたなんて嫌疑をかけられるぐらいエ

ロくて有名だ。本人は覗きを否定しているが信じているも

のは誰一人もいない。

 

家族である俺は信じているあいつが覗きなんて、そんな破

廉恥なこと…。

 

いやぁ、一番に疑いました。

 

実際に現場にいたらしいが、『松田と元浜が邪魔で覗けな

かった』と本人が家で愚痴っていた。俺の名前が覚えられ

ているのも一誠がエロで有名な為。『変態のイッセーと普

通のユウスケ』とセットで覚えられているんだろう。

 

最初は普通ってなんだと思ったが、イッセーのインパクト

が強すぎるせいで普通と思われているようだ。こう見えて

も運動は得意なのだが。

 

そんなエロに情熱を全力で注いでいたイッセーから驚愕の

知らせが訪れた。女の子からの告白!頭を鈍器で殴られた

ような衝撃を受け。これは夢だと疑ったね。

 

俺もイッセーも彼女はいない。最初は何故イッセーに出来

て俺に出来ないとショックを受けたが、今ではイッセーに

初めての彼女が出来たと家族と共にお祝いした。

 

イッセーのエロさをよく知る両親は号泣していたがそれも

無理はない。写真を見せてもらったが、黒髪がツヤツヤで

スレンダーな女の子。名前は天野夕麻というらしい。

驚く事に告白は向こうからで、イッセーは出会った瞬間に

一目惚れしたらしい。

 

『兵藤君! 好きです! 付き合って下さい!』

 

と言われて即OK出したらしい。それこそ、彼女いない歴=

年齢の男にとって、それは夢のまた夢のシチュエーション

だ。『それなんてギャルゲの話?』と言った俺はおかしく

ないけど実際に起こりました。本人も確かに奇跡が起こっ

たと喜んでいた。同時に何かのドッキリ企画だと思ったら

しく、周りに罰ゲームを見守るお仲間がいないか再三疑っ

たらしい。

 

その日からイッセーは変わり心にゆとりが出来たおかげか

自信に満ち溢れていた。俺は勝ったと言いたげな顔だった

のは、素直にむかついたので殴ってやった。

 

そんなイッセーも今日は初めてのデートの日だ。前々から

相談され二人で練ったデートのプランが遂に決行される。

 

イッセーは勝負パンツを買って来てこれで大丈夫かと相談

してきたが、野郎の下着姿など興味もなかったので、

見せる機会なんてないだろうと言ってやった。

 

チェリー根性マックスで臨んだ今日のデート待ち合わせの

3時間前に到着するように出かけて行った。完全にやりすぎ

である。空回りしなければ良いが、俺に予定がなければ後

をついていきたかったが、あいにく今日は所属している新

聞部の活動で博物館に取材に行くことになっている。

 

 

―〇●〇―

 

 

博物館に着くと入口にはオレンジの長髪が特徴の少女大空

奈美先輩が待っていた。

 

「お待たせしました部長!」

 

「遅いわよユウスケ! さぁ早く取材に行くわよ」

 

彼女に連れられてやってきたのは博物館の裏側だった。

 

「今回取材するのはとある遺跡で発掘された調度品よ」

 

俺には唯の模様がついた石や石像にしか見えないんだが、

特ダネに目がない先輩が取材に来たのだから特別なもの

なのだろう

 

「それでこれはどういう物なんですか?」

 

「この調度品に書かれた文字はね最近発見されたばかり

のリントと呼ばれる部族の物なの」

 

要するに最近発見されたばかりの部族の物が何故かこの

街に眠っていたらしい。まだどのような部族かも分かっ

てない為歴史的に価値があるようだそれを今回取材する

事になった。取材はつつがなく終わったが、そこで問題

が発生した。この後うちの学園のオカルト研究部に研究

資料として送る事になっていたが、手配した運送会社の

手違いで今日中に来れないそうだ。俺は帰り道に学園の

近くを通るので小物なら運びますよと提案したら向こう

も急ぎだった為お願いされた。

 

「ユウスケ!それは大事な物なんだから死んでも

守りなさいよ」

 

「わかりました部長!俺が責任持って届けます!」

 

博物館の職員からも念押しで注意された。それにしても

歴史的価値がある物を借りられるってオカ研てすごいん

だな…。

 

どんな人なのか気になるところだな。俺は学園に向かう

途中で公園に入って行くイッセー達を見かけた。急ぎで

はなかったので、好奇心に勝てず気づけば、俺は二人の

後を追いかけた。

 

 

―〇●〇―

 

 

※時間は家を出た朝まで遡る

 

イッセーside

 

待ち合わせ時間はクリア。何せ夕麻ちゃんが来る三時間

前に現地到着してたもん。

 

前を通り過ぎるメガネっ子を百まで数えたぜ!途中、

わけのわからないチラシ配りに怪しげなチラシを手渡さ

れたりしたけどな。

 

『あなたの願いを叶えます!』って

 

怪しげな魔法陣が描かれたオカルトなものだ。相手が美

人で無かったら貰わなかったのに。…捨てたいけど、

いま捨てに行けないし、ポケットに入れておきますか。

んで、夕麻ちゃんが到着したら言ってやったね。

 

「いや、俺もいま来たところだから」

 

決まった! つーか、言えた。これを、俺はずっと言い

たかった!そんな俺らは手を繋いで歩き出した。感動し

たね。美少女な彼女とお手々繋いでぶらりとデート!

感動して目から熱い水が出るところだっぜ。服や小物を

見たりしてデートを満喫した。お昼は高校生らしくファ

ミレスだったけど、夕麻ちゃんは美味しそうにチョコパ

フェを食べてた。ああ、これぞ若者のデートだって痛感

したよ。俺はいま生きてるって実感できた。なんてこと

を思っていたら、もう夕暮れですよお客さん!クライマ

ックスは近づいてる夕暮れの公園。人気はなく、俺ら以

外は居なかった。そのおかげでエロい妄想はさらにヒー

トアップしたね。もっとエッチなハウトゥ本を詳しく呼

んでおくんだった!

 

「今日は楽しかったね」

 

バックの夕暮れの太陽がいい演出になっているぜ。

これはキスの予感がする。

 

「ねぇ、イッセーくん」

 

「なんだい、夕麻ちゃん」

 

「私たちの記念すべき初デートってことで、ひとつ、

私のお願い聞いてくれる?」

 

これは来たか!

 

「な、何かな、お、お願いって」

 

動揺が隠せなかった。そして、はっきりと俺に向かっ

て言った。

 

「死んでくれないかな」

 

…は?

 

「…え? それって…あれ、ゴメン、もう一度言って

くれない?なんか、俺の耳変だわ」

 

聞き間違いだ。そう思いたかった。そう思ってた。

当たり前だ。だから聞き返したんだよ。

 

でも。

 

「死んでくれないかな」

 

笑いながら言うその姿に俺が動揺していると。

 

バッ。

 

夕麻ちゃんの背中から黒い翼が生えた。

 

 

―〇●〇―

 

 

ユウスケside

 

彼女の背中から黒い翼が生えた瞬間に俺は駆け出して

いた。あれは人間ではないと、俺の本能が言っていた。

 

「貴方とのデートも初々しくて楽しかったわよ」

 

ブゥン。

 

低い音を立てながら光の槍が彼女の手に現れた。

 

「イッセー!危ない!」

 

俺はイッセーに体当たりして突き飛ばすとギリギリで

槍を避けることができた。だが預かっていた荷物にか

すっていて。中から石のようなベルトがこぼれ落ちた

その時ベルトの中央部が光り頭の中にイメージが流れ

込んでくる。それは赤い鎧の戦士が怪物と戦っている

映像だった。

 

「なんだ今のは!?」

 

「ユウスケ!」

 

振り向くと彼女が光の槍でこちらを狙っていた。

間一髪で避けると俺はベルトを拾い腰へ当てる。

 

「すみません部長こいつを使います」

 

するとベルトは強い光を発して体の中に吸い込まれる

 

「ベルトがユウスケの中に吸い込まれた⁉︎」

 

「グッッ、グッゥ 熱い‼︎」

 

「何をする気か知らないけど、せっかくの狩を邪魔し

たんだから貴方はいたぶって殺してあげる」

 

彼女は俺の首を掴み。宙吊りにする。こんな細い腕の

どこにこんな力が!

 

「おおぉ!ユウスケを離せ!」

 

イッセーが俺を助けようと彼女へ殴りかかる。

 

「邪魔よ、貴方はそこで兄弟が死ぬ様を見てなさい」

 

イッセーは腕の一振りで吹き飛ばされてしまう。

俺はそのまま地面へ投げ飛ばされた。

 

「ハァッ! ハァッ! やられる!殺される!」

 

ツカツカとこちらへと彼女は歩いてくる。すぐに殺せ

るはずなのに完全にあそんでやがる。

 

「うぁぁあ!」

 

近づいてきた彼女が怖くなり、俺はたまらずパンチを

繰り出す。

 

「クゥッ」

 

力をそこまで入れてないのに彼女は怯む。俺は不思議

に思うが自身の体を見て驚愕した。殴った腕が白い鎧

に変わっていた。

 

「変わった!?」

 

「これなら!うおおお!」

 

俺はパンチやキックとラッシュを叩き込む。最後の1発

で彼女を吹き飛ばした。俺の姿は色こそ違うがイメー

ジで見た姿へと変貌していた。

 

「セイクリッドギアの覚醒⁉︎ 唯の人間が舐めるな!」

 

彼女は先ほどの倍はあるだろう光の槍を生み出す。

 

「くたばれぇ!」

 

俺は咄嗟に腕でガードした。

 

ドサッ。

 

だが槍は俺ではなく、横に居たイッセーを貫いていた

 

…え。

 

「フフフ…、残念ね彼を助けられなくて」

 

…何で…。

 

イッセーの死が受け入れられない俺は。呆然と立ち尽

くしてしまった。

 

「そう、その顔が見たかったの。さあ、貴方も

死になさい」

 

その言葉に振り返ると光の槍が目の前へと迫っていた。

 

ドン。

 

光の槍は俺の腹を貫いていた。槍を抜こうとしたが、

触れる前に槍は消えてしまう。後に残るのはポッカリ

と穴が空いた俺の腹だけ。血が大量に吹き出して周り

に広がる。頭がクラクラし、気がついたら俺は倒れて

いた。姿も元の姿に戻っている。ツカツカと彼女の近

づいてくる音がする。

 

「ごめんなさいね。彼が私達にとって危険因子だった

から始末させてもらったわ。貴方はついでね。恨むな

ら自分の弱さとその身にセイクリッドギアを宿らせた

神を恨んでちょうだいね」

 

…セイ、なんだそれ?そんなものの為に俺たちは…。

問いただそうにも。もう声も出ない。彼女の足音が

遠ざかる。意識も薄れていく。残るのは後悔だった。

イメージ通りの赤い姿になっていれば、勝てたかも

しれないのに…。イッセーを見れば手に着いた血を

見て呆然としている。二人とも助からないだろう。

視界もぼやけてきた。もう死ぬのか…。もし生まれ

変われるのなら、俺は…。

 

「私を呼び出したのは。貴方達ね」

 

突然、俺の視界に誰かが映りこみ、声をかけてくる。

目がボヤけてしまっているせいか、もう誰かすらわ

からなかったが、それは知らない声だった。

 

「死にそうね。傷は…へぇ、面白い事になってるじ

ゃないの。そう、貴方達がねぇ…。本当、面白いわ」

 

クスクスと興味ありげな含み笑い。…何がそんなに

面白いんだろうか…?

 

「どうせ死ぬなら、私が拾ってあげるわ。貴方達の

命。私の為に生きなさい」

 

意識が途絶える寸前、俺の目に映ったのは、鮮やか

な紅い髪だった。




死んだと思ったユウスケだったが、
翌日も普通の一日を迎える。
だけど、異変もあった。
自身の身体能力が上がっていた。
自分の身に何が起きたのか、
不思議に思うユウスケ。
そしてもう一つ、皆の記憶から
「天野夕麻」の記憶が無くなっていた。
あれは夢だったのか…それとも…。
そんなユウスケ達の前に現れた者とは!

次回、第2話「異変」

見てくれよな
評価、感想いただけると嬉しいです!

外伝でやってほしいコラボは?

  • 仮面ライダークウガ(五代雄介)
  • 仮面ライダーディケイド
  • 忍者戦隊、忍風戦隊、手裏剣戦隊揃い踏み
  • その他(希望があれば感想へ)
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