ハイスクールD×D~古代の戦士~   作:ヤマト・ゼロ

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未来から来た囚人を追って
やってきたタイムレンジャー!

だが、ジャックの罠にはまり
タイムレッドのユウキが攫われてしまう!

彼らを追ってユウスケ達も
過去へ飛ぶ!


第100話「時空の彼方」

過去side

 

タイムホールからタイムマシンが出てきて

近くの山へと墜落した。

 

ガラガラガラッ!ドォォオオオオオオオンッ!

 

「はあ、やっと止まったわね。

一時はどうなるかと思ったけど、

何とかなったわ」

 

墜落したタイムマシーンから、

ルージュがふらつきながら現れる。

 

「よし、追っては巻いたわ、これでまた自由よ!」

 

追っ手を撒いて喜ぶルージュだったが、

 

ザシュッ!

 

「え?」

 

ルージュが突然の衝撃に驚き自身の腹を

見下ろすと大剣が自身の腹を貫いていた。

 

「な、んで?」

 

ルージュが振り向くと自身の腕を大剣に変化

させたジャックが立っていた。

 

『簡単な話だ、お前はもう用済みなんだよ』

 

ドシャッ!

 

切り捨てたルージュを見てジャックはそういう。

 

『あとは此処にある例のブツを手に入れるだけだ』

 

ジャックはそう言い残し、その場を去っていく。

 

 

 

「私も馬鹿ね…、あんな甘い言葉に騙されるなんて」

 

 

傷を負って意識の薄れる中、

ルージュは自分に近づく小さい影を見た。

 

 

―〇●〇―

 

 

現代side

 

「それじゃあ、貴方達の話を

聞かせてもらおうかしら」

 

リアス先輩がタイムレンジャー達へ呼びかける。

 

「そうね、協力してもらおうってのに、

何も教えないってのは筋が通らないわね」

 

タイムピンクは納得したかのように呟く。

 

「まずは自己紹介からね。私はタイムピンクのユウリ、

我々は不法な歴史修正などを監視する公的機関時間

保護局の局員です」

 

「俺はタイムブルーのアヤセだ、よろしく」

 

「俺はタイムイエローで元プロファイタードモンだ!

よろしくな!」

 

「僕はタイムグリーンのシオンです」

 

タイムレンジャーの四人が順に自己紹介をする。

 

「よろしくな。俺は…」

 

「貴方の事は良く知っています兵藤祐介さん!」

 

シオンがそういいユウスケの手を握ってくる。

 

「お、おお…」

 

「ユウキ君のお爺さんってこともありますが、

貴方の伝説はいくつも知ってます!流石は…」

 

シオンが何かを言おうとした時、

ユウリがその口塞ぐ、

 

「そこまでよシオン、この時代の人間に

未来の話はタブーよこれ以上規則を破れば

今度こそ処分を受ける事になるわよ」

 

「す、すみませんユウリさん」

 

ユウリに怒られ反省するシオン。

 

「規則を破るって以前に何か問題でも起こしたのか」

 

俺の質問にアヤセが苦笑いをしながら応える。

 

「ああ、過去に残した仲間を助けるためにな

規則を破ったのさ」

 

仲間を助けるためにか、

 

「それで、さっきのジャックという怪人は何者なの?」

 

リアス先輩が先ほどのジャックについて尋ねる。

 

「奴は以前ロンダ―刑務所の半永久独房・ヘルズ

ゲート収容されていた囚人だ。奴は多くの施設を

破壊したことで終身刑を受けた危険人物だ」

 

「奴の目的は何なの?」

 

「その話をする前にシオン、チェンジャーの調整を

お願いできる?」

 

「わかりましたユウリさん」

 

シオンは頷くと、ユウキが使っていたチェンジャー

をユウスケの腕に取り付け道具を取り出し弄り始める。

 

「これは何をしているんですか?」

 

俺が状況の説明を求めるとシオンが作業を進めながら

応えてくれる。

 

「今、クロノチェンジャーのセンサーを弄って

祐介さんをユウキ君だと誤認させています

そうすれば祐介さんをタイムレッドに変身

させることができます」

 

「なぜユウスケを変身させる必要が?」

 

「それは、ジャックを追うためよ。

そのために彼の協力が必要不可欠なの」

 

俺の協力?

 

ユウリが俺の方へ視線を向け話を続ける。

 

「私達が乗ってきたタイムマシンである

タイムジェットは正規隊員五人が揃う事で

初めて時間移動が可能なの。奴はどういう

わけかその条件を知っていた。だから初め

てタイムマシンが作られたこの時代に私達

を誘い出してユウキの体を奪い、更に過去

へ逃げたのね。そうすれば、自分たちを追

う私達をこの時代に足止めできるから、

でも、貴方をユウキの代わりにタイムレッド

へ変身させれれば、直ぐにジャックを追い

かけることができる。今追えば奴が逃げた

時代もわかるはずよ」

 

ふと、俺は気になったことを訪ねる。

 

「そういえば、シオンさんが俺の事を

ユウキのお爺さんって言ってたけど、

君達の言い方だと結構先の未来から

来てるような言い方だったけど、

100年くらい先の未来から来たのか?」

 

「いや、俺達が来たのは約1000年後の未来

からだ、あんたは悪魔で長命種だからな、

俺達の時代でも存命だよ」

 

ユウスケの質問にドモンが笑いながら答える。

 

1000年!?そんな長生きしてるのかよ!

え、まってそんなに長生きしてるのに

俺に孫しかいないのか?

それとも彼もああ見えて俺より年上か?

 

「それで、攫われたユウキが本当に

俺の孫だってのか」

 

「ええ、彼は貴方のお孫さんのユウキ、

です、なので親族である貴方達の事や、

リアス・グレモリー様の事も知って

いるんです」

 

ピピッ!

 

「出来ました!これで行けます!」

 

クロノチェンジャーから電子音が聞こえると

シオンが笑顔で皆に伝える。

 

「よくやったわシオン。これで準備は

出来たわね。じゃあ、改めてユウスケ君

ユウキを助けるために貴方の力を貸して

くれないかしら?」

 

ユウリはそういい俺に向かって

手を差し出してくる。

 

「もちろんだ!ユウキは俺の孫なんだろ

なら断る理由なんてないだろ?自分の未来は

自分の手で取り戻すさ!」

 

俺はユウリの手を握り歩み出す。

 

「すみません、リアス先輩。勝手に決めて」

 

「いいのよ、行ってきなさいユウスケ!」

 

『よし、起動コードはクロノチェンジャーだ

時空間でクロノ粒子を装着して緊急戦闘モード

タイムレンジャーになる!』

 

『クロノチェンジャー!』

 

ユウスケ達がクロノチェンジャーに触れると

スーツが装着されていき五色の戦士へと

変身する!

 

俺達はタイムジェットへ搭乗し、

タイムホールへと向かっていく!

 

「奴らの向かった先が分かりました、

ここから更に10年前のドイツです!」

 

「なら、向かうわよ!」

 

「ああ、タイムジェット発進!」

 

タイムジェットが加速して、タイムホール

を生み出し突入する!

 

 

―〇●〇―

 

 

~2000年~⇒~1990年~

 

タイムジェットがタイムホールを抜けると、

山岳地帯へと現れた。

 

「ここにジャックが…」

 

地上を見下ろしユウスケは呟く。

 

「あそこを見てください、何かが落下して

木をなぎ倒した跡があります!」

 

シオンが指さす先には木がなぎ倒されており、

一直線に土が抉れた跡があった。

 

「直ぐに向かいましょう!」

 

薙ぎ払われた木々の先へとタイムジェットを

向かわせ、発見したタイムマシンの近くへ

俺達は飛び降りる。

 

「タイムマシンの中は空か、とりあえず、

こいつをどうにか隠さないといけないな」

 

アヤセがタイムマシンの中を確認する。

 

「おい、これを見てくれよ!」

 

その時、ドモンが大きな声で呼びかける!

 

俺達がドモンの元へ集まると彼が指さした

場所を確認するとそこには大量の血が落ちていた。

 

「まさか、ユウキ君の物でしょうか?」

 

シオンが最悪の予想を話すが。

 

「タック、これが誰のものか確認できる?」

 

『確認しよう、私の中へ採取した血を』

 

タックの前面部が開き中へと血を入れる。

 

『解析が完了した。結果から言えばこれは

ユウキの物ではない。宝石窃盗犯ルージュ

のものだ』

 

「じゃあ、墜落の際に大けがしたって事か?」

 

俺の質問にタックは首を横に振り応える。

 

『いや、タイムマシンの中に血液は

落ちていなかった。これは墜落後に

負った傷だろう』

 

まさか、仲間割れを起こしたって事か?

 

「とりあえず、重要な手掛かりよ

血はこの先へ続いているわ。

彼女を発見してジャックについて

聞き出すわよ!」

 

『了解!』

 

ユウリの掛け声で俺達は血の

痕跡を追跡する!

 

しばらく追跡していくと、

血痕は森の中の一軒家へと続いていた。

 

「ここにルージュがいるのか?」

 

「その様ね血痕は家の前で途切れている」

 

俺達が家の前で様子を伺っていたその時、

 

ガチャッ

 

家の扉が開き一人の少女が出てきた。

 

「あれ、貴方達は誰?お姉さんの友達?」

 

少女が俺達に気づくとそう訊ねてくる。

 

「友達ではないけれど、知り合いね。

彼女怪我している様だけど、大丈夫なの?

中にいるのかしら?」

 

「はい、お姉さんは中にいます。

でも傷が酷いので、傷薬を作るための

薬草をこれから取りに行くの」

 

少女はかごを手に持っていた。

こんなところに一人で住んでいるのか?

 

「ところで、君の名前は?」

 

「えっと、私はロビン」

 

ロビン!?もしかしてロビン先生か!?

 

「ロビンちゃんか良い名前だね

ところで、ご両親は何処かな?」

 

ドモンがロビンちゃんの頭を撫でながら

そう聞くと彼女は突然俯いてしまった。

 

「お父さんもお母さんももういないの

一年前に死んじゃった。でもお母さんの

お友達だったおじちゃんが、たまに

来てくれるの」

 

ロビンちゃんは俯きながらそうこぼす

その様子にドモンはやっちまったと

言わんばかりにうろたえる。

 

「ド、ドモンさん!」

 

「わりぃ、悪気は無かったんだよ!」

 

「それで、彼女は何処にいたのかしら?」

 

慌てる二人をほおっておいて

ユウリがロビンに訪ねる。

 

「えっとね、向こうの方で凄い音がして

見に行ったら、あのお姉さんがお腹を

抑えて倒れてたの」

 

なるほど、この子はジャックに出会っては

いないのか。

 

「どうやら、ジャックの手掛かりは

無さそうね。なら、周囲の捜索を行いましょう」

 

「お姉さん達誰か探してるの?

それだったら、近くに村があるから

そこに向かったのかも」

 

「ありがとう、ロビンちゃん。

じゃあ、俺達は村に向かう事にするよ」

 

アヤセはロビンちゃんの頭を撫でながら

そう、返事する。

 

「というか、ルージュの事は良いのか?]

 

「今の彼女はそっとしていた方がいいわ

私達じゃ、治療する術はないし、ここは

この子に任せておきましょう。

ジャックの件が解決したら迎えに来ましょう」

 

「お姉ちゃんを連れてっちゃうの?」

 

「そうね、ロビンちゃんのおかげで、ある程度

回復はするでしょうけど、やっぱり医者に診て

貰った方がいいから、病院に連れて行きたいの

 

「そっか、私と一緒で一人だったから助けて

上げたかったんだけど、その方がいいよね」

 

この子はやっぱり寂しかったんだな。

 

「大丈夫だよロビンちゃん、今は一人かもしれ

ないけど、いつか必ず、君を大事に思ってくれる

仲間に出会える!この俺が保証するよ!」

 

そう、アザゼル先生や俺達グレモリー眷属

も大事な仲間だからな!

 

「ありがとう、お兄ちゃん」

 

ロビンちゃんは顔を上げて笑顔でそういう。

 

 

「………」

 

その様子をベッドの上でルージュは黙って

聞いていたのだった。

 

 

ユウスケ達が村へと向かおうとした

その時だった。

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

 

「な、なんだ!」

 

「爆発です!向こうの方からです!」

 

俺達がそちらへ視線を向けると

煙が立ち上っていた。

 

「ロビンちゃん、あっちは村のある

方角かい?」

 

「ううん、あっちは村の近くの

遺跡があるあたりだよ!」

 

遺跡!もしかしてジャックの狙いは

それか?

 

「直ぐに向かうわよ!」

 

『おう!』

 

 

―〇●〇―

 

 

ユウスケ達が遺跡の方へとやってくると

ゼニット達が遺跡を破壊しているところだった!

 

『ほう、もう追いかけてきたのか?

思っていたより優秀なようだな』

 

遺跡の前に佇んでいたジャックが振り返り

そう言う。

 

「ここに何の用だ!何故破壊するんだ!」

 

俺の問いにジャックは何か考えるような

そぶりをし、応える。

 

『そうだな、此処まで頑張って追ってきたんだ

褒美に教えてやるよ。此処にはなとある部族の

鎧が眠っているのさ!本来の歴史ならこの遺跡

は突然の崩落で鎧ごと消えてしまった!

だから俺はこの時代に来たのさ、破片でも

俺なら取り込むことができるからな』

 

なるほど、それで遺跡の入り口を破壊しているのか。

 

「なら、黙って見ているわけにはいかないわね

行くわよ皆!」

 

『おう!』

 

ユウスケ達は腕のクロノチェンジャーを構える。

 

『クロノチェンジャー!』

 

5人が腕のブレスのボタンを押すと、

瞬時にタイムスーツが装着される!

 

『タイムレンジャー!!』

 

「ジャック時間保護法違反により逮捕するわ!」

 

ユウリがエンブレムを掲げ宣言する!

 

『ふん、お前達にこの俺が止められるものか!

ゼニット共!』

 

『ゼニットッ!ゼニットッ!』

 

ジャックが叫ぶとゼニットが更に現れる!

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

突如遺跡の方から更なる爆発音が!

 

ガラガラガラッ!

 

突然の爆発で遺跡の入り口を塞いでいた

瓦礫が砕かれており、入り口が姿を現す!

 

『ハハハッ!これで鎧は俺の物だ!』

 

ジャックは笑いながら遺跡の中へと入っていく!

 

「待て!ジャック!」

 

俺が直ぐに後を追おうとするがゼニット達が

行く手を阻んでいく!中にはジャックの能力で

鎧を纏っている奴も交じっている。

 

「くそ!邪魔をするな!

クロノアクセス!」

 

『ダブルベクター!』

 

5人はダブルベクターを呼び出し!

剣を指でなぞる!

 

ヒートアップ!スパークエンド!

 

赤いエネンルギーを剣に纏わせると

周囲のゼニットに向け回転斬りを放つ!

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

ユウスケの周囲にいた多くのゼニット達は

一刀の元切り捨てられる!

 

ヒートアップ!ベクタースラッシュ!

 

ピンクのエネルギーを剣に纏わせると

ユウリの目の前のゼニット達を袈裟斬りにする!

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

ヒートアップ!ベクターブラスト!

 

アヤセが青いエネルギーを剣に纏わせ

高くジャンプして急降下斬りを放つ!

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

ヒートアップ!ベクターディバイディング!

 

ドモンが黄色いエネルギーを剣に纏わせ

ツインベクターで連続斬りを放つ。

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

ヒートアップ!クロスベクター!

 

シオンが緑色のエネルギーを剣に纏わせ

ダブルベクターをハサミのように構え、敵を切り裂く。

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

五人はそれぞれの技で鎧を着たゼニット達を

倒して行く!

 

「後は俺達に任せてユウスケお前は先に行け!」

 

ドモンがゼニットを倒しながらそう叫ぶ!

 

「で、でもこの数を四人でなんて!?」

 

ドモンはゼニットを殴り倒しながら

話を続ける。

 

「は、俺様は元プロファイターだぜ!

お前ひとり分の穴ぐらい俺が埋められる

さっさと行ってユウキを連れ戻してこい!」

 

「ありがとう!皆!」

 

俺は皆に礼を言い遺跡の中へと駆け出した!

 

 

―〇●〇―

 

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

しばらく進むと、更なる爆発音が先から聞こえてくる

俺は更に進み奥を目指すと、大きな石の扉へと突き当たる。

 

だが、目の前の石の扉は先ほどの爆発で崩れていた。

 

扉の前にはジャックが佇んでいた。

 

『追いついたか、やはり貴様は

たどり着くんじゃないかと思ってたぜ』

 

ジャックは振り返りそうおれに語り掛ける。

 

「どういう意味だ!」

 

ジャックは近くの壁を指さし語りだす。

 

『ここが何の遺跡か?何も知らずに来たんだろう?

なら、教えてやるよここはリント族の遺跡さ!』

 

なっ、ここにリント族の遺跡があったのか!

 

『まだわかってないようだな。リント族の鎧って

ことはクウガであるお前を強化するための物でも

あるはずだ!それを取り込めば俺は最強の帝王に

なるんだ!』

 

「それがお前の本当の目的だったのか!」

 

リント族の鎧!?まさかクウガのベルトの事か?

 

『ようやく手に入るぞ!クウガの鎧は

俺の物だ!』

 

ジャックあ入っていった部屋の中はには

至る所に石像があるだけで、鎧らしき物

はどこにも無かった。

 

『馬鹿なここには俺が最初にたどり着いた筈だ

何故、鎧がない!?まさかガセネタか!』

 

バキィッ!

 

ジャックは近くの壁を殴りつけ怒りをあらわにする。

 

「ジャック!お前の企みも此処までだ!」

 

ユウスケがジャックに声を掛けて部屋の中へと入る。

 

ピカッ!

 

突然ユウスケの腰にアークルが現れる!

 

「な、なんだ!」

 

アークルの霊石から光が伸びてゆき室内の像に

吸い込まれると、石像が光り出し石から金属の

体へと変わっていく。

 

クワガタを象った金属の像『ゴウラム』が突然動き出す!

 

『カディル・サキナム・ター』

 

ガキィンッ!

 

突然ゴウラムが飛び上がり!

ジャックを吹き飛ばしてこちらへ向かってくる!

 

「うお!?」

 

俺はこちらへ突っ込んできたゴウラムを間一髪の

所で横に避ける!

 

『やっぱり鎧はあったんだな!待ちやがれ!』

 

ジャックが先ほどのゴウラム

を追いかけ外へ向かう

 

「あ、待ちやがれ!」

 

ユウスケもそのあとを急いで追いかける!

 

 

―〇●〇―

 

 

ジャック達を追いかけて外へ出ると、ゴウラムは

空へと飛びあがりどこかへ逃げていく!

 

『逃がすかぁ!』

 

ジャックは周囲に散らばっていたゼニットを

吸い寄せ下半身をバイクへと作り変える!

 

ギュルルルルルッ!

 

ジャックはタイヤを高速回転させて走り出す!

 

「クソ!流石にこのままじゃ追いつけない!

これならバイクでも持ってくるんだった」

 

ユウスケが悔しそうに遥か先の

ジャックを見つめていると。

 

『ユウスケ、クロノアクセスを使え!

ユウキの専用マシンを呼び出すんだ!』

 

「分かったクロノアクセス!」

 

俺がクロノチェンジャーを操作すると

召喚されたのは、俺が普段乗っている

トライチェイサー2000に似ているバイクだった。

 

『それは君の乗っていたトライチェイサーの

後継機だ!それでなら奴を追えるはずだ!』

 

ブオンッ!

 

俺は即座にバイクにまたがりジャックの後を

追いかける!

 

『は、そんなバイクで俺に勝とうとでも!』

 

ジャックの後ろへと追いついた俺に

ジャックは振り返り笑いかける。

 

「カー・ムー・ソーサディ・ター」

 

すると、俺達が追っていたゴウラムが急に

速度を落としたかと思うとユウスケの乗る

バイクの頭上へやってきて、ゴウラムが変形し

トライチェイサーと合体する!

 

『な、なんだと!』

 

「こいつは以前ディケイドと戦った時の!」

 

『なら、お前を倒してその鎧を手に入れてやる!』

 

ジャックは即座にUターンし、こちらへ突っ込んでくる!

 

「うお!?」

 

ユウスケは即座に躱し、停車する。

 

ブオンッ!ブオンッ!ブオオンッ!

 

ジャックも同様に停車してエンジンを吹かしている!

 

「行くぞジャック!」

 

『掛かってこい!タイムレンジャー!』

 

ブオオオオオオオオオンッ!

 

バチィッバチッ!

 

ユウスケのアークルに雷が走ったかと思うと

アークルに金色の装甲が発生し、

同時にトライゴウラムにも金色の装甲が生み出される!

 

ドオンッ!

 

「うおおおおおおおおッ!」

 

バイクでの渾身の突撃は、ジャックのバイクを破壊し、

 

先端の牙でジャックをそのまま運んで行く。

 

キキィィィィィッ!

 

『うおっ!』

 

俺はバイクを急停止させジャックを吹き飛ばす!

 

『くそ!な、ここは!』

 

俺達は遺跡の前へと戻ってきていた。

 

「待っていたわよ!ジャック!」

 

そこへ待ち構えていたユウリ達がユウスケの元へ

集まってくる!

 

「いくわよ!アサルトベクター!」

 

ユウリがスパークベクターを頭上へ投げると

追加ユニットが装着され、『アサルトベクター』

が完成する!

 

「ビートアップ!アサルトバーニング!」

 

バシュウウウウンッ!

 

ジャックへ向けたアサルトベクターから

特大のエネルギー弾が発射される!

 

『く、仲間でもお構いなしか!だが甘い

パージする!』

 

ジャックは即座に鎧を展開させ

エネルギー弾は生身のユウキへと直撃する!

 

『はっはっは、まさか仲間を見捨てるとはな!』

 

ユウキに取り憑いていた鎧が集まり二頭身サイズの

鎧騎士となる。

 

「それはどうかしら?」

 

『何?』

 

ゆらっ、

 

ジャックの背後で何者かが立ち上がる!

 

「DVディフェンダー!」

 

バキュンッ!

 

『ぐわぁ!な、なんだとお、お前は!』

 

ジャックが振り返るとそこには銃を構えたユウキが

立ち上がっていた。

 

『ば、馬鹿なあの一撃を食らって何故無傷なんだ!』

 

無傷の様子のユウキにジャックは動揺を隠せないでいた。

 

「さっきの一撃は見かけだけ派手にしただけの

張ったりよ。まあ、貴方ならすぐに逃げ出すと

思っていたわ」

 

「ユウキ君、これを!」

 

シオンがユウキへ何かを投げる。

 

「サンキューシオンさん!」

 

ユウキが投げられたものを腕につけると

 

「タイムファイヤー!」

 

ユウキの叫びと共にユウキの体をクロノスーツが

装着され炎の戦士が現れる!

 

『く、形勢逆転のつもりか!俺にはまだ

奥の手が残っているのさ!』

 

ジャックがそういうと、遺跡の破片が集まってくる

 

『今度こそお前達を始末してやる!』

 

「タック!」

 

『了解!緊急システムの発動を依頼!

ジャックの装甲には剣が有効だ!

シャドーαを使え!』

 

「行くわよ!」

 

ユウリがフライヤーを呼び出そうとした

その時、

 

『ゼニットッ!ゼニットッ!』

 

大量のゼニット達が現れた。

 

『どうする、俺にかまけてそいつらを

ほうっておけば村人たちを殺して回るぜ!』

 

くそ、卑怯だぞ!だがジャックだって無視できんだろ!

 

「ユウリさん、ゼニット達は俺が相手する

だから爺ちゃんと一緒にジャックを倒してくれ!

迷惑をかけた分はしっかりと働くからさ!」

 

「分かったわ、此処はユウキに任せましょう!

私達はタイムロボでジャックの相手よ!」

 

「了解!デルタフォーメーション

タイムロボシャドーアルファ!」

 

ユウスケの掛け声と共にジェット機が五機に分離、

赤い戦闘機が胴体となり、四機の戦闘機が変形し合体する!

そしてタイムシャドーと合体し、タイムロボシャドーα

が誕生する!

 

「行くぞ!プロディバイダー!」

 

シャドーアルファが専用ソード『プロディバイダー』

を構える。

 

「一気に行くわよ!バーチャルネット」

 

ユウリの掛け声と共にタイムロボの肩から

エネルギー状のネットがジャックを捉える。

 

プロディバイダーを円を描くように振りかざし、

ジャックに向けて振り下ろす!

 

「ブリザードスラッシュ!」

 

ガキィンッ!

 

ジャックを斬りつけた瞬間プロディバイダーは

破損してしまっていた!

 

「な、なんだって!」

 

奴の装甲は俺達の思ってた以上に強固だった

様で、少しの亀裂を作っただけであった!

 

『そんな攻撃が俺に効くかよぉ!』

 

ババッババババンッ!

 

ジャックの指先からエネルギー弾が

撃ちだされタイムロボは直撃してしまう!

 

『マズイ、このままではダメージがデカく

なってしまう直ぐに合体を解除するんだ!』

 

タックの通信に従い俺達はすぐにタイムシャドーと

の合体を解除する!

 

「マズイですよ。タイムシャドーは動かせません

タイムロボだけでは奴の装甲は貫けません!」

 

シオンの言う通りだ、亀裂が入っているとはいえ

時空剣では奴を倒すことは出来ない!

 

どうする…。

 

その時だった!

 

 

「ジャァァック!良くもやってくれたわね!」

 

 

ドドドドドドドドド!

 

突如、タイムマシンがジャックに

向けて突っ込んでいく!

 

ガシッ!

 

ジャックはすんでの所でタイムマシンを掴んだが、

ロケットの勢いを抑えるので精いっぱいの様だった!

 

『はっ!裏切られたから仕返しか!

裏切ってばかりの怪盗の癖に

頭に来たってか!』

 

「いいえ、気にしてないわ、

それにね裏切りは女のアクセサリーよ

女性は秘密を着飾って美しくなるのだから」

 

カッ!

 

「タイムレンジャー、ロビンにありがとうって

伝え解いてちょうだい…」

 

ドオオオオオオオオンッ!

 

「な、なんで!?」

 

突如タイムマシンが発光したかと思うと

大爆発を起こした!

 

『まさかλ2000のエネルギーを暴走させたのか!』

 

タックが爆発の原因に驚愕する!

 

『く、くそ、まさか自爆するなんて…」

 

あの爆発を至近距離で受けたジャックは

装甲が崩れ落ちておりボロボロの状態だった。

 

「彼女が作ってくれたこのチャンス

無駄にしないわよ!」

 

「時空剣!」

 

ユウスケが時空剣を取り出すと剣は十字に展開する!

 

「プレスブリザード!」

 

ザァアンッ!

 

タイムロボは時空剣でジャックに斬りかかる!

 

『タイムアップ!』

 

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!

 

 

―〇●〇―

 

 

ジャックを倒し回収した俺達はロビンちゃん

の元へと訪れていた。

 

「そうなんだ、お姉ちゃんもう病院に

行っちゃったんだ…」

 

ロビンちゃんが薬草を取りに行った間に

ルージュは抜け出しあの戦いに介入した様だった

 

そこで俺達はロビンちゃんにはルージュは

先に病院へ送ったとせつめいしたんだ。

 

「うん、ルージュは貴方に感謝してたわ

ありがとうって伝えてって」

 

「うん、お姉ちゃんが元気になってくれるなら

良かった。お別れいえなかったのは寂しいけれど

お姉ちゃんに元気になってまた会おうって伝えて

くれますか?」

 

「ええ、わかったわ出会えるか分からないけど

会ったら伝えておくわ」

 

「お願いします」

 

「「「バイバーイ」」」

 

俺達はロビンちゃんに別れを告げ、

その場を離れる。

 

「ルージュは何で俺達を助けてくれたんだろうな?」

 

「奴も根は良い奴だったんだろう」

 

もしかしたら彼女もロビンちゃんを

助けたかったのかもしれないな。

 

俺達はタイムジェットで現代へと向かうのだった

 

『キー・ムー』

 

そして、タイムジェットの後を

小さい影が後を追っていた。

 

―〇●〇―

 

 

「というわけで、ジャックは無事に倒して、

ユウキは取り戻してきました!」

 

「そう、良かったわ」

 

俺は無事に現代まで戻ってきて

リアス先輩へ報告をしていた。

 

「それで、相談なんですが

あれをどうしましょうか?」

 

俺はそういって窓の外を見ると

ゴウラムがこちらを見つめていた。

まさか、過去から俺を追いかけてくるとは

 

「そうね、この子は貴方の使い魔に

するといいわ」

 

使い魔!?こいつを使い魔にか!

 

「まあ、使い魔にする方法はあとで

教えてあげるわ」

 

「ありがとうございます」

 

「そういえば、ユウスケ。

あのタイムレンジャーとか言う

奴等はどうしたんだ?」

 

ゼノヴィアが俺に訪ねてくる

 

「ああ、流石に過去の人間とこれ以上

関わるのはマズいらしく挨拶も早々に

未来に帰っちゃったよ」

 

「そうか、ユウキはユウスケの孫

なんだろう。彼に訊けば誰がユウスケの

嫁なのか聞くことができたのにな」

 

ああ、確かに顔は俺にそっくりだけど

俺の嫁って誰なんだろう?

 

もしかして、ユウキが平気で婆ちゃんとか

呼びそうだったから、合わせずに行ったの

かもしれないな。

 

「まあ、この間の戦いでユウスケは

私の告白を受け止めたからな奴は

私の孫かもしれないな!」

 

「ちょっとどういう事ユウスケ!」

 

「うう、ユウスケさん…」

 

「ユウスケ君…」

 

ゼノヴィアの発言に奈美先輩、アーシア、

イリナの三人がこちらを睨んでくる!

 

「ちょっと待ってくれよ!あれはそういう話じゃ

無いだろう!あれって告白なのか!?」

 

そんな三人の怒気にうろたえるユウスケ!

 

「まさか、私の気持ちを弄んだのかユウスケ!」

 

ゼノヴィアもユウスケの反応に怒りをあらわにする!

 

「ユウスケ!」「ユウスケさん!」「ユウスケ君!」

 

四人に詰め寄られ逃げ出すユウスケ!

 

「いや、こういうのはイッセーの担当だろ!

違う!そんなつもりは無かったんだよ!

俺は無罪だ~!助けてくれユウキ~」

 

「待ちなさい!ユウスケ~」

 

 

―〇●〇―

 

 

「はっくしょん!」

 

「おいおい、風邪かよユウキ!」

 

突然のくしゃみに驚くドモン

 

「いや、誰かに噂されたのかも

にしても若い時の爺ちゃんともっと

話しておきたかったな~」

 

アヤセはユウキのボヤキに呆れたように答える。

 

「仕方ないだろ。お前の場合直ぐにボロが

出そうだしな。これ以上過去に干渉は出来ないだろ」

 

「確かに、婆ちゃん達に出会ったら普通に

呼んじゃいそうだな。爺ちゃんに迷惑かけるか」

 

「でも凄い体験でしたね!あれがいずれ覇王と

呼ばれる男なのかぁ。サイン貰っておけばよかった」

 

シオンさんが悔しそうに呟く。

 

「今回は彼に助けられたから何とかなったけど

ユウキ!貴方は徹底的にしごいた方がよさそうね」

 

「うへえ…。でも迷惑かけちまったからな

頑張ります!」

 

ユウリの宣言にユウキはうんざりそうに応える。

 

『よし帰ろう。我々の時代へ』

 

タックの掛け声と共にタイムジェットは

タイムホールの中を加速するのだった!




修学旅行で京都へやってきたユウスケ達

初めての京都に浮かれるユウスケ達だったが、
突然、襲ってきた妖怪の集団!

これは英雄派の仕業なのか!?

俺達の修学旅行はどうなるのか!?

第八章「修学旅行はパンデモニウム」

是非見てくれよな!

外伝でやってほしいコラボは?

  • 仮面ライダークウガ(五代雄介)
  • 仮面ライダーディケイド
  • 忍者戦隊、忍風戦隊、手裏剣戦隊揃い踏み
  • その他(希望があれば感想へ)
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