ハイスクールD×D~古代の戦士~   作:ヤマト・ゼロ

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アマダムの中からガミオの存在が
いなくなったことを知るユウスケ!

彼が復活するまでにどれ程の時間が
あるのだろうか?

そして京都へ到着したユウスケ達は
さっそく京都の洗礼を受けるのだった。


第103話「伏見稲荷」

新幹線内でアーシア特性の昆布おにぎり

を食べ終えた頃、

 

『間もなく京都に到着いたします』

 

ふと、アナウンスが流れた。

 

ようやく、京都に着いたのか。

 

新幹線が駅のホームに停車し、

俺達は荷物をっ持って、そのまま外へ出た。

 

「ついに京都か!思っていたより広いな!」

 

京都駅の天井は広いアトリウムになっている。

東京にも負けてないや、まあ、日本屈指の

観光地だしな利用者の量考えれば妥当か、

 

「見ろ、アーシア!伊勢丹だ!」

 

「は、はい、ゼノヴィアさん!伊勢丹です!」

 

興奮気味のゼノヴィアとアーシア。

どこにでもあるものでもあれこれと

指さして反応し合っている。

 

「天界にもこんな素敵な駅が欲しいわ!」

 

イリナは違う方向で興味津々らしい。

 

「集合場所はホテル一階ホールじゃったな。

ほれ三人とも駅に夢中になるのもいいが、

さっさと向かわんと自由時間が無くなるぞ」

 

班のまとめ役である月詠が俺達に声を

かけてくる。

 

全員集まると、月詠がしおりを取り出して

集合場所を確認していた。

 

「さて、ホテルは駅周辺か…。今出てきたのが

西改札だから…バス停の方面に出て、右方向じゃな」

 

月詠の案内で駅の外へ出ようとしたその時だった。

 

「きゃー!痴漢!」

 

突如、駅内で女性の悲鳴が聞こえてくる。

 

「お、おっぱいを…」

 

男性が手をわしゃわしゃさせながら、

痴漢行為を行ってたが、周りにいた

男性たちに取り押さえられていた。

 

京都も物騒なようだな

 

その様子を見てスイッチがそうこぼす。

まあ、ああいう手合いは何処にでもいるんだな。

 

「取り押さえられておるようじゃし、

さっさとホテルへ向かおうか」

 

俺達は月詠の言う通り駅を出て数分歩いていると、

大きな高級ホテルが姿を現す。

 

その名も「京都サーゼクスホテル」!

魔王様の名前は京都でも影響力があるようだな。

 

少し離れたところには「京都セラフォルーホテル」

が建っている。

 

まさか、去年先輩方が来るからって建てさせた

ホテルじゃないだろうな。

 

このホテル、確かグレモリーが裏で運営

しているはずだ。だから、格安で部屋が用意できたと。

 

入り口に立つボーイさんに学生証を見せると、

ホールのほうまで丁寧に説明してくれた。

 

きらびやかで豪華絢爛な造りのロビーを見て、

月詠とスイッチは圧倒されていた。

 

凄いな、こんなホテルに二年生全員を泊らせる

なんてな、これもリアス先輩の実家の力か?

 

まあ、冥界の貴族だからな財力や影響力はそれは凄いよ。

 

しかし、ゼノヴィアの反応は薄い。

 

「うーむ、すごいと思うが部長のお宅に

比べると若干見劣りするか」

 

あたりまえだ、あっちは正真正銘の城だぞ。

只のホテルと比べるなよ。

 

ロビーから少し進んだ先にホールの入り口

が見える。入ると、広いホールには既に

かなりの数の駒王学園の生徒が集まっていた。

 

時間が来ると各クラス、班ごとに点呼が始まり、

いない人の確認などが始まった。

 

全員ホールの床に座り、先生達の注意事項に

耳を傾けていた。

 

アザゼル先生とロスヴァイセさんは何やら

二人で話し込んでいるようだが…。

 

すると、ロスヴァイセさんの番になって、

生徒達の前に立った。何か注意事項があるのか?

 

「百円均一のショップは京都駅の地下ショッピング

センターにあります。何か足りないものがあったら、

そこで済ませる様に。お小遣いは計画的に使わない

とダメです。学生のうちから豪快なお金の使い方を

してもろくでもない大人になるだけですよ。

お金は天下の周り物。あれやこれやと使っていたら

すぐになくなります。だからこそ百円で済ませなさい。

百均は日本の宝です」

 

ここで百円均一の話か!?

すごい熱弁してるけど、場所まで調べてたのか。

 

ロスヴァイセさん、日本に来てから百均で買い物を

済ませてばかりだったけど、そこまでハマっていた

とは、元ヴァルキリーの琴線に触れる物が、百均には

数多くあるようだな、確かに便利だけどさ。

 

ああ、アザゼル先生も額に手をやってまいっている

様子だったロスヴァイセさんとの会話とか大変そう

だな。

 

ロスヴァイセさんのお話はそこそこで終わり、

他の先生に交代した。その先生の最終確認が始まる。

 

ロスヴァイセさんは就任してすぐに生徒からの人気

を得た。美人で真面目なのにどこか抜けているから、

そこが男子にも女子にも人気が出ている。

さらに生徒と歳が近いため、「ロスヴァイセちゃん」

って親しみを込めて呼ばれていたりもする。

 

「と、以上に気をつけてください。それでは部屋に

荷物を置いたら、午後五時半まで自由行動をしていい

ですが、遠出は控えてください。範囲は京都駅周辺

までとします。五時半までには部屋に戻るように」

 

前に立つ教師の最終確認を聞いた後、

 

『はーい』

 

二年生全員の返事でホールでの点呼及びホテル内の

注意諸々、午後の行動についての説明が終了した。

 

各々荷物を持って、ホテル出入り口でホテルの従業員

から部屋のキーを受け取る。洋室の二人部屋らしい、

これだけ豪華なホテルだからな部屋も期待が出来る。

 

駒王学園の生徒が泊まるホテルの部屋は広い洋室の

二人部屋だ。なかに通されると大きなベッドが二つ

と京都駅周辺を窓から一望できる風景を目の当たり

にする。

 

「凄いな窓からの景色も良いのかよ」

 

駒王学園に入学して良かったと改めて思うな

 

俺達は自身に割り振られた部屋を見て感動していた。

 

それで、この後の時間はどうするんだ?

 

「ああ、さっきアザゼル先生から聞いたんだけど、

今回の旅行で問題が発生したときに話し合う場所が

イッセーに割り振った部屋で行うらしいからな

先に場所を確認してくるよ。一人部屋らしいし

どんな部屋が割り振られてるか気になるしな

スイッチも一緒に来るか?」

 

いや、よしておこう。俺はパソコンのメンテ

を終わらせておくさ、アップデートがあるから

今のうちに終わらせておかないとな

 

「了解、なら行ってくるよ」

 

俺は部屋を出てイッセーの部屋へと向かう

会議用の部屋でもあるからか、生徒達の泊まる

部屋とは別の階に用意されているようで、

俺は上二つ階を上がり、目的の部屋へ向かうと

そこには廊下の隅に一部屋だけ明らかに他と

違う和風な引き戸が設置されていた。

 

「はあ!?なんでここだけ和式なんだよ?」

 

俺は驚きながらも、中へ入ると内装を見て

さらに驚く、そこには古ぼけたテレビに

丸テーブルしかなく、部屋の広さは八畳一間

 

中にはイッセーの他に松田と元浜がイッセーの

待遇に笑っていた。

 

さらにロスヴァイセさんもおり、部屋の理由を

説明しているようだった。

 

「おっす、イッセー、一人部屋がどんなのか

見に来たぜぇ。此処だけ同じ建物とは思えんが

まあ、どんまい」

 

俺がイッセーに向けてサムズアップすると、

 

「同情するなら、部屋変わってくれよ!

俺だって同じ豪華な洋室が良かったよ!」

 

「というわけで、私は教師の会合があるので

あとは任せます。午後は自由行動ができると

いってもハメを外さないように。…京都の

皆さんに迷惑をかけてはダメですよ?」

 

『はーい』

 

俺達四人は元気よく返事する。

 

「さて、まずはアザゼル教諭を探すところから

始めないと。あの人…ホールでの確認を終えて

早々に姿をくらまして…。これだからグリゴリ

の総督は……」

 

と、文句をつぶやきながらロスヴァイセさんは

部屋を後にした。

 

アザゼル先生はさっそく消えたのかよ。

まあ、あの人の事だから京都の町を

遊び歩ているだろうな。

 

すると、元浜が京都の地図を出しながら

声を掛けてくる。

 

「なあ、イッセー、ユウスケ。午後の

自由時間、本来の予定にはないけど伏見

稲荷にいかないか?」

 

「伏見稲荷?あー、鳥居がすげー

並んでいるところか?」

 

ああ、前にテレビで見たことあるな。

 

「そうそう。京都駅から一駅で行けるんだとさ。

さっき、他の先生に訊いたらOKが出たんだ」

 

「へぇ、先生の了承得てるなら行って損ないかもな」

 

イッセーの意見に松田もカメラ

のレンズを拭きながら言う。

 

「行けるところは行ける時に行かないと京都の

名所は見て回れないぜ?」

 

「じゃあ、アーシア達も誘って行くか!」

 

俺の提案に三人が応じる。

 

「「「おーっ!」」」

 

 

―〇●〇―

 

 

京都駅から一駅進んだところに「稲荷駅」があり、

そこから下車することで伏見稲荷への参道に

入る事が出来る。

 

俺達は電車に数分揺られて稲荷駅へと到着した。

 

「おーっ、見ろ、アーシア、イリナ。

珍しいものが沢山店頭に並んでいるぞ」

 

「わー、かわいい狐ばかりですね」

 

「ここでお土産ちょこっと買っても

お小遣い足りるかしら?」

 

着いて早々教会トリオはさっそく京都の

空気を堪能していた。こうして楽しんでいる

ところを見るとアーシア達は普通の女学生

と何ら変わらないな。

 

「美少女トリオの京都風景。まずは一枚目!」

 

隣で松田がアーシア達をパシャリと撮影していた。

 

「これ、盗撮はいかんぞ!許可ぐらい貰わんか!」

 

月詠が半眼で物申していた。

 

一番鳥居を抜け、大きな門が出てきた。

両脇に狛犬の様な狐の像が立っている。

 

「…魔除けの像だな。本来なら、私達魔なる

存在を寄せ付けない力があるのだが、

例のパスのおかげで騒ぎは起きないようだ」

 

と、ゼノヴィアが狛犬もどきの狐を

見ながら言う。

 

「やはり、見られているか?」

 

俺達が駅に降りてから誰かの視線を感じる

誰かに監視されているのだろう。

 

「ま、当然だろう。私達は悪魔と天使だ。

ここを司る者にとってみれば外部からの

異質的存在だ。事前に話は行っている

だろうが、それでも一応の監視はするのだろう」

 

まあ、考えてみればそうだろう、

京都は日本の超常的な存在が集まっている

という、彼らからしたら俺達はなわばりに

入ってきた部外者だろうしな。

 

周りを気にしつつも無事に門を抜けられた。

進むと本殿。さらに歩くと稲荷山に登れる

階段が見えてくる。俺達は写真をとりながら

進んでいたが、ついに千本鳥居を見ながら

山登りという挑戦をすることになる。

 

歩き始めて数十分。

 

「…ぜーはー…ま、待ってくれ…。どうして

お前達はそんなに動けるんだ…?」

 

元浜はすでに息が上がっていた。

松田がため息をはきながら階段の上から言う。

 

「おいおい、元浜。情けないぞ。

アーシアちゃん達だってまだ元気だってのに」

 

月詠も松田も運動神経はいいからな

これぐらいなら大丈夫だろう。

 

まあ、俺達は悪魔だから基礎能力は人間より

上がってるからな。それに訓練もしているから、

これぐらいで根は上げないさ。

 

まあ、スイッチが来てたら似たようなことに

なってたかもな。

 

流石にパソコンを持って登山は厳しいからな。

 

途中、休憩所のお店を見ながらも伏見山への

挑戦は続く。元浜はすでに息切れ状態だった。

 

「おー、絶景って奴かな」

 

「はい、素晴らしいです!」

 

「なら、写真を撮っておこう。そういえば、

この山は地元の学校の走り込みコースにも

なっておるらしい。今日は走っていない

見たいじゃがな」

 

ゼノヴィアアーシアが伏見稲荷の山風景に感動し、

月詠が地元の情報を教えてくれながらカメラで

風景を収めていた。

 

しっかし進めど進めど赤い鳥居が続いている。

終りが見えてこない。しかも鳥居には会社や

お店の名前が記されている。なにかご利益でも

あるのだろうか?

 

すると、

 

「わりぃ、俺、ちょいとお先に

てっぺんまで行ってみるわ」

 

イッセーが俺達に声を掛け走り出してしまった。

 

「おいおい、グループ行動だろこれは、

仕方ないな。月詠、皆を頼むなあのバカを一人

にするわけにはいかないから追いかけるわ」

 

「ああ、気にするな元浜もいるから

わっちたちはゆっくり昇っていこう」

 

俺は月詠に後を任せてイッセーを追いかける!

 

イッセーは他の観光客の邪魔にならないように

階段を上がっていく。途中分かれ道もあったが

どうやら直感で進んでいる様だ、

 

コイツ…合流することわかってるのか?

 

そうこうしてるとなんとか頂上らしき場所に出る。

だが、そこには古ぼけたお社があるだけだった。

 

辺りは木々でうっそうとしていて、

まだ日がでているというのに薄暗い。

マズイ居場所に出たか?

 

ザァァァァ…。

風で木々がざわめく。観光地だというのに人気もなく

俺達以外にだれも居ない。

 

「お、おい…イッセー。此処は一旦」

 

俺が戻ろうとイッセーに声を掛けようとしたが

当のイッセーはお社に手を合わせてお願いをしている。

本当に…能天気だな。

 

「もういいか?流石に戻るぞ」

 

「ああ、悪い悪い」

 

俺達がその場を後にしようと。

 

「…京の者ではないな?」

 

っ。

 

突然の声。周囲に気を配らせると…。

 

周りを囲まれている。明らかに人間じゃない気配が

複数存在する。強さはそこまでじゃないが数は

けっこういるな。気配がいきなり出現したぞ!

 

身構える俺達の元に現れたのは巫女装束を着た

小さなかわいらしい女の子だった。

 

「…女の子?」

 

キラキラ光る金髪に、金色の双眸。

小学校低学年ほどの容姿だ。

 

だが、頭部に生えているもので人ではないと

判断できる。

 

獣の耳。

 

小猫ちゃんみたいに頭部に耳が生えている。

妖の類だろうか?おしりからももふもふな

尻尾が揺れている。伏見稲荷のお狐様か?

 

いや、なんでそんな存在が俺達の元に?

やはりここは立ち入り禁止の場所だったか?

 

などと思っていると狐の少女は俺達を激しく

睨み、吐き捨てるように叫ぶ。

 

「余所者め!よくも…ッ!かかれっ!」

 

少女の掛け声と共に林から山伏の格好の黒い

翼を生やした頭部が鳥の者と神主の格好を

して狐のお面を被った奴等が大量に出現する!

 

「おおっと!なんだなんだ!か、カラスの、

て、天狗…?狐?」

 

初めての相手に驚くイッセー、

こいつらは鴉天狗に狐か?

 

少女は容赦なく指を俺達に向ける。

 

「母上を返してもらうぞ!」

 

鴉天狗と狐が同時に襲い掛かってくる!

 

「変身!」

 

俺は瞬時に変身し、攻撃をかわしていく!

数がいるだけで、なんとかさばけるが、

 

「は、母上?何を言ってんだ!俺達は

お前の母ちゃんなんて知らないぞ!」

 

イッセーが少女にそう叫んだ。

俺達をだれかと誤解しているのか?

京都に来たばかりの俺達が知るわけもないし。

 

「嘘をつくな!私の目は誤魔化しきれんのじゃ!」

 

ならその目は節穴だろ!ったく、そう言いたいけ

どな相手を逆上させるだけだしな。

 

とりあえず、今は避けることに集中するしかない!

 

だが、鴉天狗の錫杖がイッセーに降りかかる!

イッセーがその一撃を受け止めようとしたその時!

 

ギンッ!イッセーの代わりに相手の錫杖を

受け止めた人影が。

 

「どうした、ユウスケ、イッセー」

 

「何々?妖怪さんよね?」

 

ゼノヴィアとイリナが加勢しに来てくれた!

 

二人はお土産屋で買ったと思われる木刀を

手にしていた。少し遅れてアーシアも駆け付ける。

 

俺達五人が集まったことで、少女一行は驚き、

怒りを一層深めた様子だった。

 

「…そうか、お前達が母上を…もはや許すことは

できん!不浄なる魔の存在め!神聖な場所を穢し

おって!絶対に許さん!」

 

俺達が悪魔だから犯人だって決めつけてるのか!?

話し合いは出来そうにないな!一方的に決めつけら

れて不快だが、とりあえずこの場を凌ぐぐらいは

しても問題ないだろう。

 

「アーシア!リアス先輩から例の物を

受け取っているな?」

 

「はい!」

 

俺の問いにアーシアがスカートのポケットから

グレモリーの紋章入りカードを取り出した。

 

あれは京都で有事の際にその場にいないリアス先輩の

代わりに俺達のプロモーションを承認できる代理認証

カード。アーシアは修学旅行の間、それをリアス先輩

から預かったんだ。

アーシアが持っている理由は、俺達どちらかと常に

一緒にいるであろう者にこのカードを持たせた方が

いいからだった。確かに俺とアーシアは修学旅行中、

常に一緒だしな。

 

「超変身!」

 

俺は『群青のクウガ(ナイトフォーム)』に姿を変える。

流石に京都の観光地で破壊力のある姿ではマズいからな。

リアス先輩からも念を押されているからな。

 

「よっしゃ、『騎士』でプロモーション!」

 

イッセーも同様に『騎士』に昇格する。

 

『Explosion!!』

 

イッセーは更に神器の力を発動する!

 

ゼノヴィアとイリナは木刀だが、あの二人なら、

木刀でも物を破壊できそうだしな。一応注意は

しておくか。

 

「ゼノヴィア、イリナ、よくわからない相手だが

ここは京都だ。理不尽な状況だけど、相手と周辺

を傷つけるわけにはいかない。できるだけ追い返す

程度にとどめよう」

 

「「了解」」

 

俺の意見に二人共応じてくれた。

 

バッ!

 

一斉に少女の一味が襲い掛かってきた!

 

「新幹線で覚えた呪文が早速役に立ちそうだな」

 

「プロモーション『僧侶』!」

 

俺は『僧侶』に昇格し、鴉天狗に向かい手をかざす。

 

『ポレイド!』

 

俺の手から緑色の粘液が鴉天狗へと噴射される!

奴は錫杖を振り回し、粘液を防ごうとしたが、

僅かに当たっていた。

 

よし!これを続けていこう!

 

俺は奴等の攻撃をかわしながら粘液を当てていく

すると、攻撃を食らった奴らが次々と痺れて

倒れていく。

 

ゼノヴィアとイリナは木刀で攻撃をいなし、

相手の獲物を破壊しながら圧倒していた。

イッセーも敵の攻撃を避けて蹴り飛ばす

ぐらいに留める。アーシアも手裏剣忍法

を駆使して相手を翻弄していた。

 

俺達の方が上手だと感じた奴らは、後方に

退いていった。

 

少女は俺達を憎々しげに睨んだ後、手を上げる。

 

「…撤退じゃ。今の戦力ではこやつらに勝てぬ。

おのれ、邪悪な存在め。必ず母上を返してもらうぞ!」

 

少女がそれだけ言い残すと、一迅の風と共に連中は

消えて行った。

 

俺っ体は構えを解いて、意味不明で理不尽な

襲来に困惑を残してしまった。

 

京都。

 

万が一は想定してた。起きては欲しくなかったが、

俺達の知らない所でもう何かが起きているようだな。




修学旅行中に突然の襲来!
だが、敵と呼ぶには様子の可笑しい
連中であったが、ユウスケ達は
無事に誤解を解くことは出来るの
だろうか?

そして、奴の計画を阻止する
為にユウスケは立ち上がる!

次回、第104話「阻止」

是非見てくれよな

外伝でやってほしいコラボは?

  • 仮面ライダークウガ(五代雄介)
  • 仮面ライダーディケイド
  • 忍者戦隊、忍風戦隊、手裏剣戦隊揃い踏み
  • その他(希望があれば感想へ)
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