ハイスクールD×D~古代の戦士~   作:ヤマト・ゼロ

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町中でカーチェイスを繰り広げるユウスケ!

敵の狙いは何なのか!

またも異世界へと飛ばされた
ユウスケの前に一人の仮面ライダーが
立ちふさがる!




番外編 異世界とのクロスロード[キバ編]
第117話「Wake Up」


「待ちやがれ!」

 

「誰がまつかぁ!」

 

俺は今、町中をバイクで走り抜けていた!

 

「ちょっとユウスケ!

もっとスピード上げないと逃げられるわよ!」

 

後ろから奈美先輩が叫んでくる!

 

「そんなこと言ってもこっちは

二人乗り何ですから無茶言わないでくださいよ」

 

何故俺達がこんなカーチェイスをしているかというと。

新聞部の取材で奈美先輩とバイクで向かっていた所、

人外の化け物が窃盗事件を起こしていると連絡を

受けて現場に急行すると、青いコブラの怪人が

バイクを盗み走り出したところだった。

 

「それで、アイツは何者なの?

こんな白昼堂々と現れるなんて、

グロンギって奴なの?」

 

「いえ、グロンギではないですね。あいつらは

戦闘狂だから、殺人ならするでしょうが、こんな

犯罪なんて起こさないですよ。あいつは恐らく、

ジーク達と同じイマジンだと思います」

 

先ほど、奴の体から砂の様なものがこぼれるのを

見た間違いないだろう。

 

「でも、どうするの?このまま

追いかけ続けるって言うの?」

 

「いえ、俺に考えがあります。

奈美先輩、ちょっと失礼しますよ」

 

「きゃ、ちょっと!」

 

俺は後ろに座っていた奈美先輩を抱きあげて

自身の前で横抱きにする。

 

「危ないのでしっかり捕まっててください」

 

俺がそういうと、バイクの上空に魔方陣が

現れ、魔方陣が光ると機械の甲虫『ゴウラム』

が姿を現す。

 

『シェンク・ゾー・ター』

 

「行くぞ!ゴウラム!」

 

俺の掛け声と共にゴウラムが変形し

トライチェイサーと合体する!

 

「な、なにぃ!」

 

合体したトライゴウラムに驚くコブライマジン

 

「行きますよ!奈美先輩!」

 

ユウスケはバイクを加速させて、

コブライマジンに突撃する!

 

フロントの角にオーラが収束し、

コブライマジンが乗るバイクへと

叩きこむ!

 

ドォォォォンッ!

 

「ぐあぁぁぁあああああ!」

 

ユウスケの突進に吹き飛ばされた

コブライマジンは叩きこまれた

オーラを浴びて消滅する。

 

キキィィィィィ

 

コブライマジンを倒したことを確認し

停車するユウスケ。

 

「やっつけたの?」

 

「ええ、倒しました」

 

俺はバイクから降りて奴が倒れていたところを

確認する。

 

「こいつ、なんで逃げてたんですかね?

今までのやつらだったら、襲ってくるのが

普通だったのに」

 

「そういえば、さっきの怪人どこか

目指してたように感じたけど…」

 

俺達がそんな風に奴の行動について

考えていた時だった。

 

シュゥゥゥゥゥゥンッ!

 

突如、銀色のオーロラが俺達めがけて

迫ってきた!

 

「奈美先輩!」

 

「な、なんなの!」

 

分断を警戒して、俺は瞬時に奈美先輩の

肩を掴む。

 

俺達が銀色のオーロラを通ると、

周りの景色が、昼の街道から夜の公園へと

変わっていた。

 

「ここは、公園?」

 

「あれを通ったって事はここは

多分異世界だと思うんで気を付けて下さい」

 

俺達が突然の転移に驚いていたその時、

 

ガサッ!

 

バァンッ!

 

突然の銃声に俺は奈美先輩を庇い、

オーラを纏った拳で銃撃を払う!

 

『アンチポーン』

 

突如、不思議な声が聞こえたかと思うと。

ユウスケの拳にポーンの駒に斜線の入った

紋様が浮かび上がる。

 

「大丈夫、ユウスケ!」

 

「俺は大丈夫です。でもこれはいったい」

 

銃撃に驚くユウスケだったが、即座に

追撃を警戒するが、周りは静まり返っており

先ほどまであった何者かの気配は忽然と

消えていた。

 

「どうやら、さっき攻撃した奴はいなくなった

見たいです」

 

「何者なの?」

 

「分かりません。異世界なのでここの住人に

警戒されて攻撃されたのかもしれません」

 

先ほどの攻撃に疑問を持っていた二人の

所に近づいてくる人影があった。

 

「この気配間違いない。ようやく見つけたよ。

悪魔のクウガ」

 

こちらへやってきたのは、吸血鬼の様な

見た目をした仮面ライダーだった!?

 

「まさか、仮面ライダー!?」

 

「僕の仲間を、タツロットを返せ!悪魔め」

 

 

ー〇●〇ー

 

 

襲い掛かってきた仮面ライダーキバにユウスケは

真紅のクウガ(マイティーフォーム)で対応する。

 

「よくも僕の仲間を!何が目的だ!」

 

「ちょっとまてよ!人違いだ!話を聞いてくれ!」

 

「人違いな物か!この気配間違いない!」

 

『よし行くぜ渡!』

 

「いくよ!バッシャー!」

 

『バッシャーマグナム!』

 

何処からともなく緑色の銃が

飛んできて、仮面ライダーがそれを掴むと、

掴んだ右腕全体を鎖が撒きつき、解き放たれると

緑色の魚人の様な腕へと変身し、胸と目も

緑色に変貌し、

 

銃撃戦に対応した姿。

仮面ライダーキバ バッシャーフォームへと

フォームチェンジする。

 

バババンッ!

 

キバはこちらへ水の弾丸を撃ちだしてくる!

 

「ちょっと!待って!私達は敵じゃないわ!」

 

「危ないですから、貴方は下がっててください!」

 

奈美先輩がキバを止めようとするが、

彼は奈美先輩に離れる様に言い

攻撃の手は止めなかった!

 

「くっ、こうなったら戦うしかないか!」

 

話しの通じないキバに対してユウスケも腹をくくる。

 

「遠距離戦なら負けないぜ、超変身!」

 

ユウスケがベルトに手をかざすが、

クウガの姿は変わらず、真紅の姿のままだった!

 

「な、なんで変わらないんだ!」

 

「隙ありだ!」

 

バババンッ!

 

「ぐぁあああ」

 

動揺していたユウスケの隙を逃さず、

キバはバッシャーマグナムでユウスケ

を撃ち抜く!

 

「くそっ!もしかしてこの紋様のせいか!

ならいつもの三形態以外で戦うしかないか!

超変身!」

 

ユウスケはベルトに手をかざし、

緑のクウガ(ペガサスフォーム)へと変身する!

 

「この姿は長期戦は向かないからな速攻で

終わらせてやる!」

 

ユウスケがグリップだけの機械を取り出し、

魔力を流し込むと、グリップの先に銃身が現れる。

 

「よし、うまくいったな!」

 

簡易的な銃となったそれが、クウガの力によって

ペガサスボウガンへと姿を変え、ハンドルを引く!

 

「撃たせるか!」

 

バババンッ!

 

ボウガンを構えるユウスケに対して、キバは

撃たせるものかと、バッシャーマグナムで攻撃してくる!

 

バッ!

 

ユウスケは即座にその場を飛び退き攻撃を避け

瞬時に攻撃姿勢に入る。

 

バァンッ!

 

ペガサスボウから撃ちだされた空気弾は

キバの右腕に命中し、バッシャーマグナムを

弾き飛ばす!

 

「ぐぅっ」

 

カラァン!

 

「まだだ、頼むよドッガ!」

 

『ドッガハンマー!』

 

キバットバット3世が紫色の笛を吹くと

何処からともなく、紫色のハンマーが飛んでくる!

 

それをキバが両手でつかむと

両腕、胸が鎖が包み、鎖が弾けると

頑強な鎧へと姿を変え、目は紫色に変わる

 

怪力と防御力を誇るパワータイプ

仮面ライダーキバ ドッガフォームへと

フォームチェンジした。

 

ブォンッ!

 

キバが巨大なハンマーを薙ぎ払い攻撃してくる。

 

「パワータイプかならこっちも

超変身!」

 

ユウスケもパワータイプのキバに対抗し、

紫のクウガ(タイタンフォーム)に変身する。

 

「ちょっと、ユウスケ!私達には戦う理由は

無いのよ!ここは誤解を解かないとダメよ!」

 

「下がっててください奈美先輩!

話し合いでどうにかなる相手じゃないです!」

 

ユウスケはそう奈美に叫ぶと銃に変形していた

グリップに魔力を再度流すとグリップの先に

剣先が現れ、タイタンソードへと変形する。

 

ギィィィィンッ!

 

ユウスケはキバを斬りつける!

 

「この程度!」

 

ブォンッ!

 

ギィィィィンッ!

 

キバとユウスケがお互いに武器を

振りかぶる!

 

「クッ!」

 

二人が相打ちとなりキバは先ほどの腕への

ダメージもあり、ドッガハンマーを落としてしまう。

 

「なら、来い!ガルル!」

 

『ガルルセイバー!』

 

キバットが青い笛を吹くと、

何処からか、青い剣が飛んで来た!

 

キバがその剣を左手で掴むと、

左腕と胸に鎖が包み、弾けると

狼の様な腕に変わり、目も青色に変化する。

 

高速での接近戦に対応した姿

仮面ライダーキバ ガルルフォーム

へとフォームチェンジした。

 

キィィィン!

 

ガキィンッ!

 

キバとユウスケが剣で斬り合いし、

鍔迫り合いが続く!

 

ザァァンッ!

 

「ぐあぁぁ!」

 

次第に早くなる剣速にタイタンフォームでは

対応出来なくなりユウスケはガルルセイバーで

切り裂かれてしまう!

 

「は、速い!この姿じゃ流石に不利か

なら、超変身!」

 

キバの早く荒々しい剣戟に対応するために

スピードとジャンプ力に特化した

青のクウガ(ドラゴンフォーム)に変身する!

 

ユウスケはグリップを今度はドラゴンロッド

へと変形させる。

 

ブォンッ!ブォンッ!

 

ユウスケはドラゴンロッドを振り回し構える!

 

「よし、こいつなら!行くぞキバ!」

 

「来い!悪魔め!」

 

二人の激闘はまだまだ続く!

 

「もう!なんで戦いを止めてくれないの!」

 

そんな二人の姿に奈美は怒りを爆発させるのだった!

 

 

―〇●〇―

 

 

カァンッ!カァンッ!

 

もう何合もガルルセイバーとドラゴンロッドを

打ち付けあっていた。

 

「ハァ、ハァ、まったくいつまで続ける気だ」

 

「それは、こっちのセリフだいい加減に

僕の仲間を返してくれ!」

 

カァンッ!カァンッ!

 

「だからさっきから言ってるだろう!

俺はそんなこと知らねえよ!」

 

「そんな言葉信じられるか!」

 

同じ話の押し問答である、キバの誤解は

もう解ける事は無いのだろうか!

 

ザァァンッ!

 

「うわぁ!」「ぐぁああ!」

 

お互いの攻撃が命中し二人共基本フォームの

赤の姿へと戻ってしまう!

 

「く、もうこうなったら、君には

消えてもらうよ!」

 

キバはそう言うと赤い笛を取り出した。

 

「行くよキバット!」

 

『おうよ渡!ウエイクアップ!』

 

キバットが笛を鳴らすと、

夜空の三日月が輝きを増し、キバが右足を

掲げるとキバットが足を拘束していた

鎖を噛み砕く!

 

「ハァ!」

 

キバが片足で空高くまで跳躍し三日月を

バックにこちらへ蹴りの構えを取る!

 

「このままやられてたまるか!

うおおおおおおおお!」

 

ユウスケは拳にオーラを集め迎撃の構えを取る!

 

「ハァアアアッ!」

 

キバがライダーキックを放ったその時だった!

 

蜃気楼(ミラージュ)=テンポ!幻想妖精(ファタ・モルガナ)!』

 

奈美の声が響く!

 

そして、キバは真紅のクウガにキックを叩きこんだが!

クウガは幻だったのか煙の様に消えてしまった!

 

ドカァァアンッ!

 

空ぶったライダーキックは地面に当たると

衝撃音と共に地面に紋様を刻み込む!

 

「な!?偽物!?」

 

消えたクウガに動揺するキバが周りを見渡すと

先ほどまで変身していた3フォームが

立っており、驚いた様子でキバを見つめていた!

 

驚く二人だったが、すぐさま正気に戻り

拳を構えお互い殴りかかろうとしたその時!

 

「止めんかぁ!」

 

バリッバリッドォォォォンッ!

 

殴り合おうとした二人に奈美が巨大な

雷を落とすのだった!

 

 

―〇●〇―

 

 

ライダー同士の戦いは奈美の制裁により止められ、

先ほどまで戦っていた二人は奈美に正座させられ

説教されているところだった

 

 

「二人共、もう戦わないってここで誓いなさい」

 

「いえ、戦うも何も僕は仲間を取り返したいだけで…」

 

ゴンッ!

 

弁明しようとした渡に奈美は問答無用とばかりに

拳を振るう!

 

「さっきも言ったけど私達は今さっきこの世界に

来たばかりなの!貴方のお仲間については知らな

いし犯人は私達じゃないってまだ分からないの!

ぶつわよ!」

 

「奈美先輩!もう殴ってます!流石にこれ以上は

俺達が悪者になるのでやめてください!」

 

ギロリッ!

 

俺の発言に奈美先輩が鋭い眼光をこちらへ向ける!

 

「ユウスケ!貴方も私の話を無視したわよね!

誤解だってわかっているのに戦う理由はない

はずよ!それがわかってて戦った貴方も同罪よ!」

 

マズイ!奈美先輩が久しぶりにガチギレモードだ

普段はおとなしいのにこうなったら誰にも止められない!

 

怒りが収まるまで逆らわないことしか出来ないぞ!

 

『おい、渡、この女には逆らわない方がいいぞ。

多分俺達じゃ勝ち目がない』

 

渡の肩に止まるキバットも怒る奈美先輩に恐れ

ている様子。

 

「それで、どうして私達を襲ったの?

ユウスケが貴方達の仲間を攫った相手だって

分かる根拠が合ったって事でしょう?」

 

「あ、はい。自分たちは彼とは別の世界の

クウガとも出会った事がありますが、仲間を

攫ったクウガは人間とは別の気配を纏った

存在で、その気配が彼と同じだったのです」

 

人間とは違っていて、俺と同じ気配…?

 

「もしかして、そいつも悪魔だったって

事でしょうか?」

 

「悪魔?貴方達は悪魔なんですか?」

 

「悪魔はユウスケだけで私は正真正銘人間よ」

 

『人間で此処まで恐ろしいって

絶対人間やめてるぜ…』

 

「何か言ったかしら?」

 

ギロリ!

 

『いえ、何も言っておりません!』

 

ぼそっと呟いたキバットの言葉に

奈美先輩は鋭い眼光と共に聞き返す。

 

その眼光の恐ろしさに即座に

渡の後ろに隠れるキバットだった。

 

「話を戻しますが、自分は彼と同じ気配を

持つクウガに襲われたので、僕は彼を

襲いました!今考えれば軽率だったと

反省しています。すみませんでした」

 

「そう、反省してくれたのなら

もういいわ。誤解が解けたのなら

次にすることは決まっているわね」

 

「次って奈美先輩何をするっていうのですか?」

 

「決まっているでしょ!偽クウガを

とっ捕まえて、彼の仲間を助ける事よ!」

 

奈美先輩はそう宣言し拳を突き上げる!

 

「さあ、私達の手でこの事件の謎を

解明するわよ!」

 

「「お、おお~!」」

 

『これは逆らわないほうが賢明だな』

 

「こうなった奈美先輩は誰にも

止められない。二人共諦めろ」

 

「ははは、そうみたいだね。

とりあえず、ユウスケ君だったよね

改めてよろしくね」

 

「ああ、こちらこそよろしく」

 

ユウスケは渡と握手をし、結束を固めるのだった。

 

 

―〇●〇―

 

 

「ふむ、まさか人間の女性がライダーの戦い

を止められるなんてね。驚きだ」

 

木陰からユウスケ達の戦いを眺めていた男がそう呟く。

 

「ふふ、ライダー同士でつぶし合いさせるつもり

だったのに予想外だったけど、こうなったら僕が

直々に戦う必要があったかな。エサはある

彼らをおびき出して、始末するとしよう」

 

男は顔ほどある結晶を見つめる。

その結晶の中にはドラゴンを模したデバイスが

閉じ込められていた。

 

「さあ、君達はどうやって倒そうかな」

 

シュウゥゥゥゥン。

 

男が銀色のオーロラを出現させ、

その中へと消えて行った!




突如、キバの世界へと飛ばされた
ユウスケ達!

キバに襲われるが、奈美の怒りが
爆発し、戦いは収めることは出来たが

キバの仲間を攫った犯人は分からずじまい

最後に現れた男は何者なのか?

次回、第118話「運命の鎖を」

是非見てくれよな!

外伝でやってほしいコラボは?

  • 仮面ライダークウガ(五代雄介)
  • 仮面ライダーディケイド
  • 忍者戦隊、忍風戦隊、手裏剣戦隊揃い踏み
  • その他(希望があれば感想へ)
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