ハイスクールD×D~古代の戦士~   作:ヤマト・ゼロ

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第五章開始、

戦車の力はどのように

ユウスケの力となるか、

乞うご期待!




第五章 冥界合宿のヘルキャット
第55話「夏休み」


気が付けば俺は海岸に一人立っていた。

 

周りは霧に包まれており遠くは見渡せない。

 

だが、海岸線には月が浮かび輝いている。

 

此処はまるで、光と闇の堺、

 

昼と夜が出会う場所。

 

そんな場所に気が付けば立っていた。

 

「ここは何処だ?俺はいつの間に来たんだ?」

 

『どうして戦わないといけないんだッ!』

 

突如声が聞こえたと思ったら、

 

俺の横に知らない男性が立っていた。

 

その顔はモヤがかかったように

 

しっかりとは見えなかった。

 

『私達は戦わないといけないの。

それでようやく封印が完成する』

 

浅瀬にもう一人人影が現れる。

 

その姿はモヤにかかってみる事は出来ないが、

 

声から女性であることは分かる。

 

『なぜだ!俺は戦いたくない。

君を失いたくない!

ようやく一緒になれたのに』

 

男性が女性に向かって叫ぶ。

 

『貴方だってわかっているでしょう?

今のままではいずれ封印に綻びが出る。

だから外から貴方が中から私が封じ続けないといけない』

 

『だったら、戦う必要はないだろう!』

 

男性は涙声で女性に訴えかけるが、

 

女性は聞こうとはしていなかった。

 

『私にも立場がある、

他の二人は戦いの果てに封印された。

なのに私が自ら封印されるのは違うの。

私は最後のとして責務を全うさせてちょうだい』

 

女性が槍を構える。

 

男性も泣きながら拳を構える。

 

突如霧が視界を塞ぎ晴れたかと思うと

 

先程の男性が、横たわる女性を抱きしめていた。

 

『俺はもっと君と一緒に居たかったよ』

 

『貴方は多くの事を教えてくれた、

多くの物を私にくれた。

たとえ生まれが違くても

通じ合う事が出来るんだって

教えてくれたから。

だからこそ貴方には生きていてほしいの

だから最後は笑って見送ってよ』

 

女性も涙を流しているようだ。

 

その体は光の粒子へと変わっていく。

 

『それが君の選択何だね

君にその選択させてしまった

のが悔しくてしかたない。

だけど、最後じゃないさ

俺はいつか必ず君を

取り戻す。だから、

待っていてくれ。

どれだけの時間をかけようと、

必ず迎えに行くから』

 

じその言葉を聞いて女性は笑顔で頷く。

 

『うん、待ってる。

迎えに来てねユウスケ

 

 

―〇●〇―

 

 

ピピッ!ピピッ!

 

カチャッ!

 

 

「う~ん、はあ、何か夢見てたような

なんだろう思い出せないな」

 

なんだか、もやもやした気分だった。

 

「…うにゅぅ、もう、

朝ですかぁ…ふぁぁ…」

 

俺の声に反応したのか、

 

アーシアが眠気まなこをさすりながら起き上がってくる。

 

「アーシア、まだ眠ってていいからな…」

 

俺はアーシアの頭を撫でる。

 

というかいつの間に俺のベッドに。

 

「あ、ユウスケしゃん…じゃあ、

お言葉に甘えてユウスケしゃんに

抱っこして眠りまふぅぅ…」

 

寝ぼけているアーシアは俺に抱き着きながら

再び眠りにつこうとしている。

 

俺も二度寝しようかね。

 

うん?そう言えば何かおかしくないか?

 

俺はそう思い回りを見渡す。

 

ベッドには俺とアーシアの他に

 

ゼノヴィアと奈美先輩が寝ていた。

 

ちょっとまて!俺のベッドこんな四人寝れるほど

 

デカくないぞ!

 

つかベッドだけじゃねぇ。

 

部屋自体が広くなってるじゃねぇか。

 

部屋のテレビも小さい物から、

 

最新型の壁掛け式の薄型テレビになってやがる。

 

欲しかった最新のゲームも!

 

俺は急いで部屋を出た。

 

絶対おかしい!

 

昨日寝るまではいつも通りの部屋だったはずだ!

 

うお、廊下も倍の幅になってる!

 

上に行く階段がある。

 

家は二階建ての筈だろぉ!

 

三階が出来たのか!

 

俺は駆け下りて、豪華になった玄関を裸足で飛ぼ出す。

 

外にでるとちょうどイッセーも出てきた所だった。

 

俺達は外から家の全容を見上げた。

 

なんということでしょう!?

 

二階建ての我が自宅は匠の技によって、

 

「「な、なんじゃこりゃぁあああああああっ!?」」

 

俺達の絶叫が辺りに木霊する。

 

只の戸建て住宅が倍以上の敷地に加えて、

 

六階建ての豪邸へと変わってしまっていた。

 

 

―〇●〇―

 

 

「いやー、リフォームしたんだよ。

父さんも朝起きてビックリだ。

寝ている間に家ってリフォーム出来るんだな」

 

朝食の席。以前の五倍は広くなった食卓で

 

父さんが満面の笑みを浮かべながらそう言った。

 

食卓には俺、イッセー、家の両親、奈美先輩、

 

リアス先輩、アーシア、朱乃さん、ゼノヴィア

 

と新しい家族も含めて全員集合していた。

 

朝食を食べ始めてから俺達は父さんに訊いてみた。

 

「どうしてこうなった?」と。

 

同じく五倍以上広くなったキッチンから

 

母さんが朝食の味噌汁を運んでくる。

 

「リアスさんのお父様がね、

建築関連のお仕事もされているそうで、

モデルハウスの一環でここを無料で

リフォームしてくれるっておっしゃったのよ」

 

そんなモデルハウスの話、

 

あるわけねぇだろうが!

 

これは家の両親が抜けてるのか?

 

それとも、魔法でそう思わされてるだけか?

 

まあ、これがリアス先輩のお父さんが

 

行ったのは理解できる。

 

イッセーの隣の席でリアス先輩が

 

平然と黙々とご飯を食べているのも

 

全部知っているからだろう。

 

というか、これはリフォームってレベルじゃないだろ。

 

原型何処にもないし、敷地面積が広がってるじゃねえか。

 

両隣のお宅が丸々無くなって、新居の敷地になってたし、

 

「そういえば、お隣の鈴木さんや

田村さんは引っ越ししたそうだ。

なんでも急に好条件の土地が入手出来たって話だ、

そっちに移り住んだそうだぞ」

 

と、父さんは言う。

 

っ!

 

それって、絶対リアス先輩のお父さんに

 

買収されてんじゃん。

 

これが、悪魔の交渉術か、

 

恐るべしグレモリー家!

 

母さんが家の図面を持ってくる。

 

それは部屋の割り振り表らしきものだった。

 

自宅に見取り図とかどうなってんねん。

 

「一階は客間とリビング、キッチン、和室。

二階はユウスケとアーシアちゃんと奈美さんのお部屋

向かいにイッセーとリアスさんと朱乃さんのお部屋ね

イッセーとユウスケの部屋が挟まれる形ね。

お隣同士で部屋内を行き来できる作りの様よ」

 

俺の部屋もイッセーの部屋も以前の四倍になってる。

 

家具もグレモリー家持ちで設置完了だと!?

 

リビングには見たこともないサイズの

 

巨大なテレビがあるし、天井にはシャンデリア

 

も吊り下がってる。本当にこれは我が家か?

 

「三階は私と父さんの部屋と、書斎、物置など。

四階はゼノヴィアちゃんのお部屋と

今度来る小猫ちゃんの部屋があるわよ」

 

ゼノヴィアの部屋は四階なのに俺の部屋で寝てたのかい。

 

母さんが部屋割りの説明を続ける。

 

「五階と六階は全体的に空き部屋ばかりね。

今のところはゲストルームとするつもりよ。

リアスさんに聞いたら、

二階以外はどうしてくれても構わないと

言うものですから」

 

「はい。ここはお父様とお母さまの御家ですもの。

私や奈美やアーシア達はあくまで

ホームステイの身の上ですわ」

 

気品溢れる言動でリアス先輩が返す。

 

「屋上には空中庭園もあるんだ。

父さん、野菜作るぞ~」

 

目を輝かせながら父さんが言う。

 

ああっ、夢にまで見たリフォームで麻痺しているのか、

 

全然疑問を持ってない。

 

いや、夢のリフォームでも階数までは増えないか。

 

「頑丈に建ててありますので、

戦争になっても崩れませんわ」

 

「ハハハハ、リアスさんは冗談がお上手だなぁ」

 

というリアス先輩と父さんの会話。

 

まあ、リアス先輩のいう事は本当だろうな。

 

有事の際は前線基地にでもする気かね?

 

突然変形して、砲台が出てくるかもしれないし、

 

もしくは、巨大ロボになるんじゃないか?

 

「地下もあるそうだね」

 

ゼノヴィアが箸に苦戦しながらも言う。

 

「「地下!?」」

 

「ええ、地下三階まであるわ」

 

素っ頓狂な声を上げる俺とイッセーに

 

リアス先輩は頷いて肯定した。

 

この家地下まであるのか!?

 

「地下一階は広いスペースのお部屋。

トレーニングルームにもできるし、

映画観賞会もできますし大浴場も設備してます。

地下二階は丸々室内プールです。

温水も可能ですわ。地下三階は書庫と倉庫です」

 

リアス先輩が追加の図面を取り出しながら

 

説明してくれた。

 

家に室内プールもあるのかよ。

 

まるで、ホテルじゃん!

 

「エレベーターもありますので、

地上六階から地下三階までスムーズに

乗り降りできます」

 

この家、エレベーターまであるのか、

 

もう驚きで言葉もないよ。

 

こうして、我が家は夏休みが始まって

 

早々に豪邸と化したのだった。

 

―〇●〇―

 

 

「冥界に帰る!?」

 

朝食が終わり、自室でまったりしていたイッセーに

 

リアス先輩が頷く。

 

今はイッセーの部屋にオカルト研究部のメンバー

 

全員と奈美先輩が集合していた。

 

同居のメンバーは皆、ラフな格好をしている。

 

木場と小猫ちゃん、ギャスパーも先程

 

我が家に到着したばかりだ。

 

三人とも普段着だが、ギャスパーの服装は

 

女物だった、女装少年だから普段もそれかよ。

 

しかし、これだけの人数がいても、

 

部屋には余裕のスペースがあった。

 

俺達は皆、高級なソファーに座り込んでいた。

 

まあ、ギャスパーだけは自前の段ボール箱に

 

入り込んでいたがな。

 

「夏休みだし、故郷へ帰るの。

毎年のことなのよ。って、どうしたの、

イッセー。涙目よ?」

 

リアス先輩の言葉にイッセーは涙を流していた。

 

「うぅ、部長が冥界に帰ると突然言い出したから、

俺を置いて帰っちゃうのかと思いましたよぉ…」

 

「まったくそんなわけあるわけ無いでしょう?

そんなことあるわけ無いでしょう?

貴方と私はこれから百年、千年単位で付き合うのだから、

安心なさい、貴方を置いてなんかいかないわ」

 

と、リアス先輩はイッセーの

 

ほっぺをさすりながら苦笑する。

 

たしかにそうだな。

 

俺達は悪魔になったから寿命が

 

人のそれとはだいぶ変わったんだよな。

 

俺達悪魔は長い時を生きられるけど、

 

両親や奈美先輩達とはいずれ別れの時が来るのか。

 

そう考えると寂しいな。

 

俺は奈美先輩を横目にそんな事を考えてしまった。

 

「そういうわけでもうすぐここに居る皆で冥界に行くわ。

長期旅行の準備をしておいてちょうだいね」

 

リアス先輩はそう言うと紅茶を優雅に飲んでいた。

 

って、まてよここに居る全員?

 

「え!?俺達も冥界ですか!?」

 

「そうよ。イッセー、貴方達は私の眷属で下僕の

悪魔なのだから、主に同伴は当然。

一緒に私の故郷に行くの」

 

「待ってください。奈美先輩は人間ですよ

冥界に入れるんですか?」

 

俺の質問にリアス先輩は答えてくれる。

 

「ええ、冥界では修行を行う予定でね。

奈美は貴方の修行のサポートをお願いしたの。

奈美も一緒に行きたいと言ってたから

お兄様にお願いして。

特別パスを用意したのよ」

 

簡単に言うが、大丈夫なのか?

 

「貴方が思っているより

冥界に行ける人間は多いのよ。

そういえばアーシアとゼノヴィアは

初めてだったかしら?」

 

リアス先輩の問いにアーシアは頷く。

 

「は、はい!生きているのに冥府にいくなんて

緊張します!し、死んだつもりで

行きたいと思います!」

 

アーシアその意気込みは意味ないんじゃ…。

 

「うん。冥界、地獄には前々から興味あったんだ。

でも、私は天国に行くため、主に仕えていた

わけなのだけれど…。悪魔になった以上天国に

行けるはずもなく…。天罰として地獄に送った

者達と同じ世界に足を踏み入れるとは、

皮肉を感じるよ。ふふふふ、地獄か。

悪魔になった元信者にはお似合いだね」

 

今度はゼノヴィアが訳の分からん悩みで沈んでいる。

 

「八月の二十日過ぎまで残りの夏休みを

あちらで過ごします。こちらに帰ってくるのは

八月の終わりになりそうね。

さっき言った通り修行やそれらの諸々の行事を

冥界で行うから、そのつもりで」

 

リアス先輩はそう俺達に

 

スケジュールを申し付けてくれる。

 

そっか、しばらく冥界か。

 

前にフェニックス戦の時に行っただけだからな。

 

ちゃんと見てなかったし、空が紫だって事しか

 

知らないしな。

 

「あー、でも、俺、夏休みやりたいこと

あったんですけどねぇ」

 

イッセーがポツリとそう漏らした。

 

もしかして、松田と元浜と企画してたやつか…。

 

「あら、イッセー。どこか行く予定でもあったの?」

 

リアス先輩が怪訝そうにイッセーに訊く。

 

「はい。海やプールに行こうかなーって」

 

「海は冥界に無いけれど、大きな湖ならあるわ。

それにこの間海には行ったでしょ?

プールだって、この家や私の実家にもあるのよ?

温泉もあるし、それではダメなの?」

 

まあ、イッセーの目的はナンパだろうからな。

 

流石に皆で行ってナンパは出来ないだろう。

 

だが、イッセーは皆で行った方がいいという

 

考えになったのか妄想を膨らませているようで

 

顔が凄い事になっている。

 

「…いやらしい妄想禁止」

 

イッセーが小猫ちゃんに半眼で突っ込まれた。

 

でも、突っ込んだ後、小猫ちゃんは

 

深いため息をついて、何やら遠い目をしていた。

 

なんだか、様子が変だな。

 

何か悩みでもあるのかな…。

 

「イッセー君、想像以上にスケベな顔だったよ」

 

「外だったら通報物だったな」

 

「先輩は想像が豊かで楽しそうです…

うらやましいなぁ…」

 

木場が爽やかに言い。

 

ギャスパーは心底羨ましそうに呟いた。

 

「お前らはこの夏は女の子とデートしないのかよ?」

 

まあ、二人は顔は良いからな。でも…。

 

「僕は修行があるからね」

 

木場はあいかわらず、ストイックだな。

 

「僕はいいです。…ひ、引きこもり何で、

インドア派だし、お家でネットしながら

かわいい服をきられればいいんで…」

 

まあ、ギャスパーはそうだろうな。

 

引きこもりなんだし、しかも

 

ヴァンパイアだ夏の日差しの下、

 

プールや海なんて行ける訳ないな。

 

「じゃあ、イッセー。冥界で私とデートしましよう。

デートをするだけの時間があればいいのだけれど…」

 

リアス先輩の提案にイッセーは泣いた。

 

「部長ォォォォッ!

行きます!全力で付いていきます!」

 

「なら、ユウスケは私とデートね。

冥界なんてめったにいけないでしょうから

観光しましょ」

 

奈美先輩はウインクしながら俺にそう告げる、

 

「はい!一緒に観光しましょう!」

 

「俺も冥界に行くぜ」

 

『ッ!?』

 

いつの間にか、席の一角にイケメンの

 

黒髪男性が座っていた。

 

アザゼル先生だ。

 

全員が先生の突然の登場に面を食らっていた。

 

悪魔と敵対していた堕天使の総督で、

 

先日の悪魔、天使、堕天使の和平会談に出席し、

 

何故か駒王学園に残り、教師を始めた。

 

しかもオカルト研究部の顧問にもなってる。

 

部下のロビンさんも先生となり、

 

俺達の新聞部の顧問となった。

 

ぶっちゃけ何を考えてるか分からないのが

 

不気味に思える。

 

それに今、何処から入ってきた?

 

扉が開いた事に気づきも出来ないなんてな。

 

だが、リアス先輩や木場さえ気づけないなんてな。

 

「ど、どこから入ってきたの?」

 

リアス先輩が目をパチクリさせながら先生に訊く。

 

「うん?普通に玄関からだぜ?」

 

平然と先生は答える。

 

「…気配すら感じませんでした」

 

木場が気持ちを正直に答えていた。

 

「そりゃ修行不足だな。俺は普通に来ただけだ。

それより冥界に帰るんだろう?なら、

俺とロビンも行くぜ。俺達はお前らの『先生』だからな」

 

そうこの人は学校だけでなく戦闘面でも「先生」役を

 

引き受けた。豊富な神器の知識と経験から、

 

今後の戦闘スタイルまで教えてくれるようだ。

 

まだ少ししか教えて貰えてないけど、

 

俺も含め、イッセー達神器所有者は何かを

 

掴んでいる様子だった。

 

この人は力の使い方や導き方、

 

教え方がうまかった。

 

研究職だからか人に説明するのがすごい達者だった。

 

先生は懐からメモ帳を取り出すと開きながら読み上げる。

 

「冥界でのスケジュールは…リアスの里帰りと、

現当主に眷属悪魔の紹介。あと、

例の新鋭若手悪魔達の会合。

それとあっちでお前らの修行だ。

俺は主に修行に付き合うわけだがな。

お前らがグレモリー家にいる間、

俺はサーゼクス達と会合か。

ったく、面倒くさいもんだ」

 

ため息を吐く先生。マジでめんどくさそうだな。

 

いち組織のトップがそれはどうなんだと思うが、

 

この人部下からの支持は高いからな。

 

たまに名も知らない堕天使が

 

先生に会いに来る事があった。

 

なんでも「秘書にしてください!」とか

 

「人間界にいる間、身の回りの世話を!」とか

 

「身辺警備は絶対に必要です!」って訪問してくるんだ。

 

皆、アザゼル先生がこの町にいるのが心配らしい。

 

訪問してきた堕天使の中には上の位の者もいたって話だ。

 

それら全部を「いいから帰れ。命令だ」

 

の一言で送り返している。

 

それほどの堕天使が俺達に力を教えてくれる

 

というのだから、幸運だと思う。

 

この機会にもっと強くなりたいからな。

 

少しでも東城の強さに近づかないと、

 

大切な物を無くさないようにな。

 

「ではアザゼル、先生はあちらまでは同行するのね?

行きの予約はこちらでしておいていいのかしら?」

 

リアス先輩の問いに先生は頷く。

 

「ああ、宜しく頼む。悪魔のルートで

冥界入りするのは初めてだ。楽しみだぜ。

いつものは堕天使のルートだからな」

 

さて、冥界ってどうやって行くのだろうか。

 

やっぱり魔方陣?それとも特殊な方法かね。

 

冥界は悪魔の世界と堕天使の世界で

 

両断されているんだよな。

 

今は和平で二つの世界の垣根がなくなって

 

交流を始めたらしいけれど…。

 

おれはそんな事を考えながら

 

旅行の準備を進めるのだった。




冥界へと行くことに決まったユウスケ達。

人間である奈美も連れて行き、

冥界では何が起こるのか

次回、第56話「入国」

是非見てくれよな。

外伝でやってほしいコラボは?

  • 仮面ライダークウガ(五代雄介)
  • 仮面ライダーディケイド
  • 忍者戦隊、忍風戦隊、手裏剣戦隊揃い踏み
  • その他(希望があれば感想へ)
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