二人を救うために多くの者が
駆け付ける
そして、ユウスケを助けるために
あの男が現れる!
木場side
東城がユウスケ君を分断することは出来た。
後は僕達がイッセー君をどうにかするだけだが、
「何かイッセーを戻す方法はあるの?」
部長がヴァーリに訊く。
「そうだな、何か彼の深層心理を大きく揺さぶる
現象が起こればいいのだが…」
「おっぱいでも見せればいいんじゃね?」
横で美猴は頭をぽりぽりかきながら言った。
僕もそれが一番だと思ったんだけど、口には
出せなかったんだ。
「あの状態ではな。ドラゴンを鎮めるのはいつ
だって歌声だったが…そのようなものはないし、
赤龍帝と白龍皇の歌なんてものはない」
「あるわよぉぉぉぉ!」
ヴァーリの言葉を遮って、遠くから白い翼の天使が
飛んでくる。 ―紫藤イリナさんだった。
「はー、着いたー。って、あれが今のユウスケ君と
イッセー君!?ミカエル様やアザゼル様に聞いては
いたけど、凄いことになっているわよ!」
驚いたり、はしゃいだり、相変わらず紫藤イリナ
さんは感情の起伏が激しい人だ。
「イリナ、どうしてここに?」
ゼノヴィアが訊くと、イリナさんは手に持った
立体映像機器を突き出した。悪魔が使っている
ものだ。
「二人が危険な状態になったのは観戦ルームやこの
フィールドで戦っていたお偉い方々にも把握れてい
るの。で、このままではいけないと魔王ルシファー
様とアザゼル様がイッセー君用の秘密兵器を私に持
たせてくれたわけです!ユウスケ君に関しては個別
対応を考えてくれるみたい!ちなみに転送してくれ
たのはオーディン様よ!凄いわよね!北の神様!
おひげたっぷり!」
…場の空気を破壊するほど、テンションが高めだ。
部長は映像機器を受け取るとさっそく下に置いた。
「よくわからないけれど、お兄様とアザゼルが
用意したのなら、効果が見込めるかもしれない
わね」
部長は機器のボタンを押す。
すると空中に大きく映像が映し出される。
あ、イッセー君もそちらへ顔を向けたぞ。
そして、映像から想像を超えたものが展開していく。
『おっぱいドラゴン1はっじっまっるよー!』
映像に映し出された禁手の鎧姿のイッセー君が
そう声を出すと子供たちが集まってくる
『おっぱい!』
映像の子供たちは彼の周囲でそう大きな声で言った
ダンスを始めるイッセー君と子供達。軽快な音楽も
流れ出した。それに伴いイッセー君と子供たちも
さらに踊り出す。
宙に文字タイトルと歌詞が表示された。
驚愕の展開に全員の目が飛び出した!
な ん だ こ れ は。
『おっぱいドラゴンの歌』
作詞:アザ☆ゼル
作曲:サーゼクス・ルシファー
ダンス振り付け:セラフォルー・レヴィアたん
演出:兵藤祐介
……。
全員、あっけに取られていた。どう反応していいか
分からないのだろう。僕は分かったよ。これはおそ
らくあのテレビ局で撮影されたものだ。彼らだけ
呼ばれた撮影の正体は、子供用の歌番組だったようだ。
その名も「おっぱいドラゴンの歌」!
わざわざイッセー君を禁手状態にさせて撮影を
スタートし、子供達と踊らせた。時折、ユウスケ
君だと思われる魔法での演出があった。出来上が
った動画を見て、いま僕はビックリしている。
何よりも作詞した人と作曲した人が…何をして
いるんですか、あなた方は!?
―これは酷い。
「…うぅ、おっぱい…」
『ッ!?』
イッセー君が頭を抱え、まともな言語を発した!
「おっぱい」って!いや、やっぱり、
まともじゃないかも!
「反応したわ!」
部長が歓喜の涙を流す。
「…そんな、この歌に反応するなんて」
小猫ちゃんは―猫耳をしおらせて絶句していた。
「紫藤さん、もう一度流してちょうだい!」
部長の言葉にイリナさんは応じる。
「はいな!任されて!」
ポチッと再び映像機器の再生ボタンが押された。
歌詞が進むと。
「うぅ、おっぱい…」
イッセー君が頭を抱えながら苦しみだした。
「…ず、ず、ずむずむ…いやーん…ポチッと」
イッセー君の指が何かを求めて押す仕草をしている!
その指にはすでに鋭い爪も消失していた。
「これならいけるか―」
『
ヴァーリは瞬時に禁手化し、白き鎧を身に着ける。
光の翼を羽ばたかせてイッセー君に近づき、
光速とも言える速度で詰め寄った!
『
鳴り響く白龍皇の音声。同時にイッセー君の力が
大分減少したかのように思えた。ヴァーリが光速
でイッセー君に触れ、能力を発動したのだろう。
先ほどまで無理と思われたが、歌で意識を取り戻
しつつあるイッセー君には効果が出たようだ。
「いまよ、リアス!あなたの乳首が求めら
れているわ!」
「ええっ!?」
朱乃さんの言葉に目が飛び出るほど
驚いている部長!
朱乃さんは構わず続ける
「イッセー君は貴方の乳首を押して禁手に至った。
なら、逆のことも出来るはず。さっきまでは危険
な雰囲気が漂っていて近寄れなかったけれど、
歌で正気を取り戻しつつある今のイッセー君なら
話は別だわ!」
「で、でも私の乳首でイッセーの『
解除できるのかしら…」
「できるわ!私では無理…。ふふふ、やっぱり、
こういう役目は貴方の方がお似合いなのね…
それがちょっと悔しいわ」
朱乃さんは悲哀に満ちた瞳を浮かべるけど、
言っていることはなんとも言えないものだった。
乳首乳首って、そんなバカな…。
チラリと部長がヴァーリの方へ視線を移すが、
ヴァーリは額に汗を浮かび上がらせながら視線を
外した。これ以上関わりたくないらしい!これは
手厳しい!美猴はその横で腹を抱えて笑いをこら
えている。ああ、笑ってくれ。もう笑うしかない
さ!イッセー君、君はどれだけおっぱいドラゴン
なんだ!部長は一度大きな深呼吸をしたあと、
意を決したようだ。
「わかったわ」
イッセー君の方へ足を進める。その歩みに一切の
よどみは無かった!本当にそれでいいんですか
部長!?最近、イッセー君関連だと迷いが無い
ですよ!?歌が何度もループするなか、部長は
イッセー君と距離を詰め、ついに眼前に立った。
「お、俺の…お、おっぱい…」
イッセー君は求めるものを発見し、震える指を部長
の胸へ。その光景の中、歌は何度目かのサビに突入
していた。
歌が終わった。次の瞬間、イッセー君の鎧が解除され、
彼は解放された。
「…リアス・グレモリーの胸は兵藤一誠の
制御スイッチか何かなのか?」
顔をしかめ、真面目に悩むヴァーリの横で美猴が
「お前、それは酷い言い草だろ!」と爆笑していた。
もう、どうにでもなれ…。
イッセー君、君は立派なおっぱいドラゴンだよ…。
ー〇●〇ー
鎧を解除されたイッセー君を部長に預けた後、
ユウスケ君の方が気になり周囲を見渡していた
その時、
ドカァアアアアアアアンッ!
突如近くに何かが墜落し、土煙を上げていた。
「どうやら、向こうも決着がついたようだな」
ヴァーリが土煙りの方に視線を向けそういう。
これで、ユウスケ君も正気に戻るのか。
「「「「「「なッ!?」」」」」」
土煙りが晴れるとそこには偽クウガに地面に叩き
つけられている。東城の姿があった。
「ば、馬鹿な…。究極の姿の俺がこんな奴に
やられただと…」
偽クウガに押さえられた東城が淡く発光すると、
次の瞬間、光が偽クウガの手に吸い上げられた
かと思うと東城の変身が解除されてしまい
人間の姿に戻ってしまう。
「なんだこれは?力が…抜けて…いく…」
彼は今生身だ流石にマズイ!
「く、すぐにユウスケを助けるぞ!」
「ああ、流石にこれは予想外だな」
ヴァーリたちが偽クウガに攻撃しようとした
次の瞬間、偽クウガの体を黒い靄が包み込む。
『アルティメットクウガァ』
音声の後、靄が晴れるとそこには先ほどより更に
歪めたような外見。さらにサイズアップしており、
ボディは全体的に黒く染まり、長い腕は2本から
4本に増加している、頭部の角も更に肥大化し、
背中には巨大な翅が生成され、より昆虫に近い
容姿となって、体には青い血管のような物が走
っている。こちらを見下ろす姿は完全に怪獣で
あった。
「あれがクウガだって…。あれじゃあ、
もう完全に化け物じゃないか」
誰が言ったかわからないがあれはもうユウスケ
君じゃない別の何かに変わってしまったんだと
僕達はやっと理解した。
「ハァアアアアアアッ!」
突然彼は僕達に向かって口からビームを
飛ばしてくる!
「く、防ぐわよ!」
ドカァアアアアアアアンッ!
部長の掛け声で朱乃さんと部長の二人が防御障壁を
咄嗟に張り攻撃を防いでくれる。
「ユウスケ君!アーシアさんは無事だ!
彼女は無事だったんだ!正気に戻ってくれ!」
「ユウスケ!もうやめろ!アーシアを殺す気か!」
ビームを吐き出し続ける中、僕とゼノヴィアの叫び
に反応したのか突如、攻撃が止まる。
「ア、アーシア?ア、ア、ア、ヤッパリ」
アーシアさんの無事を知ったからか、彼は呆然と
立ち尽くす。
「無事かユウスケ!」
僕達が攻撃を凌いでいた間に美猴が雲に乗って。
東城の救助に成功していた。いつの間に!?
気が付かなかった。これが仙術の力か?
「消エタアーシアガマタ現レタ。コレハヤッパリ
夢ナンダナ。頭二響クンダ。全テヲ壊セ!全テヲ
滅ボセッテナ。ナラ、シヨウジャナイカ!」
偽クウガが空に羽ばたき飛翔する。
「闇ダ……闇ダ闇ダ闇ダ!! 究極ノ闇デ、
世界ヲ包ミ込ンデクレル!!」
彼の体から黒い煙が噴き出す!
『グルルルルウツ!』
煙が地面に広がると煙が怪人へと姿を変える。
「あれは、グロンギ!?」
その姿はまさにユウスケ君が倒してきた
怪人に似ていた。
「いや、あいつらに比べて知能がない
恐らく、見た目だけの偽物だろう」
ヴァーリが冷静に分析するが相手の数が多すぎる。
こちらには先ほどの戦いでもう戦えない東城、
未だに目が覚めないアーシアさんがいる
二人を守りながらこの数をさばきながら
ユウスケ君の相手をするなんて無理だ!
「どうやら、お困りの様だな」
その時、聞いた覚えのある声が聞こえる。
シュゥゥゥンッ!
銀色のオーロラが僕達の後ろに現れたと思ったら、
以前出会った黒コートの男が現れた。
「貴方はメモリー!?何故ここに?」
部長の質問にメモリーはフードを下し答える。
メモリーの素顔はメガネをかけた青年だった。
「クウガが暴走したのを確認したのでね
彼を元に戻すために私が来た」
彼の言葉に僕達は息をのむ。
「ユウスケを元に戻せるの?」
「今の彼はアナザーライダーとなっている
倒すことが出来れば元に戻すことが出来る」
アナザーライダー!?何なんだそれは?
「アナザーライダーってのは。何ですの?」
朱乃さんが僕達の疑問を代わりに訪ねる。
「ライダーとは言うが厳密には仮面ライダー
ではなく仮面ライダーと酷似した姿と能力を
持った怪人だ。倒すのには同じ力を持った
ライダー、この場合はクウガの力があれば
倒すことが可能だ」
なっ!
それじゃあ。
「クウガならユウスケ以外には東城がいるけど
先ほどユウスケ君と戦いもう戦えないんです」
僕は説明するが、驚いた様子もなくユウスケ君
をまっすぐ見ていた。
「なるほど、もう一人のクウガの力を奪ったから
アルティメットの姿になっているのか。まあ、
問題はない元々奴は俺が倒すつもりだったからな」
メモリーは懐から機械を取り出し腰に当てる。
『メモリードライバー』
メモリーは右手の手袋を外し、ドライバーの
上部に親指を押し当てる。
『メモリー、アクセスグランテッド!』
「ようやく俺も名乗れる仮面ライダーと」
右手を掲げるといつの間にか透明なカードが
握られており、ベルトの右側に装填する。
『ライダーシステム、インストール!』
「変身!!」
データがメモリーを包みアーマーを展開し、
装着される。
『メモリー、ザ・カメンライダー!!』
「我が名は仮面ライダーメモリー
暴走したお前は俺が正そう!」
新たに立ちふさがるメモリーに対して、
偽クウガはグロンギをけしかける。
「周りの雑魚は任せるぞ!。俺は
アナザークウガに専念させてもらう」
メモリーは走り出し、クウガへと向かう。
「聞いたわね。貴方達!私達は周りの怪人
の掃討よ!強さはそこまでじゃないわ
ユウスケを元に戻す邪魔はさせないわよ!」
部長の号令の下僕達は戦闘態勢に入る。
「ヴァーリ達も手伝ってもらえるかしら」
「構わない。こちらもユウスケがやられている
奴を倒す算段があるのなら拝見させてもらおう
じゃないか。新たなライダーの力という者を
周りの雑魚は俺達だけで十分だ。
リアス・グレモリーとその眷属は
そこの二人の護衛を頼む」
ヴァーリはそう言うと、美猴とコールブランド
の持ち主を連れてグロンギ達を蹂躙していく。
護衛ってあの様子じゃ、それも必要なさそうだ。
―〇●〇―
メモリーとアナザークウガの戦いは現状メモリー
が一方的に攻撃を受けるだけだった。
アナザークウガは上空を飛んでおり、
光線を吐き続ける。対してメモリーは
攻撃に当たることは無かったが、
現状反撃する手段を持ち合わせていなかった。
「ふむ、上空にずっと居座っていられると
こちらも手が出せんな。まずは、あの翅を
どうにかするか」
『Transport!!』
機械音が響いた後、メモリーの手に一丁の
銃が現れる。
『メモリーマグナム』
メモリーは即座にアナザークウガに照準を
向け、引き金を引く。
バァン!バァン!
アナザークウガは簡単に回避するが
メモリーは構わず射撃を続ける!
バァン!バァン!カァアンッ!
最後の射撃はアナザークウガの肩に
命中するがさほど、ダメージは
与えられていなかった。
「なるほど、大体理解した。なら、
これで落とせるだろう」
メモリーは新たに透明なカードを取り出して
銃のスロットに装填した。
『Data compression!!』
メモリーは銃を変形させ、両手で狙いを定める。
『メモリーシューティングブラスト!!』
銃口に光が集まり、光弾が打ち出される!
「イクラ撃ッテモ、ソンナ攻撃当タルカヨ!」
アナザークウガは大きく羽ばたき、光弾を避ける。
「ふふ、避けるのは織り込み済みさ」
パァアンッ!
通り過ぎた光弾が二つに弾けアナザークウガの翅
を後ろから撃ち抜く!
「グウゥッ!」
翅を撃ち抜かれたアナザークウガは地面に落される。
「では次の検証に移ろうか」
メモリーは新たに赤いカードを取り出す。
そのカードにはクウガの横顔が描かれている。
『ライドアーマー、ダウンロード!!
プロトクウガ!… …』
ベルトの左側にカードを装填すると、
メモリーの前に半透明なホログラムの
クウガが現れ、メモリーに重なると
赤いアーマーが装着される!
『ナックルアップグレード!
レッドナックルアーマー!レディ!!」
メモリーの上半身にアーマーが追加され
腕にはガントレットが追加され、透明だった
目には赤い光がともっている。
格闘戦用アーマー『レッドナックル』である。
「格闘戦もデータが欲しいところだが、
あまり時間をかけるのもマズいか。
ここは一気に決めさせてもらう」
メモリーはベルトの上部を二度押す。
『Data compression!!』
メモリーが拳を構えると横に同じく拳を構えた
クウガが現れる。
「ハアッ!」
メモリーとクウガが走り出す!
『メモリーパワーインパクト!!』
メモリーとクウガの拳に光が纏われる!
「おりゃああああああああッ!」
ドゴォンッ!
ダブルライダーパンチを食らったアナザークウガ
は胸にクウガの紋様を浮かび上がらせながら、
後ずさる。
「マ、マサカ、負ケルノカ、マタ俺ハ
ス、すまないアーシア」
ドカァアアアアアアアンッ!
―〇●〇―
木場side
メモリーによって偽クウガは倒された。
「ユウスケ!」
「ユウスケ君!」
僕達は倒れたユウスケ君の元に駆け付ける。
あの爆発の後で心配だったが息もしており
無事なようだ。
「彼はもう大丈夫だろう。二度と暴走する
こともない」
メモリーは床に転がる時計を拾い伝える。
「それは?」
僕が尋ねるとメモリーはなにやら考える
そぶりをして答える。
「これは『ライドウォッチ』という。ライダー
の力を封じ込めた物だ、ユウスケが使用した
のはアナザークウガのアナザーウォッチだ。
こいつを誰かが体に埋めた為に、彼は負の
感情が強くなり、アナザーライダーに変身し
暴走した。問題はこれを埋め込んだ存在だ」
ユウスケ君を暴走させた人物…。
「もしかして、『
部長の質問にメモリーが首を横に振る。
「いや、このライドウォッチはたかがテロリスト
に用意できるものじゃない。これは奴等がこの
世界に干渉してきたという事だろう」
「やつら?」
「『財団X』表向きは科学研究財団の看板を掲げて
いるが、裏では強力な兵士をその手に持ち、様々
な組織・個人に援助を行う闇の組織であり、その
実態は死の商人と推測される。おそらくユウスケ
君にはその財団Xが接触した恐れがある」
「そんな財団があるなんて聞いたことないけれど」
「それはそうだ、奴等は世界を渡るすべを持って
おり、本拠地がどこにあるのかも不明で色んな
世界で援助した相手からその技術を吸い上げて
その技術力と戦力を着実に増やしている危険な
相手さ」
そんな奴らが暗躍しているっていうのか…。
「ちょっと待ってちょうだい!そんな危険な組織が
何故ユウスケを狙ってきたって言うの」
確かにこの世界にはもっと強い存在は多くいる
なのに何故彼らはユウスケ君を狙ってきたんだ?
「それは彼が仮面ライダーだからさ、あの組織は
いくつもの世界で仮面ライダーに計画を邪魔された
だからまずは仮面ライダーを排除しようと彼は
狙われたってことさ」
なら、これからもユウスケ君は狙ってくるっていうのか?
「最悪なのは財団Xと
部長の言う通りだその二つが組むことはマズすぎる。
「今の所は接触した様子はない。財団Xが欲しがり
そうな技術がテロリストにあるとは思えないがな」
バチッバチッ!バキィ!
シュゥン!
突然、メモリーのベルトから火花が出たと思ったら
何かが壊れメモリーの変身が解除された。
「ふむ、アーマーキーが破損したか…。
出力が安定していないのか?いや、やはり
クウガの力だけでは想定の数値が出ていない…」
メモリーはベルトから破損した赤いカードキーを
取り出してぶつぶつとつぶやき続ける。
「出来れば、貴方の知っていることをもう少し
教えてくれませんか?」
朱乃さんの提案にメモリーはため息をつきながら
こちらに告げる。
「私はこれ以上教える気はない。あまり話すぎる
と秩序を乱すことになる。私はあまり干渉はしたく
ないのだよ」
メモリーはオーロラを出現させてその場を後に
しようとする。
「ああ、そうだ、ユウスケ君に伝えておいてくれ、
彼に接触した全身白い服の人物が財団Xだろうと、
これからも財団は狙ってくる。強くなれとな」
彼はそう言い残すと銀色のオーロラの向こうへと
きえていくのだ
暴走したユウスケはやって来た
メモリーによって助けられた
彼から新たな敵の名『財団X』
の存在を知らされた。
そして禍の団のボスの目標が
姿を現す。
次回、第84話「偉大な赤」
是非見てくれよな
外伝でやってほしいコラボは?
-
仮面ライダークウガ(五代雄介)
-
仮面ライダーディケイド
-
忍者戦隊、忍風戦隊、手裏剣戦隊揃い踏み
-
その他(希望があれば感想へ)