転生先はアニメ遊戯王みたいな平行世界   作:火壁

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 明けましておめでとうございます。今年から社会人なので4月から投稿頻度は多分落ちます(予防線)


新生活と新しい約束

 秋奈達と帰った後、残っていたパックを剥いて新しいデッキの構成を考えていると、父さんが部屋に入って来た。

 

 「勝俊、もうすぐ学校が始まるけど大丈夫そうか? 学校行けそうか?」

 

 「父さん、大丈夫だよ。前みたいな事は無いようにするから」

 

 「あ、ああ……でも親としてはやっぱりな。心配なんだよ」

 

 父さんも何だかんだ言って後ろめたく思ってるんだと心境を吐露する。仕事で家族との時間をとれない父さんを前の世界では家族に関心が無いのだと思ってた。だけどそれは勘違いだったらしい。

 

 「ありがとうね。でも心配しないでいいさ。今度は俺にも味方がいる。秋奈も、このデッキ達も」

 

 「そういえば、いつの間にそんなにデッキを作ったんだ? 前まではバスター・ブレイダーの戦士族デッキだったのに」

 

 「え? あ、あぁ……あのデッキは全部破り捨てられちゃったから。新しいデッキを考えてたら色々とね」

 

 「そうか。でもそんなにあると使い方を間違えないか?」

 

 「そうならないように時々構成を確認するんだ。それにテキストを確認すれば大概のデッキは分かるし」

 

 「す、すごいな……お前も、デュエリストだって事なんだな」

 

 そう言うと父さんは遠い目をしながら窓の外を見る。こんなシーンが本当にあるとは思わなかった」

 

 「父さんも昔はプロを目指して、母さんも応援してくれていたんだ。セミプロでもいいところまでいったんだ。でも、あと一歩届かなかった。そこで躓いちゃったんだなぁ。母さんと結婚しても、母さんは父さんに昔の姿を求めてる。そしてそれは大和にも。勝俊に求めなかった理由は分からないが、大切にしていない訳じゃないと分かってあげてくれ」

 

 「父さん……」

 

 父さんにもそんな過去があったのか。そして母さんは父さんのifを兄貴に求めてる。だから兄貴に甘いし、俺よりも兄貴に期待する。一人いればいいから俺の優先度は低い。好きに生きられると喜ぶべきか、興味を持たれていないと落ち込むべきか。

 

 いや、俺はこの世界の俺じゃない。好きに生きる為に禍根を絶った。なら後は俺の道だ。

 

 「俺は父さんのデュエルを知らない。だから俺は父さんの望むデュエリストにはなれない。だけど夢の続きは見せられる」

 

 「勝俊……」

 

 「だから父さんは俺を、俺の行く先を見ていてくれ。そしてその結末も。どんなに最悪な終わりでも、俺は受け入れる」

 

 「勝俊……あぁ、あぁ……」

 

 俺の部屋ですすり泣く声が響く。でも何も悲しい事は無い。俺の人生は俺のもので、それはきっと輝かしいものになるから。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 「じゃあ父さん、行ってくるよ」

 

 「ああ、気を付けてな」

 

 一週間後、今日は引っ越した後に初めて転校した学校に登校する日だ。秋奈と登校先にある町の広場で待ち合わせをしてる。

 

 「おはよう秋奈」

 

 「お、おはよう。勝ちゃん」

 

 この一週間、秋奈を陽菜と言い間違える事が頻発して直すのに苦労した。いや間違ってないけど、前の世界の名前陽菜だし。

 

 「でも良かったの? わ、私といると皆からよく思われないと思うよ?」

 

 「そんなの前の世界でも少なからずあったろ? 今更気にする事も無いさ。ほら、案内頼むぜ」

 

 「う、うん」

 

 秋奈は不安げにしているが、この世界はデュエルで解決できる。なら何も問題ない。転生者が集まるとなったら少し話が変わるが、転生者のよしみという事で話し合いで解決出来るだろう。

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 「今日は転校生が来ている。皆仲良くするように。では入ってきてください」

 

 「睦月勝俊です。腕はそこまでですがデュエル大好きです。よろしくお願いします」

 

 「「「よろしくお願いしまーす!」」」

 

 担任の合図で教室に入った俺は転校生の挨拶を済ませ、空いている席である秋奈の隣の席へ座る。クラスメイトが質問しようとするが、担任が止めていた。

 

 「質問はあるだろうが後にしろー。一時間目からデュエルの授業なんだから体育館に急げー以上」

 

 担任は放任主義と言わんばかりに淡々と言い捨てて教室を出ていった。すると堰を切ったようにクラスメイトが俺に詰め寄る。

 

 「なあなあデュエルするんだろ? どんなデッキ使うんだ!」

 

 「後でデュエルしようぜ!俺結構強いんだ!」

 

 「どんなカードが好きなの? 私は可愛いカードが好きなんだ!」

 

 皆口々に自分の言いたい事をいうが、俺は笑って流している。秋奈は俺を気にせず教室を出ていく。それを笑うやつが何人か見えた。

 

 「睦月君どうしたの? あっちに何かいた?」

 

 「あぁ、知り合いがな」

 

 「ええ~今出てったのって地味スだろ? あんなのがいいのかよ~」

 

 「そうだが?」

 

 「「「え?」」」

 

 「今はいいだろ。早く体育館行こうぜ。案内してくれよ」

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 デュエルの授業はあの担任ではなく、親し気な女教師だった。

 

 「皆さーん、これからデュエルの時間です。ペアをつくってデュエルを始めてくださーい。分からない事があったら先生に聞いてねー!」

 

 先生の声を皮切りにクラスメイトが俺に集まってきた。秋奈は相変わらず寄って来ない。そんな中に一人恰幅の良い少年が多少乱暴に割り込んでくる。

 

 「おい、俺が相手してやるよ」

 

 「さ、猿山君!」

 

 「猿山?」

 

 「転校生、お前あんな地味スが好きなんだってな。だっせぇ!俺がその根性叩き直してやるよ!」

 

 どうやら秋奈が知り合いというのが気に入らないらしい。地味スってのはアウスに似てる地味子って事だろうな。貶すようなニックネームを当然の如く付けているのがやはり小学生らしい。

 

 「お前に俺の嗜好をどうこう言われたくないな。それに根性の意味わかってて使ってるのか?」

 

 「うるせぇ!俺がこの学校のルールを教えてやるよ!」

 

 ……まぁいいか。元々全員とデュエルするつもりだし、多分一番強いんだろう。

 

 「「デュエル!!」」

 

 睦月勝俊

  VS

 猿山達之

 

 LP4000

 

 「先攻は俺だな。俺は手札の“氷結界の虎将(こしょう) グルナード”を捨てて魔法カード“ワン・フォー・ワン”を発動。これにより手札・デッキからレベル1のモンスターを特殊召喚出来る。デッキから“氷結界の霜精(そうせい)”を特殊召喚」

 

 「おっとそいつにチェーンするぜ。手札の“増殖するG”を捨てて効果発動!このターン、お前が特殊召喚する度にデッキから1枚ドローするぜ!」

 

 「っ!増Gだと……」

 

 まさか手札誘発がこの世界で出てくるとは……皆特に気にしてる様子もない。ここのレベルはかなり高いみたいだな。でも

 

 「なら更にチェーンだ。手札から速攻魔法“墓穴の指名者”を発動。相手の墓地のモンスター1体を対象。そいつを除外し、次のターン終了時まで、除外したモンスター及びその同名モンスターの効果を無効にする。増殖するGを選択するぜ」

 

 「なんだと!?」

 

 「増殖するGを無効にしただって!?」

 

 「……」

 

 地面から突き出た手が猿山の墓地に存在しているGを指す。すると墓地に異次元の穴が開き、カードを吸い込んでいった。勿論ソリッドビジョンだけどな!

 

 「チェーン処理。霜精を特殊召喚。そして効果発動。デッキからレベル3以下の“氷結界”モンスター1体を墓地へ送り、ターン終了時まで同じレベルとなる。デッキから“氷結界の術者”を墓地へ。“氷結界の伝道師”を召喚」

 

 「あ? 氷結界の伝道師は“氷結界”モンスターがいれば特殊召喚出来るだろうが」

 

 「その代わりにこのターン、レベル5以上のモンスターが特殊召喚出来なくなる。そんなデメリット背負うくらいなら召喚権くらいくれてやるさ。伝道師の効果発動。自身をリリースして墓地の“氷結界”モンスター、グルナードを特殊召喚」

 

 氷結界の虎将 グルナード ☆8 水

 ATK2800/DEF1000

 

 「馬鹿な!1ターンで攻撃力2800だと!?」

 

 あれ? 実はそんなに強くない? 増G以外に誘発飛んでこないし、2800で驚かれてもこっちが困る。誘発撃つような状況じゃないってのもあるけど。

 

 「グルナードの効果によって俺は通常召喚に加えて一度“氷結界”モンスターを召喚出来る。もっとも、俺の手札にはモンスターはいないけどな」

 

 「なんだよ。じゃあ意味ねえじゃねーか!」

 

 「俺の手札はコレ。永続魔法“氷結界の晶壁”を発動。発動時に自分の墓地のレベル4以下の“氷結界”を対象に発動出来る。そのモンスターを特殊召喚する。選択するのは氷結界の術者。守備表示で特殊召喚だ」

 

 「へっ高レベルモンスターを出したはいいけど、それ以外は雑魚の集まりじゃねえか!これなら余裕だぜ!そこまでって言ってたけど全然強くないな!」

 

 「……俺はこれでターンエンド」

 

 まあそこまで強いデッキチョイスして無いし。てか術者の効果把握してるのか? 氷結界はどれも永続効果持ちのどっちかっていうとロックメインのデッキだけど……

 

 「俺のターン、ドローだ!俺は手札の獣族モンスター“グリフォール”を墓地へ送って“虚栄の大猿”を特殊召喚だ!そして墓地のグリフォールを除外して“岩の精霊 タイタン”を特殊召喚!そして“バビロン”を通常召喚!」

 

 バビロン!目玉からビームを発射するバビロンじゃないか!どうしてデッキに!レベル2獣族だってもう少しマシなカードあるだろ!

 

 「聞いて驚くなよ? お前にチューナーモンスターの使い方を教えてやるぜ!俺はレベル2のバビロンにレベル5、虚栄の大猿をチューニング!

 

 雷迸る暗雲の下で 二角の獣が駆け抜ける シンクロ召喚!

 

 レベル7“ボルテック・バイコーン”!!」

 

 ボルテック・バイコーン ☆7 光

 ATK2500/DEF2000

 

 「まさかシンクロ召喚してくるとは……」

 

 「どうだ!チューナーモンスターとそれ以外のモンスターで召喚する特殊な召喚方法シンクロ召喚!その中でも最強のボルテック・バイコーンだ!」

 

 というより俺はこの世界にも召喚口上があるのがビックリだよ……楽しそうだなおい。

 

 「まだだ!手札から装備魔法“一角獣のホーン”をボルテック・バイコーンに装備!これで攻撃力700ポイントアップだ!」

 

 「これで3200……か。グルナードを超えたな」

 

 「その通り!さあバトルだ!」

 

 「だが氷結界の術者によってレベル4以上のモンスターは攻撃宣言出来ない。残念だったな」

 

 「……え?」

 

 「更に霜精が存在する限り相手モンスターは攻守が500ダウンするから今の攻撃力は2700だ。グルナードを下回る。タイタンも下がって1200だ」

 

 術者が左手に持つワンドで巨大な結界を張っている。小さいモンスターなら通れる程度だが、高レベルモンスターではどうあがいても攻撃は通らない。更にグルナードの方に乗り霜精が身震いしながら猿山のフィールドに雪を飛ばしている。可愛いなおい。

 

 「さて、何かあるか?」

 

 「くっ……ターンエンド」

 

 「俺のターン、ドロー。さて、面白いものを見せてもらった礼だ。俺もエースを見せよう」

 

 「お前の……エース?」

 

 「相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドに“氷結界”モンスターが存在する場合、“氷結界の虎将 ウェイン”は特殊召喚出来る。ウェインは特殊召喚に成功した場合、デッキから“氷結界”魔法・罠カードを手札に加える。“氷結界の紋章”を手札に加え発動。デッキから“氷結界”モンスターを手札に加える。“氷結界の随身”を手札に加え通常召喚。これで役者は揃ったぜ!」

 

 「役者? ……まさかお前もシンクロ召喚するのか!」

 

 「まあそう言う事だ。自信満々の解説ご苦労さん。俺はレベル5の氷結界の虎将 ウェインとレベル2の氷結界の随身にレベル2の氷結界の術者をチューニング!

 

 氷獄に閉ざされしシヴァの槍 その三つの力を龍に変え 遍く全てを打ち倒せ! シンクロ召喚!!

 

 降臨せよ“氷結界の龍 トリシューラ”!!!」

 

 氷結界の龍 トリシューラ ☆9 水

 ATK2700/DEF2000

 

 「と……トリシューラ……」

 

 「多くの大会で暴れまわって、今じゃデッキに1枚しか入れられない伝説のカード……」

 

 そんなに有名ってなら効果も知ってるな。ヨシ!

 

 「トリシューラの効果発動。相手の手札・デッキ・墓地のカードをそれぞれ1枚ずつ除外する。フィールドのボルテック・バイコーンと墓地の岩の精霊タイタン。そして最後の手札を除外する。《トリシューラ・シャクティ》!!」

 

 トリシューラが発した咆哮が猿山のカードを氷漬けにしていく。ダメージフィードバックは微々たるものだが、何故か吹いてる風が冷たい。ここ体育館なのに。何なら真夏なのに。

 

 「ぼ、ボルテック・バイコーンの効果だ!」

 

 「ボルテック・バイコーンの効果は破壊された場合のみ。除外ではデッキ破壊は出来ないぜ」

 

 「なんだと……」

 

 「バトルだ。グルナードでタイタンを攻撃。そしてトリシューラでダイレクトアタック!!」

 

 猿山達之

 LP4000→2400→0

 

 「くっぐああああああああああああああああ!!」

 

 「まだ、俺が本気を出すには弱い……な」

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 あのまま何事も無く学校が終わった俺達は帰路につきながら秋奈の小言をいただいている。デッキパワー低いとはいえやりすぎとの事。いうて向こうもワンターンでシンクロしてたしトントンでは? トリシュはアカン? ソンナー

 

 「言い訳しない。あの後皆勝ちゃんにビビッてデュエル出来なかったじゃない」

 

 「俺がやろうぜって言っても震え上がって逃げまどってたからなぁ。ウケる」

 

 「こら」

 

 秋奈は窘めるように言うが、その表情はどこか楽しそうだ。一人でいる事が多いように見えたし友達いないのか。

 

 「……今朝私が言った事覚えてる?」

 

 「あぁ、皆からよく思われないってやつだな」

 

 「私、デュエルの知識はあるけど強くないから、皆から弱いって言われて嫌がらせを受けてたの。女子の皆からも気取ってるって思われてるらしくて……そんなつもり無いのに……」

 

 小学生というか、下手をすれば社会人になってもありそうなネタだ。ありがちだからこそ質が悪い。どこにでもあると取り合わないケースも出てくる。

 

 「なら強ければ何も言われないな。俺も付き合うよ」

 

 「そんな……今日の件で勝ちゃんも何されるか分からないのに……」

 

 「だから今に始まった事じゃないだろ? デュエルで解決出来るんだから任せとけって。まずはデッキ構成からいくか。ルールはもう大丈夫っぽいし」

 

 特殊裁定はどうしようもないけどなー。と茶化す俺に秋奈は小声で「どうして……」と呟いた。

 

 「どうしてそこまで私に付き合ってくれるの? 私、勝ちゃんに何も出来てないのに、それどころか勝ちゃんが死んじゃったって聞いた時冗談だって思ってたんだよ? それなのに「やかましい」……」

 

 「言ったはずだぜ。前世の事は許すと、俺も非のある事だったしお互い様ともな。それならこれからは俺がやりたかった事をこの世界に合わせてやるだけだ。秋奈を……陽菜を幸せにする。俺はもう陽菜から離れない」

 

 「……勝ちゃん」

 

 言ってることかなり恥ずかしいが、秋奈が俺に抱く後ろめたさを消すには俺が受け入れると伝えないといけない。前の世界では気持ちを伝えなかったから離れてしまった。今度は間違えない。離さない。

 

 「俺達は一度過ちを犯した。なら次は上手くいく。そうならない術を少なくとも一つ知ってるんだ」

 

 「勝ちゃん……ダメ……私にそんな資格……」

 

 「資格なんざいらないだろ。自分の本当の姿じゃないから本来の人格に遠慮してるのか?」

 

 「……」

 

 「秋奈、いや陽菜……この世界では確かにお前は石木秋奈だ。しかし同時に園田陽菜でもある。その身体を明け渡した理由は石木秋奈が生きる希望を失ったからだ。彼女の分まで幸せにならなくちゃいけない。まずそこが違う」

 

 「どうして……あの子だって生きたかったはずだよ!でも、デュエルが弱いってだけで苛められて、お前がデュエリストになんてなれるはずが無いって……デュエルって何なの? デュエルが強いのがそんなに偉いの?」

 

 「それは……」

 

 「嫌い……デュエルなんて大嫌い……勝ちゃんがデュエルしてる所を見てると……勝ちゃんまで嫌いになっちゃう……」

 

 「陽菜……」

 

 「私は……秋奈だよ……」

 

 陽菜の……秋奈の絞り出した一言は、俺の動きを止めるのに十分だった。陽菜として俺と共にいたい自分と秋奈としてデュエルを嫌う自分。それがせめぎ合い、どうにもならないんだろう。

 

 「秋奈、デュエルとは何か。言えるやつはどれだけいると思う?」

 

 「……そんなの、分からないよ」

 

 「答えは簡単だ。デュエルはカードゲーム、皆が楽しむ遊戯(ゲーム)だ。そこに多少の喧嘩はあれど、憎む事も蔑む事も必要ない。デュエルを嫌いになる必要なんてないんだ」

 

 「でも……もう……」

 

 「それでもデュエルを好きになれないならそれでもいい。でも俺を見ていてくれ。いつかきっとデュエルが好きだって言わせて見せる。だからデュエルじゃなくて俺を見ててくれ」

 

 「勝……ちゃん……」

 

 秋奈は涙を滲ませてしゃがみこんだ。俺もしゃがんで秋奈の背中をさする。そう、今度こそハッピーエンドを掴むんだ。

 

 

 

 このデュエルモンスターズの世界で。




 打ち切りみたいな感じですがそんな事はありません。プロローグ終わりなアレです。

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