ヒト並みウマ娘 作:aa
初めての小説で、いろんな人に読んでいただいたり、評価してもらっていて驚きが止まりません。
これからもメンシアをよろしくお願いします!
ルドちゃんと別れたあと、授業はもう始まっていたから急いで教室に戻っていた。
「ゼェゼェ…お…遅れて…ゼェ…すいません…」
「だ、大丈夫ですかメンシアさん!?」
「大丈夫です…走って来ただけなので…」
「わ、分かりました。授業に戻りますね?」
この時間の授業は頭に入ってこなかった。
◆
で、私達は今日の授業が終わったため、着替えてターフに出ていた。
「それで、どんなことを話したんですか?」
「まあトレセンに入らないか?って言われたくらいだね」
「メンシアは何て言ったんデスカ?」
「入らないですって言ったよ。ちょっと口論にもなったけど納得してもらえたよ」
「口論って…私は怖くて出来ないです…」
なんて雑談をしてると、
「スペー!」
「あ、トレーナーさん!メンシアさんは初めてでしたね、私のトレーナーさんです!トレーナーさん、こちらがメンシアさんです!」
「スペシャルウィークのトレーナーをやらさしてもらってる。よろしく!」
「あっこれはどうも、メンシアベレージと申します。よろしくお願いします」
「・・・そういえばメンシアさんはどこを見学するんですか?皆トレーナー別々ですし、良ければわた「折角ならスーちゃんのとこ行くよ。いいですか?」え?」
「ああ、いいぞ。一応聞いておくがスペもいいな?」
「はい!喜んで!」
◆
「凄いなぁスーちゃん」
「だろ?こんな新人には勿体無い人材なんだが…」
「いやいや、トレーナーさんも合わせてですよ!二人合わせて凄いんです!一つ一つの火は弱くても、二つ合わされば炎となる、ですよ!」
「・・・そうだな!ありがとう、少し暗くなっていた。おーい、スペー!ちょっと休憩だー!休めー!」
「はーい!」
「ほい、スポドリとタオル」
「ありがとうございます!トレーナーさんと何を話してたんですか?」
「ん?ああ、二人ともいいコンビだなって」
「えへへ、そういわれるとうれしいです!…あの、いいですか?」
「はいはい、なんですの?」
「実は…もうすぐっていっても来月なんですけど、デビュー戦を走ることになったんです!だから…見に来てもらってもいいですか?」
「あったりめーよ!私はスーちゃんのファン第一号だぜ?行かないわけがない!楽しみにしてるね!」
「楽しみに…よーし、日本一目指してけっぱるぞー!」
「おー!」
◆
「ちょっとハードじゃない?ウマ娘の体だから、いや、皆だから出来ることなんだろうなぁ。皆流石だね!」
「私はまだまだですよ!」「当たり前よ!一流なんだから!」「セイちゃんはなにもしてないけどねー」「うふふ♪ありがとうございます♪」(さっきまでテンション低かったのにチョロすぎデース…)
「っと、そろそろ時間だね」
「・・・もうそんな時間ですか」
「ううぅ、寂しくなりますね…」
「また来るといいデース!」
「キングに会いに来る権利をあげるわ!」
「魚でも用意しとくよー」
「メンシアさん、帰りはどうするんですか?」
「なんか送るから校門で待っててくれって」
「いったい誰が…って、あれは!?」
「あれって、会長!?」
「あ、ルドちゃーん!」
「「「「「ルドちゃん!?」」」」」
「やあ、メンシア。準備はできたかい?」
「うーんと、ちょっと待ってて。教室に忘れ物!取りに行ってくるー!」
「気をつけて行くんだよ」
◆
「どういうことですか?」
「ふふっ、友達同士ではあだ名をつけあうのが普通だろう?となると、私もつけた方がいいだろうか。メンちゃん?それともシアちゃん?」
「・・・」
・・・ふふふ、こんなにも私を怒らしたのはあなたが初めてですよ。
考えるのです、考えるのですグラスワンダー!どうすればかの邪智暴虐な皇帝からメンシアさんを取り戻せる!?
そもそも少し前まで仲悪そうだったじゃないですか!(そうでもない)私もどうしてこんなに執着してるか分かりませんが!メンシアさんを取り戻すのなら私は鬼にもなりましょう!誉れはターフで死にました!(掛かり気味)
「ぐーちゃん」
その言葉と同時に誰かが私に抱きついてきました。
いえ、誰かではありません。
「メンシア…さん?」
「顔、怖くなってたよ?その状態でも綺麗だけどぐーちゃんには笑顔が一番綺麗だな!」
先ほどまで考えていたことが飛んでいきました。今はこの時間を、ただ感じるのみ。
◆
「・・・どう?落ち着いた?」
「ええ、おかげさまで。ありがとうございます…えへへ…綺麗…」
「それはよかったぜ!んじゃ、また今度遊びに行こうねー!またー!」
「またー!」
「・・・ふふ、妬けるな」
「何がー?」
「いや、気にしなくていい」
「そっかー。というか、ルドちゃんならルドちゃんって言ってくればよかったのに~」
「サプライズのつもりだったんだが―駄目だったか?」
「そんな理由ならしょうがないねー」
「・・・今日はありがとう。私の目を覚ましてくれて」
「私は友達になってくれって言っただけなんだけど」
「自分で言うのもなんだが、それはそれで凄いと思うが…」
「まあ、良い思い出が作れてよかったわー!ルドちゃんも今度遊びに行こう!」
「ああ、楽しみにしているよ。ではまたね」
「またねー!」
◆
「―ていうことがあったよ」
私は夕ちゃんに昨日のこと(秘密にしたこともあるけど)を、喋っていた。
「ほーん、結構有意義な時間が過ごせたんだねぇ。…はあ」
「どうしたん?」
「いやー実はさ…
私も呼ばれたんだよね。トレセンに」