ヒト並みウマ娘 作:aa
前々回からですが、一人称で続けたいと思います。
私はメンシア!夕ちゃんにぐーちゃんのことを話したら正論のグーパンチがとんできたよ!
「そのあとは会ったりしなかったの?一応同じ区域じゃん、学校」
「ホントに少しも会わなかったよ。まあ相手はトレセン学園ですよ?忙しいんでしょ。半日も一緒に過ごしてないし、もう他の友達ができてそうじゃない?」
「えぇー?そんなこと言って会いたいんじゃないの~?」
「一期一会もまた一興だぜ?」
「・・・無理して難しい言葉使わなくていいよ」
「えっなにその優しい目。もしかしてばかだと思われてた?」
「・・・あそこにたい焼きがあるよ!食べに行かない?」
「ごまかし雑か!」
◆
「スペちゃん、こっちデース!」
今日は4月の始まりだからか早くに終わり、皆でたい焼きを食べに行くことになりました!きっと落ち込んでいる私とグラスちゃんのために行ってくれてるんでしょう。皆、優しいなぁ。
「どんな味があるんでしょう!楽しみだなー!」
「セイちゃんのおすすめはチョコレートかなー」
「分かってないわね!カスタードが王道よ!」
「エルは辛さMAX味デース!」
「いろんな味があるんだね!グラスちゃんは何にするの?」
「私は抹茶にしま―」
「グラスちゃん?どうしたの?」
グラスちゃんが目を見開いていました。その目の先を見ると前にあるたい焼きの屋台を、正確にはその屋台でたい焼きを食べている人達を見ていました。ってあの人は!?
◆
滅茶苦茶うめぇ。
なにこれうますぎる。やはりあんこは裏切らない。ちなみに夕ちゃんは桜味だった。それも美味しそう。
「美味しいねーこれ、来てよかったね!」
「そうだね。すごい美味しいよね。でも忘れたわけじゃないからね?やっぱりばかにしてるよね?」
「ごめんって、そんな怒らなくても~」
「怒ってると思う?」
「逆に怒る?」
「怒るわけ無いじゃん」
「「ぐへへへへ」」
「へへへ、あれなんかあそこのウマ娘さんメンシアちゃん見てない?」
「なんで私を見る必要があるの、っは!ついにこの美貌がばれてしまったか…」
「思ってる?」
「思ってないよ?」
「「ぐへへh「メンシアさーん!」
「呼ばれてるじゃん!」
「呼ばれてたわ!この声…」
「だれ?」
「…スーちゃん?」
◆
「エルコンドルパサーデース!」
「キングヘイローよ」
「はいはい、セイウンスカイですよー。スペちゃん達からきいてるよー」
「知ってると思うけどメンシアって言います。こっちは友達の夕莉ちゃん」
「き、昨日はごめんなさい!」
「えっ何に謝ってるの?」
「私、勝手にメンシアさんがトレセン学園にいると思って「あーなるほど完全に理解した。(超速理解)」え?」
「あれでしょ?トレセン学園に入れてないウマ娘さんに対してマウントみたいな失礼なことを言ってしまったって。えーと私ね、トレセンに入ってみたいなんて考えたこと実は無いんだよ」
「そう…なんですか?」
「うん。負け惜しみだと思ってもらって構わないんだけど、私あんまり走るのというか、運動全般好きじゃないんだ。友達と遊ぶとかは別だけど。ウマ娘としての闘争本能が無いみたいなんだ私」
脚も遅いしね、と付け加えるメンシアさん。
「でも不愉快な気持ちにさせて…」
「そんなことでならないよ。だって最高の友達ができたからね、今の学校じゃなきゃ出会えなかったろうし。それに別の学校じゃ友達にはなれない?」
「そんなことないです!メンシアさんは私の初めてのウマ娘の友達です!」
「へへ、そう思ってもらって嬉しいよ。」
ああ、なんて優しい
「・・・お久しぶりです」
「うん、久しぶり。多分ぐーちゃんも同じような考えでしょ」
「・・・そうです。私があんなことを言ったから、あの時から会わなく、約束を叶えてくれなかったのかと思いました」
「・・・アッ」
「でも、今分かりました。運動がお好きじゃなかったからなんですね!でも、貴女は優しかったから…その時断れなかったんですね!本当に申し訳…」
「い、言い訳を聞いてくれませんか?」
◆
「で、グラスさんは約束をしたときの目が綺麗だったからという理由で聞き逃され―」
「会えなかったのは今の今までたまたま会えなかっただけ、とー」
「ソノトウリデゴザイマス…」
私は日本人の魂、土下座をしていた。
「アッハッハ!グラスはホントに不運デース!」
「で、でも嫌われてた訳じゃなくてよかったね!グラスちゃん!」
「・・・エ~ル~?」
「あああああ!ゴメンナサイ、グラス~!!」
仲良いな~…
「あれ、夕ちゃん静かだね?」
「そりゃそうだよ!だって」
「三行で答えよ」
「皆、
すごい、
ウマ娘」
「わ、私昨日編入したばかり…」
「いや、見るだけでわかる!まだまだ成長途中だけど素晴らしい脚だ!多分得意な脚質は先行、差しで中距離長距離が得意!」
「一目見ただけでわかるんですか!?すごいです!」
「変態だからね」
「へ、変態じゃないし!本職には負けるし!」
「それでも凄いでしょ」
と、そこでぐーちゃんに話しかけられた。
「次の休みを空けておいてくれませんか?」
「いいけど、どして?」
「約束を果たしてもらいたいんです」