オリ主ヒロアカ世界で極制服を着る   作:ゴロゴロ鼠

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第1話

気づいたら転生していた。

 

 

・・・・・・

 

 

突然何を言っているんだと思うだろうが事実だ、キルラキルと言うアニメをスマホで寝ながら見ていたら手が滑ってスマホが顔にぶつかった。そこまでは覚えているが、もしかして俺の死因は顔面にスマホが激突したから?

 

 

まあもう確認のしようが無いのでこれからの話をしよう。

 

俺が転生したのは『僕のヒーローアカデミア』と言世界の人口の約8割が個性と言う特殊な能力を使える世界に俺は生まれた。ぶっちゃけあんまり詳しく知らないのだがどうしよう

 

そして俺にも個性は出た、この社会では一部の例外を除き〝個性″を使ってはいけない(まあ中には簡単に人を殺せる威力の〝個性″を持っている人もいるので当たり前だろう)しかし〝個性″が発現するのはほぼ全員が幼稚園生の時、ほぼ全員が自身の〝個性″に酔い、更に〝個性″が強力だと酷く酔うやつもいる、例えば個性が発現しなかった無個性と呼ばれる人たちを見下すなどだ。取り合えずいじめの対象になるなどが無くてよかった

 

そして俺の個性なのだが、手から糸を出せる。蜘蛛の糸などでは無く普通の糸を

 

最初は世に言う没個性では?とも思ったがふと自分が出した糸を見るとキラキラと光っているのに気づいた。最初は凄いキラキラしてるなーとしか思っていなかったのだが、糸をじっと見るうちに糸の正体に気づき大声を上げた

 

これ生命戦維じゃん!??

 

生命戦維とは「命を持った戦う繊維」の事で簡単に言うと

 

・これを使って作った服を着ると本来の何倍もの力を引き出せる。

・服内の生命戦維の量で引き出せるパワーの量も違う。

・実力に見合わない量の生命戦維入りの服を着ると暴走する。

 

という事ぐらいだろうか。

 

 

ちなみに服では無く直接生命戦維と融合すると首を切られても再生するなどの再生能力があるが俺にはないらしい、前転んだ時も直るスピードは普通だったし。

 

そんな俺だが、この世界にはやはりと言うべきか〝個性″を使用し犯罪行為を行う【ヴィラン】という存在と【ヴィラン】を倒し平和を守る【ヒーロー】と言う存在がいる。

 

俺は将来ヒーローになろうと思った、せっかく好きなアニメの個性が出たのでこれを派手に使ってみたかったからだ。

 

職業としてヒーローがいるこの世界、色々な高校にヒーロー科と言う物がありほとんどのヒーローが何処かのヒーロー科を卒業してヒーローになっていく。そんなヒーロー科がある沢山の高校の中で俺は雄英高校と言う現在のナンバー1ヒーローオールマイトの出身校として有名だ。毎年受験者が大勢いて倍率がとんでもない事になっている

 

現在俺は中学3年だが、それまでに色々と大変だった。生命戦維は出すだけでは意味がない生命戦維単体では頑丈な糸なだけ、生命戦維を使い服を作る技術がいるし生命戦維入りの服【極制服】を十分に扱うための知識がいる

 

服の方は母親が俺と似たような個性で普通の糸を出す個性で服作りが趣味(暇な時間があれば常に針を持っていた気がする)なので服作りの基礎を教えてもらった

 

知識の方は色々な分野を片っ端から覚えて行った、生命戦維入りの帽子被ったら効率良いかなと思って被ったら本当にスポンジに水が吸収されていくみたいに簡単に覚えていくことが出来た。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「到着しましたので受験生の皆さんはバスから降りてスタートの合図があるまで待機しておいてください」

 

今までの事を思い出しているとバスが目的地に到着したようで俺を含めた受験生は巨大な門の前で待機しているのだが、その中でも俺は目立っていた。

 

周りが動きやすい服を着ているのに俺が極制服と言う見た目は動きづらそうなものを着ているからだろう。

 

後は見た目だろうか、大きな赤白く光る星が二つ描かれている制服なんて無いだろうからな

 

「はいスタート!」

 

いきなり雄英高校の実技試験がスタートした、極制服のおかげで反射神経もパワーアップしている俺は他の受検者よりも素早く動くことが出来た。そして早速現れたロボに自作の極制服の力を使うことにした。

 

「二つ星極制服・・・

 

『ぶっ殺す!!』

 

ボクシング!」

 

俺が生命戦維を使い極制服に命令を出すと制服はキルラキルに出てくるボクシング部の極制服に変わり右手に刺がたくさんついた直方体のグローブが出てくる

 

「まずは一ポイント」

 

・・・・・・・・・・

 

グローブでロボを破壊して先ほどまでの極制服の形に戻すと次のロボを探し破壊する、それを繰り返していると突然ビルが壊れその中から大きなロボが出てきた

 

「・・・これがプレゼント・マイクが言っていた0Pロボか」

 

近くにいた受験生は0Pから逃げ始めていた

 

「俺も早めに逃げないといけないけど」

 

個性を使ったからなのか走れずにヨロヨロと歩いているだけの者や先ほどビルが壊れた時の瓦礫で逃げられなくなっている者達もいた

 

「二つ星極制服  園芸」

 

背中にプランターを背負った姿に変わるとプランターの植物に水を撒く、すると植物は急成長し0Pロボに絡んで動けないようにする

 

「逃げろ、それとあいつが逃げるのを手伝ってやってくれ」

 

「わ、分かった。ありがとう!」

 

植物の一本で瓦礫をどかしてやり閉じ込められていたやつを逃がしてやり、元気そうだったので逃げ遅れたやつを逃がしてやるように言う

 

 

『試験終了!』

 

 

数分程0Pを足止めしているとプレゼント・マイクの試験終了の合図が聞こえてきた

 

ロボも動きを止めたので園芸用二つ星極制服から普通の極制服に変え、他に試験はもう無かったので家に帰った。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「さて、次の受験者は?」

 

「彼です、糸道 一身」

 

「0Pを植物で足止めしていた彼か・・・ん?シンリンカムイの様な個性かと思ったが違うのか」

 

「珍しいタイプの個性ですよね」

 

「ヴィランポイントが52でレスキューポイントが35か、総合成績はまだだが上位確実だろうな」

 

「筆記も上位の点数です、彼はヒーロー科合格ですね」

 

「しっかしこの個性ならサポートアイテムを作る会社が喉から手が出るほど欲しがりそうですけどね」

 

「そうだね、その方が今後の人生楽に生きられるだろうね。でも、楽な道があるのにヒーロー科を選んでくれたのは嬉しいのさ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

試験から一週間ほど経った昼頃、雄英高校から手紙が届いた

 

結果を言うと合格した。一位で

 

それと試験で見ていたのはロボのP以外にどれだけ人を助けたのかと言うレスキューPの二つらしい、俺の場合は最後に0Pロボから数人を助けたのが大きかったみたい

 

あとオールマイトが雄英高校の教師になるらしい、俺の世代はとてもラッキーだったらしい。

 

 

雄英高校入学の日、割り振られたAクラスに行くとほとんどのが来ており椅子に座っていた。俺も自身の席を確認して座ると扉が開いてもじゃもじゃな髪の男子が入ってきた。

 

「お友達ごっこがしたいならよそへ行け」

 

男子が早速クラスメイトと話していると寝袋に入った男が廊下にいた、どうやらこのクラスの担任らしい

 

「早速だが全員これを着てグランドに出ろ。糸道」

 

先生が俺の名を呼ぶのでクラスの視線が俺に集中する

 

「お前は実技試験の時の服を着てこい、事前に連絡したから持ってきているな」

 

「はい」

 

先生が教室から出た後、クラスの皆は体操服を持つと更衣室へと行く、俺の場合は雄英高校のブレザーを脱いで極制服を着るだけなので皆より一足先にグランドへ行き皆を待った

 

皆が着替えてグランドに来たがとても目立っている、まあ皆が体操服なのに一人だけ制服だったら変か

 

「これから個性把握テストを受けてもらう」

 

クラスメイトがどよめくが先生は話を続ける

 

「実技入試成績のトップは糸道だったな」

 

「はい」

 

「中学の時ソフトボール投げ何メートルだった?」

 

「70メートルくらいです」

 

「じゃあ個性を使ってやってみろ、円から出なきゃ何をしても良いから思いっきりな」

 

そう言われてボールを渡される

 

(ボール投げか、一番良さそうなのは)

 

どの形に極制服を変えるかを決め、極制服を操作する

 

「二つ星極制服 テニス」

 

「なんだ!?」

 

「あいつの制服が変わったぞ」

 

「テニスのユニフォーム?」

 

「てか何だあれ!テニスラケット!?」

 

周りが俺の服が変わったのに騒いでいるが気にせずにボールをラケットで飛ばす

 

先生が手元の端末に書かれた距離を皆に見せると

 

『657.1m』

 

「650m越えか」

 

「すげー!」

 

「個性を思いっきり使えるのか」

 

「面白そう!」

 

皆が騒ぎ始めると先生は

 

「面白そうか、ヒーローになるための3年間そんな腹積もりで過ごすきでいるのかい?」

 

その言葉に騒いでいた者達は静かになる

 

「よし、8種目トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し除籍処分としよう」

 

「「「はあああああ!?」」」

 

「最下位除籍って入学初日ですよ!?」

 

「初日じゃなくても理不尽すぎます!」

 

その言葉にクラスの皆が騒ぐが先生はこの国は理不尽にまみれている、それを覆すのがヒーローと。そして雄英高校の校訓を言い

 

「全力で乗り越えてこい」

 

先生の言葉に皆覚悟を決めた

 

(ここに居るのは倍率何百倍という雄英高校に入学してきた猛者たち、余裕は無いな)

 

最初は50m走クラス人数の関係で最後の人は一人で走らなければいけない

 

(好都合)

 

『位置について』

 

「二つ星極制服」

 

『用意・・・ドン!』

 

「自動車!」

 

『4秒27』

 

「あいつ車になったぞ!」

 

「どんな個性だよ!?」

 

第2種目 握力

 

この種目では特に役に立ちそうな服が無いのでシンプルに二つ星極制服としての能力を使う

 

『231kg』

 

 

それからも第3種目、第4種目と続いていくが特に目立った成績を残せたのは

 

持久走

長座体前屈

立ち幅跳び

 

だった

 

持久走は車で楽だった、俺の他にバイクを出している女子もいた。何人かが先生にあれは良いのかと聞いていたがOKだった

 

長座体前屈は折り紙部の極制服を使い高記録を、立ち幅跳びも同じく折り紙部の極制服で鶴の形になり空を1分ほど飛んでいると∞という記録になった

 

途中もじゃもじゃ頭の男の子が先生に何かを言われていたりもじゃもじゃ君が好記録を出したら爆発の個性を持つ子に襲われそうになったりと色々あったが全部の種目を終え結果を見ると

 

『2 糸道 一身』

 

となっていた

 

その後、あのもじゃもじゃ頭君が最下位の様で暗い表情だったが先生の除籍は嘘、君らの個性を最大限引き出す合理的虚偽という言葉に顔がおかしなことになっていた

 

とりあえず誰も除籍にならずに良かった

 

その一度教室に戻り帰ろうとすると

 

「なああんた、さっきは凄かったな!名前は?」

 

「君は?」

 

「俺は上鳴 電気よろしくな!」

 

「糸道 一身だ、よろしく」

 

上鳴と話していると他の者達も集まって自己紹介をして俺の個性の話になる

 

「糸道ちゃんの個性って不思議よね、車になったり折り鶴になったり。糸道ちゃんだけ体操服じゃなかったのと関係があるの?」

 

「梅雨ちゃんの言う通り、俺の個性はこれだ」

 

俺は皆に見えるように手から生命戦維を出す

 

「ケロ、綺麗な糸ね」

 

「只の糸じゃないのか?」

 

「この糸の名は生命戦維、生きた糸だ」

 

「生きた糸?」

 

「まあ簡単に言うとこの糸を入れ込んだ服を着ると自身の能力が何倍にもなると思っていてくれ」

 

「てことはあの服を着ると俺たちも車に変身したりするのか!?」

 

「まじでか!」

 

「それは難しいな、実力が無いと生命戦維の力に飲まれて暴走するからな、この服だって全体の20%しか生命戦維は入っていない。形状変化後のあの姿も操作にコツが要るし」

 

「あの力で20%かよ」

 

「じゃあもしその生命戦維だけで服を作ったら?」

 

「作ったことが無いから分からないが・・・ヒーロランキング10位以内の強さぐらいにはなると思う」

 

「おお!」

 

「まあそれこそオールマイト級の精神力が無いと無理だろうけど」

 

話をしているとかなり時間がたっていたのでその後はお別れを言って家に帰った

 




ちなみ自動車や折り鶴になった時は顔は車の中に入れたりして隠しています。アニメ通りだと走っている時とか危ないかなと思ったので、なのでテストの時周りからは無人の車が走ったりでかい普通の折り鶴が飛んでいるようにしか見えません。

名前は良いのが思いつかなかったので纏一身の名前を貰いました。
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