「「ハハハ!マジかマジか爆豪!」
職場体験が終わり久しぶりに学校に行くと爆豪が切島と瀬呂に八二分けを笑われていた
(ガッチガチにされてたもんな、俺のは簡単に戻ったけど・・・あ、爆発で治った)
「なあなあ、糸道って爆豪と同じ所だったよな」
爆豪を笑い終わると瀬呂がこちらに話しかけてきた
「ああ、ベストジーニストの所に行ってたぞ」
「どんなことやったんだ?ナンバー4の所での職場体験って!」
「別に他の所と変わらないと思うぞ、大体パトロールと訓練に付き合ってもらったな。後は何回か敵にもあったけど瞬殺だった」
皆が職場体験の話をしているとチャイムが鳴り先生が入ってきて扉が開いた瞬間にどんなに自分の席から離れていても皆席に座っている。全員がそういう個性でも持っているのだろうか?
職場体験開けでの一日を過ごして次の日、相澤先生から夏休みの間に林間合宿をやるという発表があった。勿論皆喜んだがその前に期末テストがありそれで赤点が出ると補修地獄になると言う中間テストの時点数が悪かった者のほとんどは慌てていた(糸道前回5位)
その後の筆記試験は無事に終わり実技試験なのだが先生達との実践だと言う。内容な歌風素手先生を捕まえるかある地点まで逃げれば生徒の勝ち。相手は何年も敵と戦ってきたプロ、生徒側には勝ち目はほぼ無いがハンデとして先生側は体重の約半分の重りを付けると言うしかし
「二人一組を作ると一人余ってしまうので一つは三人の組だ、そこと戦う教師はハンデの重りが体重の四分の一になってるから三人だからといって油断しないように」
相澤先生がそう言い終わった後誰とチームになって誰と戦うかが発表された
エクトプラズムVS蛙吹 糸道 常闇
どうやら俺は三人のチームになったらしい
「糸道ちゃん、常闇ちゃん作戦会議しましょう」
「御意」
「ああ」
俺たちは試験会場に行くとそこで試験が始まるまでどのように動くか話した
「相手はエクトプラズム先生、分身を出せる個性の先生だ、いちいち正面戦闘はしていられない」
「なら逃げて脱出ゲートを目指すのが一番ね、この試験会場は高さもあるし囲まれても上の階に逃げられるわ」
「俺は極制服の力でこのくらいの高さなら自力で飛べるが二人はどうする?」
「常闇ちゃんが私は上の階に投げて私が常闇ちゃんを引っ張り上げるのはどうかしら」
「分かった、俺も植物を出して持ち上げようと思えば持ち上げられるが時間がかかるし梅雨ちゃんに任せる。もし分身が多くて常闇が梅雨ちゃんを投げる暇が無かったら先に俺が上に登って二人を引き上げる。とりあえず今決めておくのはこれだけか」
「そうね、後は先生の反応を見ながらしっかりとコミュニケーションを取って対応しましょう」
「承知」「ああ」
作戦を決め終わったと同時にタイミングよく試験開始の合図がする、それと同時にエクトプラズム先生の分身が周りを囲むように出てきた
「剣の装!」
「蛙吹投げる!」
「常闇ちゃん」
まずは打ち合わせ通りに事が進み下にいる分身は相手にせず二階から脱出ゲートを目指す
「思ったより道が狭い、ボクシングで常闇の周りに出てくる分身を潰すから梅雨ちゃんは俺が間に合わないやつを頼む、常闇はそのまま遠くの分身を」
「ケロ」「承知」
そうして分身を倒しながら進むと脱出ゲートが見えてきたがゲートの前にエクトプラズム先生が立ち俺たちをじっと見ていた
「あの数をよくしのいだ、だが・・・これならどうだ?」
そういうとエクトプラズム巨大な分身を出した
「強制収容ジャイアントバイツ」
巨大な分身は口を開けてこちらに向かってくる。避けることも出来ずそのまま俺たち三人は分身に捕まって拘束されてしまった
「分身の解除は我の意思でのみ、さあどうする?」
「ダークシャドウ、お前だけでもゲートを通過しろ」
「まて、これを先生の近くに」
「分かった、ダークシャドウ!」
『あいよ!』
ダークシャドウは先生を突破してゲートに行こうとするが相手はプロ、ダークシャドウを余裕で相手にする
「プロを相手に正面からはしのげんか」
「でも届くのならチャンスはあるわ」
~~~~
(三人は拘束されていて身動き不可能、唯一動ける常闇のダークシャドウも私を倒すことは出来ない。このまま時間切れか)
「ダークシャドウ!」
常闇に呼ばれ一度戻ったダークシャドウだったが直ぐにまたこちらへ向かってくる
(こんな攻撃いくらやろうと無駄だぞ)
また蹴り飛ばしてやろうとダークシャドウへ向かってジャンプし、ダークシャドウを蹴ろうとしたときダークシャドウが何かを持っているのが見えた
(カフス!しかしまだ間に合う!)
体を捻ってダークシャドウの持つカフスを避けようとするが
「縛れ!」
突然体が動かしづくなりダークシャドウを避けることが出来ずカフスをかけられてしまった
~~~~
「何とか勝てたか」
試験が終わると巨大分身は俺たちをゆっくりと地面に降ろすように消え本物のエクトプラズム先生がこちらに歩いてくる
「見事な機転だ称賛に値する」
「恐悦至極」
「ケロケロ」
『俺のおかげだな』
「そうだが今回は糸道の活躍が大きかった、糸道がエクトプラズムの動きを鈍らせなければカフスを避けられていただろう」
「ベストジーニストに教えてもらったことを試してみたんだ、まだ一本しかうまく操れないけど成功してよかった」
「重リヲ付ケテイタトハイエ一本ノ繊維デアレホド動キガ阻害サレルトハ、鍛錬ヲ続ケテ同時ニ操レル本数ガ増エレバ脅威的ナ威力を発揮スルダロウ」
「はい!」
その後
(何組かが試験に合格できなかったようだが彼らは合宿に行けないのだろうか?そもそも俺は赤点では無いのか?)
~~~~
「全員行きます」
「「「「どんでん返しだ!」」」」」
赤点になった者は数名出たが全員合宿には行くと言う先生の言葉に赤点組は嬉しくて泣いたりテンションが高くなったりしていた
しかし
「おまえらには別途に補修時間を設けてある、ぶっちゃけ学校に残っての補修よりきついからな」
その言葉で赤点組全員が白く固まった
(合宿の準備しなくちゃな)
そして準備などをしながら1学期の修行式が終わり夏休みに入った後、俺たちヒーロー科は学校に集まりバスで合宿場所へと向かった