オリ主ヒロアカ世界で極制服を着る   作:ゴロゴロ鼠

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第12話

バスが止まりトイレ休憩、と思ったが

 

(何もないな)

 

「何の目的も無くては意味が薄いからな」

 

「え・・・それって「ようイレイザー!」」

 

バスが止まる前からあった一台の車から女性の声がして全員がそちらを向くと

 

「ご無沙汰してます」

 

 

「煌めく眼でロックオン!」

 

「キュートにキャットにスティンガー!」

 

「「ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ!」」

 

先生が挨拶をすると車から出てきた二人の女性は決めポーズを取るがいきなりの事に全員がポカーンとしている

 

「今回お世話になるポロヒーロープッシーキャッツの皆さんだ」

 

「連名事務所を構える4名1チームのヒーロー集団!山岳救助などを得意とするベテランチームだよ!キャリアは今年で12年にもなる「心は18!!」」

 

「心は?」

 

「18!」

 

チーム名を聞いて一番最初に元に戻った緑谷は興奮してプッシーキャッツの説明をするが年齢関係の話をしたとたんに青いコスチュームの女性に訂正させられてしまった

 

「お前ら挨拶しろ」

 

「「「よろしくお願いします!」」」

 

挨拶が終わると赤いコスチュームの女性がここら一帯の説明と宿泊施設の場所を教えてくれるが見えないほど遠い

 

「えっじゃあ何でこんな半端な所に?」

 

「これってもしかして・・・」

 

「いやいや・・・」

 

「アハハ、バス戻ろうか・・なっ?早く」

 

皆この先に何が待ち受けているかうすうす分かり必死に気づかないふりをしてバスに戻ろうとする

 

「今は午前9時30分、早ければ12時前後かしらん」

 

しかしそんな皆を無視して赤いコスチュームのヒーローは不安なことを言う

 

「バスに戻れ!早く!」

 

女性の言葉で皆は全速力でバスに戻ろうとするが

 

「悪いね諸君、合宿はもう・・・」

 

「イヒッ」  「あっ!?」

 

「始まっている」

 

青い方の女性の個性なのだろう、クラスの全員は盛り上がった土によって下へと放り出された・・・俺以外は

 

「危ない危ない」

 

咄嗟に生命戦維を出し転落防止の柵を使って落ちるのは免れた

 

「ん?」

 

しかし

 

「・・・」

 

「あ、どうも先生・・・えっと、何をしているので」

 

「・・・行ってらっしゃい」

 

「やっぱりですかァァァァァ!?」

 

先生は柵に結ばれていた生命戦維をほどくと笑って手を振りながら俺が落下していくのを見た後、俺の極制服が入ったケースを落とす

 

「おーい!私有地に付き個性の使用は自由だよ、今から3時間自分の足で施設までおいでませ!この魔獣の森を抜けて!」

 

「魔獣の森!?」

 

「何だそのドラクエめいた名称は!」

 

皆が諦めて森を歩こうと森の中に入ると

 

「グルルルル」

 

「「「魔獣だー!!?」」」

 

数メートルのゲームでしか見たことが無いような怪物がこちらを見ていた

 

魔獣は呆然としている峰田を前足で攻撃しようとしている

 

「ボクシング!こんなの喰らったら一撃で動けなくなるぞ」

 

グローブ越しに魔獣の硬さに驚く。どうやら魔獣はプッシーキャッツの誰かが作った人形らしい。一匹を倒すと森の奥から次々に湧いて出てきた

 

皆最初は驚いていたが直ぐに状況を判断し相手を倒していくことに決めると行動が速く、それぞれの個性を生かして次々に魔獣を倒していく

 

「糸道さん!」

 

「剣の装!」

 

俺も次々に魔獣を切っていくが

 

「多く無いか!?」

 

「三時の方向から3体!」

 

「クソ!」

 

結局目的地に着いたのは夕方の時間になってからでした

 

その後何とか宿に着いてご飯を食べた後、ある事件が起こった

 

 

 

ご飯を食べ終え風呂に入ろうとした時、服を脱ぐ糸道をみて峰田は閃いた

 

「な、なあ糸道、まさかとは思うがその服透明になってる出来ないか」

 

その場には勿論他の男子メンバーも居り、峰田の目的に気づき(そんな都合のいい事がある訳)と呆れていると

 

「あるぞ?」

 

「「「あるのかよ!?」」」

 

「剣の装と同じ三つ星の服の能力として。まだ実験段階だが急な動きをしないで短時間なら」

 

「ちょ、ちょっとオイラに貸してくれ!」

 

「俺も‼・・・じゃなくて駄目だぞ峰田」

 

「どんな理由があっても他人には貸さないからな」

 

「そうだ峰田君!君の行動は己も女性陣もおとしめる恥ずべき「やかましいんすよ」」

 

峰田は穏やかな顔でそういうと、男子全員が反応できないスピードで糸道に接近、今糸道が脱いだばかりの極制服を奪うと直ぐに着る

 

「へへへ、これで女子の・・・ジュルリ…ッ!?」

 

峰田が最低事を考えていると、極制服がどんどん縮んでいき次第に峰田を締め付け始めそれに応じて峰田が苦しむように暴れ出す

 

「おいおい、何かヤバくねえか?」

 

「だから言ったのに!切島!峰田が暴れないようにしっかり押さえてくれ!」

 

「お、おう!落ち着け峰田・・・ック!峰田ってこんなに力強かったか!?」

 

「気を付けろ、極制服の能力で力が上がってるからな」

 

「俺たちも!」

 

「応!」

 

「オンナ・・・オンナアァァァァァ!」

 

本来暴走すると周りを攻撃する事しかできなくなるはずなのだが、そこは流石の性欲の権化峰田と言うべきか、女湯に突進しようとする所を皆が抑えその隙に糸道が極制服に触れ動きを止めるように指示をする。峰田が着たことで暴走した極制服だが暴走後直ぐの対応だったため数分で収まった

 

「最初に行っただろうが、これは服に見えるが寄生生物。極制服より力が無いとこっちが食われてヤバい事になるんだと。・・・ったく、普通なら極制服が支配権を持って暴れることしかしないのにあの状態でも女湯へ行こうとする執念は凄いと思うけど」

 

「それ・・オイラの事・・・褒めて、る?」

 

「「「なわけ無いだろ!!」」」

 

クラスの男子全員の突っ込みを最後に峰田は気を失った

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに峰田の叫びは女湯まで聞こえていたらしく峰田は更に女子から嫌われた

 

次の日

早朝に行ったのは爆豪に体力テストでも使用したボールを使ってこの3か月でどこまで成長したのかを確認した。皆がどの位伸びているか期待しながら爆豪の投げた距離は709.6、3か月前と比べて大きな成長とは言えなかった

 

「入学からおよそ3か月、さまざまな経験を経て確かに君らは成長している。だがそれはあくまでも精神面や技術面、あとは多少の体力的な成長がメインで個性そのものは今見た通りでそこまで成長していない、だから今日から君らの個性を伸ばす」

 

そういうと先生はニヤリと俺たちを見ながら笑い

 

「死ぬほどきついがくれぐれも・・・死なないように」

 

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