突如爆発したフィールド。次の試験は酷い状況となったフィールドでバイスタンダー、つまり現場に居合わせた人として救助活動を行うと言う物だった
(俺たちは仮免を既に得ている状況、つまり個性をフルに使って救助を行えという事か)
「おい!あそこに人がいるぞ!」
「老人に子供、何であんなところに!?」
画面には建物が崩れたフィールドにて体から血を流した人たちが映りの学生からも困惑の声が聞こえてくる。それを解消する様に目良さんが彼らの説明をしてくれる
(フックねえ。要救助者のプロって、前世じゃ絶対に無い職種だな)
「彼らは傷病者に扮して被災現場全域にスタンバイ中、皆さんにはこれから彼らの救助を行ってもらいます」
その後、試験が始まるまで緑谷が一次試験中に他校の裸の女子と岩陰にいたやら士傑の一人が爆豪相手に暴走しただろ知らない所で色々あったようだが
『ジリリリリリリ!』
突如大きな非常ベルが鳴り目良さんから放送で事件発生の連絡、発生場所や被害規模など演習のシナリオが発表される。それと同時に待機所も大きな音を立てながら徐々に開いていく
『スタート!』
目良さんのその声と共に受験生全員が同じ学校同士でフィールドへと散らばっていく。
「とりあえず一番近くの都市部ゾーンへ行こう!」
飯田提案により雄英生は都市部ゾーンへと走る
「爆豪また・・・ッ」
「あっちは上鳴と切島もいる、連れ戻そうとごちゃごちゃ時間を取るよりも救護を行った方が良い」
「糸道、分かった!」
途中爆豪が皆と別行動を取ると言うことがあったがもたもたするわけにはいかないので皆はそのまま足を止めることなく進む
「ッ!みんな待って、子供の声がする!」
緑谷そう言って声のする方へ、皆も緑谷についていくとそこには一人の子供が泣いていた
「た、助けて、おじいちゃんが潰されて・・・ッ!」
「え!?大変だ、どこに「何だよそれ、減点だ!!」えっ・・・!?」
先ほどまで泣いていた子供にいきなり大きな声で減点を食らう緑谷、いきなりの事に全員の動きが止まる。そこからは被害者の状況を確認しろなどの駄目出しを食らい自分たちがどの様に動くべきなのか知った俺たちは行動を開始する
「僕はこの子を救護所まで運ぶ、皆は先に行ってて」
「この子には生命戦維で作った包帯を巻いておく。痛みを抑えて止血効果もあるから使え」
「ありがとう糸道君!」
俺が子供に包帯を巻いた後、緑谷は子供を抱え救護所へ。残った俺たちは他の要救助者を見つけるため先へ進む
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緑谷と別れた後、俺たちは瓦礫に挟まっているおじいさんを見つけた。皆が個性を使い救助を行う中、この状況で個性や人数などの関係でただ見ているだけになっている者達がいた
「これは一次選考とは違いバラけた方がよさそうだ、少数編成で動こう」
(俺が出来る事・・・二つ星の殆どは救助に適さない、なら・・・)
皆がそれぞれ自分の個性を生かした場所へと向かうと言う中、俺は極制服では災害現場と言う場所では極制服の力をフルに生かすことは出来ないだろうと考え、皆とは違う形での救助を行うことにした
「三つ星極制服 探の装!」
「おぉ!新しい姿か」
「説明は後で、皆に手伝ってほしい事がある」
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「・・・で、糸道が言うにはこの糸玉を投げれば良いんだな」
「ああ、出来るだけ広範囲に散らばるようにそれぞれ投げれば良いらしい」
「じゃあここらへんで、よっと!」
「フン!」
峰田と障子が投げた糸玉。生命戦維の塊は峰田たちの手を離れた後、蛇の様に地面を這いながら瓦礫の中などに潜り込み広い範囲に自身(生命戦維)の手を伸ばしていく
「・・・来た」
探の装を着た糸道は両腕両足にあるキーボードを叩きながらA組によって辺りに広げられた生命戦維を操作して要救助者を見つけていく
「生命戦維が反応を示した生体反応は約20。その中から救助者を見つけ出して近くの受験者に伝える」
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「おい、糸道の糸が反応してんぞ!」
「あっちに救助者がいるんだ、急ごう!」
「な、何だこれ。向こうのビルを矢印で指してるぞ」
「それは仲間の個性です!指示している場所に要救助者が居るので見つけたら救助を!」
「分かった!他の奴らにもこれのことは伝えとく!」
「ありがとうございます!」
「この子をお願いします!腕から血が出ていてそれ以外は軽い擦り傷。受け答えもはっきりしていて頭を打ったりはしていないようです」
「分かった、この赤い包帯は」
「私のクラスメイトの個性です。巻くと痛みが無くなると、
「そうか、ありがとう。向こうに痛みを訴えている救助者が何人もいる、手伝ってくれ!」
「はい!」
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「・・・周囲にはもう要救助者はいないか」
一人要救助者の捜索のため生命戦維を伸ばし付近を調べていた糸道は周辺にはもう要救助者はいないと判断。要救助者がいないか探るため伸ばしていた生命戦維を自分の元まで戻し次の場所へ
「次はあっちに行くか。A組の皆も向こうには行ってないからだれか残ってるかもしれない」
糸道が次の場所へと向かおうとしたとき
「ッ!何だ今の爆発は!?」
『ヴィランが姿を現し追撃を開始。現場のヒーロー候補生はヴィランを制圧しつつ救助を続行してください』
突然の爆発に糸道が驚いていると、フィールド全体に聞こえるように目良の放送が聞こえてきた
(ヴィランだと!?あっちは救護所がある方向。行きたいがあっちにも要救助者がいるかもしれないし)
「糸道君!今の放送は聞いたな!?君は救護所に行ってくれ。救助は俺たちがやる、君の方がヴィランと戦うのに適しているだろう」
「飯田、分かった。向こうを頼む!」
糸道がどちらに行くべきかで動きが止まっていた時。たまたま糸道の近くに居た飯田が糸道にヴィランの対処を頼み悩む材料が無くなった糸道は爆発のした方向へと走る。
・探の装
剣の装に続いて登場した三つ星極制服。今回糸道はフィールドに生命戦維を伸ばし生命戦維に触れた人の情報(ストレスや興奮状態か、など)を生命戦維を通して探の装に集め解析。要救助者だと判断したら近くのヒーロー候補生に生命戦維を使い要救助者の場所を知らせた。