第1種目が終え第2種目の出場者が決まったが、勿論俺たちは第2種目に進むことが出来た
「第2種目はこれよ!」
ミッドナイト先生が指をさすモニターには大きく騎馬戦と書かれていた
「騎馬戦か・・・」
その後ミッドナイト先生から細かいルール説明を受け誰とチームを組もうか考えていると誰かとぶつかった
「悪い」
「いや、だいじょ・・・」
「悪いけど、騎馬になってもらうよ」
喋ったとたん、意識遠くなった。そして意識が戻ると
『3位!心操・糸道・尾白・庄田チーム!!』
気づいたら騎馬戦が終わり俺たちのチームは3位になっていた。俺以外も状況が呑み込めていないようできょろきょろしたりと挙動不審になっていた・・・心操という生徒以外は
(俺にぶつかってきたのは間違いなく心操、あいつの個性の影響だろうけど。どんな個性だ?)
まあ最終種目へ進出できているし良しとするか
その後は昼休憩をはさんでからなので食堂へ行き昼ご飯を食べる、峰田と上鳴が女子に何かを言っていたが何を言っていたのだろうか
昼休息の後はレクリエーションをはさんでからの最終種目らしい。レクリエーションの前に最終種目は一対一のトーナメント形式らしい。組み合わせ決めのクジを引くことになったがこの時にいつの間にか同じチームになっていた尾白とB組の生徒が参加を辞退した。気持ちもわかるので何も言わなかったが俺はこのまま参加させてもらうことにする
そしてクジの結果、俺の第一回の対戦相手は芦戸に決まった
「げっ!糸道!?ヤバいかも」
「よろしく」
「う、うん」
その後はレクリエーションだが俺は参加せずに極制服の最終調整と共に極制服を本体の形に戻す
そしてレクリエーションが終了しとうとう一年ステージ最終種目が始まる
「あ!糸道服が変わってる!!」
「お!本当だ」
「何かカッコいい感じになったな!背中の部分のそれは竹刀か?」
「ああ、今の俺の最高傑作の三つ星極制服だ、今までとは全然違うぞ」
対戦相手である芦戸を見るが少しビビっているようだが気圧されてはいないようで負けないぞと強気だ
数回の試合をはさんでとうとう俺が出る番になった。俺と芦戸がステージに上るとこれまでの試合で興奮した観客の歓声が響く、プレゼント・マイク先生もいつにもましてノリノリの様な気がする
『第5試合!服が車とそれ本当に服?特殊な服を作り、自身で着て戦うヒーロー科 糸道一身!』
「この試合からは車以上の姿をお見せします」
『おおーっと!まさかの車以上宣言!俺もとっても楽しみだぜ!そしてそんなに糸道と戦うのは!あの角から何か出んの?ねえ出んの!?ヒーロー科 芦戸三奈!』
「一回戦から強敵だけどがんばるぞー!」
『さあ行ってみようか!第5試合スタート!』
「何が来るか分からない以上、先手必勝!」
芦戸は個性で地面のコンクリを溶かしアイススケートの様に素早い移動を行い俺に近づいてくる、近づいての酸攻撃で極制服にダメージを与えるつもりなのかもしれない
「させないよ」
俺は背中の竹刀を取り出すとそのまま芦戸に近づき攻撃をして芦戸を吹っ飛ばして距離を開けた。芦戸もまさかの只の竹刀攻撃というのと今までの俺とは違うスピードで近づかれたので驚いてそのまま攻撃を受けてしまった
「見てみろ、この極制服の力を」
俺は極制服の仕掛けを発動する、すると極制服内の生命戦維が反応して一度服の形状をバラバラにする、そして直ぐに絆糸の力で先ほどとは違う形に生命戦維が配置され三つ星極制服の本当の姿になる
「三つ星極制服 剣の装!」
『何だ!?糸道の服がパワードスーツみたいになっちまったぞ!?』
「ええええ!何それ!!」
「これぞ俺の最高傑作三つ星極制服剣の装だ。そして」
「な・・・っ!」
「早いがこれで終わりだ」
三つ星極制服の力を使い高速で芦戸に近づくと俺のスピードについてこれず判断が遅れた芦戸の腕を掴み場外へと放り投げた
『芦戸さん場外、よって糸道君2回戦進出!』
観客の歓声やシャッター音の中俺は極制服の変身を解いてステージを降りる
その後は2回戦が始まるまで控え室で休み他の出場者の試合を見て相手がどの様な個性や攻撃手段を持っているかなどを把握する
(緑谷と轟の戦いヤバいな、下手したら三つ星でも負けるぞ。これは他の極制服の製作にも取り掛からないとクラスの上位陣たちには置いて行かれるかもな)
時間になりステージへと行くとそこには次の対戦相手である飯田が既に準備万端で待っていた
(試合が始まってからしか変身できないという俺の弱点は飯田も分かってるはず、おそらく最初から全力で来る)
『試合・・・開始!!』
「レシプロバースト!」
「剣の装!」
(さすがに変身が速い!しかし顔を面でふさげば視野が狭くなりこのスピードの俺についてこれなくなる、推しだす時間は無いからすまないが蹴って場外へ飛ばす!)
飯田はレシプロバーストで俺へと急接近して後ろに回り込みそのまま勢いを利用して死角からの強力な蹴りを放つ、しかし
「な・・・ッ!?」
顔を動かさずに俺が半程移動したことで飯田の蹴りはギリギリ当たらずに飯田は勢いで体制を崩し倒れてしまう
「残念だったな」
「どういうことだ・・・完全に死角からの攻撃だったはず、あんなぎりぎりの移動での回避など見ていなければ・・・」
「見てたさ」
「・・・何?」
俺は飯田に見えるように服のあらゆる隙間に仕込まれている目を見せる
「この服の能力の一つだ、これを着ると全方位を色々な角度から見ることが出来る。だから死角など存在しない」
「なるほど、ならば今度対戦する時があれば今回以上のスピードを出しその服でも目で追えない速度を出して君に勝ってみせよう!」
「ああ、俺も負けないぞ」
飯田と握手をした後、俺は控え室に戻り極制服に損傷が無いかを調べ万全の状態にして3回戦の轟へ挑む
『準決勝第1試合 どちらも圧倒的力を見せつけたエリート対決だ!
ヒーロー科 糸道一身!
バーサス
ヒーロー科 轟焦凍!』
(轟、この種目において一番の強敵。長年生命戦維を調べた結果生命戦維は熱に弱い、まあ繊維の仲間みたいなものなのでそこはしょうがない。ちょっとした炎なら大丈夫だがもし、轟があの氷山レベルまで炎を出せるなら危ない、やはり・・・)
『スタート!』
「剣の装!」
(氷の右側から高速で回り込んでの攻撃!)
開始直後の正面から襲ってくる氷を左に避けると轟はその動きを予想していたのか避けられると直ぐに俺の前方を氷で塞ぎ逃げられないようにする
『糸道が囲まれた!』
轟は俺に考える時間を与えないためか直ぐに逃げれないほどの量の氷で俺を場外へ押し出そうとする
(左右が駄目なら上からだ!)
俺はジャンプをして竹刀を取り出すと上空からそのまま轟に攻撃する
「めーん!」
轟は氷でガードをして氷が竹刀を受け止めた一秒にも満たない時間で竹刀の距離から逃げ俺に攻撃をしてきた
「流石だな轟、だが剣の装の最高速度はこんなものじゃ無いぞ!」
俺は先ほどの1.5倍ほどの速さで動き反応できていない轟の胴に竹刀で攻撃しそのまま場外で飛ばそうとするが
「な・・・っ!?」
「流石にあの速さには追い付けないから賭けになっちまったが、どうやら賭けには勝てたみたいだな」
俺の竹刀は確かに轟の胴に当たったが何かが割れる音と共にしないが轟から離れなくなった
(体と服の間に氷を作ってガードだと!?)
先ほどから個性を使い続けているのだろう、竹刀はどんどんと凍っていく。竹刀を離そうとするが遅かった、轟は右手で俺の腕に触るとそこから前進が凍っていき最終的には1.5メートルほどの厚さの氷で身動きが取れなくなった
「飯田を倒しただけあって早いな、しかもほぼ死角がないと言う。だからこそ、目で見えない予想外の物への対処が遅れたな」
「(極制服の力を過信しすぎた結果・・・か)ああ、俺の完敗だ」
その後、轟は2位になった(1位は爆豪だった)。俺は同じ準決勝で爆豪に負けた常闇と戦って勝った方が3位かと思ったが二人とも3位と言うことになった。メダル授与ではなんとオールマイトが俺たちにメダルを贈呈してくれると言う、オールマイトの声がしたとたんに会場は歓声でいっぱいになる
「糸道少年、おめでとうこの体育祭で見せた色々な姿、特に剣の装かっこよかったよ!」
「ありがとうございます」
「今回の事で多くのヒーローが君を相棒にと思っただろう、しかしそれに慢心せずにな。先ほど常闇少年にも言ったが個性・・・その服に頼りきりじゃだめだ。その服を完全に自身で着れるよう頑張ってくれ」
「はい、これからも頑張っていきます」
その後は学生服に着替え、教室でこれからの事聞いた後下校となった
~~???~~
「・・・本当は彼だけを指名するつもりだったが、糸道一身、興味がわいたよ」