帰ってきたらめちゃくちゃ優しくなっているウマ娘との生活杯 作:ザッツユウゴ
伏線なんていう高度なことしない予定
「いいのか? これ以上近づくようなら泣くぞ」
来るな怖い。見降ろされているからとてつもない威圧感を感じる
「──────-」
あー待て待て待て待て、落ち着け俺? 深呼吸だ。ひっひっひっふーダメだこれ新しい命孕んじゃう。
落ち着け俺非堕落三原則を思い出せ。
甘えない。
なでなでしてもらわない。
でちゅねしない。
自分で自分をコントロールするんだ……
でも、せっかく同じくらいになったんだ。少しくらい甘えても……っは! 今俺の中の熱きシジミライス富士山テニスプレイヤーに喝を入れられた気がする!
「──────-」
彼女の言葉の魔術に吸い寄せられるように体は彼女の方へ動く
もう我慢しなくていい。
私達がすべてを受け入れる。
私達があなたを幸せにする。
だから……
当の昔から受け入れてきたけど、俺の性癖を受け入れてほしくない!!
『彼女』が語る。自分の全てが欲しいと
『彼女』は語る。私が君は守ると
『彼女』が語った。ヘイお待ち! うどんラーメン豚骨醬油!
そしてデジタル同志が語ったことはなかった
てか、普通にまずい今回のアンデス山脈を乗り越えなければ、トレーナーとしての存在価値が無くなってしまう。………………わるくないかも......ダメダメダメダメ!!
やっぱタキオンの出してくる飲み物は信用ならない
完全に油断していた。戻ってからタキオンがご飯を作ってくれて、出される飲み物への警戒心が薄くなっていた
人とは勘違い、思い込みをしやすい。
基本的にだいたいのウマ娘はいい子だ。俺の担当外の子でも、あまり関わらない子でも対象から外れる奴なんてそんなにいない。
だが、俺との関わりが多く深い子は過保護だ。
それでも、彼女たちの行為は思いやりのある事だと思い込んでいた。
悪意のない行為であり、俺の銅の意志と大和魂で乗り切って行けば何の問題もないと
彼女たちが昔のように振舞っていて考えもしなかった。
自身の惚れた者を守るためならどんなことでもするようなやつ、それがウマ娘だということを
「まさか三人でお茶をする日がくるとは、考えもしなかった」
「半年もあれば私たちは変わるのだよ。なぁカフェ君」
「そうですね。ヒトもお友だちも半年もあれば考えも見た目も変わりますよ。ね?」
とカフェは空席にいるお友だちに同調を促した。空席の椅子は"ガタガタ"と音を鳴らしてくれる。
前までは慣れていたからあまり怖くはなかったが、この半年間あまり物音がなかった日が多かったから油断しているときの物音は俺のビビりエンジンが点火する
「話変わるけど、二人の飲み物変わったね。互いの元々の好みの飲み物を飲むとか個人的には嬉しい」
ティーカップにはカフェは紅茶、タキオンが珈琲が入っているがめっちゃ砂糖いれていた甘党なんだな……。
俺も最初は珈琲飲めなかったし、紅茶を始めて飲んだ時なんて温かくて匂いのするお湯って思ったな
「色々あったからね」
「そうですね。本当に色々ありましたから」
俺としては出されてちょうど良い温度だと思われる珈琲をいただく。
カフェが淹れてくれたからなのかとても美味。
ちょっと紅茶みたいな渋み? が舌に伝わってくる
「ところで、トレーナーさん体の方は大丈夫ですか? こう体の内側が熱いとかそういうのはないですか?」
「いや、特にないなけど、どうした?」
聞かれたことに答えると二人は寄り添いあって何か相談を始めた
「……くす…………いいか?」
「わかり……それを…………」
「これだよ…………えきじょ…………」
会話の声が所々聞き取れた。
二人のプライベートの会話かもしれないため、俺はお友だちにちょっかいをかけてみるが反応がない。
居るかもわからないけども
「トレーナーさん? お友だち居ませんよ。それと珈琲もう一杯どうですか?」
「……そ、そうか頼む…………」
表情などみなくてもカフェは嬉しそうに台所へ向かった
「トレーナー君」
「どうした?」
「この後予定はあるかい?」
「……特にないかな」
「そうか。そうか。ならいいさ」
マックイーンが特大パフェを目の前にしたときのような笑顔で俺の顔を見つめてくる。タキオンがまばたきをしたときに俺はハイライトoffの瞳が見えた
「タキオンお前なに 「珈琲入りましたよ」 ……ああ」
会話の途中を見事にカフェ遮断された。
う──んカフェはグレーでタキオンは黒だろうな、俺の過去の記憶と経験からなる根拠もない憶測だが、なぜカフェが見守っているのか、カフェはよくタキオンの実験に巻き込まれていることが多いためお友だちおねがいして助けってもらった。
俺のこともたまに助けてもらったけど、そんなカフェがなにもしないってことは大丈夫ってことと思う
「ああ、うまいんだがさっきのに比べると温いな」
「少し冷えたミルクを淹れました」
「……そっか」
うーんカフェはほとんど黒よりのグレーだな。タイシンやシチーと関わってわかったけど、隠し事があると耳は落ち着きがなくなる傾向がみられる。
論文でちょくちょく見かけるけど、自分が体験することで理解するんだな
「ふわぁぁぁぁ。くっそねみぃ」
唐突に満腹になった後に来るような眠気に襲われた。確かに入院生活は食ったら寝るをよく繰り返していたが、珈琲数杯で眠くなることはない
「トレーナーさんお膝空いてますよ?」
「ちょっとカフェ君?」
「ファーストの方あげますよ」
「なら、問題ない。私はお花摘みに行ってくるよ」
タキオンは部屋を出ていくもう意識が……
「トレーナーさん寝ちゃいました」
タキオンさんのお薬の力と言っても、こんなに早く寝てしまうなんてとても疲れているのでしょう。自ら仕事を受け入れているのか、それともみんなの為と日々いろんなことをしているのか、トレーナーさんの意志を尊重して学園外以外のプライベートにあまり関わらないとしている為夜中に何をしているか、そこまで把握したいです
「すぅ……すぅ……すぅ」
規則正しい寝息。半年前の自分にとっては何よりも欲しがっていた音がここにある。ボイスレコーダーがあればまた、あそこでいいものと交換、そして安眠道具にできましたが今はこの息を楽しみましょう
「かわいい寝顔」
かわいらしい。食べてしまいたいほどにかわいらしい寝顔です。世間一般はかわいらしくないとか言う異常な人が多くて困ります
「カフェ君? 何しているんだい?」
「………………何もしていませんよタキオンさん」
タキオンさんに声を掛けられました。目と鼻の先にまでトレーナーさんの顔まで近づいて居ました。あと少しで協定違反してしまうところでした。あそこを抜けてしまうのはまずいですから、タキオンさんには感謝ですね
「ありがとうございます。タキオンさん」
「君に抜けられると困るからね。もうそろそろ効果の時間だ離れておこうか」
トレーナーさんを降ろしてタキオンさんの手を借りながらソファから立つとタキオンさんの目はハイライトが消えていました。
帰ってきたからあまり日が経っていません。トレーナーさんがどこかに行ってしまうという不安が無くなっていないようです。同室のデジタルさんが言うには時々夜通しブツブツ何か呟いていたと言ってましたし、見た目以上に精神状態不安定なのかもしれません
トレーナーさんという麻薬がなければ
バキゴキメメタァ
「始まりましたね」
「私達ならともかくトレーナー君に起きているのはとても心配になってしまうよ」
先ほどトレーナーさんに飲ませたお薬の成分が働き始めました。骨が少しずつ縮小し初めて、ソファの端から端まであった身長はソファの3分の2を閉める程度までに小さくなってしまいました
「それでは私は勝負服持ってきますね」
「カフェ君何言ってるんだい? 私が先だろう?」
どうやら話し合いが始まるようです
「わたしが・・・・」
「ファースト……はタキオンさんがさきにとい…、勝負服の…………のはダメです」
…………頭痛い。それに体の感覚がおかしい
「……はよう」
とりあえず目覚めの挨拶をする。タキオンに話があるから起きたけど、なんかベットは大きいし二人が大きく見える。変だなまるで俺が一寸法師になったみたいじゃないか
「おはようトレーナー君。起きて早々悪いがこっちに来てくれ」
ソファから降りた瞬間着地の衝撃を受け止められず、膝から落ちた。ティータイムの時にはしっかり補助装置をつけていたはずなのに……
「あふん」
「とても情けない声出てるよ。○○君」
そんなやれやれと呆れられた様子ながらも、こちらに来て補助装置をつけに来てくれた。
"ガチャ……ガチャガチャガチャ"
絶賛タキオンは装置の付ける作業に苦戦。これつけるの難しい
「よしこれでいいはずだ。さぁ立ってみてくれ」
「ああ。あら、よいっしょっトッポッポ」
我ながら怪言を放ちながら立ち上がる
「トレーナーさ…………○○さんに着せる準備完了しました」
『ああ』と返事をしてタキオンが立ち上がった。へっ??? 立ち上がったタキオンの目線の位置は俺と変わらない
「おっと○○君寝癖がある直してあげよう」
私がお世話好きのお姉ちゃんだ! として見られたいのか頭を撫でながら俺の寝癖を直している
「それでは○○さんこれに着替えましょうか」
そういいカフェの手にはカフェの着る勝負服があった
「サイズが入りませんから無理ですよカフェサン?」
「今は小さくなってますから安心して女の子になってください」
待って尻を開発されるの俺!? 嫌だ小生まだ男でありたいで候!!
「大丈夫です。Hなことはしません。ただ勝負服を着て私達の欲求を満たしてください」
「あの.カフェさん? どんどん近づかないでくださります?」
完全に獣の目をしてこちらを喰いに来ている。ついに壁まで追い詰めらセミドンされ王手された。
対戦ありがとうございました
ゴン
かみなりの一撃が落ちたようにカフェは床に落ちた。その後ろには手から煙が出ているタキオンが立っていた
「カフェ君特殊な発情期だからと言ってもやりすぎは良くないよ。○○君ついてきてね」
「あ、ああ……
嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ちょっとトレーナー君!?」
タキオンの静止なんて知らない。
幼い頃の俺の泣き虫さなんてたまったものじゃない。犬から逃げるように廊下を全速力で走り抜ける。
後ろを確認すると誰も居ない。タキオンがついてきていないようだ
ドン
タキオンとカフェへの警戒に気をつかいすぎて、前にいるヒトに気付かないでぶつかった
「あら、大丈夫ですか?」
相手はうま娘のようで、今の俺と変わらないくらいの身長なのにびくともしてない
「すみません。急いでいて……」
どうにか手が先について、尻に対してのダメージは少なくすんだが痛いものは痛い
「少し立つのも大変でしょう。お手をお取りください」
「ありがとう。お姉ちゃん」
あの薬の成分の一つが発動した。多分名前呼ぶときに強制的にお姉ちゃん呼びになってしまう
「あはは、お姉ちゃんじゃありま…………♥️」
「おや、手を擦りむいていますね。わたくしの部屋で手当てしましょうか♥️」
「は、はい」
ショタを喰らうお姉ちゃん。肉食動物の目にねらわれた草食動物。ティーガーⅡに狙われたT-34*1。
今の俺は圧倒的劣勢。
さりげなく唾液を手に塗られてる
「我が家の者の唾液は傷の痛みを和らげる効果があるのですよ」
なにそれ国のモルモットにされるやん
「さぁ行きましょう。ボク」
ウマ娘なんかに勝てるわけもなく、手を引っ張られていく^~
おまけ 書くタイミングなかったトレーナーの装備
頭:黒のふわふわ感のあるロン毛。アホ毛は白
胴体、足:カフェの勝負服
あとがき
なんか書こうとしてたものとは違ったかんじになったけど短編物の連編開始。みんな疾走しないように応援よろしく!!
作者今週のはじめに体育で股関節あたりを打撲するっていう怪我したり、校外研修して楽しかった(小並感)
読み終えての完走した感想、高評価待ってます!!
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