XDS IF Another CrossOver   作:raphel

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第5話 奇跡の殺戮者との邂逅……そして、駆け付ける『戦友』達

超ツナ「バーニング……アクセル!!」

 

葉「阿弥陀流……後光刃!!」

 

レイア「ぐあああああああああああああああっ!!?」

 

ファラ「きゃああああああああああああああっ!!?」

 

 

ツナのバーニングアクセルと葉の後光刃が炸裂し、2人の攻撃を受けたレイアとファラは大きく吹き飛んだ後、地面へ叩き付けられるように倒れる。

 

 

レイア「く……か、身体が……」

 

ファラ「う、動かない……」

 

 

地面に力無く倒れるレイアとファラは、先程ツナと葉から受けた一撃により体を動かすことさえままならぬ程満身創痍で、これ以上の戦闘続行は不可能であった。

 

 

炎真「ツナ君、こいつらはどうするの? 取り敢えず戦闘不能まで追い込んだけど……」

 

超ツナ「こいつらは人形とは言え、命を持っている。本当なら破壊せずに済ませたい……だけど、このまま野放しにしておけば後々大変なことが起きると思うんだ。だから、このまま破壊する」

 

阿弥陀丸『拙者もツナ殿に同意でござる。アルカ・ノイズと言う怪物と言い、此奴らを放置するのはあまりに危険でござる』

 

葉「そうか……わかった、覚悟を決めてるんならオイラも文句はねえ。さっさと終わらせよう」

 

超炎真「うん、そうだね」

 

超ツナ「ああ、やるぞ!」

 

 

ツナ・炎真・葉はレイアとファラにトドメを刺すべく動き出し……

 

 

葉「阿弥陀流、真空仏陀斬り!!」

 

超炎真「グラビティマグナム!!」

 

超ツナ「バーニングアクセル!!」

 

 

それぞれ技を放つ。

 

 

ファラ「くっ! ダメ、回避できない……!」

 

レイア「派手に窮地、ここまでか……!」

 

 

ダメージで動けないレイアとファラが死を覚悟した……その時。

 

 

?「俺の許可無くそいつらを破壊されては困るな」

 

 

何処からかそんな声が聞こえたのと同時に、レイアとファラの近くに人影が現れ、その人影は掌から金色のバリアのようなものを展開し、ツナ達3人の技を防いだ。

 

 

超ツナ・超炎真・葉『何っ!?』

 

 

3人がその光景に驚く中、レイアとファラの元に魔女に近い格好をした幼い金髪の少女が舞い降りる。

 

 

?「まったく……適当にこいつらの相手をしたところで引き上げて来いと言った筈なのに、破壊される寸前にまで追い詰められてどうするんだ?」

 

レイア「ま、マスター……!」

 

ファラ「き、来てくださったのですか……!」

 

?「当然だ。お前達にはまだ働いて貰わねばいかんからな。ここで倒されてしまっては俺の計画に支障が出る」

 

 

レイアとファラからマスターと呼ばれた金髪の少女は呆れた様子で2人にそう言う。

 

ツナ達3人は自分達の攻撃を防いだその少女が只者では無いのを感じたのか、警戒しながらも驚きの表情を浮かべていた。

 

 

葉「何なんだ、あの小さい女の子は……!?」

 

超炎真「今、あの人形達からマスターって言われてたけど、まさか……!」

 

超ツナ「あの子があいつらの主人ーーキャロルって言う奴か……!」

 

?→キャロル「如何にも。俺の名はキャロル・マールス・ディーンハイム、こいつらオートスコアラーのマスターにして錬金術師……そして、奇跡の殺戮者だ!」

 

超ツナ・超炎真・葉『き、奇跡の殺戮者!?』

 

 

金髪の少女ーーキャロル・マールス・ディーンハイムは高らかな声でツナ達3人に名乗り出る。

 

 

葉「ず、随分と物騒な名乗り文句だな……お前の目的は一体何なんだ?」

 

キャロル「フッ、俺のオートスコアラーを破壊寸前まで追い込んだ貴様達の実力に敬意を評して教えてやろう。俺の目的はただ1つ……世界解剖計画『万象黙示録』を完遂させることだ!」

 

超炎真「せ、世界解剖計画!?」

 

超ツナ「! まさか、この世界を滅ぼすつもりなのか!?」

 

 

キャロルの口から出た目的ーー世界解剖計画『万象黙示録』を聞いたツナは、彼女が世界を滅ぼすつもりであることを超直感で気付く。

 

 

キャロル「そうだな、結果的にそう言うことになる……だが、父から託された『世界を知る』という命題を果たす上では必要なこと。その為なら、俺はこの世界を壊すことに躊躇いなど無い!」

 

超炎真「世界を知る為に世界を壊すなんて、そんなのおかしいよ!」

 

キャロル「フンッ、貴様達に理解して貰おうとは思っていない。誰にどうこう言われようと、俺は己に課した命題を完遂させる!」

 

超ツナ「何がなんでも譲れないって言う訳か……」

 

葉「……大事なものは人それぞれで、そいつが本気でやってりゃ上も下もねえ……けどな!」

 

超ツナ「だからと言って、それを黙って見てやれるほど俺達はお人好しじゃない! ここでお前の計画を止める! 行くぞ炎真、葉!」

 

超炎真「うん!」

 

葉「おう!」

 

 

ツナ・炎真・葉の3人はキャロルの計画を止めるべく、キャロル・レイア・ファラに攻撃を仕掛ける。

 

 

超炎真「大地の重力(グラヴィタ・デッラ・テラ)!!」

 

フォンッ!!

 

ファラ「うっ!?」

 

レイア「ぐっ!?」

 

キャロル「くっ! こいつ、重力を操作できるのか……!?」

 

 

炎真が大地の炎の重力操作でキャロル達を押さえ付ける。

 

 

超炎真「ツナ君! 葉君!」

 

超ツナ「ああ、一気に決着をつける! Xレオバズーカ!!」

 

葉「阿弥陀流、後光刃!!」

 

 

ツナと葉が重力で押さえ付けられているキャロル達に向けて大技を繰り出し、一気に決着をつけようとするが……

 

 

キャロル「俺を……俺の錬金術を、舐めてくれるなーーーーッ!!」

 

超ツナ・超炎真・葉『っ!?』

 

 

キャロルが重力で押さえ付けられているにも関わらず錬金術を無理矢理発動し、地面に展開した錬成陣から地・水・火・風の『四大元素(アリストテレス)』の力を宿した4つのエネルギー波をツナ達3人に向けて放つ。

 

 

葉「まずい! 巫門遁甲!!」

 

 

葉は攻撃を中断し、巫門遁甲でキャロルのエネルギー波を緊急回避し……

 

 

超ツナ「くっ、ナッツ! 形態変化・防御モード(カンビオ・フォルマ・モード・ディフェーザ)!!」

 

ナッツ「ガオオオオオオッ!!!」

 

超炎真「ガイア! 形態変化・防御モード(カンビオ・フォルマ・モード・ディフェーザ)!!」

 

ガイア「ヒヒーーーーンッ!!!」

 

 

ツナと炎真は自分達の相棒であるナッツとガイアに指示を出し……

 

 

超ツナ「I世のマント(マンテッロ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)!!」

 

超炎真「大地の盾(スクード・デッラ・テラ)!!」

 

 

ナッツはボンゴレI世ことジョットのマントを彷彿とさせる漆黒のマントーー『I世のマント(マンテッロ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)』、ガイアはガトリング砲付きの白い大型シールドーー『大地の盾(スクード・デッラ・テラ)』とそれぞれ形態変化し、ツナと炎真は相棒達が形態変化した武装でキャロルのエネルギー波を防御するが……

 

 

超ツナ「ぐあっ!?」

 

超炎真「うわぁっ!?」

 

葉「ツナ! 炎真!」

 

 

エネルギー波のあまりの威力に、防御した状態のまま大きく吹き飛ばされ、地面へと叩き付けられた。

 

 

葉「2人とも大丈夫か!?」

 

超ツナ「くっ……ああ、ナッツ達のおかげで直撃は避けられた」

 

ナッツ「がうう……」

 

ガイア「ヒヒーン……」

 

超炎真「でも、さっきの攻撃で大地の炎の重力が……」

 

 

ナッツとガイアのおかげでツナと炎真はエネルギー波の直撃は避けられたものの、炎真がキャロルの思わぬ反撃で重力操作を中断してしまい、キャロル達は大地の炎の重力から解放されていた。

 

 

ファラ「流石はマスターですわ」

 

レイア「お見事」

 

キャロル「フンッ、あんな力技の何処がお見事だ? まあ、あの状況ではああせざるを得なかったがな。流石はお前達を破壊寸前まで追い込んだだけのことはある。俺でも奴等とまともに戦えばただでは済まされないだろうな」

 

 

キャロルはツナ達の実力を改めて評価し、まともに戦えばただでは済まされないことを感じていた。

 

 

キャロル「今日のところは退くぞ。お前達やガリィを早く修理してやらんといけないしな」

 

レイア「申し訳ありません、マスター……」

 

ファラ「御手を煩わせることになって、不甲斐無いばかりです……」

 

キャロル「フンッ、まったくだ。修理が終わったら、たっぷりこきを使ってやるから覚悟しておけ」

 

レイア・ファラ『! はい……!』

 

 

そう言ってキャロルはテレポートジェムを取り出し、レイアとファラと共に撤退しようとしていた。

 

 

超炎真「逃がさない! 大地の……!!」

 

キャロル「そう慌てるな。お前達の『相手』はちゃんと用意してある」

 

超炎真「え? うわぁっ!?」

 

超ツナ・葉『炎真!?』

 

 

撤退しようとするキャロル達を再度大地の炎の重力で捕まえようとした炎真であったが、突然彼に向かって来た『何か』によって妨害される。

 

炎真を妨害したのはアルカ・ノイズで、その数は1万ほどの大群であった。

 

 

超炎真「アルカ・ノイズ! それに、この数は……!?」

 

葉「凄え数だ……!」

 

超ツナ「いつの間にこれだけの数を……!?」

 

キャロル「ここへ来る前にあらかじめ展開しておいた。流石の貴様達もこの数を相手にするのは骨が折れるだろ? そう言う訳で貴様達の相手はこの1万のアルカ・ノイズに任せて、俺達は退散させて貰おう」

 

 

キャロルは手に持つテレポートジェムを地面に向かって叩き落とし、転送用の錬成陣を展開するのだった。

 

 

超ツナ「逃がすか! Xカノン!!」

 

葉「阿弥陀流、真空仏陀斬り!!」

 

 

ツナと葉がキャロル達に向けて技を放つが……

 

 

キャロル「じゃあな、未知の力を持つ小僧ども。 このアルカ・ノイズの大群を相手に生き残れたら、今度は俺が直々に相手をしてやろう。精々足掻くんだな」

 

 

転送が完了してキャロル・レイア・ファラはその場から消え、ツナと葉の技は虚しくその場を通り過ぎるのだった。

 

 

超ツナ「くっ!」

 

葉「逃げられちまったか……!」

 

超炎真「逃げられたのは悔しいけど、今はこのアルカ・ノイズ達を何とかすることに集中しよう!」

 

阿弥陀丸『炎真殿の言う通りでござる! ここでやられてしまっては元も子もないでござるよ!』

 

葉「……そうだな。何とかしてこいつらを倒すぞ!」

 

超ツナ「ああ!」

 

 

ツナ・炎真・葉はキャロル達を逃してしまったことに悔しさを感じながらも、1万のアルカ・ノイズを倒すことに気持ちを切り替える。

 

 

ナッツ「GAOOOOOッ!!!」

 

超ツナ「獅子戦吼!!」

 

 

ナッツが天空の雄叫びで何体かのアルカ・ノイズを石化させ、ツナが獅子の闘気で粉砕し……

 

 

超炎真「大地の重力!!」

 

ガイア「ヒヒーンッ!!」

 

 

炎真とガイアが大地の炎の重力操作で何体かのアルカ・ノイズの動きを封じ、そのまま別のアルカ・ノイズ達にぶつけて相殺させ……

 

 

阿弥陀丸『阿弥陀流……!』

 

葉「真空仏陀斬り!!」

 

 

葉がスピリット・オブ・ソードから真空の刃を連続で飛ばし、アルカ・ノイズを次々に斬り裂き、アルカ・ノイズの数を減らして行くが……それでもアルカ・ノイズの数はまだ多い。

 

 

葉「はあ、はあ、はあ……なあ、あと何体いるんだ……?」

 

超ツナ「さあな、数えている余裕なんて無い。それにしても、なんて数だ……!」

 

超炎真「このままじゃジリ貧で、僕達の方が先にスタミナ切れになるだけだ……!」

 

 

アルカ・ノイズ1体ごとの戦闘力は低いが如何せん数が多い上、解剖機関による分解効果と言う厄介な能力を持っているので、常に神経を張り詰めらながら戦うツナ達3人の体力は消耗するばかりである。

 

 

葉「この状況を何とかしねえとな……なあ、ツナと炎真にはこいつらを一気にまとめて倒す技とかは無いか?」

 

超ツナ「……あるにはあるが、その技を放つまでに時間がかかる上、まとめて倒すには敵を一箇所に集める必要がある」

 

超炎真「僕も複数の敵をまとめて一箇所に集める技があるけど、普段以上に重力の制御をする上、ツナ君と同じで発動までに少し時間がかかるんだ」

 

葉「そうか……2人がその技を放つ為には、オイラが時間稼ぎをしないといけねえ訳だが……流石にこの数を1人で相手にするのは無理があるぞ」

 

阿弥陀丸『確かに。せめて、あと何人か人手が多ければ……!』

 

 

ツナと炎真にはこの状況を打開する為の大技があるが、その技を放つまでにどうしても時間を要してしまうので、誰かが時間稼ぎをしないといけない。

 

しかし、1万近くの数のアルカ・ノイズを葉1人だけで押さえるのは流石に無理があった。

 

時間と人手が足りず、圧倒的に不利な状況が続くツナ達にアルカ・ノイズの大群が容赦無く襲い掛かる。

 

 

超炎真「アルカ・ノイズが来るよ!」

 

葉「くそっ、ちょっとは休ませろってんだ!」

 

超ツナ「感情と言うか、意志すら無さそうな相手にそんなこと言ったって無駄だ! 今は兎に角、数を減らして行くしかない!」

 

 

打開策はあるが実行できないツナ達は、今はアルカ・ノイズの数を減らすしかないと覚悟を決めて迎撃しようとした……その時!

 

 

?「果てろ! ロケットボム!!」

 

?「時雨蒼燕流 特式十の型……燕特攻(スコントロ・ディ・ローンディネ)!!」

 

?「ゴールデン中華斬舞!!」

 

?「カウカウプリウェンペ(荒くれものの雹)!!」

 

 

赤い炎を噴射させて飛翔する大量のダイナマイト、燕の形をした青い炎の斬撃、金色に輝く無数の斬撃、無数の氷の塊が何処からか飛んで来て複数のアルカ・ノイズを撃破した。

 

 

超炎真「ツナ君、今の攻撃って……!」

 

超ツナ「ああ、あのダイナマイトと青い炎は間違い無い……!」

 

阿弥陀丸『葉殿、先程の金色の斬撃と氷の塊はもしや……!』

 

葉「ウェッヘッヘッ、良いタイミングで来てくれたんよ♪」

 

 

ツナや葉達にとってよく知る技で、その技を放った人物をすぐに想像することができたと同時に……

 

 

獄寺「十代目〜!」

 

山本「おーい、ツナ〜! 炎真〜!♪」

 

超ツナ「獄寺君! 山本!」

 

超炎真「2人とも!」

 

 

ツナや炎真のクラスメイトかつ親友で、『十代目(ツナ)の右腕』を自称するダイナマイト使いであるボンゴレファミリーの嵐の守護者である銀髪の少年ーー『獄寺隼人』

 

同じくツナや炎真のクラスメイトかつ親友で、変形刀である『時雨金時』を用いた時雨蒼燕流という剣術の使い手であるボンゴレファミリーの雨の守護者である黒髪の少年ーー『山本武』

 

 

ホロホロ「葉〜! 久しぶりだな!♪」

 

コロロ『クックルク〜!♪』

 

蓮「フンッ、こんな変な奴らに何を手こずっているんだ? 葉」

 

馬孫『葉殿、阿弥陀丸殿、お久しゅうございます!♪』

 

葉「蓮にホロホロ! 久しぶりだなぁ♪」

 

阿弥陀丸『おお、馬孫殿にコロロ殿! 久しぶりでござるなぁ♪』

 

 

葉と同じくシャーマンキングを目指すライバルにして友達で、トンガリ頭がトレードマークの中国のシャーマンである少年ーー『道蓮』と、彼の持霊である中国の武将の霊ーー『馬孫』

 

同じくシャーマンキングを目指す葉のライバルにして友達で、額のヘアバンドと青い剣山頭が特徴のアイヌ民族の末裔である北海道出身のシャーマンの少年ーー『ホロホロ』と、彼の持霊であるコロポックルの精霊ーー『コロロ』

 

ツナと炎真、そして葉のそれぞれの戦友達が3人の加勢に現れ、合流するのだった。

 

 

獄寺「十代目、お怪我はありませんか!?」

 

超ツナ「ああ、大丈夫だ。良いタイミングで来てくれて助かった」

 

山本「ははは、気にすんなって。蓮やホロホロ達も友達が無事で良かったな♪」

 

ホロホロ「おう!♪」

 

蓮「フンッ」

 

超炎真「あれ? 獄寺君と山本君は葉君の友達と知り合いなの?」

 

山本「知り合いって言っても、さっき会ったばかりだぜ。最初は獄寺が霊の馬孫を見て気絶したりして大変だったのな♪」

 

獄寺「この野球バカ! 恥ずかしいことバラすんじゃねえ!!///」

 

馬孫『いや〜、その時は驚かせてしまい申し訳ありません』

 

超ツナ・超炎真『(俺(僕)達と同じだ……)』

 

阿弥陀丸『(馬孫殿も拙者と同じ状況になったでござるか……)』

 

 

ツナと炎真が阿弥陀丸を見て気絶したように、獄寺も馬孫を見て気絶してしまった様だ(笑)

 

 

葉「2人とも馬孫が見えるってことは、霊が見えるんか?」

 

蓮「いや、正確には違う。獄寺と山本が馬孫とコロロ以外の霊が見えていないことから、馬孫とコロロが普通の人間にも見えるようになっている様だ」

 

葉「そうか、馬孫とコロロも阿弥陀丸と同じになってるんだな」

 

ホロホロ「阿弥陀丸もそうなのか?」

 

コロロ『クルッ?』

 

葉「ああ、どう言う理由なのかは知らんが阿弥陀丸も霊視能力が無いツナと炎真にはっきり見えてるんよ」

 

馬孫『何と! 阿弥陀丸殿もそうであったか!』

 

阿弥陀丸『そうなんでござるよ。ところで、獄寺殿に山本殿でござったか? 拙者の姿は見えているでござるか?』

 

獄寺「お、おう」

 

山本「ははは、ばっちり見えてるぜ♪」

 

ホロホロ「ええと、ツナに炎真だったか? お前ら阿弥陀丸の姿が見えるってことは、コロロや馬孫の姿も見えてんのか?」

 

超ツナ「ああ、見えてる。それにしても、霊ってコロロみたいな可愛いのもいるんだな」

 

超炎真「うん、そうだね」

 

コロロ『クル〜ッ///』

 

 

馬孫とコロロも阿弥陀丸と同様、霊視能力の無い普通の人間にも見えるようになっていた。

 

 

葉「ところで、お前ら良いタイミングで現れたけど、何でこんなところにいるんよ?」

 

ホロホロ「いや、それが俺達自身よくわかんなくってよ……」

 

山本「俺らや蓮達も気が付いたらここにいたのな」

 

獄寺「取り敢えず情報を得ようと辺りを散策していたら、この奇妙な生命体と戦っていた十代目達を偶然見かけて加勢に来れたって訳です」

 

超炎真「! それって……!」

 

超ツナ「俺達と状況が似ているな……1つ聞きたいんだが、ここに来る前に……」

 

蓮「っ! 貴様ら、話は後にしろ! 来るぞ!」

 

蓮以外『え? うわぁっ!?』

 

 

獄寺・山本・蓮・ホロホロの4人の介入により先程まで沈黙していたアルカ・ノイズ達が攻撃を再開し、ツナ達は咄嗟に回避する。

 

 

ホロホロ「なろぉっ! いきなり攻撃を仕掛けて来るとは良い度胸じゃねえか!」

 

山本「って言うか、あいつらは一体何なんだ? ツナ」

 

超ツナ「あれはアルカ・ノイズと言って、詳しいことは知らないが生き物では無いようだ」

 

獄寺「んなっ!? あれはUMAじゃないんですか!?」

 

超炎真「絶対違うと思うよ、獄寺君……」

 

葉「あとあいつらはあんな見た目だけど、攻撃した対象を分解させる厄介な能力があるらしいから油断しない方が良いぞ」

 

蓮「フンッ、なるほどな。道理で貴様が手こずる訳だ。だが、あんな奴等に負ける俺では無い! 行くぞ、馬孫!」

 

馬孫『はっ、坊っちゃま!』

 

ホロホロ「俺らもやるぜ、コロロ!」

 

コロロ『クックルク〜!』

 

 

蓮は道家の至宝である宝剣ーー『宝雷剣』、ホロホロはアイヌ民族が儀式で使用する木製の祭具ーー『イクパスイ』とそれぞれの媒介を構える。

 

 

獄寺「俺達もだ! 来い、瓜!」

 

瓜「にょおん!」

 

山本「次郎! 小次郎!」

 

次郎「ワン!!」

 

小次郎「ピィィ!!」

 

 

獄寺はベルトのバックルの形をした嵐のボンゴレギアーー『嵐のバックルVer.X(イクス)』から嵐猫Ver.X(ガット・テンペスタ バージョン・イクス)の『瓜』を、山本は首に掛けてあるネックレスの形をした雨のボンゴレギアーー『雨のネックレスVer.X(イクス)』から雨犬Ver.X(カーネ・ディ・ピオッジャ バージョン・イクス)の『次郎』と雨燕Ver.X(ローンディネ・ディ・ピオッジャ バージョン・イクス)の『小次郎』を呼び出す。

 

そして……

 

 

獄寺「行くぜ、瓜! 形態変化(カンビオ・フォルマ)だ!!」

 

瓜「ニャアアアアアアア!!」

 

山本「次郎、小次郎! 形態変化(カンビオ・フォルマ)!!」

 

次郎「ワオオオオオオオン!!」

 

小次郎「ピィィィィィィィィ!!」

 

蓮「馬孫! 憑依合体 IN 宝雷剣!!」

 

ホロホロ「コロロ! 憑依合体 IN イクパスイ!!」

 

 

獄寺と山本は瓜・次郎・小次郎を形態変化させ、蓮とホロホロは馬孫とコロロを自身の媒介に憑依させた。

 

4つの眩い光が治まると……

 

口に赤色の炎が灯ったパイプ型の発火装置を咥え、目にはサングラスのようなものを掛け、体中にダイナマイトを帯びたベルト、周囲に展開した髑髏の装飾が施された黒い輪っかの形をした『SISTEMA C.A.I.(スィステーマ シーエーアイ)』のシールド、さらには10年後の戦いで使用していた髑髏の形をした火炎放射器ーー『赤炎の矢(フレイムアロー)』を左腕に装備した獄寺

 

大昔の剣客のような和服を身に纏い、柄の先端部分にそれぞれ小次郎と次郎の顔を模した金属の装飾が施された二本の刀を鞘に納めた状態で両腰に装備した山本

 

媒介の宝雷剣により千変万化する形状に、様々な武具へと姿を変える中国4000年の武の歴史を具現するO.S『スーパー武神』を具現化と共に、葉のスピリット・オブ・ソードのようにサイズを凝縮させた蓮

 

媒介の祭具であるイクパスイによりコロロの力がより強く引き出され、高い氷結速度と大規模な攻撃を可能にする大きな鳥の頭に近い形をしたO.Sを具現化させたホロホロ

 

……それぞれの形態変化とO.Sを果たした獄寺・山本・蓮・ホロホロの4人の姿が露わになるのだった。

 

 

葉「おお〜、ツナと炎真の友達も動物を武器に変化させられるんだな♪」

 

阿弥陀丸『獄寺殿も山本殿も大変イカした姿でござる!♪』

 

超ツナ「葉の友達も武器に霊を取り憑かせられるんだな」

 

超炎真「オーバーソウルだっけ? あの2人のも凄そうだね」

 

葉「ウェッヘッヘッ、まあな♪ さて、これで何とかなりそうかな? もうひとふんばりするぞ、阿弥陀丸!」

 

阿弥陀丸『おう!』

 

超ツナ「俺達もだ!」

 

超炎真「うん!」

 

ボオッ!!

 

 

頼もしい4人の戦友達の登場によりツナ・炎真・葉の3人の士気が高まり、ツナと炎真は死ぬ気の炎を強く燃え上がらせながら拳を構え、葉は再び阿弥陀丸を春雨とフツノミタマノツルギに憑依させ、サイズを凝縮したスピリット・オブ・ソードを具現化させる。

 

1万近くのアルカ・ノイズの大群に対し、7人の少年達の反撃が今開始される……!

 

 

To Be Continue……

第1章(GX編)中盤辺りで葉・蓮・ホロホロの3人の甲縛式O.Sを登場させようと思うのですが、どう思いますか?

  • 良いと思う
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