XDS IF Another CrossOver   作:raphel

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第6話 アルカ・ノイズ軍団を討て! 炸裂の超(ハイパー)コンビネーション

獄寺・山本・蓮・ホロホロの頼もしい戦友達の登場により士気を高めるツナ・炎真・葉。

 

数では相変わらず1万近くいるアルカ・ノイズ軍団に負けているが、3人だけで戦っていた時とは打って変わり、7人になったことでできることの幅が広がっていた。

 

そして、それは……

 

 

葉「うしっ、頭数が増えたからこれでツナと炎真の技を放つ為の時間稼ぎができるな♪」

 

 

ツナと炎真の大技を出す為の時間稼ぎが可能になったことを意味していた。

 

2人をよく知る獄寺と山本は葉の言った言葉を即座に理解する。

 

 

獄寺「なるほど、確かにこの数をまとめて一掃するには十代目の『X BURNER』と古里の『ブラックホール』しかねえな」

 

山本「そんじゃ、俺達はツナ達の技の準備ができるまでの時間稼ぎに専念だな♪」

 

 

獄寺はベルトから大量のダイナマイトを取り出し、山本は腰の鞘から次郎と小次郎の2本の刀を抜刀し、戦闘態勢に入る。

 

 

蓮「葉、こいつらをアテにして大丈夫なんだな?」

 

葉「おう。ツナと炎真はシャーマンじゃないけど、めちゃくちゃ強いから頼りになるぞ♪」

 

蓮「フッ、そうか……では、俺もこいつらの技の時間稼ぎに協力してやろう」

 

ホロホロ「まあ葉がそこまで言うなら、俺もダチを信じて時間稼ぎに協力するぜ!♪」

 

 

ツナと炎真に会ったばかりの蓮とホロホロも、友達である葉の言葉を信じ、時間稼ぎに協力することにするのだった。

 

 

超炎真「ありがとう、皆」

 

超ツナ「やるからには必ず決めてみせる。技の準備ができるまでの間、何とか堪えてくれ」

 

葉「おう♪」

 

山本「任せろツナ、炎真♪」

 

獄寺「十代目達には指一本触れさせません!」

 

蓮「フンッ、貴様らの準備が完了するまでにこいつらを片付けてしまっても文句言うなよ?」

 

ホロホロ「相変わらずのトンガリっぷりだな、オメエは! まあ、こっちのことは気にしないで大丈夫だぜ!♪」

 

 

そう言って葉・獄寺・山本・蓮・ホロホロの5人はツナと炎真を守るように前に立ち……

 

 

獄寺「山本、俺は十代目達を守りながら後方から援護する! 前衛は任せたぜ!」

 

山本「OK、任せとけ!♪」

 

葉「オイラ達も前衛で戦うぞ、阿弥陀丸!♪」

 

阿弥陀丸『承知したでござる!』

 

蓮「俺達も前で攻めるぞ、馬孫!」

 

馬孫『はっ!』

 

ホロホロ「んじゃ、俺とコロロは獄寺と一緒に後ろから援護してやるぜ!」

 

コロロ『クックルク〜ッ!』

 

 

葉・山本・蓮が前衛、獄寺・ホロホロが後衛と役割分担し、迫り来るアルカ・ノイズ軍団との交戦を開始しようとしていた。

 

 

ホロホロ「初っ端から派手に行くぜ! くらえ! カウカウプリウェンペ(荒くれものの雹)!!」

 

獄寺「果てろ! ロケットボムVer.X!!」

 

 

戦闘開始と同時に、獄寺が大量の推進器付きの追尾型ダイナマイトを、ホロホロが大気中の水分を凍らせて作り出した無数の氷の塊をそれぞれ放ち、飛行型を中心に複数のアルカ・ノイズを爆破または凍結させて撃墜する。

 

 

ホロホロ「へへっ、やるじゃねえか!♪」

 

獄寺「へっ、そっちもな! 自然の力を操れるなんて、シャーマンってのは大したもんだぜ!♪」

 

ホロホロ「まあな! けど、こんなのはまだ序の口! 俺とコロロの力をもっと見せてやるぜ! モソソクルッペ(眠っている者を目覚めさせる霜)!!」

 

獄寺「なら、俺も嵐の守護者の怒涛の攻めを見せてやるぜ! 赤炎の矢(フレイムアロー)!!」

 

 

獄寺は左腕の髑髏型の火炎放射器から放つ嵐の炎のレーザーで、ホロホロは凍らせた地面から突き出た霜柱でアルカ・ノイズを撃墜しながら、後方にいるツナと炎真の護衛を務めていた。

 

一方、前衛を務める葉・山本・蓮の3人はアルカ・ノイズに向かって駆け出す。

 

 

山本「よし、俺らもやるか! ええと……」

 

葉「オイラは麻倉葉だ。葉って呼んで良いぞ♪」

 

山本「よろしくな、葉。俺は山本武、好きな方で呼んでくれ♪」

 

葉「んじゃ、武って呼ばせて貰うな♪」

 

山本「おう♪」

 

 

片やユルユルな、片や天然な少年2人が和やかな雰囲気で呑気に自己紹介をしていると……

 

 

蓮「そこのユル天然コンビ! 呑気に自己紹介している場合か!? 目の前の敵に集中しろ!」

 

葉「おお、すまんすまん♪」

 

山本「ははは、悪りぃ悪りぃ♪」

 

蓮「はあ、まったく……」

 

 

蓮から叱咤されてしまうのだった。

 

改めて目の前の敵に集中した3人は……

 

 

蓮「まずは俺から行かせて貰おう! 受けるがいい! 我が必殺の刀幻鏡!!」

 

 

先陣を切った蓮が地面にスーパー武神の刀身を地面に突き刺すと、具現化された無数の槍や刀が地面から広範囲に渡って突き出し、大量のアルカ・ノイズを貫いて破壊する。

 

 

山本「おおっ、凄えな!♪」

 

葉「ウェヘッヘッヘッ、相変わらず蓮のO.Sは迫力があるなぁ♪」

 

山本「俺達も負けてられないな♪ 行くぜ、葉!」

 

葉「おう!」

 

 

葉はスピリット・オブ・ソードを、山本は雨の炎を灯した次郎と小次郎の2本の刀をそれぞれ構えると……

 

 

葉「阿弥陀流……後光刃!!」

 

山本「時雨蒼燕流 攻式八の型……篠突く雨!!」

 

 

鋭い斬撃を放ち、近くにいた複数のアルカ・ノイズ達をまとめて斬り裂くのだった。

 

 

阿弥陀丸『おおっ、見事な剣技でござるな! 何という流派でござるか?』

 

山本「時雨蒼燕流って言うんだ。俺の親父から教わった完全無欠・最強無敵の剣術さ♪」

 

阿弥陀丸『時雨蒼燕流……聞いたことが無い流派でござるが、完全無欠・最強無敵とは大きく出たでござるな! この戦いを切り抜けたら、是非拙者の阿弥陀流と勝負をして欲しいでござる!』

 

葉「って阿弥陀丸が言ってるけど良いか、武?」

 

山本「ああ、良いぜ。俺も本物の侍と勝負してみたいしな♪」

 

馬孫『抜け駆けとは感心せんな、阿弥陀丸殿! 坊っちゃま、私も武将として完全無欠・最強無敵の剣術と勝負してみたいです!』

 

蓮「フッ、良いだろう。完全無欠・最強無敵と言われたら、黙ってはおられんからな!」

 

山本「ははは、何か楽しくなって来たな。それじゃ、こいつらをサクッと片付けようぜ!♪」

 

葉「おう!♪」

 

蓮「フンッ、当然だ!」

 

 

そう言って気合いを入れ直した葉・山本・蓮の3人はアルカ・ノイズに向かって行き……

 

 

蓮「散るがいい! ゴールデン中華斬舞!!」

 

 

蓮がスーパー武神の黄金に輝く刀身から繰り出す無数の突きで大量のアルカ・ノイズを薙ぎ払い……

 

 

葉「阿弥陀流、真空仏陀斬り!!」

 

山本「時雨蒼燕流 特式十の型、燕特攻(スコントロ・ディ・ローンディネ)!!」

 

 

葉がスピリット・オブ・ソードから真空の刃を放ち、山本は右手の刀から出した小次郎が放出する雨の炎を水をえぐるように巻き上げながら突進し、大型のアルカ・ノイズを斬り裂く。

 

葉・獄寺・山本・蓮・ホロホロの5人がアルカ・ノイズ軍団と激しく交戦する中……

 

 

超ツナ「オペレーションX(イクス)……!」

 

『了解シマシタ、ボス。X BURNER(イクスバーナー)、発射シークエンスヲ開始シマス』

 

 

ツナが彼自身の必殺技の一つである技を放つ為の発射プログラム『オペレーションX(イクス)』を発動させると、彼の声に連動してヘッドホンから機械音声が発せられ、さらには両目に装着しているコンタクトディスプレイには上下に二つのゲージが表示され、その中心には複数のアルカ・ノイズ達をターゲットとしてロックオンしようとしていた。

 

それを確認したツナは右手を後ろへと向けると柔の炎を逆噴射し……

 

 

『ライトバーナー、柔ノ炎、10万……15万……』

 

 

柔の炎の出力を上げて行き、ある程度の出力まで上がったところで柔の炎の逆噴射を一旦止めると……

 

 

『レフトバーナー、剛ノ炎、グローブクリスタル二充填開始。 10万……15万……』

 

 

今度は左手のXグローブの手の甲にあるクリスタル部分に剛の炎を充填し始め、Xグローブは橙色の輝きを放っていた。

 

一方、炎真はと言うと……

 

 

超炎真「はあああ……っ!!」

 

 

両手に大地の炎を収束し、高重力のエネルギーを生成していた。

 

大技の準備に入るツナと炎真に、飛行型のアルカ・ノイズ達が攻撃を仕掛けようとするが……

 

 

獄寺「邪魔させるかよ!」

 

 

獄寺が嵐のバックルVer.XからSISTEMA C.A.I.の一つである弾倉ベルトのような形をしたカートリッジを取り出し、左腕の赤炎の矢に接続すると、右手に装着している黒い髑髏型のリングーー『C.A.I.リング』から灯した黄色の炎ーー晴の炎をカートリッジへと注入する。

 

注入が終わると同時に、獄寺はカートリッジを接続した赤炎の矢を飛行型のアルカ・ノイズに向けると……

 

 

獄寺「嵐+晴! フレイムランチャー!!」

 

 

先程までの赤い炎のレーザーでは無く、嵐と晴の炎を帯びた弾丸が連射して放たれる。

 

放たれた弾丸は晴の炎の特性である『活性』によって速度が不規則に加速し、飛行型のアルカ・ノイズを次々に撃ち落として行く。

 

アルカ・ノイズ達は標的をツナと炎真から獄寺に変え、攻撃を仕掛けるが……

 

 

獄寺「甘えんだよ! SISTEMA C.A.I.!!」

 

 

獄寺は周囲に展開している中央に透明な障壁が張られたSISTEMA C.A.I.のシールドでその攻撃を防ぐ。

 

SISTEMA C.A.I.のシールドの障壁は『分解』の特性を持つ嵐の炎と『鎮静』の特性を持つ雨の炎で形成されていることから、相手の攻撃は鎮静で弱体化と共にエネルギーが分解されて行き、さらには電気のような形をした緑色の炎ーー雷の炎の特性である『硬化』によってシールドの強度が増しているので、分解の能力を持つアルカ・ノイズと言えど突破することは容易では無い。

 

そして獄寺はSISTEMA C.A.I.のシールドに集まっているアルカ・ノイズに対し、嵐のバックルVer.Xから鉤爪がついたカプセルのような形をしたカートリッジを取り出して赤炎の矢に装着し、C.A.I.リングから灯した雷の炎を注入すると……

 

 

獄寺「果てろ! 赤炎の雷(フレイムサンダー)!!」

 

 

赤炎の矢から雷の炎の硬化によって威力を増した赤い炎のレーザーを放ち、アルカ・ノイズ達を撃ち抜いて破壊する。

 

だが、それでも別のアルカ・ノイズ達が獄寺を倒そうと躍起になっているかのように突進して来る。

 

そこへ……

 

 

ホロホロ「調子に乗ってんじゃねえ!」

 

 

ホロホロがO.Sの形状を鳥の頭に似た形から剣の形へと変えると……

 

 

ホロホロ「くらえ! ネイケフイケキロロ(どことして何一つ非のうちどころのない力)!!」

 

 

アルカ・ノイズ達を一刀両断すると同時に巨大な氷の中へと閉じ込めた。

 

 

獄寺「悪りぃ、助かった!」

 

ホロホロ「なぁに、良いってことよ♪ にしても、こいつらどんだけいんだ? キリがないぜ」

 

獄寺「十代目から聞いた話じゃ1万だとよ。まあ、どんだけいようが十代目達に指一本触れさせねえ!」

 

ホロホロ「おおっ、頼もしいこたぁ♪ んじゃ、行くぜ!」

 

獄寺「ああ! 足引っ張んじゃねえぞ! ロケットボムVer.X!! 赤炎の矢!!」

 

ホロホロ「へっ、そっちこそ! カウカウプリウェンペ!! モソソクルッペ!!」

 

 

獄寺とホロホロは再び激しい攻撃でアルカ・ノイズ達を殲滅して行く。

 

一方、前衛で戦う葉・山本・蓮はと言うと……

 

 

山本「時雨蒼燕流 守式四の型、五風十雨!!」

 

 

山本が相手の呼吸に合わせて攻撃を躱す回避奥義でアルカ・ノイズの攻撃を躱し、左手に持っていた次郎の刀を鞘に納めると同時に雨のネックレスVer.Xから3本の小刀を取り出し、その小刀から雨の炎を逆噴射させて飛翔すると……

 

 

山本「守式四の型から特式十一の型……燕の嘴(ペカッタ・ディ・ローンディネ)!!」

 

 

右手に持つ小次郎の刀から無数の突きを繰り出し、何体かのアルカ・ノイズを纏めて斬り刻んで倒して行く。

 

 

葉「超・占事略決……巫門遁甲!!」

 

 

葉もアルカ・ノイズ達から感じるエネルギーを頼りに巫門遁甲を使用し、攻撃を回避すると……

 

 

葉「阿弥陀流、後光刃!!」

 

 

スピリット・オブ・ソードによる一閃で複数のアルカ・ノイズを纏めて斬り裂く。

 

 

蓮「ほう……その妙な回避技と言い、あれからさらに腕を上げたようだな。葉」

 

葉「ヘヘッ、まあな。伊達にアンナの地獄の修行を受けてないさ♪」

 

蓮「フッ、そうか……ならば、貴様の技を盗ませて貰おう! 超・占事略決……巫門遁甲!!」

 

葉「うええっ!?」

 

阿弥陀丸『な、何と!?』

 

 

蓮は葉が使用していた巫門遁甲を見ただけで覚えたのか、完全に再現するかの如くアルカ・ノイズの攻撃から感じるエネルギーの波を見極めて受け流し、完璧に回避すると……

 

 

蓮「武神!!」

 

 

スーパー武神による一閃で複数のアルカ・ノイズを纏めて斬り裂く。

 

 

蓮「どうだ、葉? 貴様がやっていたのと遜色は無いだろう?」

 

葉「す、凄えな、蓮。オイラがやったのを見ただけで巫門遁甲を覚えちまうなんて」

 

蓮「フンッ、当然だ。貴様に出来て俺に出来ないものなど無いからな」

 

葉「ウェヘッヘッヘッ、そうか♪ んじゃ……オイラもお前の技を1つパクらせて貰うとするか!」

 

蓮「な、何っ!?」

 

 

そう言って葉はスピリット・オブ・ソードを突きの構えにした状態で突撃すると……

 

 

葉「阿弥陀丸、新技行くぞ!」

 

阿弥陀丸『承知!』

 

葉「阿弥陀流……斬光時雨!!」

 

 

閃光の如く速く、豪雨の如く激しい無数の突きを繰り出し、複数のアルカ・ノイズを纏めて切り刻んで破壊する。

 

 

馬孫『ぼ、坊っちゃま! 今の技は、もしや……!』

 

蓮「き、貴様、まさか俺達の中華斬舞を……!」

 

葉「ヘヘッ、そう言うこと。お前に出来たことをオイラも出来たぞ♪」

 

蓮「……フフフ……フハハハハッ!! まったく、貴様と言う奴は侮れん奴よ!」

 

 

蓮は葉に自身と馬孫の技を真似されて怒るどころか、寧ろ面白いとばかりに高笑いしていた。

 

 

蓮「だが、俺は負けん! 貴様より多くこいつらを倒す! 行くぞ、馬孫!!」

 

馬孫『はっ!』

 

葉「ウェヘッヘッヘッ♪ オイラ達も負けてられねえな、阿弥陀丸!」

 

阿弥陀丸『そうでござるな、葉殿! 参りましょう!』

 

 

葉と蓮は共に駆け出し、互いに競うようにアルカ・ノイズ達を倒して行く。

 

時間稼ぎを務める葉達5人の活躍により、1万近くいたアルカ・ノイズ達の数は半分近くへと減っていた。

 

そこへ畳み掛けるように……

 

 

葉「阿弥陀流、大後光刃!!」

 

 

葉が巨大化させたスピリット・オブ・ソードによる無数の斬撃で斬り裂き……

 

 

獄寺「嵐+雲! フレイムインフレーション!!」

 

 

獄寺が嵐のバックルVer.Xから新たに取り出したカートリッジを赤炎の矢に装着し、C.A.I.リングから灯した紫色の炎ーー雲の炎をカートリッジに注入後、雲の炎の特性である『増殖』により枝分かれた赤い炎のレーザーで撃ち抜き……

 

 

山本「時雨蒼燕流 特式十三の型・右太刀……雨大燕(ローディネ・グランデ・ピオッジャ)!!」

 

 

山本が新たに編み出した型で、居合の構えから小次郎の刀を抜刀し、抜刀と同時に放たれた巨大な燕の形をした雨の炎の斬撃で斬り裂き……

 

 

蓮「四閃刀幻境!! 槍! 刀! 戟! 多刃!!」

 

 

蓮がスーパー武神を槍や刀等の様々な武具に変化させながらの連続攻撃で貫き……

 

 

ホロホロ「コロロ最大の冷技を受けやがれ! エピッタルキウパシホルッケ(全てをのみこむ雪崩)!!」

 

 

ホロホロが媒介をイクパスイからスノボに切り替えると大量の雪を作り出し、街中であるにも関わらず巨大な雪崩を……って、雪崩!?

 

 

ホロホロ「イッヤホローーーッ!!♪」

 

獄寺「んなーーーっ!? 雪崩ーーー!?」

 

葉「ホロホローーー!?」

 

山本「お、おいおい……!?」

 

蓮「貴様ーーー!! 何をやっているかーーー!?」

 

ホロホロ「あ! わ、悪りぃ! ついテンションに任せてやっちまった! そう言う訳なんで、皆……何とか避けてくれーーーー!!」

 

葉・山本『ええええええっ!?』

 

獄寺・蓮『ふさけんな/ふざけるなーーーーーー!!!』

 

 

葉と蓮はO.Sを逆噴射させ、獄寺はSISTEMA C.A.I.の1つである炎のホバーで移動し、山本は小刀3本で飛翔して何とか緊急回避し、ホロホロが発生させた雪崩はアルカ・ノイズ達を飲み込んだ。

 

その後、テンションに任せて雪崩を発生させると言うおバカをやらかしたホロホロはと言うと……

 

 

蓮「この馬鹿者が!!」

 

獄寺「状況考えて技を使え、この馬鹿!!」

 

ホロホロ「す、すびばせん(すみません)……」

 

葉・山本『あははは……』

 

 

激怒した蓮と獄寺にボコボコにされると同時に説教され、やらかしたホロホロはボロボロの状態で正座して反省していた(苦笑)

 

その様子を後ろで見ていた葉と山本は苦笑するばかりであった。

 

一方でアルカ・ノイズは言うと、葉達の攻撃とホロホロの雪崩で一気に数が半分以下に減ったものの、上手く雪崩から逃げられた個体がいたのか、まだまだ数は多かった。

 

 

葉「うへえ〜、まだいるんか……」

 

獄寺「ったく、数だけは多いぜ!」

 

山本「あはは、本当にな」

 

蓮「泣き言を言っても始まらん。こいつらを倒すしか無いのだからな。ところでホロホロ、巫力はまだあるんだろうな?」

 

ホロホロ「……悪りぃ、さっきのでほとんど使い切っちまった……」

 

獄寺・蓮『馬鹿野郎/馬鹿者ーーーー!!!』

 

ホロホロ「ほんと、すまねえ!!」

 

山本「まあまあ。って言っても、俺や獄寺も炎をだいぶ消費しちまったな……」

 

葉「オイラも蓮も巫力はそんなに残ってねえ。何とかツナと炎真が技を放つ準備が終わるまで持たせないと……」

 

 

葉や獄寺達の巫力や死ぬ気の炎がもうじき切れそうになると言う危機的状況の中……

 

 

超炎真「皆、お待たせ! そこから離れて!!」

 

葉・獄寺・山本・蓮・ホロホロ『っ!』

 

 

技の準備ができたのか、炎真が葉達にその場から離れるように警告する。

 

 

獄寺「やっと準備ができたか! 山本!」

 

山本「ああ! 葉達もここを離れるんだ!」

 

葉「お、おう!」

 

蓮「フンッ、わかっている!」

 

ホロホロ「あいつが何すんのか知らねえが、わかったぜ!」

 

 

葉や獄寺達は炎真に言われた通りアルカ・ノイズ達から距離を取る。

 

それを確認した炎真は……

 

 

超炎真「超重力BH(スーペル・グラヴィタ・ブラックホール)!!」

 

 

両手から超重力エネルギーを持った大地の炎をアルカ・ノイズ達に向けて放つ。

 

放たれたその大地の炎は……ブラックホールを形成し、残っていたアルカ・ノイズ達を引力で吸い込んで行く。

 

 

葉「うえええっ!?」

 

ホロホロ「何ーーーっ!?」

 

蓮「こ、これは、ブラックホールなのか!?」

 

山本「ああ、そうだぜ!♪」

 

獄寺「古里は大地の炎を使って重力操作ができるからな! その気になりゃ、今みたいなブラックホールを作り出せるんだ!」

 

ホロホロ「マジかよ!?」

 

葉「え、炎真、凄えな……」

 

蓮「ちょ、ちょっと待て! ブラックホールで残りのアルカ・ノイズと言う奴らを吸い上げるのは良いが、その後はどうするのだ!? このままだと俺達も直に吸い込まれるぞ!?」

 

山本「ははは、心配すんなって! この後ツナがブラックホールごとアルカ・ノイズって奴を消し飛ばしてくれるしな!♪」

 

獄寺「十代目のX BURNERには古里のブラックホールを消し飛ばせるだけの威力があるからな!」

 

葉・蓮・ホロホロ『はああっ!?』

 

 

獄寺と山本のその言葉に葉達がツナのいる方へ視線を向けると……

 

 

超炎真「トドメは任せたよ、ツナ君!」

 

『ゲージシンメトリー!! X BURNER、発射スタンバイ!!』

 

超ツナ「ああ……任せろ!」

 

 

丁度良く必殺技の発射準備を終えたツナの姿があり、今にも発射しようとしていた。

 

それを見た獄寺と山本は……

 

 

山本「獄寺!」

 

獄寺「わかってる! お前ら、絶対に俺らから離れるなよ! じゃねえと、爆発の余波で吹き飛ばされるぞ!」

 

葉・ホロホロ『ええええっ!?』

 

蓮「な、何だと!?」

 

 

葉達の前に立ち、この後の爆発の余波に備えて獄寺はSISTEMA C.A.I.のシールドで、山本は雨の炎を灯した次郎と小次郎の2本の刀で防御の構えを取る。

 

そして……

 

 

超ツナ「X BURNER超爆発(イクスバーナー・ハイパーイクスプロージョン)!!」

 

 

ツナはXグローブのクリスタル部分にチャージした剛の炎を解放し、左手から凄まじい高密度のエネルギーと化した巨大な橙色の炎ーー『X BURNER』を、炎真のブラックホールに吸い込まれて身動き取れないアルカ・ノイズ達に向けて放つ。

 

X BURNER……後ろに回した片方のXグローブから逆噴射した出力調整が容易な柔の炎で姿勢を制御し、相手に向けたもう片方のXグローブから出力調整が難しいが爆発的なエネルギーを持った剛の炎を巨大な砲撃のように放つツナの代名詞とも言える技で、この技を使用する際はコンタクトディスプレイとヘッドフォンによる発射誘導プログラムーーオペレーションXで柔の炎と剛の炎の2つの炎圧を安定させている。

 

そして、ツナが今放ったのは通常のX BURNERの炎圧を規定値以上まで上げ、さらなる破壊力を持った『X BURNER 超爆発(イクスバーナー・ハイパーイクスプロージョン)』である。

 

ツナのX BURNERは真っ直ぐにアルカ・ノイズ達とブラックホールへと向かって行き、それらを全て飲む込むと……大規模の爆発を発生させ、爆発の余波として激しい爆風が葉や獄寺達に襲い掛かる。

 

 

獄寺・山本『ぐっ!?』

 

葉・蓮・ホロホロ『うわあああああああっ!!?』

 

 

獄寺と山本は死ぬ気の炎を最大出力で放出して葉達を爆風から守り、葉・蓮・ホロホロの3人は残りの巫力を振り絞って具現化したO.Sを地面に刺し、吹き飛ばされないよう踏ん張っていた。

 

暫くして爆風が収まると……

 

 

葉「ふえ〜、やっと爆風が収まった……って、うええっ!?」

 

ホロホロ「何ーーーッ!?」

 

蓮「ば、馬鹿な!?」

 

 

葉・蓮・ホロホロの3人は信じられないものを目にする。

 

彼らの視線の先にはアルカ・ノイズの大群は疎かブラックホールも跡形無く消えており、残っているのは地面にできた巨大なクレーターのみであった。

 

 

葉「つ、ツナ、凄え……」

 

ホロホロ「ま、マジかよ、ブラックホールごと消し飛ばしやがった……」

 

蓮「し、信じられん、何て威力だ……」

 

阿弥陀丸『つ、ツナ殿が味方で、本当に良かったでござる……』

 

馬孫『た、確かに……ツナ殿、末恐ろしい方だ……』

 

コロロ『く、クル〜……』

 

 

葉達シャーマン&持霊組はブラックホールを消し飛ばしたツナのX BURNERのあまりの威力に戦慄し、ツナが味方で良かったと思うのだった(笑)

 

 

獄寺「流石は十代目! お見事です!♪」

 

山本「あははは、やっぱツナは凄えな♪」

 

 

獄寺と山本は既に見慣れた光景なので、笑顔でツナを称賛していた。

 

 

超ツナ「ふう……」

 

超炎真「お疲れ様、ツナ君。 X BURNER、流石の威力だね♪」

 

超ツナ「炎真もお疲れ様。ブラックホールでアルカ・ノイズ達を一箇所に集めてくれて助かったよ」

 

超炎真「えへへ、どういたしまして♪」

 

 

空中にいるツナと炎真は拳を軽く合わせながら、互いに労うのだった。

 

こうして戦闘は終了し、ツナ・炎真・葉・獄寺・山本・蓮・ホロホロの7人の少年達と1万のアルカ・ノイズ軍団の戦闘は、7人の少年達の完全勝利により幕を閉じるのだった……

 

 

To Be Continue……

第1章(GX編)中盤辺りで葉・蓮・ホロホロの3人の甲縛式O.Sを登場させようと思うのですが、どう思いますか?

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