XDS IF Another CrossOver   作:raphel

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新年あけましておめでとうございます^_^

本当なら第8話を投稿する予定でしたが、まだ未登場であるマリア以外のヒロイン達を先に登場させた方が第8話を書きやすいと思い、今年初の投稿として番外編(Extra Story)をアップしました。

内容は第2話〜第6話のツナや炎真、葉達がオートスコアラーやアルカ・ノイズと戦っていた時の裏側の話で、何話かに分けて投稿していきたいと思います。


Extra Story 2.5 戦いの裏側①

ーー S.O.N.G本部 指令室 ーー

 

緒川がツナや葉達を連れてS.O.N.Gへ移動する前……正確にはマリアがガリィと交戦していた時へと時間を遡る。

 

S.O.N.G本部の指令室にいるメンバーは響から借りたガングニールを身に纏って戦うマリアの支援をしていた。

 

 

?「マリア君! アルカ・ノイズの発光する部位こそ解剖する機関! 気を付けて立ち回れ!」

 

マリア『了解!』

 

?「それと君自身理解していると思うが、ギアからのバックファイアを受けながらの戦闘は長くは持たない! 隙を見て何とか離脱するんだ!」

 

マリア『ええ、心得ているわ!』

 

 

S.O.N.Gの司令である筋肉質でガタイの良い赤髪の男性ーー『風鳴弦十郎』が通信でマリアにアルカ・ノイズの情報を伝えると同時に、シンフォギアからのバックファイアを受けながらの戦闘は長く持たないので隙を見て逃げるよう指示を出した。

 

 

弦十郎「響君達の避難状況は!?」

 

?「緒川さんが安全圏まで連れているので大丈夫です!」

 

 

弦十郎の質問にS.O.N.Gのオペレーターの1人である女性ーー『友里あおい』が答える。

 

そんな中、司令室に5人の少女達が入って来る。

 

 

?「司令! 状況はどうなっていますか!?」

 

?「あいつらは無事なのか!?」

 

 

長い青髪を髪飾りでサイドテールにした天羽々斬の装者である女性ーー風鳴翼と、ふんわりとした長い銀髪を後ろで細長く二つに分けたイチイバルの装者である少女ーー雪音クリスが弦十郎に状況について聞く。

 

 

弦十郎「響君達は緒川が安全圏へと避難させた! そして、アルカ・ノイズとオートスコアラーは現在マリア君がガングニールを纏って交戦している!」

 

?「マリアがデスか!?」

 

?「それって、前に私達がクリス先輩を助けた時のようにシンフォギアからのバックファイアを受けているんじゃ……!」

 

 

マリアがガングニールを纏って戦っていることに、短めの金髪にXの形をした髪留めを付けた少女ーー暁切歌と、長い黒髪をツインテールにした少女ーー月読調が驚きを露にし、マリアがシンフォギアからのバックファイアを受けていることを察する。

 

 

?「風鳴司令、マリア姉さんにすぐ退くよう伝えてください! このままじゃ……!」

 

弦十郎「わかっている! 既にマリア君には隙を見て逃げるよう伝えてはいる! だが、アルカ・ノイズとオートスコアラー相手にそう簡単に逃げられるかどうか……!」

 

?「マリア姉さん……」

 

 

ガリィとアルカ・ノイズ相手に戦うマリアの心配をする長い茶髪をポニテールにした女性の名は『セレナ・カデンツァヴナ・イヴ』、かつてのアガートラームの装者でマリアの実の妹である。

 

殆どの世界線のセレナは7年前のF.I.S内の起動実験で暴走した完全聖遺物『ネフィリム』の暴走を止めるべく、アガートラームのエネルギーベクトルを操作する特性を持った絶唱を放ち、暴走するエネルギーを操作しながらネフィリムを蛹状の基底状態にリセットするも、絶唱のバックファイアで重傷を負い、そのまま瓦礫の落下に巻き込まれて死亡。

 

または運良く瓦礫の落下を避けられても絶唱のバックファイアにより重傷を負っている為7年間のコールドスリープによる治療が必要となり、一命を取り留めた代償に成長期が遅れ、年齢は20歳であっても外見が13歳のままであるかのどちらかである。

 

だが、この世界のセレナは『ある人物』によって命の危機を救われ、その人物が絶唱のバックファイアで重傷を負った彼女の体に『未知の炎』を流し込んだことによって、セレナは6年間の療養生活を強いられたもののコールドスリープを必要とせずに完治し、今では年相応の外見をした大人の女性として成長したのだ。

 

そしてF.I.Sが起こした1年前のフロンティア事変後、セレナは贖罪で国連のエージェント兼アーティストとして活動する姉のマリアをマネージャーとして支えて来たのだったが、キャロルとオートスコアラー達の襲撃を転機に、マリアと共にS.O.N.Gへ編入したのだ。

 

本来ならマリアよりギアの適合係数が高いセレナ自身が戦場に立ちたいところだが、セレナのがかつて纏っていたアガートラームは7年前のネフィリム暴走時に使用した絶唱の影響でコンバータ部分がずっと破損したままになっており、それ以来アガートラームを纏うことができないのだ……フロンティア事変の最終局面であるネフィリム戦で、マリアが奇跡的に纏ったことを除いては。

 

さらにシンフォギアには装者とギアとの相性が存在し、適合係数は低いもののガングニールとアガートラームの2つのギアを纏える装者ーー『ダブルコントラクト』である姉のマリアと違い、セレナが纏えるのはアガートラームだけである。

 

ギアとの適合係数が高いセレナや翼、クリスがマリアに代わってガングニールを纏うことはできないし、当のガングニールの装者である響は精神的な問題で纏うことができない以上、セレナを含めた指令室にいる面々ができるのはマリアがガリィとアルカ・ノイズとの戦闘を無事に切り抜けてくれることを祈るだけである。

 

 

弦十郎「藤尭、ミッドチルダにいるはやて君達との連絡は取れたか!?」

 

?→藤尭「はい! ただ……対アルカ・ノイズ用のデバイスとバリアジャケットの改修作業がまだ終わっていないそうで、取り敢えずは急ごしらえの装備でこちらへ戻って来るそうです」

 

弦十郎「そうか……まだ万全の準備ができていないところに急な応援要請をしてしまった上、急ごしらえの装備ではやて君達に無理をさせてしまうことになるのは申し訳なく思うが、今は彼女達に頼るしかない!」

 

 

友里と同じS.O.N.Gのオペレーターである男性ーー『藤尭朔也』の報告を聞いた弦十郎は苦い顔を浮かべていた。

 

マリアがガリィとアルカ・ノイズと交戦するより前……正確には響や未来、彼女の友人達がガリィに襲撃された辺りから、弦十郎達は対アルカ・ノイズ用のデバイスとバリアジャケットの改修でミッドチルダに戻っていたなのは・フェイト・はやてを始めとした派遣部隊の魔導師達に応援要請をしていた。

 

応援要請を受けた魔導師達はまだ改修作業が終わってはいないものの、ひとまず急ごしらえの装備で地球に戻って来てはくれるとのことなのだが、弦十郎は魔導師の少女達に無理をさせてしまうことを申し訳なく思いつつも、こちらの戦力が現在0に近い以上魔導師達に頼るしかないと受け入れるしかなかった。

 

そうこうしている内にマリアが何とかアルカ・ノイズを殲滅し、ガリィに攻撃を仕掛ける。

 

しかしガリィはマリアの攻撃を容易く防ぎ、高圧の水流でマリアを吹き飛ばす。

 

 

セレナ「マリア姉さん!」

 

調・切歌『マリア!』

 

クリス「くそっ! やっぱオートスコアラー相手には一筋縄じゃいかねえか!」

 

友里「ギアからのバックファイア、さらに上昇! これ以上はマリアさんの体が持ちません!」

 

弦十郎「マリア君、限界だ! 撤退しろ!」

 

翼「退くんだ、マリア!」

 

 

指令室にいるメンバーはマリアの心配をし、彼女に撤退するよう言うが、肝心のマリアはギアからのバックファイアによるダメージが大きいのか満足に動けそうに無かった。

 

そんなマリアに左手に氷の剣を纏わせたガリィが接近し、ガリィの凶刃がマリアを貫こうとしていた。

 

 

翼・クリス・調・切歌『マリア!!』

 

セレナ「マリア姉さん!!(お願い、誰か……誰か、マリア姉さんを助けて!!)」

 

 

最愛の姉(マリア)の窮地に、セレナが涙を浮かべながらそう願った……その時。

 

 

藤尭「っ! 正体不明の高エネルギー反応を確認! マリアさんとオートスコアラーに向かって猛スピードで接近しています!」

 

翼・クリス・調・切歌『っ!』

 

弦十郎「何だと!?」

 

セレナ「え……?」

 

 

藤尭のその言葉に一同が驚き、視線をモニターへ戻すと……マリアとガリィの間に突如美しい橙色の炎が現れたと同時に炎の中から拳が飛び出し、その拳はガリィの顔面を大きく殴り飛ばすのだった。

 

 

セレナ「えええっ!?」

 

クリス「はああっ!?」

 

切歌「な、なんデスとーーーッ!?」

 

調「ほ、炎の中から拳が飛び出して……!?」

 

弦十郎「お、オートスコアラーを殴り飛ばしただと……!?」

 

翼「な、なんと奇怪な! 一体、何が起きて……!?」

 

 

あまりに衝撃的な光景に指令室にいる面々が驚愕していると、炎の中から人らしき姿が現れる。

 

 

友里「あれは……!」

 

弦十郎「こ、子供だと!?」

 

 

炎の中から現れたのは、額に橙色の炎を灯し、両腕に赤い金属製のグローブを装着した、ツンツン頭の茶髪に橙色の瞳をした少年ーー超死ぬ気モードになっているツナこと沢田綱吉であった。

 

 

翼「あの少年がオートスコアラーを殴り飛ばしたと言うのか!?」

 

切歌「って言うか、頭が燃えてるデース!?」

 

調「いや切ちゃん、燃えてはいないと思うよ。それにしても、あの人は一体……?」

 

 

ツナの登場に指令室にいる面々が騒ぎ立てる中……

 

 

セレナ(似てる……うろ覚えで髪の色や背丈は違う気がするけど、7年前私の命を救ってくれた『あの人』に似てる……)

 

クリス(そっくりだ……9年前、バル・ベルデで捕虜にされそうになっていたあたしとママを助けてくれた『あの人』に……)

 

 

セレナとクリスだけはハイパー化しているツナの姿を見て別の意味で驚いていた。

 

セレナは7年前自身の命を救ってくれた人物に、クリスは9年前NGO活動で訪れた政情不安定な内戦地ーー『バル・ベルデ共和国』にて現地組織の捕虜にされそうになっていたところを助けてくれた人物にツナを重ねていた。

 

クリスについて補足すると、殆どの世界線では彼女は9年前のバル・ベルデ共和国のとある村にて荷物に仕掛けられた爆弾の爆発により両親ーー『雪音雅律』と『ソネット・M・ユキネ』を喪うのだが、この世界では雅律がソネットを爆発から庇ったことにより父親の雅律だけが死亡し、母親のソネットは爆発から逃れて生き延びたのだ。

 

その後、雅律を喪って悲しみに暮れるクリスとソネットに追い討ちをかけるように、バル・ベルデ共和国の現地組織に捕虜にされそうになったが、突如現れたツナにそっくりな『ある人物』によって助けられたのだ。

 

因みにクリスとソネットを助けたその人物は、無関係な人間を戦火に巻き込むバル・ベルデ共和国の現地組織や軍隊に対して怒り、その時一緒にいた2人の仲間と共にそれらを壊滅させて内戦を終結させてしまったことから、バル・ベルデ共和国内では『炎の悪魔』と畏怖の念を込めて今でも語り継がれているらしい。

 

捕虜を免れたクリスとソネットはその後日本に帰国し、母親のソネットは夫の雅律を喪った悲しみを乗り越え、声楽家としての仕事をしながら娘のクリスを育てて来た。

 

だが、クリスは自身から父親を奪った戦争というものに対して憎しみを募らせ、『戦争の火種を無くしたい』という想いを抱くようになり、『戦う意思と力を持つ者を滅ぼす』ことでその想いが遂げられると言う1年前のルナ・アタック時の元凶であるシンフォギアシステムの開発者である女性ーー『櫻井了子』……正確には了子の人格を支配した先史文明の巫女の亡霊ーー『フィーネ』に誘われ、ソネットの元から数年ほど離れて行動していた。

 

クリスはフィーネに利用される形で響や翼と敵対することになったが、紆余曲折の果てに自らの過ちに気付いて彼女達と和解し、数年離れていたソネットとも再会して現在は一緒に暮らしている。

 

話がだいぶ逸れてしまったが、セレナやクリスを始め指令室にいる面々がツナの登場に驚いている中……

 

 

藤尭「司令! あの少年の炎を解析してみましたがフォニックゲインや魔力とはまったく違う未知のエネルギーの様です!」

 

セレナ・クリス・翼・調・切歌『っ!?』

 

弦十郎「フォニックゲインでも魔力でも無いエネルギーだと!?」

 

 

ツナの炎ーー死ぬ気の炎を解析した藤尭の報告を聞いてさらに驚く。

 

一方戦場ではガリィが邪魔されたことに激昂し、標的をマリアからツナに変えて左手の氷の剣による刺突を繰り出すが、対するツナはガリィの攻撃を容易く躱すと同時にカウンターを叩き込み、ガリィを大きく殴り飛ばす。

 

 

セレナ「凄い……!」

 

弦十郎「見事なカウンターだ。あの少年、良い体術をしている」

 

 

ツナの動きを見た弦十郎がそう評価する中、攻撃を受けたガリィは何とか体勢を立て直し、アルカ・ノイズを展開してツナに突撃させる。

 

 

クリス「やばい! シンフォギアや魔法を使っていない奴がアルカ・ノイズを相手にするのは無理だ!」

 

翼「解剖機関による分解の特性を持つアルカ・ノイズの攻撃を一撃でも受ければ、ただでは済まされないぞ!」

 

 

翼とクリスはシンフォギア装者でも魔導師でも無いツナが、解剖機関による分解の特性を持つアルカ・ノイズを相手にするのは無理があると判断するが……ツナは襲い掛かるアルカ・ノイズの攻撃をXグローブの炎の推進力による超スピードで躱し、炎を纏わせた拳で瞬く間にガリィの展開してアルカ・ノイズを破壊した。

 

 

翼・クリス『なっ!?』

 

弦十郎「速い、なんてスピードだ! あの両腕の炎を逆噴射して高速移動しているのか……!」

 

調「アルカ・ノイズがあっという間に倒されちゃった……」

 

切歌「あ、あの人、とんでもなく強いデスよ!」

 

 

瞬く間にアルカ・ノイズを片付けたツナの高い機動力と戦闘力に指令室にいるメンバーが驚く中、ガリィは再び氷の剣を出し、猛スピードで接近して来るツナに向かって突撃する。

 

だが、ここである異変が起きる。

 

何とガリィの方へ向かっていたツナが突如前方に炎を逆噴射し、マリアの方に向かって猛スピードで飛翔して行く。

 

 

翼「何っ!?」

 

セレナ「どうしてマリア姉さんの方に!?」

 

クリス「まさか、味方じゃねえのか!?」

 

調「そんな!」

 

切歌「ここで裏切りは無いデスよ〜!!」

 

?(! あの人、もしかして……!)

 

 

一同がツナの行動に困惑する中、元はキャロルのところにいたが離反し、S.O.N.Gの協力者となったキャロルと瓜二つの顔をしているホムンクルスの少女ーー『エルフナイン』が遅れて指令室に入って来て、ツナの行動を見た瞬間あることに気付く。

 

そして、猛スピードで飛翔しながら炎を纏った拳を構えたツナは……マリアの近くの何も無い空間に向かって拳を叩き込み、何故か大きな打撃音が響き渡った。

 

 

クリス「はああっ!?」

 

切歌「ど、どう言うことデスか!?」

 

調「あの人が拳を叩き込んだところから凄い音がしたけど……」

 

エルフナイン「やっぱり……皆さん、あの人が殴ったところを見てください!」

 

翼・セレナ『え?』

 

 

エルフナインに言われて、ツナが殴ったところをよく見ると……何も無かった筈の空間からガリィがツナに殴られた状態で突然現れたのだ。

 

 

『ええええええっ!?』

 

切歌「さ、さっきのオートスコアラーが急に現れたデスよ!?」

 

クリス「ど、どうなってんだ!? なんで同じ奴がもう1体いやがるんだ!?」

 

 

そんな一同の疑問に答えるかのように、ツナが殴ったガリィとは別の、氷の剣で攻撃しようとして来たもう1人のガリィに向かってXグローブから炎の弾丸ーーXカノンを放ち、その胴体を撃ち抜いた。

 

すると、胴体を撃ち抜かれたもう1人のガリィは水に変わって崩れ落ちたのだった。

 

 

翼「なっ!? もう1体は水で作られた偽物だったのか!?」

 

エルフナイン「はい、ガリィは空気中の水分を鏡に見立てて投影された幻像を作ることができます。そして、本物のガリィは錬金術を使って姿を隠しながらマリアさんを攻撃しようとしていたみたいです」

 

 

エルフナインはガリィの能力と、実施しようとして行動について一同に説明する。

 

 

調「そっか、あの人がマリアの方に向かったのは攻撃を仕掛けて来ているのが偽物で、本物はマリアを攻撃していることに気付いたからなんだね」

 

エルフナイン「恐らくそうだと思います」

 

セレナ「凄い……ただでさえとんでも無く強いのに、そんなことまで見破れるなんて……」

 

弦十郎「あの少年、戦闘力だけでなく勘も優れていると思うが……恐らく相当な修羅場を潜り抜けて来ている上、敵を欺く力を持った敵との戦いに慣れているんだろうな。でなければ、即座にあんな判断はできんさ」

 

クリス「ま、マジかよ、凄すぎだろ……」

 

 

弦十郎のその予想は当たっており、ツナは超直感と強力な幻術を使う霧の術士達との戦闘経験がある為、ガリィの幻像を使った戦法を見破ることは容易いものであった。

 

そしてツナとガリィの戦闘は終盤へと動き出し、ツナはガリィに向けて掌底を放つと同時に獅子の形をした闘気ーー獅子戦吼を放ち、ガリィを空中へと大きく吹き飛ばす。

 

 

翼「あの少年の掌から獅子のようなものが!?」

 

弦十郎「体内の気を闘気として放出した攻撃か……やるな、是非教えて欲しいものだ」

 

クリス「いや、あんたはそれ以上強くなる必要ねえだろ」

 

 

クリスが弦十郎にそうツッコミをしていると、ツナは右手にある指輪ーー大空のリングVer.Xに炎を灯し、そこからツナの相棒である天空ライオンVer.Xのナッツを呼び出す。

 

 

エルフナイン「えええっ!?」

 

弦十郎「なっ!? 指輪からライオンが現れただと!?」

 

セレナ・クリス・翼・調・切歌『か、可愛い(デス)……!///』

 

 

エルフナインと弦十郎はリングから動物が現れたことに驚くが、セレナやクリス達は戦場にいるマリアと同じようにナッツのあまりの愛くるしさにメロメロになっていた(笑)

 

そんな一同を他所に、ツナはナッツにある指示を出すと、ナッツは咆哮と共に体を輝かせ、ツナの右手のXグローブと合体するとその姿を変えて行き……攻撃形態であるI世のガントレットへと形態変化するのだった。

 

 

『ええええええええっ!?』

 

セレナ「ら、ライオンさんが、ガントレットに変わっちゃった……!?」

 

翼「ゆ、雪音、一体何が起きたんだ……?」

 

クリス「何であたしに聞くんだよ!? あたしが知ってる訳ねえだろ!! って言うか、ぶっ飛び過ぎる展開が続き過ぎてツッコミが追いつかねえよ!!」

 

切歌「もう訳がわからないデスよ〜!?」

 

調「き、切ちゃん、落ち着いて……」

 

弦十郎「え、エルフナイン君、今目の前で起きた現象についてわかるか……?」

 

エルフナイン「ぼ、僕にもわかりません。あんなの初めて見ました……!」

 

 

ナッツがI世のガントレットへと形態変化した光景を目の当たりにした指令室のメンバーが驚愕している中、ツナはI世のガントレットを構えたまま猛スピードで空中にいるガリィに向かって行き、ガリィもそう簡単にやられないとばかりに高圧の水流をツナに向かって撃ち出す。

 

迫り来る高圧の水流に対し、ツナは全身に火の鳥を思わせるような形状をした炎を纏い、高圧の水流を物ともしない勢いで押し返しながら突き進んで行く。

 

 

クリス「あんな高圧の水流を真正面から受けてんのに消えないなんて、あの炎どんだけ火力が高いんだよ……」

 

調「炎は水に弱いのがお約束なのに……」

 

切歌「もう常識外れ過ぎて、何も言えないのデス……」

 

翼「それにしてもあの炎、まるで不死鳥の様だ……」

 

セレナ「はい、とても綺麗です……」

 

 

クリス・調・切歌はガリィの高圧の水流を受けても消えないツナの常識外れの炎に唖然とし、翼とセレナはツナの纏う不死鳥のような炎の美しさに見惚れている中、ツナはガリィの目と鼻の先まで接近していた。

 

ガリィは悪足掻きとばかりに錬金術による障壁を展開するが……I世のガントレットを装着したツナの鳳凰の形をした炎のバリアを形成して突撃する攻防一体の技ーーXフェニックスにより障壁は破壊され、ツナの強力な一撃はそのままガリィの両腕を破壊し、地面へと大きく吹き飛ばした。

 

 

セレナ・クリス・翼・調・切歌『お、オートスコアラーの両腕を、障壁ごと破壊した(デス)!?』

 

エルフナイン「が、ガリィをあそこまで追い詰めるなんて……!」

 

弦十郎「ああ、ここまで強いとはな……しかし、あの少年は一体何者なんだ……?」

 

 

ガリィを撃破寸前まで追い詰めたツナの強さに驚愕し、ツナが何者なのかを疑問に思う指令室のメンバーであった……

 

 

To Be Continue Extra Story 3.5……




本小説のセレナの外見はXDUに登場するAnotherセレナと同じで、彼女を助けた人物はもう想像がついていると思いますが、『あの人』です

そしてクリスママことソネットさんも生存していて、クリスとソネットさんを助けた3人の内の1人はセレナを助けた人物と同一人物です。

次回は第3話の戦いの裏側を描き、ヒロイン達をさらに登場させたいと思います。

今年もXDS IF Another CrossOverをよろしくお願いしますm(_ _)m

第1章(GX編)中盤辺りで葉・蓮・ホロホロの3人の甲縛式O.Sを登場させようと思うのですが、どう思いますか?

  • 良いと思う
  • まだ早いと思う
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