XDS IF Another CrossOver 作:raphel
ツナ・炎真・葉の3人の少年達と、レイアとファラの2体自動人形(オートスコアラー)、大量のアルカ・ノイズによる戦闘が開始された。
最初に何体かのアルカ・ノイズがツナ達に襲い掛かるが……
超ツナ「ナッツ!」
ナッツ「GAOOOOOッ!!!」
葉「阿弥陀流、真空仏陀斬り!!」
ツナが形態変化から戻したナッツに指示を出し、指示を聞いたナッツが調和の特性を持つ大空の炎の咆哮ーー『天空の雄叫び(ルッジート・ディ・チエーリ)』でアルカ・ノイズを石化させた後、すかさず葉がスピリット・オブ・ソードによる真空の刃で蹴散らし、そのまま真っ直ぐ突き進んで行くと……
レイア「派手に散れ!」
ファラ「受けなさい!」
レイアがコインでの投げ銭、ファラが大剣からの突風をツナと葉に目掛けて繰り出す。
超ツナ「当たるか!」
葉「巫門遁甲!!」
ツナは持ち前の機動力、葉は巫門遁甲でレイアとファラの攻撃を躱すと……
ツナ・葉『はああっ!!』
レイア「ぐっ!」
ファラ「くっ!」
ツナはレイアに向けてXグローブによる拳撃を、葉はファラに向けてスピリット・オブ・ソードによる剣戟をそれぞれ繰り出す。
レイアはコインで生成したトンファーでツナの拳撃を受け止め、ファラは大剣で葉の剣戟を受け流して回避する。
超ツナ「勝負だ、オートスコアラー!」
レイア「派手に受けて立つ!」
ツナとレイアが激しい近接戦闘を繰り広げる一方で……
葉「ふっ! はあっ! せやあっ!!」
葉はスピリット・オブ・ソードによる剣戟をファラに向けて連続で繰り出すが……スピリット・オブ・ソードが巨大な刀の形をしたO.Sである故か大振りな攻撃になってしまい、素早い動きをするファラに当たらずにいた。
ファラ「ふふふ……最初はその刀のあまりの巨大さに圧倒されてしまいましたが、慣れてしまえばそんな大振りな攻撃など怖くも何ともありませんわ。大きければ強いという訳でも無いのは、まさしくこのことね」
葉「……確かに、このままやっても巫力を無駄に消費して疲れるだけだ……なら!」
葉はスピリット・オブ・ソードを普通の刀のサイズまで凝縮する。
葉「うしっ、これで良いだろ♪」
ファラ「あらあら、リーチを犠牲にして取り回しの良さを重視したと言ったところかしら? 折角の巨大な刀もそんなに小さくなってしまえばショボイですわね」
葉「ウェッヘッヘッ、見た目で判断せん方が良いと思うぞ? デカけりゃ強い訳じゃねえってのは、お前自身がさっき言ったばかりじゃねえか♪」
ファラ「ふふふ、確かにそうですわね。では……貴方のその自慢の刀を、私の『剣殺し(ソードブレイカー)』で砕いてあげましょう!」
『剣殺し(ソードブレイカー)』……その名の通り刀剣類を破壊する為の装備で、概念そのものに干渉し、剣と分類・定義される物をその性能に関係無く確実に破壊する哲学兵装。
ファラは彼女だけに与えられた哲学兵装の大剣を振り下ろし、葉のスピリット・オブ・ソードを破壊しようとするが……葉の凝縮されたスピリット・オブ・ソードは破壊されず、それどころかファラの斬撃を剣先で受け止めていた。
ファラ「なっ!?」
葉「どうした? ソードなんたらでオイラのO.Sを砕くって言ってたが、まったく砕けてねえぞ?」
ファラ「そ、そんな……私の剣殺しは刀剣類は疎か、剣と分類・定義された物全てをその性能に関係無く確実に破壊する哲学兵装! それなのに、何故貴方のその刀は砕けないのですか!?」
自身の哲学兵装に絶対の自信を持っていたファラは、剣と分類・定義されている筈の葉のスピリット・オブ・ソードが砕けないことに動揺し、取り乱していた。
葉「オメエの武器が何でオイラのO.Sを砕けないのかはわからねえ……でもな、オイラの『心』と阿弥陀丸の『魂』で作り上げたこのO.Sは精神の塊、哲学とかで砕かれるほどヤワじゃねえんよ」
ファラ「くっ! それなら、このまま貴方を斬り裂いて……っ!」
ファラは葉を斬り裂こうと大剣に力を込めるが、剣先だけで受け止めている葉のスピリット・オブ・ソードを押し返すことさえままならなかった。
ファラ「なっ!?(ビクともしないなんて……!)」
葉「言ったろ? 見た目で判断せん方が良いって……今度はこちらから行くぞ!」
ファラ「くっ!」
葉はスピリット・オブ・ソードを少し後ろへ引くと同時に、鋭く素早い刺突を放つ。
ファラは咄嗟に大剣を盾にして防御するが……
ファラ「っ!? あああああああっ!?」
葉の凝縮されたスピリット・オブ・ソードから想像できない程の威力を持った刺突の前に、ファラはガードした状態のまま吹き飛ばされる。
凝縮されたスピリット・オブ・ソードはリーチが短くなったのと引き換えに、巫力が無駄なく放出されていることから巫力の消費が小さく、凝縮されて密度が高くなった分パワーと強度も増していた。
これは葉の父ーー『麻倉幹久』による米粒を使った特訓を元に編み出したもので、星の聖地でのハオの手下である『花組』との戦い等でその威力を遺憾無く発揮した。
レイア「ファラ!?」
葉に吹き飛ばされたファラの姿を視認したレイアが驚いていると……
超ツナ「余所見している暇があるのか?」
レイア「っ! しまっ……!?」
超ツナ「獅子戦吼!!」
レイア「ぐあっ!?」
レイアの隙を突いたツナが闘気を放ち、その攻撃を受けたレイアは吹き飛ばされる……だが、ツナの攻撃はこれで終わりでは無い。
ツナは高速移動でレイアの吹き飛んだ先へ回り込むと……
超ツナ「獅子戦吼!!」
レイア「があああっ!?」
再び獅子戦吼を食らわせ、吹き飛ばす。
さらには……
超ツナ「X(イクス)レオドライブ!!」
レイア「ぐああああああああっ!!!」
高速移動で敵の吹き飛んだ先に回り込む→再度獅子戦吼を放つと言うモーションの繰り返しで、敵に獅子戦吼の連続攻撃を浴びせる技ーー『X(イクス)レオドライブ』を繰り出す。
反撃の隙も与えない程の猛攻を受けるレイアは今やピンボールの玉のようにあらゆる方向へ弾き飛ばされ、その身にダメージを蓄積させて行く。
ファラ「くっ、レイア!」
先程葉に吹き飛ばされたファラは何とか体勢を立て直し、ツナの猛攻を受けているレイアを助けに向かおうとするが……
葉「させるか!」
ファラ「うっ!?」
そうはさせないとばかりに葉が攻撃を仕掛け、ファラを妨害する。
葉「仲間を助けに行きてえんなら、オイラを倒してからにしろ」
ファラ「っ! ええ、そうさせて貰います!」
ファラは大剣から無数の竜巻を放つが……
葉「阿弥陀流……真空仏陀斬り!!」
葉の真空仏陀斬りが竜巻を斬り裂き、斬り裂かれた竜巻は霧散した。
ファラ「そんな!?」
葉「へへっ、悪いな♪」
阿弥陀丸『その技はもう見切ったでござる!』
ファラ「くっ!」
ファラは自身の技を葉と阿弥陀丸に見切られながらも大剣による剣戟を繰り出し、葉もまた応戦とばかりにスピリット・オブ・ソードによる剣戟を繰り出し、2人は激しい剣戟の応酬を繰り広げる。
一方、ツナの猛攻を受けているレイアは……
超ツナ「X(イクス)……レオバズーカ!!」
レイア「うああああああっ!!!」
ツナの両手の掌底から放つ獅子戦吼の時より強大な炎を纏った獅子の闘気で、敵を吹き飛ばすと同時に爆炎で焼き尽くす獅子戦吼の強化技ーー『X(イクス)レオバズーカ』を受け、地面へと叩き落とされる。
レイア「うっ……ぐっ……」
超ツナ「ナッツ! 形態変化・攻撃モード!!」
ナッツ「ガオオオオオオッ!!!」
ツナはナッツを再びI世のガントレットに形態変化させ、ボロボロでありながらも立ちあがろうとするレイアに向かって行く。
レイア「くっ……アルカ・ノイズ、私を守れ!」
超ツナ「っ! ちっ!」
レイアは近くにいたアルカ・ノイズ数体をツナに襲わせる。
ツナは襲い掛かるアルカ・ノイズの攻撃を避けつつ、反撃に転じようとした……その時。
超炎真「ツナ君、任せて!」
超ツナ「! 炎真!」
炎真の声が聞こえ、ツナの目の前にいたアルカ・ノイズの群れに……別のアルカ・ノイズ数体が勢いよく飛んで来て激突する。
そして、激突したアルカ・ノイズ達はその衝撃により消滅した。
レイア「な、何だと!?」
超ツナ「これは……!」
アルカ・ノイズがアルカ・ノイズを攻撃するというあり得ない光景に、レイアは信じられないとばかりの表情を浮かべる。
ツナも目の前の光景に驚くと同時に、あることに気付く。
それは……
超炎真「行け!」
フォンフォンッ!
炎真が大地の炎の重力操作で何体かのアルカ・ノイズの動きを封じ、そのまま捕らえたアルカ・ノイズを武器として射出し、別のアルカ・ノイズにぶつけて相殺していたのだ。
一度に全てのアルカ・ノイズを大地の炎で操作することはできなくも無いが実際にやると炎の消費が激しい為、炎真は数体ぐらいを捕らえて射出し、アルカ・ノイズの数を減らしながら戦っていた。
そのおかげでツナと葉はアルカ・ノイズの妨害を受けずに、レイアとファラとの戦闘に集中することができたのだ。
そんな炎真の影ながらの活躍により大量にいたアルカ・ノイズは残り僅かとなり、炎真は残っていたアルカ・ノイズ達も大地の炎で捕らえて武器にする。
超炎真「ツナ君、葉君! 僕がアルカ・ノイズを使って援護するから、そのまま攻め続けて!」
超ツナ「ありがとう、炎真! 流石だ!」
葉「ウェッヘッヘッ、凄えな炎真♪」
阿弥陀丸『あの怪物達を己の武器にするとは、お見事でござる!』
ツナと葉が炎真のアシストを賞賛する一方で……
ファラ「私達のアルカ・ノイズを、武器として利用するなんて……!」
レイア「くっ、派手にやってくれる……!」
レイアとファラは自分達の戦力であるアルカ・ノイズを、敵である炎真に武器として利用されていることに悔しげな表情を浮かべていた。
そんな2人に炎真の大地の炎によって武器と化したアルカ・ノイズ達が襲い掛かる。
レイア「ちっ! 邪魔だ!」
ファラ「使えないアルカ・ノイズは消えなさい!」
レイアとファラは迫り来るアルカ・ノイズ達に対して自身の武器で攻撃して破壊する。
それにより戦場にいたアルカ・ノイズは全ていなくなった。
ファラ「これでアルカ・ノイズを利用することはできなくてよ!」
超炎真「そうだね……でも、君達が残っていたアルカ・ノイズを自分の手で破壊してくれたおかげで僕も攻撃に専念できる!」
ファラ「っ!」
レイア「し、しまった!」
葉「これで3vs2だ!」
超ツナ「一気に畳み掛ける!」
アルカ・ノイズが全て破壊されたことで、炎真もレイアとファラへの攻撃に専念できるようになり、物量と言うアドバンテージを失ったレイアとファラは益々窮地に立たされるのだった。
超炎真「おいで、ガイア!」
ボウッ!!
炎真は大地のシモンリングとは別に、人差し指にある動物の顔の形をしたリングーーアニマルリングに大地の炎を灯すと……
ガイア「ヒヒーンッ!」
そのアニマルリングから、朱色の炎の鬣に長い角を持った馬ーーユニコーンを思わせるような、小さく愛らしい動物が現れるのだった。
これが炎真が新たに手にした、大地の7属性初のボックスアニマルーー『大地ユニコーンVer.X(リオコルノ・デッラ・テラ バージョン・イクス)』である。
虹の代理戦争以降、元雷のアルコバレーノーー『ヴェルデ』の手により開発され、その開発の協力をした炎真へのお礼として貰い、それ以降は『ガイア』と言う愛称を付けて可愛がっていた。
そんなガイアを呼び出した炎真は……
超炎真「形態変化・攻撃モード(カンビオ・フォルマ・モード・アタッコ)!!」
ガイア「ヒヒーーーーーンッ!!」
ガイアにそう指示を出し、それを聞いたガイアは大きな鳴き声と共に体を輝かせ、右腕の手甲と合体するとその姿を変えていく。
そして……
超炎真「大地の角(コルナ・デッラ・テラ)!!」
攻撃形態である黒い大型の槍のような武装ーー『大地の角(コルナ・デッラ・テラ)』へと形態変化(カンビオ・フォルマ)するのだった。
炎真は大地の角の先端部をレイアとファラに向けると……大地の角の先端部に大地の炎を集束し、圧縮していく。
ある程度炎を集束・圧縮したところで……
超炎真「グラビティマグナム!!」
大地の角の先端部から大地の炎のエネルギー弾をレイアとファラに向けて放つ。
放たれたエネルギー弾は前へ進むにつれて勢いとスピードが増して行く。
ファラ「っ! これは……まずい! レイア、避けて!」
レイア「くっ!」
炎真が放ったエネルギー弾の危険性を感じたレイアとファラは即座に回避行動を取り、直撃を避けるが……
レイア「っ! ぐああっ!?」
ファラ「きゃあっ!?」
エネルギー弾自体から放出される重力波によって吹き飛ばされ、2人は大きく体勢を崩す。
そこへ……
超炎真「ツナ君! 葉君! 今だ!!」
レイア・ファラ『っ!?』
超ツナ・葉『うおおおおおおおおっ!!』
大空の炎を一点に収束させたI世のガントレットを構えるツナがレイアに、巫力を刀身に集中させたスピリット・オブ・ソードを構える葉がファラにそれぞれ接近する。
レイア「させるか!」
ファラ「やらせませんわ!」
体勢が悪い状態でありながらも、レイアは錬金術で大型化させたコイン、ファラは大剣をそれぞれ盾にして、迫り来るツナと葉の攻撃を防ごうとするのに対し……
超ツナ「バーニング……アクセル!!」
葉「阿弥陀流……後光刃!!」
ツナはI世のガントレットから究極の一撃と化した球状の大空の炎を、葉はスピリット・オブ・ソードから居合斬りに近い鋭い斬撃をそれぞれ放つ。
そして……
レイア「ぐあああああああああああああああっ!!?」
ファラ「きゃああああああああああああああっ!!?」
ツナのバーニングアクセルが大型のコインを破壊しながらレイアの鳩尾に直撃し、葉の後光刃もファラの大剣の刀身を両断と共に彼女の胴体に大きな裂傷を刻むのだった……
To Be Continue……
第1章(GX編)中盤辺りで葉・蓮・ホロホロの3人の甲縛式O.Sを登場させようと思うのですが、どう思いますか?
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良いと思う
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まだ早いと思う