ご注文はチノくんですか?   作:岩ノ森

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タイトルがオーズみたいですが関係ないです。
あと今回オリジナル設定が強いのでご注意ください。


ラパンとイナバと謎の仮面

 「怪盗ラパン!参上!!」

 「大泥棒イナバ!推参!!」

 今日も元気にバイト中!!私、シャロこと怪盗ラパンと幼馴染の千夜扮するイナバで元気にお店の宣伝!!

 「わーいラパンだー!!」

 「イナバだーもなかちょうだーい!」

 「今日も人気は上々ね」

 「子供たちも喜んでるようで良かったわ」

 アニメ怪盗ラパンのキャラのコスプレをしながら宣伝することで注目も浴びれるし子供たちも喜ばせることもできる。まさに一石二鳥ね。

 「ラパンー」「決めポーズしてー」

 「ええ、いいわよ」

 「イナバー」「かわいいー!」「きょうの和菓子はなにー?」「髪さらさらだー」

 「ほらほらみんな、押さないで順番に。君たちの宝物盗んじゃうわよー?」

 「ええー」「やだー」「ならぶー」

 

 「・・・・・・・・・・・・・」

 

 「どうしたのシャロちゃ・・・じゃなかったラパン?」

 「イナバー!!人気を盗むなー!!!」

 「リアルライバルとして対抗してる!!」

 

 「ぜーはー・・・ぜーはー・・・だ、大丈夫?シャロちゃん・・・?」

 「はぁ・・・はぁ・・・あ、あんたの方がひどそうに見えるけど・・・」

 シャロちゃんも私も体力的に限界みたい。私は元来体力がないし、シャロちゃんは今日でバイト3つ目だから精魂使い果たしかけてる。

 「と、取り合えず逃げましょう・・・」

 「子供たちが追いかけてくるもんね・・・」

 今私たちはイベントの一環で子供たちと追いかけっこをしている。楽しいけれど子供たちの体力が無尽蔵すぎて反対にどんどんこっちの体力が削られる。こんな形でアニメの中の怪盗たちの気持ちを理解するなんて思っても見なかったわ。

 早速息を整えて逃げようとした私たちだけど・・・。

 「あっ」「きゃっ」「わっ」

 前方をよく見てなかったせいで走って来た誰かとぶつかっちゃった。怪我をさせてなければいいのだけど。

 「ご、ごめんなさい」「大丈夫ですか?」

 「い、いえ。こちらこそ・・・」

 そう言って立ち上がった男性は。

 白いタキシードに仮面を付けていた。

 「・・・・・ラパンとイナバ?」

 

 「ご、ごめんなさいっ!営業の邪魔しちゃいましたか!?」

 「い、いいえ。そんなことは・・・」

 見慣れない格好だけど、どこかのお店の宣伝キャラかしら。それとも青山さんが作ったラパンの新キャラかしら。

 「お互い営業大変ですね」

 「え、ええ。結構体力いりますねこれ」

 どうやら男の人らしく低い声で応答してくれる。でもなぜかしら・・・。なんとなく聞き覚えが・・・。

 「あの、失礼なんですけどどこかでお会いしました?」

 「!!」

 「ちょっと千夜!初対面でナンパみたいなこと言わないの!!」

 「えっ、いやっ!私そんなつもりじゃ!!」

 男の人を逆にナンパしてしまったような形になって私は思わず顔が熱くなる。そんな風に見えたかしら・・・。恥ずかしい・・・。

 「ご、ごめんなさい・・・」

 「い、いいえ・・・。それより急いでたんじゃ・・・」

 「あっ、そうだった」

 「子供たちと追いかけっこしてるんです」

 「それにしてはハードそうですね」

 「ああそれは・・・」

 そんなこんな言ってる間に向こう側から子供たちが来た。

 最前列をリゼちゃんが先導して。

 「そーれ!怪盗どもを捕まえろー!!」

 「高校生がノリノリで最前線にいるので・・・」

 「ふふっ、でもリゼちゃんらしいわ」

 「童心を忘れてない素敵な高校生ですね」

 

 「ほら、早く逃げ。ああ疲れてめまいが・・・」

 「私も・・・もう限界・・・」

 「だ、大丈夫ですか!?二人とも!?」

 タキシードの男性は地面にへたり込んだ私たち二人を心配するように近寄る。あれ、何だろう。千夜の言ったように声に聞き覚えが・・・。

 「・・・あとはボクに任せてください」

 耳元で囁くように励まされ一瞬心臓が飛びあがる。近くで聞くと一層無理やり作ったような低い声に感じた。

 

 「待て!ここから先は私が相手だ!」

 「む!誰だ!?」

 リゼ先輩とタキシードの男性が対峙する。

 「我の名は・・・」

 タキシードの男性はちょっと考え込むような仕草をしてから大声で名乗った。

 「我の名は、タキシードバリスタ・キアロ!!」

 「タキシードバリスタ・キアロ!?」

 何それ!?アリなの!?

 「この街のうさぎとコーヒーを陰から守りし者だ!!」

 どういう設定!!?

 

 

 話はちょっと前にさかのぼります。

 「よーし、あとはこのマントをかけて・・・」

 「あの・・・」

 「出来上がりー!ラビットハウスのイメージキャラー!」

 「やったー!!」

 「チノくんカッコイイよー」

 ボクはココアさん達の手によって白タキシードにマントに帽子という怪しげな出で立ちにさせられていました。

 どうやらシャロさんのラパンと千夜さんのイナバを見て、ラビットハウスでもイメージキャラを作りたくなったようです。

 ココアさんとマヤさんメグさんはそんなボクの恰好を見て手をたたいて褒めてきます。でもやってる本人からすると気恥ずかしさしかありません・・・。

 「それでコーヒーを淹れればお客さんのハートも鷲掴みだよー!」

 「白タキシードが汚れちゃいますよ」

 どうやらこのタキシードはココアさんが学校の演劇部から借りてきたものだそうです。汚して返しては演劇部の方に迷惑でしょう。

 「大丈夫だよ。それもう使わないから好きにしていいって言われたヤツだから」

 (おさがり)

 

 「恰好は決まったし、名前も決めないとね」

 「カッコいい名前がいいよー!エターナル・フォース・エスプレッソとか!」

 「白ピョンピョンとかどうー?」

 「もう恥ずかしいんで脱ぎたいんですが・・・」

 恥ずかしい格好にさらに恥ずかしい名前が付けたされてはたまりません。でも間違いなく目立つのでお店の宣伝にはなるでしょう・・・。そう思うと中々脱ぎづらいです。

 「でも白いタキシードにコーヒー染みは目立つかもねー」

 「じゃあコーヒー淹れられないじゃん」

 「うーん、じゃあその姿でチラシ配るのはどう!?子供たちに人気になりそうだよ!」

 「恥ずかしすぎて死んじゃいますよ!!」

 こんな姿で人前に出るなんて、想像するだけで羞恥心で死にそうです・・・。

 「そう言うと思って、はいこれ」

 「アイマスク・・・?」

 ココアさんは装飾が施された白いアイマスクを差し出しました。確かにこれなら顔は隠れるでしょう。

 「チノくん、顔を隠してなら恥ずかしくないかなって思って」

 確かに高校の文化祭の時も、ティッピーの被り物を被った状態でならいつもの倍宣伝ができました。顔を隠すと気恥ずかしさが消える体質のようです。

 「それでも恥ずかしいなら無理しなくていいよ?」

 「ココアさん・・・」

 ココアさんが気を遣うように聞いてきます。ココアさんは面白半分じゃなく、お店を盛り上げたい一心で提案してくれたのでしょう。自分のお店じゃないのに。こんなに真剣になってくれて。

 「それに私もタキシード着てみたいの!」

 「ココアさん・・・」

 前言撤回する必要があるかもしれません。

 「私も着てみたいなー」

 「私も!男装っていうのやってみたい!」

 「うんうん!じゃあ三人でタキシード三姉妹だよー!」

 「「いえー!!」」

 「・・・・・フフッ」

 そんな三人の様子を見て、思わず笑みがこぼれてしまう。さっきまでの気恥ずかしさや緊張もどこかへ行ってしまったみたいだ。

 「分かりました。じゃあこの姿で宣伝行ってきます」

 「チノくん・・・」

 「せっかくお店が盛り上がりかもしれませんから、ね?」

 前はこんなこと恥ずかしくて出来なかっただろうに。ココアさんやみんなと暮らし始めてボクも変わり始めたみたいだ。

 「じゃあ行ってきます。お店の方、お願いしますね」

 そう言ってボクはラビットハウスをその姿で出ました。

 

 

 そんなこんなで宣伝に出たのは良かったのですが・・・。

 (やっぱり恥ずかしい・・・!)

 街ゆく人からジロジロ見られます。こんな目立つ格好してたら当たり前ですが。

改めてシャロさんと千夜さんのすごさが分かります。

(やっぱりボクじゃダメなのかな・・・)

そう気分が沈みかけていた時でした。

ドンッ

 「あっ」「きゃっ」「わっ」

 ラパンとイナバにぶつかったのは。

 

 

 「ご、ごめんなさいっ!営業の邪魔しちゃいましたか!?」

 「い、いいえ。そんなことは・・・」

 咄嗟に自分なりに低い声を作る。まだ恥ずかしさが残ってるのであまり大勢の人に正体を気づかれたくはありません。

 「お互い営業大変ですね」

 「え、ええ。結構体力いりますねこれ」

 どうやら二人とも気づいてないようです。とりあえずは良かった・・・。

「あの、失礼なんですけどどこかでお会いしました?」

 「!!」

 ビックリして思わず全身が飛びあがってしまう。流石に背格好でバレたでしょうか・・・。

 「ちょっと千夜!初対面でナンパみたいなこと言わないの!!」

 「えっ、いやっ!私そんなつもりじゃ!!ご、ごめんなさい・・・」

 「い、いいえ・・・。それより急いでたんじゃ・・・」

 「あっ、そうだった」

 「子供たちと追いかけっこしてるんです」

 そう話している間に向こうから子供たちが走って来た。

 先頭をリゼさんが先導して。

 「童心を忘れてない素敵な高校生ですね」

 

 「ほら、早く逃げ。ああ疲れてめまいが・・・」

 「私も・・・もう限界・・・」

 「だ、大丈夫ですか!?二人とも!?」

 二人とも疲れのせいかへたり込んでしまいました。心配になって思わず駆け寄ります。

 ・・・このまま二人がすぐ捕まったら千夜さんとシャロさんの努力と子供たちの楽しみが・・・。

 なんとかしなきゃ。

 「・・・あとはボクに任せてください」

 疲れている二人をかばう様にして、ボクは子供たちとリゼさんの前に立ちふさがります。

 「待て!ここから先は私が相手だ!」

 「む!誰だ!?」

 リゼさんが宿敵を目の前にしたような台詞を言います。こちらも名乗り返さないと。

 「我の名は・・・」

 あれ、そういえばこのキャラの名前を決めてませんでした。どうしよう・・・。

 マヤさんのエターナルなんとかを名乗りましょうか。いいや、ちょっとカッコつけすぎです。

 じゃあメグさんの白ピョンピョンを・・・。今度は可愛すぎです。

 うーんっと・・・。タキシードのバリスタって名乗るのは・・・。あまりにも安直すぎです。

 色々考えている間にふっと思い出しました。カプチーノの種類の名前のひとつを。

 「我の名は、タキシードバリスタ・キアロ!!」

 「タキシードバリスタ・キアロ!?」

 「この街のうさぎとコーヒーを陰から守りし者だ!!」

 咄嗟に名乗りましたが、この設定は自分でもどうかと思います。

 

 

 「お前も怪盗の仲間か!」

 リゼさんがノリノリで決め台詞を言ってくれます。この人が演劇部の助っ人に選ばれていた理由がだんだん分かってきました。

 「いいや、そういうわけじゃあない。ただ美しい花が目の前でしおれるのを見たくないだけだ」

 (恥ずかしい―――――――――――っっっ!!!)

 子供たち(とリゼさん)の夢を壊したくないと思って役になり切りますが、あまりにも恥ずかしい設定です。顔が真っ赤になっているのを悟られなければいいのですが・・・。

 「何だと!キザな台詞を吐く悪党め!覚悟しろ!!」

 全然気にしてないようです。というかどの子供たちよりリゼさんが一番楽しんでいるみたいです。

 千夜さんとシャロさんの二人もまだ疲れているみたいだし、ボクが時間を稼がないと。

「まあ待て。まずボクの素敵なショーを見ていってくれ」

ボクはキザな台詞を言って杖を取り出しました。よくココアさんが手品で使う杖です。

 「なんだそれは!?武器か!?望むところだ!!」

 リゼさんは警戒して銃を構えます。子供たちの教育に悪いんじゃないかなと思わないでもないです。

 「キアロのマジックショーの始まりだ!」

 まずは杖から花を出してあげましょう。と思った途端。

 

 ズドッ

 

 「がはっ」

 杖が逆方向に伸びてボクのお腹に激突しました・・・。

 「だ、大丈夫か・・・?」

 「あ、ありがとうございます・・・」

 流石のリゼさんも心配している様子です。これじゃあココアさんのことを笑えません。

 「「「あははははは」」」

 でも子供たちは喜んでいるようです。良かった。

 「あれ、ラパンとイナバは?」

 ボクがそんなこんなしている間に二人は無事隠れることができたようです。

 「しまった!ミスディレクション・・・。陽動作戦だったか!!」

 良い方向に解釈してくれて助かります。

 

 

 「ふぅー。あの人が気をひいてくれたおかげで助かったわ・・・」

 「子供たちも喜んでるみたいだしね」

 急に出てきたキアロって人、クールな人と最初は思ったけどどうやらお茶目な人見たい。なんだかココアちゃんを思い出すわ。

 それにしても・・・。

 「ねえシャロちゃん、あの人、チノくんに似てない?」

 「ええ?確かに背格好はそれっぽいけど・・・」

 よくよく見ると目の形や水色の髪がチノくんのようにも見える。声は低めだけどなんだかわざと作っているような声だったし。

 「でもチノくんだったらあんなこと恥ずかしくて出来ないんじゃないかしら」

 「それも・・・そうだけど・・・」

 チノくんは恥ずかしがり屋で控えめな性格だからあまりああいうことをするイメージが湧かない。でも私だって顔を隠して大泥棒イナバになり切れたんだし、絶対ないとは言い切れないかも。

 「ふははは!これはほんの小手調べだ!これからこの街のエスプレッソのごとき闇を、カプチーノのような白い光で染めてくれるー!!」

 「本物だったらあんなこと言わないと思う」

 「すごい男の子って感じのキャラね」

 やっぱり人違いかも。

 

 

 役になり切ってキザな台詞を言い続けたせいでだんだん羞恥心がなくなってきました。薪をガンガンにくべた蒸気機関車のような気分です。

 「キアロの本物の魔術を見よ!!」

 「な、何をするつもりだ!!」

 「カフェラテ・カフェモカ・カプチーノ!!」

 呪文を唱えてボクは両手のひらから飴玉を出しました。ボクのお母さんとココアさんが得意とする手品です。成功してよかったです。

 「子供たちよ!受け取れー!」

 「飴玉だー!」「魔法だー!」

 子供たちも喜んでいます。魔法使いになりたいと言っていたココアさんの気持ちが少しわかるような気がします。

 「おのれキアロめ!心まで盗まれそうだ!」

 一番楽しんでいるのはリゼさんのような気もしますが。

 

 「リゼ先輩惑わされちゃダメですー!!」

 

 「今何かきこえたよー?」

 「気のせいです」

 シャロさんの大声が響き渡りました。バレないようになんとかはぐらかします。

 「あっ、うさぎが集まってきたよー」

 飴玉の甘い匂いを嗅ぎつけたのか、どこからともなくたくさんのうさぎが集まってきました。

 「この街中のうさぎの心は我が手中にあるのだ!」

 うさぎを見てより高揚感が増しました。まるで夢みたいです。

 

 

 一方私は。

 「うさぎが・・・。悪夢だわ・・・」「シャロちゃんしっかりして!生きて!!」

 大量のうさぎに囲まれてグロッキーだった。

 

 

 「なんて数のうさぎだ・・・。これじゃあ身動きが取れない!」

 リゼさん、ノリノリですね。

 「足の踏み場もない・・・あっ」

 「! 危ないっ!」

 リゼさんがうさぎに脚を取られたのを見て、ボクは駆けだしていました。もちろんうさぎは踏まないようにしながら。

 

 ファサッ

 

 「あっ・・・」

 「大丈夫・・・ですか?」

 なんとかリゼさんが倒れる前に支えることができました。どうやら怪我はないようです。

 「何で・・・私を助けた・・・?」

 「・・・言ったでしょう。目の前で美しい花がしおれるのは見たくないと」

 ノリに乗っているのはボクも同じみたいです。普段なら絶対こんなことは言わないでしょう。

 「コラーッ!!キアローッ!!リゼしぇんぱいの心を盗むなーーーっっっ!!!!!」

 「ラパンだー」

 耐えかねたのかシャロさんが出てきてしまいました。

 

 

 「どうやらマジックショーの時間は終わりのようだ」

 キアロことタキシードの男性はそう言って去って行こうとする。やっぱりこれだけキザな男の子、チノくんじゃあないと思う。

 「フライヤーフェイド!!」

 キアロは大量のチラシをまき散らしてその場から姿を消した。

 チラシを拾ってみてみるとそこに書いてあったのは。

 「ラビットハウスの宣伝!?」

 「ということはやっぱりあの人って」

 到底信じられないけど、まさか・・・。

 「タキシードバリスタ・キアロ・・・。いったい何者なんだ・・・」

 「リゼ先輩チラシ見ましょう?」

 

 

 

 「宣伝してたならそう言えよ・・・」

 「すいません・・・。言う隙がなくて・・・」

 リゼさんが顔を真っ赤にして恥ずかしがっています。ボクも同じくらい恥ずかしいです・・・。

 「でもチノくんカッコ良かったわよ」

 「あんなカッコいい役もできたのね」

 「やめてください・・・。どうかしてたんです・・・」

 テンションが上がりに上がって先のことを考えていませんでした・・・。完全に黒歴史です・・・。

 「キアロは今日限りで引退です・・・」

 「それは勿体ないです」

 あれ?今の声は・・・。

 「せっかくインスピレーションが湧いたのに」

 「「「「青山さん!?」」」」

 なんだろう・・・。すごくイヤな予感が・・・。

 

 

 

 「ねえみんな!青山さんの新作読んだー?」

 「タキシードバリスタ・キアロでしょ?」

 「これチノくんがモデルなんだねー」

 「うさぎになったバリスタと世界観を共有してるらしいわ」

 「怪盗ラパンとも今度コラボするって」

 「おい!このツインテールの刑事って私のことか!?」

 「うぅ・・・」

 たった一度のテンションで、どうしてこんなことに・・・。

 「チノくん!これでもっとラビットハウスの宣伝ができるね!今度キアロフェアやろうよ!」

 「勘弁してくださーーーい!!」

 ラビットハウスの外までボクの悲鳴が響き渡りました。

 

 

 ちなみに、小説「タキシードバリスタ・キアロ」は女性人気の高いベストセラー小説になったそうです。

 

 




今回チノくんの着けている仮面はハロウィン回のサキさんの仮面と同じものです。

イナバ回の千夜ちゃん表情豊かでかわいいですよね。
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