ついに今日は旅行最終日です。来た当初は長いと感じられた時間も、今思えばあっと言う間の出来事のように思えます。
思い切って街の外に出てみて、色々なものを見たり聞いたり、色々な人々と出会ったりして自分の世界が広がった気がします。
そんなこんなで旅行最終日の夜です。思えばこの旅行、ボクは皆さんに頼りきりだった気がします。最後の日くらい、男のボクがみんなを引っ張ってあげたいです。
「あのっ、皆さんに提案が・・・」
「みんなこの後の予定どうするー?」
「レストランに行こうかしら」「私ホテルで休む」「じゃあ解散~」
「最終日なのにバラバラ!」
早速団結が崩壊しかけています。皆さんと一緒に行きたいところがあったのですが・・・。あまり強要しない方が良いでしょうか・・・。
「やっぱまとめ役がいないとね!お姉ちゃんの私が指揮を!」
「指揮なら私が・・・」
「・・・・・・・・・」
『もっと自分を出していいんだよ?』
「皆さん・・・・・」
「ん?」
「王の命令を発動します。今日はボクに従ってください」
「ここでガレット・デ・ロワの指輪使うの!?」
使うタイミングが分からず、ずっと持ち歩いていましたが今こそ使う時です。
ボクとみんなの楽しい旅行のために。
「一体どこに連れてくの?」「ケーブルカー?」
ボクはみんなを目的の場所に連れていくため、ケーブルカーに先導します。
これから行く場所はこの前一人旅したときに会った子、フユさんに教えてもらったおすすめスポットです。
「到着です」
「わぁっ」
そこからは街の煌めくような夜景を一望できるスポットがありました。
「宝石箱だー!」
「この街こんなに橋があったんだ」
「まさに“百の橋と輝の都だね”」
この煌めくような夜景は木組みの街では見られないでしょう。まさにこの街ならではです。
「光が反射してシャロちゃんの目もキラキラしてる」
「景色を見なさいよ」
みんなもこの景色を見て感動してくれてるようで良かったです。あらかじめリサーチしたかいがありました。
「ううっ、今日が最後の夜かと思うと・・・」
「リゼちゃん瞳から宝石が零れ落ちてるよ!」
一部感動しすぎてる人もいますが。
「お前ら夜は暗いから、行動中はぐれるなよ」
「いつものリゼだ」
キリっとしたリゼさんに戻ったようで何よりです。
・・・ふと思い返すとこの場で男子はボク一人でした。
一応男である以上、夜の都会のような危ない場所では女性の皆さんを守らなければいけない責任があります。
ましてや今はボクは民に命令している王という体なのですからなおさらです。
「ココアさんもはぐれないように・・・」
一番不安な人に念を押そうとしましたが。
その場に当の本人はいませんでした。
「どこ―――――っ!?」
「みんな私から離れちゃってる!世話の焼ける妹たち!」
私がねこちゃんを追いかけてるうちに、みんな迷子になっちゃったみたい。夜の都会は危険も多いんだから、早く探さないと。
と言っても知らない道も多いしどう探せば・・・。
(あ、あんな所に人が)
塀の上でねこちゃんたちとたむろしてる女の子を見つけた。この子に道を聞いてみよう。
「あのあの、ちょっと道を聞きたいんですが・・・」
私の声を聞いて振り返ったその子は。
瞳から小粒の涙がぽろぽろと落ちていた。
「どうしたの!?瞳から宝石がポポロンしてる!?」
「大丈夫。これ、猫アレルギー」
「絶対ウソでしょ!?お姉ちゃんに話してごらん!?」
「じゃあ・・・お姉さんアレルギー」
「じゃあって何!?」
「・・・もうすぐ、進学を機に地元から離れるの。この子たちとしばらく会えないから寂しくなっちゃっただけ」
そっか。そうだよね。大事な友達と離れ離れになったら誰だって寂しいし不安になるよ。
「この子なんて特にプリティーだもんね」
「せめてダンディーと言ってくれないかね」
「腹話術!?しかもオジサマだったの!?」
なんかチノくんを思い出すよ!
「ねえダンディキャット。私も故郷を離れて暮らしてるんだ」
今は私は実家を離れて、下宿先のラビットハウスで働きながら暮らしてる。この子を見てると、まるで昔の私を見てるような気にもなるんだ。
「不安もあったけどたくさん友達出来たよ!思い出が毎日更新!」
軍人みたいでカッコいいリゼちゃん。和菓子大好きで和服美人な千夜ちゃん。働き者で頑張りやなシャロちゃん。元気いっぱいのマヤちゃんにのほほんとしたメグちゃん、小説家の青山さんにその編集者の凜ちゃんさん。他にもお世話になってるタカヒロさんやもふもふウサギのティッピーみたいないろんな人たちと出会えて、毎日が楽しいと心から思える。
そして、喫茶店の跡取り目指していつも一生懸命なチノくんも。
「それは君だからできたことじゃないのかい?」
そうだね。初めてのことなら誰だって不安に感じるよね。けど。
「外の世界に踏み出す一歩が凄いんだよ。自信持って!」
新しい世界が広がると、新しい友達や新しい自分に会える。
それってとっても素敵なことだと思うから。
「・・・・・ありがと」
「昔ね、私も私の大切な友達も君みたいに外の世界に踏み出すの怖がってたんだ」
「そうなんだ」
昔はその子は無口で人と関わるのも避けていた。そういう生き方もあるとは思うけど。
「でも、みんなの助けでどんどん新しいことに挑戦していってね。私たちをこの街まで連れてきてくれたんだよ」
ちょっと前まで無口で人見知りで恥ずかしがりやだったのに。みんなの前で歌ったり、友達を一人でもてなしたり、外の世界へ行く旅を提案してくれたり、すごい早さでどんどん成長していった。
もう私の助けなんて要らなくなるくらいに。
「だからきっと、君も新しい自分に出会えると思うんだ」
変わらない大事なものもあるけど、変わりたいと願う友達がいたら応援してあげたい。
この子だってそう。私は“出会って3秒で友達”がモットーだからね!
「ありがとう。勇気出てきた」
「そっか!よかった!」
この子とまた会えるかわからないけど、もし出会ったらその時は友達として手助けしてあげるんだ。
「この間、お姉さんみたいに旅をしてる男の子に会ってね」
「へぇー、そうなんだ!もしかしたら私もこの街ですれ違ってるかも!」
「その子のこと、結構好きかもって思った」
その言葉を聞いて一瞬ドクンってした。何でだろう。日頃恋バナとかあまりしないせいかな。
「でも旅行だろうし、すぐこの街離れてどっかいっちゃうだろうし」
「・・・・・・・・」
「外の世界に出たら、また会えるのかな・・・」
「・・・きっと会えるよ。世界は繋がってるから」
私も、外の世界に出て大好きな人と出会えたから。
「ココアちゃんいたー!」
「そんなところで一人で猫と戯れていたのか」
つい話し込んじゃったと思ったら、いつの間にかさっきの子は姿を消してた。恥ずかしがりやさんなんだね。
「もうっ!探したんだからねっ!」
「はぁっ、はぁっ、無事でよかったわー」
「えへへ、みんなごめんね」
みんなが迷子になったと思ってたら、どうやら私が迷子だったみたい。みんなに迷惑かけちゃったな。お詫びに明日飛び切り美味しいパンを作ってあげよう。
「ココアさん・・・」
「チノくんもごめんね」
そう言った瞬間、チノくんは私の頭に軽いチョップをしてきた。
「えっ、チノくん?」
「・・・本当に心配したんですよ」
その子は今までにないくらい真剣な眼差しをしていた。
「・・・・・ごめんなさい」
私はお姉ちゃんに怒られたような、お兄ちゃんに怒られたような、お父さんに怒られたようなときの心が入り混じったような気持ちになっていた。
でも嫌っていうわけじゃなくて、なんだか胸が暖かくなるような・・・。
「でもココアさんから目を離したボクが一番悪いです・・・・・」
「私赤ちゃんじゃないよ!?」
「端に着いたはいいけど、人が多いわね」
「何があるの」
ボクはみんなを連れて、さっきのスポットから見える一番大きな橋に移動しました。
(8時まで3、2、1・・・)
ここではあるサプライズを用意しているのです。
「どーん!」
大きな声とジェスチャーをしてみますが何も起こりません。
「どうしたチノ?」
タイミングを外したようです。恥ずかしい・・・・・。
「今のチノくん、かわいかったなぁ」
「ココアさん・・・」
「どーん!って!」
ドォーンッ
そのタイミングで花火の轟音と閃光が鳴り響きました。
「ココアさんにタイミング取られたぁ!」
「よくわかんないけどごめん!」
「えっ!?なになに!?マジック!?」
「そっそうです!」
「いつの間に仕掛けを!?」
「冗談です・・・」
打ちあがる花火をマヤさんメグさんは純粋な眼で眺めています。その純粋さに負けて種明かしをしてしまいます。
「今日この橋の建設記念日があると支配人たちから聞いてきたんです。内緒にしてビックリさせたかったんですが・・・」
どうやらサプライズは失敗のようです。まだまだココアさんのようにはいきません。
「チノくん十分驚いたわ!」
「リゼちゃんなんかビックリしすぎてまた目から宝石が」
「最後の日に粋なことをー!」
「ぶえっ」
リゼさんにきつく抱きしめられました。く、苦しい・・・。
「思い出作りになったでしょうか?」
「うん、最高の夜だ」
どうやらサプライズは成功だったようです。
「この街に来て色々あったね。私は夢が広がったよ」
「面白い双子にも会ったしね」
この旅行でボクだけじゃなく、みんなの世界も広がりました。
「みんな“ただいま”と“おかえり”を何度も言い合ったわね」
「いつの間にかそれが当たり前になってた」
よりみんなとの絆も深まりました。
「私はパンの修行で筋肉が付いたよ」
「ココアだけ逞しい成長を遂げたな」
「・・・ふふっ」
どうやら物理的に成長した人もいるそうです。
この旅をして、本当に良かった。
街の人とのたくさんの出会いもあった。
色んな暮らしをしている人たちと出会った。
自分とは違うたくさんの人たちと出会った。
本当に楽しくて、世界や夢が広がった。
その分たくさん大きくなれたと思う。
「最後にフユさんに会ってもう一度お礼が言いたかったです」
「どこからか同じ花火を見てるかもしれないよ」
「・・・はい。一緒に見れてるといいです」
きっと一緒に見れてる。
世界は繋がってるから。
「チノくん」
「はい?」
ココアさんはボクの頭に優しく手を置いて撫でてくれた。
「今日はありがとね。私たちのこといっぱい考えてくれて」
そのままふわふわと撫でまわしてくれる。少しだけくすぐったい。
こんなの昔、お母さんにしかしてもらったことがない。
「いつの間にか私が思うより大きくなってたんだね」
母親のような、姉のような暖かい目で見てくれる。
「昔のチノくんも好きだけど、今のチノくんも大好き」
でも、ココアさんは母親でも実の姉でもない。
ココアさんは・・・。僕の・・・。
「ココアさん」
「うん?」
「僕もココアさんが」
瞬間、大きな花火の音と光が鳴り響いた。
「えっ・・・」
花火の音のせいで聞こえなかったかもしれない。
「チノくん、ごめん。よく・・・聞こえなくて・・・・・」
ココアさんは呆けたように立っていた。
他のみんなは顔を真っ赤にして硬直している。
僕は花火に負けないようにできるだけ大きな声を出した。
「僕も、ココアさんが大好きです」
ヒュウウ~、と花火の上がる音がする。
「付き合ってください」
言い終わった瞬間に、今日一番の大きな花火がパッと花開いた。
ビックリしただろうか。
そりゃそうだろう。今まで弟みたいなものだと思ってきた男に、いきなりみんなの前で告白まがい、というか告白されたのだから。
もしかしたらこのせいで、今までの関係でいられなくなるかもしれない。
それでも僕は告白を選んだ。
この旅行で、外の世界へ出て、もっともっと外の世界へ、自分を出してみたいと思ったから
だから失敗しても、もし失敗しても悔いはない。
これからもココアさんが僕の大好きな人ということは変わらないだろうから。
そうは思うけど、返事を待つ時間は自分が生まれてからこれまで生きてきた時間と同じくらい長く感じられた。
・・・あれ?いくらなんでも長すぎない?
「ココアー!」「ココアちゃんしっかりしてー!」
告白された当の本人は、全身から湯気を出して目をグルグルさせて半分気絶していた。
「ココアさ――――――ん!!!」
「んっ、んっ、んっ。ぷはぁっ。もう大丈夫・・・」
何とかホテルに戻ったボクたちは、ゆでダコみたいになったココアさんを介抱していました。どうやら氷水を飲んで落ち着いたみたいです。
「だ、大丈夫ですか・・・?ココアさん・・・?」
「ん・・・。うん・・・」
「ごめんなさい・・・。いきなりあんな・・・」
「うん・・・・・」
気まずい。
イエスともノーとも取れないココアさんの態度。自分勝手だけど非常にもどかしい。
他のみんなも赤面状態で絶句してる。この場を纏う雰囲気が重い・・・。
自分で告白しといてなんだけど、ちょっと現実逃避したい・・・。
「み、みんな!まだまだ最後の夜はこれからだよ!」
現実に戻ってきたのかココアさんはあっけらかんと振る舞おうとする。でも顔は真っ赤だし、声はしたっ足らずです。
「さあ、王よ!最後のご命令を!」
「そ、そうですね!最後の命令は全員で夜更かしで」
「「「「「ダメ」」」」」
「「えっ」」
「告白した夜なんだし、二人で過ごさなきゃ」
「いや、あの、メグちゃん?そんなに気を使わなくても」
「男だろ、責任持てよ」
「あっ、はい・・・。すいませんマヤさん・・・・・」
「ま、まあ後は若い子たちに任せて私たちは退散しましょう」
「千夜ちゃんたちも十分若いよね!?同い年だよね!?」
「そうね、本人たちに任せてね」
「・・・・・気を使わせてすいません」
「あああ、あの、ふふふ二人の部屋、ききき今日は同じにしといたから」
「り、リゼちゃん(さん)・・・」
「な、長い夜になるだろうから、って私は何を言ってるんだーっ!!」
そう言ってみんなは部屋から出て行ってしまった。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
ボクとココアさんは二人残された。
静けさが部屋全体を支配している。
「・・・あ、あの」
静寂に耐えかねてボクは口を開いた。
「ど、どうします・・・?」
どうしよう・・・・・。
「・・・・・ごめん、ちょっと汗かいちゃって・・・・・」
「あ、そうですね・・・。先にシャワーどうぞ・・・・・」
「ありがと・・・・・」
そういってココアさんはいそいそと部屋備え付きのシャワールームに入っていった。
ココアさんがシャワーを浴びる音が、静かな部屋に響き渡る。
((・・・・・・・・・・・・・・・))
((どうしよう!!))
二人はそういうことに全く疎かった。
私の後にチノくんもシャワーを浴び、二人してベッドに座った。
「「・・・・・・・・・・・・・」」
具体的な時間は計ってないけど、何十時間も経過した気がする。
(どうしよう。どうしたらいいんだろう・・・)
告白した男女二人が夜を迎える。ドラマとかではよく見るけど、現実ではどうすればいいのか・・・。
ドラマではこの後・・・。
(ダメダメ考えちゃダメ!!!)
少し考えるだけで脳みそが茹で上がって、たんぱく質が固まっちゃうような気がしたから考えないようにする。
でもチノくんも男の子だし・・・。
やっぱりそういうこと・・・・・。
「ココアさん」
「ひゃぁい!!!」
いきなり話しかけられて変な声を出してしまった。これで愛想付かされてないよね?
「ごめんなさい。いきなりあんなこと・・・」
「い・・・いえ・・・・・」
さっきからこの調子で全然進展しない。
もう早く朝になって・・・。
「ボク、怖かったんです」
「怖かった?」
「いきなり同居人からあんなこと言われて。変に思わないだろうかって。気持ち悪くなって出て行っちゃうんじゃないかって」
そんなこと、ないよ。
ビックリしたけど私だってチノくん大好きなんだから。
「ココアさんの思う“好き”と、ボクの思う“好き”が食い違ってたらと思うと怖くて」
そっか。
それでも勇気を出して告白してくれたんだ。
「ごめんなさい。好きって告白したのにこんなこと思うなんて。ボク、結局ココアさんのこと信頼しきれてないんですね」
そんなことは絶対ない。
誰だって新しいことをするときは怖いんだから。
告白だって同じことだと思う。
チノくん、本当に私が思うより大人になってたんだね。
「チノくん」
「はい?」
私はチノくんの手の上に自分の手を優しく重ねた。
「ありがとう。私のこと、たくさん考えてくれて」
そしてそっと、チノくんの体を自分の方に抱き寄せた。
「私もチノくんのこと大好きです」
チノくんの体は温かかった。
でもいつもモフモフしてたときより大きく感じられた。
「私と、恋人になってください」
ちょっと小さな声だけど、それでもしっかり伝わるように言った。
「はい。不束者ですが、よろしくお願いします」
後ろを付いてきたと思っていた弟が、いつの間にか隣を歩いてました。
その日は、チノ君が弟でも友達でもなくなった日でした。
「ふぅーっ、告白してみたら何だか喉が渇いちゃった」
「じゃあボク、コーヒー淹れてきます」
「待って、私も手伝うよ」
「ココアさん豆の違い分からないじゃないですか」
「だいじょーぶ!いつもラテアートの練習して鍛えたから!」
「関係ないです」
ようやくいつもの感じに戻れました。
多分恋人になっても、この感じは続くのでしょう。
多分、ずっと先の未来になっても。
「コーヒー飲んだ後は夜更かしで遊ぼうね!」
「新しいパズル持ってきてたんです。一緒にやりますか?」
「やろうやろう!」
でもそれでいい。
それがココアさんと僕なんだから。
「あっ、チノ君。忘れるところだった」
「はい?」
そう言ってココアさんは顔を近づけてきた。
「あっ、待って」
僕はそのココアさんの体を押しとどめた。
「えっ、イヤだった・・・?」
見るからにココアさんはショックそうだけどそうじゃない。
「いや、あの・・・」
「?」
「こういうのは男からの方がいいかなって・・・」
時代錯誤かもしれないし色々おかしいかもしれないけど。
「・・・うん。じゃあ、お願い」
そう言ってココアさんは目を閉じて綺麗な唇を差し出してきた。
僕も目を閉じてココアさんに顔を近づける。
背が伸びたのかあまり背伸びしなくてもよかった。
というわけで原作のココアちゃんとチノちゃんと全く違う関係となってしまったココアちゃんとチノくんでした。なるべく違和感のないようにしてるつもりですが違和感が生じてしまったらごめんなさい。
まだ他のみんなもチノくんのことは好きですが、ごちうさは優しい世界なのでそんなドロドロとした関係にはならないので安心してください(多分)