やはり俺が歌姫達を守るのは間違って・・・ないな   作:むぅち

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まだプロローグだけですが感想、ご意見ありがとうございます、この調子で頑張って行きます。


STAGE2 やはり時空を超えるのはラノベだけでいいと思う

美雲サイド

 

「♪〜♪♪♪〜♪♪」

 

 静かな海辺、見上げれば煌めく星々、そしてその星々を写すかのように波のない美しい海、そこで歌う1人の女性"美雲・ギンヌメール”。彼女はいつものように歌っていたが、

 

「誰?!私を呼んでいるのは誰なの!?」

 

 何かの異変を感じた、周りを見渡したが誰も居ない、だが私が思ったのは

 

 

 

        星の声

 

 

 

 

 それは人が呼ぶような声ではなく心で感じ取った、そしてその声に導かれるよう私は海岸へ向かうと血だらけの人が倒れていた、急いでその人の元へ駆け寄り生存確認を行う、良かった、まだ息がある。今はまずカナメに連絡しないと

 

 

『どうしたの美雲?あなたから連絡してくるなんて珍しい』

 

「今海岸で要救助者発見、意識不明の重体、至急救護班を呼んで!!」

 

『えっ!?分かったわ今救護班に連絡するから!』

 

 

 そう言ってカナメは通信を切った、それからすぐに救護班が来て彼を連れていった。彼、大丈夫かしら?と思いその場を去ろうとすると足元に光る何かを見つけた

 

 八幡サイド

 

『あなたのやり方、嫌いだわ』

 

 やめろ・・・・

 

『もっと人の気持ち考えてよ!』

 

 もう、やめてくれ!!

 

「ハッ!!知らない天井だ」

 

 

 嫌な夢を見たな、てかそんな夢から目覚めての第一声がこれかよ言ってみたからったから良かったが、いや良くねーよ、なんて考えてたら

 

「あら、目が覚めたかしら?」

 

「えっ、ウグッ!!」

 

 

 声のした方へ顔を向けようとすると体が痛む、めっちゃ痛いんだけど!

あとウグッ!!ってなんだよ初期のサ○えさんの予告かよ、あれは喉に詰まった時の音だったっけ?

 

 

「まだ傷が塞がっていないから動かない方がいいわ」

 

「そうですか、あのここは?」

 

「医務室よあなた海岸で血だらけで倒れていたの」

 

「マジか、すみません助けていただいてありがとうございます、えーと」

 

「美雲・ギンヌメールよあなたの名前は?」

 

「比企谷八幡です」

 

「ヒキガヤ・ハチマン、変わった名前ね」

 

「そ、そうですか?」

 

 

 俺からしたらそっちの方が変わった名前なんだけどな、偽名なのかそれともハーフなのか?ハーフにしては日本人の感じしないな、そんなことを考えていたら

 

 

「私の顔に何か着いているのかしら?それとも見とれてた?」

 

「ッ!!すみませんなんでもないです」

 

 

 おっと、ジロジロ見すぎたかすると

 

 

「それよりこれ、押してもいいのかしら?」

 

 

 ギンヌメールさんが指さすところを見たら赤いボタンがある、この人あれか、ボタンがあったら押したくなるタイプか、なんかちょっとワクワクしてるし。

 

 

「あっ、はい、いいですよ」

 

 

 と返したら、すぐにボタンを押した、そうしたらすぐに医者らしき人?が来ていろいろ説明を受けた、日常生活に支障が出るようなけがはしていなかったらしい、説明や診察が終わり、医者が出ていくと今度は違う人たちが来た、

 

「来たわね、カナメ」

 

「えぇ、私だけじゃないけどね」

 

「お疲れ様です、美雲さん、とそっちは初めましてだな」

 

「はぁ、初めまして比企谷八幡です。」

 

「よろしくな、俺は民間軍事企業ケイオス・ラグナ支部所属、デルタ小隊隊長のアラド・メルダースだ、アラドって呼んでくれ」

 

「私は、戦術音楽ユニットワルキューレのリーダーカナメ・バッカニアです、よろしくね」

 

「・・・え?」

 

 軍事企業?戦術音楽ユニット?ナニヲイッテルンダロウナコノヒトタチ?もしかして俺、結構やばいところに助けられた?

 

「ん?どうした、顔が青くなって目が腐ってきてるが」

 

「いや、あの、目はデフォルトなんです、すみません殺さないでください」

 

「は?」

 

「へ?」

 

「え?」

 

「・・・」

 

 俺が殺さないでと言ったら、全員が首を傾げた、何か変なこと言ったかなと思っていたらアラドさん?が

 

「いやいや、別に俺たちはテロ組織とかじゃないからな?!」

 

 えっ、ちがうの?」

 

「ちがいます!!」

 

 

 おっと、声に出してしまっていたらしい、でもしょうがないじゃないか聞いたこともない単語ばっかなんだし、ドッキリとか、洗脳とかされてるみたいじゃん

 

 

「というか、ここはどこなんですか、結構でかい病院みたいですけど」

 

「ここは、惑星ラグナのバレッタシティにある病院だ」

 

 

 何を言っているんだ?と疑問に思った、そしてふと窓を見たらその景色を見て驚いた、下の方を見たら美しい海と異様な機械の棟、上を見たらなんと船?が浮いている、いや何かにくっついているな、えっ何なのここ、なんか未来的すぎない?

 

「わくせいらぐな?」

 

「ん?聞いたことないのか、おかしいな」

 

「アラド隊長、彼、記憶喪失何でしょうか?」

 

「いや、そんなはずはないんだがな、先生も頭部に目立った外傷はないって言ってましたし」

 

 まさか本当に違う惑星に来てしまったのか?、でも変なことを言って捕まるの嫌だからここは何も言わない方が、

 

「ねぇ貴方、何か隠しているんじゃない?」

 

「「「え?」」」

 

 ギンヌメールさんがようやく口を開いたかと思ったらなぜか考えてることがばれた。

 

「どういうこと美雲?」

 

「これを見て」

 

と言って、どこからか持ってきた俺の財布を二人に見せたのだが、

 

「これは?」

 

「財布ですけど」

 

「中身を見ても?」

 

「どうぞ」

 

 特に見られて困るものはないはずだし、あったところで関係ないし、見られたのは残り少ない金とス〇カ、それから学生証だった、三人が学生証を見てからこちらを見て

 

「珍しいな、苗字と名前が逆なんて」

 

「そんなに珍しいですか?」

 

「あぁ、まったくいないわけじゃないが」

 

 

てことはこっちではハチマン・ヒキガヤって名乗ったほうが自然か、なんかかっこいいな

 

 

「なぁ、このカード少し借りてもいいか?」

 

「大丈夫ですよ」

 

 

 まぁ、身分証明になるかわからないな、ここが本当に違う惑星なら俺の戸籍なんか存在しないはずだし。

 

 

「すまんな、起きてすぐにあれこれ聞いて、俺たちはもう行くからゆっくり休んでくれ」

 

「はい」

 

 

 そう言ってアラドさんとバッカニアさんが出て行ったのだが、なんでこの人だけ残ってるの?

 

 

「・・・」

 

 

 めっちゃ気まずい!エリートボッチじゃなくてもきついでしょこれ!!

 

「ねぇハチマン、さっきの二人には見せてないものがあるの、これよ」

 

「え?」

 

 そう言ってギンヌメールさんはあるものを見せてきた。

 

 




第二話です。もう少し早くできると思っていたのですが書いてる途中でいろいろ気になったところが出てくるので文章書くの下手なんだなとおもいます。
さてこれからの話で色々考えないと、八幡のヒロインとかね!一人とくっつけようかハーレムで行こうか。
そういえば時系列の話をしていませんでしたね、一応ここでの設定は八幡が16歳、高校一年の時に奉仕部に入っています。

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