やはり俺が歌姫達を守るのは間違って・・・ないな   作:むぅち

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STAGE20 謎 ミステリー

八幡サイド

 

 攻撃を受けたナイトメアプラスを地上に下ろし、空を見上げた、すると。

 

「撤退するのか?」

 

 向こうが引いてくれるのはありがたいがやられっぱなしなのはちょっと嫌だな。俺はバックパックについているライフルを取り出しアンノウン機の一体にロックオンする。

 

「土産だ、受け取りな」

 

 引き金を引きアンノウン機へ一閃を放った。

 

「全機帰投、枝に帰、っ?!」

 

 予想はしていたがやはり外れてしまった。

 

(なんだ今の風は・・・突然現れた、不気味な風だ)

 

 

 その後アンノウン機の反応は消え、ヴァールはワルキューレのワクチンライブにより鎮圧された。

 

 

 

「・・・」

 

 ハヤテは戦争状態から解放されたせいか気が抜けていた、そこに八幡とミラージュが近づく。

 

「そこの民間人!」

「あぁ、あんたらか、さっきはたすk、っ?!」

 

 ハヤテに近づいたミラージュはハヤテの頬を殴った。うわぁすげぇ痛そう・・・。

 

「何するんだよ!」

「軍用機を無断で乗り回すなんて、一歩間違えれば作戦に支障ができ被害が拡大していたかも知れない、小さなミスが命取りになるんです!」

「おい、ミラージュ」

「あなたは黙っていてください!」

「おい待てよ、俺の話を・・・」

 

 ハヤテは自分の言い分を伝えようとするもミラージュは聞く耳を持たない、するとミラージュはハヤテの胸倉をつかみ後ろにあった車にハヤテを押し付けた。

 

「戦場を甘く見ないでください」

「へっ、あんたもミスってたろ?」

「は?」

「おい」

「見てたぜ、飛び上がったときあんただけタイミングがずれてた」

「なっ!」

「甘く見てるのはそっちじゃないのか?」

 

 売り言葉に買い言葉、散々好き放題言われてこいつもイラついていたんだろうがあまり言い返しではないな。

 

「おーい、ミラージュ、ハチマン、何してる帰るぞ?」

「くっ、苦情は広報までお申し付けください!」

 

 ミラージュはいやいやながら挨拶をしアラド隊長のもとへ向かう。

 

「ったく、そこまでまじめにやるかよ」

「あんたも大変だな」

「まぁな、でもお前のやったことはあまり褒められたことじゃないからな?」

「・・・」

「あー、まぁその、あれだ、こういうことは俺たちの仕事だから、民間人のお前が命を張る必要はない」

「・・・あぁ」

「・・・あの子は大丈夫だったか?」

「まぁな、かすり傷だけだったよ」

「そうか、じゃあ俺は行く」

「・・・さっきはありがとう」

「それは、あれだ、飛んでたら偶々近くに落ちてきたから助けただけだから」

「はは、なんだよそれ」

 

 

 突然の感謝の言葉にむずがゆさを感じながらその場を後にしアイテールに帰還した。

 

 

アイテール

 

「すべてのデータにジャミングが掛かっています、該当データありません」

「ん・・・あ?ステージお疲れさん、どうだ?バレッタクラゲのスルメ」

「ご遠慮しておきます、さっきはありがとうねメッサー君、ハチマン君も」

「いえ」

「任務ですから」

「んで、見せたいっていうのは?」

「これです」

 

 カナメさんはモニターに先ほどの戦闘中に映った少女の画像を出した。この子あの時の密航犯じゃん。

 

「あ・・・、頭で光ってるあれは?」

「ルン、ウィンダミア人か・・・」

「ルン?それって何ですか?」

 

 俺は隊長が言ったルンというものが何なのか聞いた。

 

「惑星ウィンダミア、ラグナから800光年離れた、次元断層に囲まれた宙域に位置する惑星。地形の大部分は雪庇のような形状の急峻な山岳地帯で非常に寒冷な気候であり、一年の大半は大地が雪に覆われている、そしてそこに住んでいるのが先住民族のウィンダミア人だ、特徴としては「ルン」と呼ばれる頭皮に同化した感覚器官を持つ。形状は男性は星型やストレート型のものがふたつ、女性はハート型や水滴型のものがひとつ。脳波に同調して大まかな感情に合わせて発光し、興奮すると動いたり大きくなったりする。他者の感情を読み取ったり、危険を察知することができ、ルンで感知したフォールド波を「風」と呼んでいる。ルンを凝視されたり触られたりするのは恥ずかしく、大人がみだりに光らせるのも、はしたないこととされている」

「・・・聞いておいてなんですけど、なんでそんなに詳しいんですか?」

「あ?・・・まぁ、昔ちょっとな」

「はぁ」

 

 なんか変なことでもしたのか?

 

「それでカナメさん、この子にフォールドレセプター因子が?」

「はい、それも異様に高い数値です、彼女の歌に反応して美雲の数値まで」

「ほう・・・」

「それに美雲だけじゃなくてハチマン君の数値までも上がっています」

「お、俺もですか?」

「えぇ、ほら見て?」

 

 そういわれデータを見ると美雲さんほどではないけど自分の数字が上がっているのが分かる。上がってうれしいのは評価と給料だけでいいんだけど。

 

「そういえばあの時のハチマン、何か変だったな」

「確かに、なにか覚えてないのか?」

「んー、覚えてることって言われても・・・変な感じがしただけで」

「変な感じ?」

「なんていいますか、飛んでる感じ?、というか、風を感じた?」

「なんともちんぷんかんぷんだな」

 

 そんなこと言われたってどう表現していいのかわからないから困るんだよ。するとカナメさんが話題を変える。

 

「それから、隊長ご依頼の件も」

 

 隊長にある資料を渡した、俺も後ろから見たがどうやらプロフィールのようだけど、ってこいつはさっきの。

 

「ハヤテ・インメルマン、か」

「?どうしたんですか」

「いや、何でもない、とりあえずラグナに着くまで休むか」

「「了解」」

 

 会議が終わり俺は仮眠室に向かう。ホントいつもそうだけど戦闘が終わると異様に疲れるんだよな、やっぱ働くのは負けだな。

 

「ハチマン」

 

 そう呼ばれて振り向くとそこには美雲さんがいた。・・・なんか機嫌が悪い?

 

「美雲さん、お疲れ様です、どうしたんですか?」

「あなた、あの時どこに行こうとしたの?」

「は?」

 

 美雲さんは突然意味の分からないことを言い出した。意味が分からないのはいつものことだけど

 

「どこに行くもなにもどこにも行ってないじゃないですか」

「そうじゃないわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どこへ飛ぼうとしていたの?」

 

 

「ッ?!」

 

 まるで俺が何を感じていたのか分かっていたかのようなことを聞いてきた。

 

「な、なんでそんなことを聞くんですか?」

「・・・なんとなく、ハチマンがどこかに行ってしまいそうな気がしただけよ」

 

 なんだそれ、なんで自分のことを俺以上に知ってんだよ、もしかして俺のことすきなのか?」

 

「ッ?!、・・・ふふ、そうかもね?」にやり

「…もう驚きませんよ、それに変な冗談言わないでください、それじゃあ」

 

 俺は美雲さんに挨拶をして仮眠室へ向かった。まったく、勘違いしたらどうすんだよ///

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




厚かましいのはわかってるんですけど、感想とかほしいな~|д゚)
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