やはり俺が歌姫達を守るのは間違って・・・ないな   作:むぅち

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STAGE22 次のステップ

カフェテリア

 

「へへへ、落ちる落ちる馬鹿にして~まだおるんならハヤテに見せつけてやるんに、うわっ・・」

 

ワルキューレのオーディションに無事受かりニヤニヤが止まらないフレイヤ。そんなフレイヤにがかけられた。

 

「な、なんね?!ハヤテ!」

「よっ」

「なんだ、まだラグナにおったんかね?あっこの制服・・・」

 

 噂をすればなんとやら、フレイヤの前に現れたのはハヤテだった。そしてフレイヤが持っていた上着をよく見るとケイオスの制服だった。

 

「あぁ、俺デルタ小隊に入ったから」

「え、なんでまた」

「そっちこそ、オーディション受かったんだって?」

「はっ・・・・・にひひひひ!」

「やっぱお前運のいい奴」

 

 二人はここまでの出来事を伝え、フレイヤはその時の事を思い出し再びニヤニヤしだした。

 

「お待たせ!」

 

 すると後ろからチャックとカナメリーダーがやってきた。

 

「よっ!フレイヤちゃん」

「行きましょうか」

「ほいな!」

 

 そして俺たちはラグナの街並みを見つつチャックの後をついていく。暫く歩いているとどうやら目的の場所に着いたらしい。

 

「ようこそ、ここが俺の家であり我がデルタ小隊の男子寮の裸喰娘娘だ」

「裸喰娘娘・・・」

「にいちゃーん!!おっかえりー!」

 

 裸喰娘娘と扉が開かれそこから三人の子供が出てきた。

 

「あっ!」

「あの子ら!」

「あー携帯泥棒!」

「携帯泥棒?」

「え、いや、その、違くて!」

「違うだろ、お前らが勝手に「きゃー!」は?」

 

 店の方から叫び声がしそっちの方を見るとなんとウミネコが焼き魚を加えてお客さんのテーブルを飛び回っていた。

 

「あー!私のディナーが!」

「グルメにゃんこ・・・」

 

 店の奥からマキナさんとレイナが出てきた、どうやらあのウミネコが加えている魚はマキナさんの魚みたいだ。

 

「またあんたは、いつもいつも!あっ!チャック兄ちゃんお願い!」

「「「ウーラサ」」」バキバキ!

 

 チャック兄弟がウミネコを捕まえようとするも返り討ちにあう。するとその光景を見ていたらそのウミネコがハヤテの方へ向かってきて尾ひれでビンタしてきた。

 

「「痛ったー!」」

「くそ!」

「・・・」

 

 だが何故かウミネコがその場で動かなくなりハヤテたちの後ろを見ていた。

 

「な、何見てるんだよ・・・」

 

「なんだ、今日も来たのかボス」

 

 後ろから声がしたから振り返るとそこにはデルタ小隊の比企谷八幡がたっていた。

 

 

八幡サイド

 

「なんか店の方が騒がしいな」

 

 今日の仕事を終え裸喰娘娘に帰宅すると入口にカナメさんと・・・フレイヤ、だったか?それと

 

「なんだ、今日も来たのかボス」

 

 いっつも店の客(主にマキナさんが被害者)の魚を取っていくから迷惑してるんだよな。俺はボスの近くによる。

 

「なあ、その魚返してくれないか?これやるから」

 

 そういい俺は懐からチュー○みたいなやつを出す、するとボスは目をキラキラさせ急いで魚を戻しに行った。

 

「ホントいつも不思議に思うけどよ、なんでハチマンの言うことは聞くんだ?」

「さあ、魚より美味しいものをくれるからじゃないか?」

「俺も真似してやろうとしたけど逆に持っていかれたぜ?」

「じゃあ人望じゃね?」

「ひっで」

「は、はっクション!」

「ん?なんだ猫アレルギーなのか?」

 

 ハヤテはくしゃみが止まらないでいる、するとハヤテの後ろから

 

「邪魔だ」

「は?」

「あ、メッサー君。ちょうど良かった一緒にご飯食べていかない?」

「いえ、自分は済ませてきたので」

「そう、また今度ね」

「お疲れ様です」

「ハチマン、珍しいなこの時間にいるなんて」

「さすがにずっとシュミレーターでトレーニングなんてやってられませんから、それにちょっと今日は散々いじられたんで」

 

 そうフレイヤの最終試験の時の事でみんなから散々いじられて疲弊したんだ。だから今日はまっすぐ帰って寝ようと思ってたんだよ。

 

「そうか、明日は俺の訓練に付き合えどの程度できるようにだなったか見てやる」

「・・・はい」

 

 マジかメッサー中尉のやってる訓練鬼使用だから嫌なんだよな、しかも前なんて10回やってようやくクリアしたし。はあ、明日の地獄を耐えるために早く寝よ。

 

それから数日

 

 メッサー中尉との訓練を終え食堂で昼飯を食べているとミラージュがやってきた。

 

「ハヤテ・インメルマン候補生、いるなら出てきなさい!」

「ここにはいませんよ」

「またバックレられちゃいました?」

「どうしたんすか?」

「ああ、デルタ小隊に入った新人いるだろ?そいつ飛行訓練以外に参加しないんだ」

「アーネスト艦長の柔道の講義にも出なかったって・・・」

「あいつ、勇気ありすぎだろ」

「それにワルキューレの新人ちゃんもなんか調子でてないみたいですし」

「へぇ、でも最初の頃ってだいたいそんなもんじゃないですか?」

 

 俺なんて死にものぐるいだったし。俺の頭の中にはこっちに来たばかりの頃の思い出が蘇る・・・よく生きてたな俺。

 

「ま、その辺はミラージュが頑張るってことで。ご馳走様でした」

「ハチマンは教えたりしないのか?」

「誰かに教えられるほど上手くはありませんから」

 

(ミラージュが聞いたら発狂しそうな発言だな)

 

 そして俺は食堂を後にし午後の訓練を受けその日は終わった。のだが

 

 

次の日

 

「ハチマン、少しの間ハヤテの教官やってくれ」

「はい?え?」

 

 いきなり何言ってるんだこの人・・・

 

 すると隊長は理由を話し始めた、なんでもミラージュがハヤテと戦うらしくその間はハヤテを見てほしいとのこと。

 

「でも何で俺なんです?俺、人に教えられるほどうまくないんですけど」

「その辺はやってみないと分からんだろ、それにお前のトレーニングにもなる」

「俺の?」

「最近はコミュニケーションも取れるようになったしお前もそろそろ誰かを教えたりしても問題ないだろうと思ってな、それにこういうのはやらないと覚えないからな」

「はぁ・・・分かりました、引き受けさせていただきます」

 

 まさか俺が誰かに戦い方を教える日が来るなんて。

 

 

 

 

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