やはり俺が歌姫達を守るのは間違って・・・ないな   作:むぅち

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今回から少しオリジナルの話を投稿します。
はよ本編へと思う方々申し訳ごさいませんが私のワガママにすこしだけ付き合ってください




STAGE25 困惑の帰還

 敵の奇襲を受けながらもランドールから脱出しラグナに戻っている俺たち、そして会議室に全員が集められた。

 

「契約の更新?」

「ああ、先程ラグナ星系 自治組織からの要請でな。今までの依頼はヴァールによる暴動への対応のみとされてきたがそこにウィンダミア王国の侵攻に対する防衛任務が加えられた」

 

 まああんな事になったからな、ケイオスは軍事企業だけど民間がつくから本格的な戦争は本来ならやらなくても問題ないのだ。とはいえ俺に拒否権は無いな、なぜなら俺はこの世界に来てからケイオス入ることを条件に身分を保証してもらっていたし、何より・・・

 

「無論、更新します!」

「同じく」

「聞くまでもないわ」

「きゃわわーなジークフリードちゃん達を置いていけないもんねー!」

「流石マキナ姉さん!」

「一生ついて行きます!」

「俺も・・・まだ誰ともデートしてないしね!」

「うっ・・・どうする?」

「やめとく?」

 

 チャックさん・・・の状況じゃあいいことしてるのか悪いことしてるのか分からないな。

 

「判子、押す」

「俺も、更新し『ドッカーン!』ッ?!」

 

ビーッビーッビーッビーッ!

 

 突然爆発音が聞こえ警報が鳴り響いた。

 

「何があった?!」

「フォールド空間内に謎の歪みが発生し、アイテールがその歪みに引き寄せられています!」

「な、なんだとー?!」

 

 アイテールは謎の歪みに引き寄せられその穴の中に消えていく。

 

 

 

 

「うっ、うーん、ど、どうなったんだ?」

「外の映像、出せるか?」

「は、はい!」

 

 ユーリさんがアイテールの外の映像をメインモニターに映し出した。映っていたのは暗い場所だった。あれ?何でだ?

 

「どうやら海の底みたいです」

「だから暗かったんですね」

「地上の様子も見たいな」

「ではドローンを飛ばします」

 

 アイテールからドローンを飛ばし地上の様子を見ることに、数十秒するとドローンは地上に出たみたいで映像でも太陽と空が映る。カメラを動かすとどうやらどこかの浜辺付近に墜落したみたいだ。

 

「何か写ってたりしないか?」

「あ、あそこに旗みたいなのが!」

「どこだ?えーっと、きゅうじゅうきゅう、はま?」

 

 

「九十九里浜・・・」

 

 俺は驚いた。カメラには死ぬ前に見た事ある建物が並び立っていて真ん中に売っている旗には「ようこそ九十九里浜へ!」と書かれていた。えっ?まさかここって・・・

 

「ハチマン、知ってるのか?」

「た、多分ですけど、ここ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地球ですよ・・・」

 

「「「「「えぇー!」」」」」

 

 全員が驚いていた、1番驚いたのは俺なんだけど。すると隊長が新統合政府に救助して貰えるか通信してみようと言ったが俺が多分それは無理だと言うと隊長は俺の目を見て何かを察した。

 

「まさか、この地球は、お前が居た地球なのか?」

「・・・恐らく」

「ここに居たって、どういう事だ?」

「わ、私にもサッパリ・・・」

「ッ!」

「・・・」

 

 他の人たちはなんの事だか分かっていないな、てか隊長俺の事言わなかったんだ」

 

「いやー流石に言っても信じて貰えないだろ」

「それもそうですね、それでどうするんです?」

「ん?あーそうだな、とりあえず外に出てみるか」

「ちょ、隊長!大丈夫なんですか?!」

「安心していい、こっちじゃヴァールも空中騎士団もいないからな」

「そういう問題なのか?」

 

 大丈夫だろ、なんならマクロスすらないんだし。

 

「地上に出るって言ったって、2人だけでか?」

「あーそうだな、じゃあハヤテとミラージュ、それからカナメさん、フレイヤに来てもらうか。メッサーとチャックはいざと言う時のために待機、マキナさんとレイナさんと美雲さんはアイテールの修復を手伝ってくれ」

「了解「ウーラサー」」

「わっかりましたー!」

 

 俺は一旦自分の荷物を取りに行った、こっちに来た時の持ち物は携帯と財布くらいだったからいつも持ち歩いていたから良かった。何気に手持ちも多く入ってたな、あの時は気にしてなかったからか?

 そしてアイテールにあった小さな潜水艦で人目につかないところまで来て地上に出た、久しぶりの地球の空気だ、澱んでるな。そのままさっきカメラに写ってた所まで歩いて来ると。

 

「静かだな」

「ラグナが賑やかすぎるんですよ、それにここはどちらかと言うと田舎な方です、都会の方に行けばもっと賑やかですよ。っといい所に」

 

 俺の視線の先には有名な7のつくコンビニがある、丁度いいや今俺が死んでからどれくらい経ったのか気になるし新聞とか買うか。隊長に断りを入れコンビニにで新聞を買って日付を見るとなんと俺が死んでから一月も経っていなかった。

 

「まじか、向こうとこっちじゃ時間の流れが違うのか?」

「どうしたハチマン?」

「隊長、俺、入隊してから結構経ちますよね?」

「あぁ、もうすぐ1年経ちそうだな」

「こっちじゃ一月くらいしか経ってないんですよ」

「そんなに違うのか、ますます頭がこんがらがってきたな・・・」

 

 俺もどうなってんのか知りたいんだけど。隊長と俺で話をしていると

 

「カナメさん、ハチマン達はなんの話しをしているんですか?」

「ああ、3人は知らなかったわね。ハチマン君はね元々私たちの世界の住人じゃないの」

「「「え?」」」

「そ、そんな、変な冗談やめてくださいよ」

「それがそうとも言いきれないの、ハチマン君と初めて会った時に持ってた持ち物で身分証明書があったんだけど、球状星団のデータベースを調べても彼の名前はなかった。紙幣なんかも持ってたけど、見たことない紙幣で、調べても何処にも使われていなかったわ。」

 

 他には八幡のスマホの話なんかも話していたが八幡個人の事はカナメさんは話していない。何故こっちの世界にやってきたのかどうか。するとフレイヤが何かを見つけたみたいで慌ててこっちに来た。

 

「は、はは、は、ハヤテこれ!」

「どうしたんだ、フレイヤ・・・って?!」

「?」

 

 フレイヤの指さす先には電柱があった、だが問題は電柱ではなくそこに貼られていた紙だ。貼られていた紙には八幡の顔写真が描かれており内容は『この人を探しています』と書かれていた。

 

「は、ハチさん、これ・・・」

「ああ、そうだろうな。俺が行方不明になってまだ一月だからな、まだ探してるんだろ」

「そう言えばさっきカナメさんが言ってたな、違う世界がどうのって」

 

 投身自殺したとはいえ未だに俺が生きていると信じる人もいるんだな。だけど今更どう顔を合わせればいいのかが分からない、というか合わせる顔がないんだけど。だが隊長の言葉で運命の神様は非常に無慈悲であるとこの時思うことになる。

 

「よし、じゃあハチマンの実家に行ってみるか」

 

 

 

 

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