春告精は古代より春を運ぶ   作:柿乃種

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 はじめまして、柿乃種と申します。
 書きたい欲が抑えられませんでした。
 あらすじの通り、この小説は処女作のため文章力に問題があることがあるかもしれません。
 それでも大丈夫という方はゆっくり読んでいってください。



古代の春
プロローグ 春の誕生から極東まで


 長く冷たい冬の時代が終わり、地球に新たな時代がやってきた。

 

 「うぅ~ん。ここは、どこ?」

 

 その新たな時代は暖かく “春” という概念が生まれそれと同時に私 ”リリーホワイト“ は、この地に生を受けた。

 私は、生まれながらにして自分の名前、能力を理解し、喋ることもできた。

 

 「春ですよ~~!」

 

 私がそう口にすれば辺り一面に春が訪れた。草木が芽吹き花が咲き、眠っていた動物達は一斉に活動を始めた。

 

 「すごく…綺麗……」

 

 私は、その生命が生まれる景色、自分の能力に感動した。そして私は、もう一度この景色を見たいと思った。

 

 「そうだ、もっと春を届けよう!」

 

 その時、私はこの広大な大地で春告げの旅をすることを心に決めた。

 そう、本当の意味での “春を告げる妖精” リリーホワイト誕生の瞬間だった。

 

 「まずは、どっちに行こうかな?」

 

 とりあえず私は、心地よい春風に乗って太陽を追いかける様にまだ見ぬ場所を目指すことにした。

 ここが何処で、これから何処へたどり着くのか?旅はいつまで掛かるのか?また、この場所に戻ってくるのか?わからないことが多々あるが私の決心の前には、どれも些細な問題だった。

 

 「それじゃ、出発~~!」

 

 そうして、私の旅と地球への春の訪れが、幾年にも及ぶ長い物語が幕を開けた。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 旅をスタートしてからいったいどれだけの月日が過ぎたのだろうか?数日?数ヶ月?もしかすると数年たったのかもしれない。

 その間私は、旅の途中で様々な土地へ行きたくさんの春を告げそして、数々の絶景を見た。

 広い平野に出ればそこを美しい花畑にし、大きな山へ着くとその周囲を立派な森に変え、時には寂しい海を生命溢れる暖かな海にした。

 

 「次は、どこに行こうかな~?」

 

 考えているうちに私は気付いた。もう、ほとんどの土地に春を告げてしまったことに…。

 

 「まぁなんとかなるか~」

 

 私は、焦らなかった。『心をいつも春の様に穏やかに』が私の座右の銘だった。

 こうして私は、前と同様に心地よい春風に乗って当てのない旅を再開した。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 あれからさらに月日が流れた。

 

「いつまでたっても海が見えないな~?」

 

 私は現在、この星で一番大きいであろう土地を太陽が沈む方向へ横断していた。

 この地には過去に何度かきたことがあったが、この地の端を私は、見たことがなかった。

 

 「あっ、見えてきた!」

 

 私の目の前に青い海が広がった。そして、その海の遠くに小さく島らしき物が見えた。

 

 「初めて見る土地だ~」

 

 私は、新しい景色に期待しつつ、その島を目指して海を渡り始めた。




 この小説は、東方神霊廟までを目標に頑張ろうと思っております。
 誤字脱字があれば報告よろしくお願いします。
 次の更新がいつになるかわかりませんが次話も読んでいただけたら幸いです。
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