好きだったなろう発の作品がアニメ化するってことで、ついでに他にその作品で二次投稿してる人もいなかったんで、これはもう布教するしかないなってことで先駆者になることにしました。
今日のぱかライブですけど、新シナリオは情報量が多すぎて半分くらいしか理解できませんでした。とりあえず、レースメインじゃないならスキルポイント盛るのは難しいですかね?
ステータス上限突破は・・・何も言うまい。魔境が地獄になるだけだ。
新ウマ娘は、スプリンターメインの思ったより渋いところが来ましたね。アニバってことで「もしかして!?」って感じでディープインパクトとか期待されてましたけど、さすがにお預けですか。
ガチャは・・・うんまぁ、新シナリオに寄せるならそうなりますか。自分の中ではシービー実装を期待してたんですけど、気長に待ちましょう。
それはそれとして、サポカガチャは引きますが。ライトハローが強すぎる。100連分くらいあるんで、せめて1凸、贅沢を言って2凸くらいはいきたいですね。(強欲)
私が美浦寮に移ってから、だいたい半月が経った。
ちなみに歓迎会の後、イッカクには寮室で誠心誠意土下座して、どうにか添い寝で手を打ってもらえた。
何を言ってもそっぽを向いて何も反応してもらえなかったから苦労したけど、イッカクが来てくれて嬉しかったとか、グランとは一緒に遊びに行ったりもしたけどあくまでクラスメイトの関係だとか、イッカクと一緒にトレーニングするのが楽しみだとか、そんな感じでめっちゃ口説いた中で「今日は一緒に寝てあげるから!」って言ったらイッカクが「・・・じゃあ、それで許してあげる」って言ってくれて、添い寝することになった。
翌朝にはイッカクも機嫌を直してくれたけど、そんなイッカクを見て何か感じたのか、今度はグランの機嫌が悪くなり始めて、グランのご機嫌取りに苦労することになった。
とりあえず、いつかフジキセキ先輩に相談しよう。あの先輩ならいろんなウマ娘口説いてそうだし、いい感じのアドバイスをもらえるかもしれない。
それ以外は、トレーニングにイッカクが参加し始めたくらいで特に変わらない日常を過ごしていた。
だけど、そこにようやく変化が訪れることになった。
「ふむ・・・そろそろハヤテにも本格化が来そうだな」
「えっ、ほんと!?」
「まだ緩やかではあるが、能力の上がり幅が増えてきている。近いうちにくるのは間違いなさそうだ」
ようやく、待ちに待った本格化がやってきた。
これで次のレースに意識を向けることができる。
「それで、これからの予定になるが、12月に開催されるPreOPの葉牡丹賞を目標にする」
「あれ、10月の紫菊賞じゃないんだ?」
「お前の場合、本格化を迎えるとはいえ、それでも成長速度は他と比べたら緩やかだからな。それに、本格化のパフォーマンスに慣れる必要もある。自分の力に振り回されないようにするためにも、慣れる時間は多めにとって損はないだろう」
ふーん。本格化が来たからすぐにレース、ってわけじゃないんだ。
まぁ、性能の差が大きいと感覚が狂うのはなんとなくわかるし、言う通りにしておこう。
「その後は皐月賞に向けて、1月のOP若駒ステークス、3月のOP若葉ステークスに出走し、皐月賞を目指すという形にするつもりだ」
「・・・ん?重賞は走らないの?G2の弥生賞とか」
「たしかに弥生賞は皐月賞を目指す王道ルートの1つだが、重賞に出るとなると数を絞る必要がある。それよりもOPに複数出て場数を踏ませる方が皐月賞に繋がると判断した。若葉ステークスもOPとはいえ2着までなら皐月賞への優先出走権を得られるし、出走レースが多くても休養を挟めば十分こなせるだろう」
「ふ~ん」
なんかよくわかんないけど、いろいろと考えているんだねー。
「で、だ。こっから本題なんだが、本格化を迎えるということでトレーニング内容を先に進めることにした。スピードとパワートレーニング重視なのは変わらないが、パワートレーニングに少し変化を加える」
「どんな?」
「イッカク、あれを持ってきてくれ」
「わかりました」
そう言って、イッカクは部屋の隅の棚の下に置いてあるを蹄鉄を持ってきた。
ていうか、イッカクには今後の予定を話してたのか。まぁ、アシスタントだしおかしくはないと思うけど。
「これ?見た目は普通の蹄鉄だけど」
「持ってみろ」
「はーい。ちょうだい、イッカク」
「気を付けてね」
「気を付ける?って重っ!」
イッカクから渡された蹄鉄は、普段使ってるやつよりも数倍重かった。
というか、質量どうなってんの、これ?鉛でも使ってるのかな?
「特別製の超重量蹄鉄だ。まぁ、それはまだ軽い方だが。こいつを使えば足の力を鍛えられるし、力を使う分姿勢の矯正にも役立つ」
「こ、これでまだ軽いんだ・・・」
「最初からあんまり重いのを使うと足を壊しかねないからな。順番に慣らしていく。しばらくはそいつを使ってトレーニングするからな」
「はーい」
なんか某野菜人がやってそうなトレーニングだけど、ウマ娘の脚力ならなんとかなるでしょ!
「ハヤテちゃん、大丈夫?」
「・・・ぅん」
数時間後、私はトレーニング場の芝の上で俯せで寝転がることになった。
いや、思った以上にキツイ。足を上げるだけで体力使うし、一歩進むのに余計に体力使うし、何より思い通りに走れないのがフラストレーション溜まる。
それに、
「よし。この調子なら、どんどんトレーニングを進めてもよさそうだ。まずは蹄鉄の重量は変えずに、トレーニングの量を少しずつ増やしていこう」
「このきちくぅ・・・」
このトレーナー、ノリノリである。久しぶりの指導だからか知らないけど、めっちゃ気合が入ってる。
大丈夫?さすがにこの調子で故障なんてしようもんなら死んで祟るよ?
まぁ、その辺は念入りに見てもらってるから、心配はあまりないと思うけど。
「必要なことだから頑張れ。それに、今までは甘やかし気味だったが、さすがにクラシックが目前になっても軟弱なままでいられると俺が困るし、お前が困ることにもなる。今のうちに根性つけとけ。トレーニングでスタミナの底をつかせてやるから覚悟しとけよ」
「うぇ~・・・」
まさかレースで走る前にトレーニングでバテバテになるなんて・・・。
会長と初めて話した時に「限界まで疲れるほど走ったことがない」とか言った自分を殴りたい。あの時の私はレースで初めて限界まで疲れることになるって思ってただろ?トレーニングでバテバテになるから覚悟しとけよ?すでに手遅れだけど。
「んで、立てるか?」
「ん~・・・もうちょっとゴロゴロしてる」
「お前、実はまだちょっと余裕があるだろ」
「べつに~?立ち上がるのもしんどいくらい疲れてますぅ~」
「そうやって寝転がるのはいいが、他の邪魔をするなよ」
「は~い」
とりあえず、ウマ耳で周囲に人がいないことを確認しながら右へ左へとゴロゴロ転がる。
ウマ娘からすれば芝の上は走る場所だけど、こうしてゴロゴロ寝転がるのも悪くないね。芝がチクチク刺さる感触が心地よい。
場合によっては服は泥だらけになっちゃうけど・・・替えもあるし、洗えば大丈夫だよね?
「イッカクー、今何時ー?」
「えっと・・・5時過ぎくらいかな」
「じゃあ、5時半になったら呼んで~。それまでゴロゴロしてるから~」
「わかった」
イッカクの足音が遠ざかっていくのを聞きながら、私はゴロゴロを再開した。
あ˝~、芝の感触が心地良い・・・このまま寝ちゃいたい・・・。
* * *
「すぅ・・・すぅ・・・」
「・・・寝ちゃった」
イッカクが離れて間もなく寝息をたて始めたハヤテに、イッカクは呆れ混じりのため息を吐いた。
今までもそうだが、ハヤテは割とすぐに意識を手放すことが多い。快眠という意味では悪くはないのだろうが、熱中症で倒れたのはまだしも、オグリキャップにお姫様抱っこされて気を失ったり、浴場でのぼせてすぐに気を失うのは少しばかり心臓に悪かったりするからやめてほしいところではある。
ただ、その辺りの自由な気質もハヤテの魅力だと考えると不思議と注意する気になれないため、イッカクの中ではあまり水を差さないであげようと決めている。
ついでに写真を撮る程度にはイッカクもクラマハヤテにやられていた。
パシャッ
「ッ!」
「あ、バレた」
イッカクがバッ!と振り返ると、そこにはスマホを構えて写真を撮ったグランアレグリアがいた。
本来ならウマ娘の聴力で接近に気付けたかもしれないが、イッカクの耳はハヤテの寝息を捉えていたため聞き逃したようだ。
「ハヤテちゃんって芝の上でも寝るんだね~。初めて知った」
「・・・私も初めて知ったよ」
グランはあくまで普段と変わらない態度で話しかけるが、イッカクは警戒心丸出しのまま耳を絞っている。
「それで、どうしてここにいるの?」
「トレーニングが終わって寮に帰ろうと思ったら、偶然2人を見つけたから近づいただけ。別にストーキングとかはしてないからね?」
まるで自分がストーカー行為をしているかのような言い方(イッカクが掛かって冷静じゃないだけ)に、イッカクはどんどん不機嫌になっていく。
だが、グランの表情がわずかに曇っているのを見て、イッカクはわずかに冷静さを取り戻した。
「・・・どうかしたの?」
「ん~・・・ハヤテちゃんに迷惑かけちゃってるかな~って」
その言葉に、イッカクも思わずドキリとした。
なにせ、歓迎会の後に思い切り迷惑をかけたのだ。
ハヤテ本人は自分でなんとかしなければと悩んでいるが、イッカクやグランにもハヤテに対して悪いことをしている自覚はそれなりにあった。
「ほら、私たちってハヤテちゃんのことが好きでしょ?あ、変な意味じゃなくて」
「うん」
「でも、やっぱり自分を一番に見てほしいっていうか、独占欲?みたいな感情が湧いちゃうんだよね」
「うん」
「だって、私たちはハヤテちゃんと一緒にレースで走るのが難しいから。もちろん、イッカクのことを馬鹿にしてるとか、そう言うわけじゃないよ?」
「・・・わかってる。グランアレグリアだって、まだ2000mは走れないんでしょ?」
「うん、そうだね」
2人はハヤテの走りに焦がれた、という共通点がある。
だが、イッカクは根本的な実力の問題で、グランは距離適性の問題で、レースで共に走ることが難しい。
だからこそ、その想いが普段の生活やトレーニングで発露してしまうことがある。その1つが、歓迎会の後のあれこれだ。
当然、2人もハヤテに迷惑をかけたいわけではないが、やはり自分の方を見てもらいたくもあるのだ。
「なんというか、ままならないよねぇ」
「本当、そうだね」
基本的に、ウマ娘は本能が強い生き物だ。
それは走ると言う形で表れることが多いが、時に執着という形で表れることもある。
そして、本能であるが故に理性で抑えるのが難しいこともあるのだ。
「・・・まぁでも、やっぱりハヤテちゃんをあんまり困らせたくないし、出来るだけギスギスしないようにする、ってことでいいかな?」
「・・・そうだね。それが一番かもね」
「・・・あと、これ以上増えないようにする?実は、歓迎会のとき、本気かはわからないけど、アーモンドアイ先輩も引っかかりそうになってたから」
「・・・そうしよっか」
こうして、ここに2人の間でハヤテに関する同盟が結ばれた。本人が知ることは金輪際ないだろうが。
「あ、時間だから起こさないと」
時計を見れば、すでに5時半を過ぎていた。
イッカクは慌ててハヤテに近づいて体をゆすった。
「ハヤテちゃん、起きて。時間だよ」
「・・・ん?んぅ~・・・」
イッカクに揺さぶられて、ハヤテは目をこすりながらむくりと起き上がった。
全身に芝や土がついてしまっているが、ハヤテはそんなことは全く気にしていない様子で、寝ぼけ眼で自分の髪や尻尾を確認した。
「どうかしたの?」
「・・・イッカク、私の毛の色って金色になったりしてない?」
「なってないよ?」
「なら、赤とか青は?」
「ハヤテちゃんは栗毛だから赤っぽいけど、真っ赤じゃないかな?あと、青にもなってないよ?」
寝ぼけていると言うには少しばかり突拍子もないことを言い出したハヤテに、イッカクは少し困惑気味に現実を突きつけた。
それに対し、イッカクは再び地面に寝っ転がった。
「え~・・・重りをつけてトレーニングしたんだから、1回くらい変身できてもおかしくないと思うんだけどなぁ~・・・」
「ウマ娘にそんな能力はないよ?」
「え~、あっても良いと思うんだけどな~、ないかな~、あるんじゃないかな~」
現実を突きつけられて、ハヤテは完全に不貞腐れて再び芝の上をゴロゴロし始めた。
その様子を見た2人は、思わず笑いをこぼしながら2人がかりでハヤテを起こしにかかった。
「ほらほら、早く起きて~、ハヤテちゃん」
「ん~・・あれっ、なんでグランもいるの!?うわっ恥ずかしい!いつからいたの!?」
「ハヤテちゃんが寝てる頃にはいたよ?」
「うそっ、もしかして寝顔見られた!?」
「ついでに、涎も垂れてたよ」
「う˝あ˝ぁぁぁ!!」
ハヤテは羞恥で思い切り暴れそうになるが、イッカクとグランのウマ娘2人がかりではさすがに敵うはずもなく、抵抗むなしくそのままトレーナー室へと連行されていった。
この日は、ハヤテを犠牲(?)にイッカクとグランの距離が縮まることになった。
フジキセキに対する偏見がまぁまぁひどいクラマハヤテ。
でも、どちらかと言えばシリウスの方がいい感じのアドバイスもらえそう。
その代わりに2人の病み値も上がりそうですが。
このままじゃハヤテがどんどん誠になってしまう・・・。
前回、「地方出身で日本ダービーを勝ったウマ娘はいない」って書きましたけど、スペちゃんの扱いはどうすればいいんでしょうね?アニメ的にもろ地方出身で勝ってますけど。
・・・まーた書き直しですね・・・。
というわけで、ダービーから三冠にしちゃいました。いやこれはこれで期待値が高すぎませんか会長。
アプリでダートレース大量追加ということで意気揚々とファル子をダートだけで育成したんですが、思ったよりもアプデ前と大して変化がなくてちょい凹みました。まだ芝因子が乏しいので、「ダートだけでもいけるのでは!?」と期待してたんですがね・・・。
でも、芝・ダート両刀ならステータスの伸び幅がさらにえぐくなりそう。
※読者から「地方出身は出身地ではなく地方トレセンのこと」という指摘をいただいたので、三冠からダービーに戻しました。
それはそうと、なんでアニメだと編入扱いだったんでしょうね。ほとんど直で入ってるのに。
中等部とか初等部の違いですかね?