今回は主にコントレイル視点です。
(なんでこんなことになっているんだろう・・・)
僕の頭の中は、そんな疑問で満たされていた。
僕は何もおかしなことなんてしてないはずなのに、まるで非日常的のような現実を受け入れることができない。
どうして僕は、
「コントレイル~、豚玉10枚おねがーい」
「タマ、このミックスDXというのを15枚頼む」
「おっしゃあ!豚玉10枚ミックスDX15枚な!ほら、コントレイルちゃんも頼むで!」
「わかりました!!」
金属ベラ両手に、タマモクロス先輩と一緒にお好み焼きを作りまくっているのだろうか。
* * *
事の発端は、日本ダービーが終わってから2週間くらい経った時のことだった。
数日のクールタイムを設けてレースの疲労も十分抜けてきただろうということでハヤテ先輩のトレーニングが再開したんだけど・・・
「クラマハヤテ、今日は終わりだ」
「いや、私はまだ・・・」
「終わりだ」
「・・・わかった」
ハヤテ先輩の様子は、明らかにダービー前と変わっていた。
まるで必要以上に自分を追い込むように、須川トレーナーが指示した以上のトレーニングを自分に課そうとする。
今はまだ須川トレーナーの言うことを素直に聞いているけど、どこかのタイミングで過剰な自主トレをしそうなほどに今のハヤテ先輩は追い詰められていた。
「はい、ハヤテちゃん。コントレイルも、これ」
「ありがとう」
「ありがとうございます・・・」
イッカク先輩からスポーツドリンクを受け取りながら、横目でハヤテ先輩の様子を観察する。
前までは、須川トレーナーの管理によってトレーニングで汗を流すようなことはあっても極端に消耗することはなかったけど、今は目に見えて大量の汗を流しながら息を切らしている。その上、目がまるで現実ではないどこかを見ているかのように虚ろだった。
どう見ても、今のハヤテ先輩は異常だ。
「その、ハヤテ先輩・・・」
「なに?」
「・・・いえ、すみません。なんでもないです」
「そっか」
何をそんなに焦っているのか、そう尋ねようとしたけど、ハヤテ先輩が纏う雰囲気に気圧されて聞き出すことができなかった。
少しハヤテ先輩から距離をとって、今度はイッカク先輩に話しかけてみた。
「イッカク先輩。その、ハヤテ先輩って寮でもあんな感じなんですか?」
「うん・・・グランアレグリアからも、教室でも似たような感じって聞いてる」
もっと言えば、そのせいで教室内で孤立とまではいかなくても少し浮いた存在になっている、らしい。
それを聞いた須川トレーナーが、一つ頷いてすぐに決断を下した。
「そうか・・・ハヤテ、今日から今週いっぱいまで休め。んで頭を冷やせ」
「でも、スケジュールとか・・・」
「菊花賞は前哨戦を含めてまだ先だし、お前ならこの程度の遅れは夏に取り戻せる範囲だ。その管理も含めて俺の仕事なんだから、今は俺の言うことを聞いておけ」
「・・・わかった」
表面上は大人しく須川トレーナーの言うことを聞いているように見えるけど、それでも不満気な表情はまったく隠せていなかった。
さすがにこのままではまずいと、須川トレーナーは僕とイッカク先輩を呼び寄せた。
「イッカク、俺がいないところでのハヤテを頼む。コントレイルも、できるだけハヤテのことを見ておいてくれ。今の精神状態は危険だ」
「はい」
「わかりました」
「俺は俺で対策を考えておくが、あれは数日やそこらじゃどうにもならんだろう。しばらくはハヤテのことを気を付けないとな。コントレイルも、トレーニングを見る時間が減るかもしれないが・・・」
「いえ、さすがにあのハヤテ先輩は僕も放っておけないので、気にしないでください」
「すまない。それじゃあ、今日のところは少し早いが終わりだ」
申し訳なさそうに目を伏せながら、須川トレーナーはタブレットに視線を落として何か作業を始めた。
「それじゃあ、私たちも戻ろっか」
「はい」
結局、この日は少し暗い空気でトレーニングを終えて帰路につくことになった。
その帰り道でも微妙に話しかけづらくて困っていたら、そこに救世主が現れた。
「おっ、ハヤテちゃんやん!久々やなぁ」
僕たち3人に、というよりハヤテ先輩に話しかけたのは、あのタマモクロス先輩だった。隣にはオグリキャップ先輩もいる。
というより、すごい親し気に話してるけど、ハヤテ先輩ってあの人たちと知り合いだったの?
「タマモ先輩、久しぶりです。そういえば、最後に会ったのは皐月賞の前とかでしたっけ?オグリ先輩とはよくご飯を食べに行ってるんで、そこまで久しぶりってわけじゃないですけど」
「そうやなぁ。いや、別にオグリンと仲ようするのはええんやけどな、たまにはウチにも顔を見せときや」
「ですね、そうします」
「んで、そっちの子は初めてやんな。どうも、タマモクロスや。んで・・・」
「オグリキャップだ。よろしく頼む」
「ど、どうも、コントレイルです」
いきなりレジェンド級の先輩が出てきて思わず緊張しちゃったけど、ハヤテ先輩の雰囲気がさっきよりも柔らかくなったのを感じてホッと息をついた。
「それにしても、2人はどうしてここに?」
「私とタマは、今日はトレーニングは休みだから出かけるところだったんだ」
「てかそれを言うなら、ハヤテちゃんもこんな時間にどうしたんや?トレーニングが終わるにしては、ちょい早い気がするんやけど」
「それは・・・」
さすがのハヤテ先輩も『トレーナーに今のお前はおかしいから休めと言われた』とは言いづらいのか口ごもるけど、その態度に何かを感じたのか、タマモクロス先輩が心配そうな表情をハヤテ先輩に向けた。
「・・・ハヤテちゃんはなんか悩み事でもあるん?」
「っ、わか、りますか・・・」
「まぁ、前に会うた時と比べて、というかダービーが終わってから雰囲気が暗いからなぁ。あ、でも無理に話さなくてええからな」
「いや・・・ちょっと聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」
ここで、ハヤテ先輩が素直に悩みを打ち明けようとしたことに、僕は思わず意外感を覚えた。同時に、それほどこの2人のことを信頼しているのだろうと僅かに嫉妬を抱きそうになったけど、相手が相手だし、対象としてはこれ以上なく間違っている。
それに、やっぱりハヤテ先輩が抱えている悩みが気になったから、ここは大人しくハヤテ先輩の話を聞くことにした。
「ええよ。なんでも聞きや」
「えっと、なんて言えばいいのかよくわかんないんですけど・・・その、オグリ先輩とタマモ先輩って、レースの時に見える景色が変わることってありますか?こう、目の前が急に真っ暗になる、みたいな」
「レースの最中にか?ウチはそういうのはあらへんけど・・・オグリンは?」
「いや、私もそういうことはない」
「そうですか・・・」
望んだ答えを得られなかったことに落ち込むハヤテ先輩を見て、タマモクロス先輩とオグリキャップ先輩は少し申し訳なさそうな表情を浮かべながらハヤテ先輩の相談に乗った。
「せやったら、ハヤテちゃんの感覚でええから、ダービーの時のことを話してくれへんか?もしかしたら、ウチらもなんか力になれるかもしれへんし」
「えっと・・・わかりました。でも、なんて言えばいいのか・・・最終直線のときなんですけど、なんていうか、その、ロジャーバローズに追い抜かされそうになった時に、もっと先?に行けるような感覚があって、そこに行こうとしたんです。でも、その直後に目の前が真っ暗になって、黒い何かに引き止められたせいでそこに行けなくて、気づいたらレースが終わってたんです」
「えっと・・・?」
「???」
あまりにも抽象的な表現に、僕もそうだけど、イッカク先輩も頭の上に大量の疑問符を浮かべた。
ハヤテ先輩が感覚派なのは前から分かっていたけど、今回はいつにも増してあやふやすぎる。そこまで表現力に乏しいわけではないと思うんだけどな・・・。
だけど、タマモクロス先輩とオグリキャップ先輩は、驚いたような表情でハヤテ先輩の顔を見た。
「タマ。これは・・・」
「黒い何かってのが何なのかはわからへんけど、そういうことやろなぁ」
「その、先輩方はハヤテ先輩が何を言ってるのかわかったんですか?」
「うん。まぁ、さっき言ったみたいに黒い何かってのはわからへんけど、ハヤテちゃんの言う『もっと先に行けるような感覚』ってのは心当たりがあるで」
「それは・・・?」
思わぬ情報に食いつくハヤテ先輩に、タマモクロス先輩はたっぷり間を空けてからそれを口にした。
「“
「ぞーん・・・?」
「せや。ウチらはもっぱら『領域』って書いて『ゾーン』って呼んどる。限界を超えた先の先、自分でさえ知らない剛脚、時代を創るウマ娘は必ず入ると言われる領域や」
「私もタマも、
「
「そりゃあ、
「なるほど・・・ちなみに、具体的にどういうのなんですか?」
「言ってしまえば、超集中状態のことやな。脳が極限まで活性化して、120%のポテンシャルを引き出すことができるんや」
「あぁ・・・言われてみれば、漫画かなんかで見たことがあるような気がします」
そういうのって創作物とか噂の中の話だと思っていたけど、どうやら実際に存在するものらしい。ハヤテ先輩もなんか納得してるように見えた。
「でもまぁ、いいことばかりってわけやないけどな。
「私も、初めて
「そうなんですか・・・」
たしかに、オグリキャップ先輩のレースの中でも、タマモクロス先輩のラストランとなった中での勝負は有名な話だ。
その時に
「もしかしたら、黒い何かってのは怪我をしたくないって本能なのかもしれへんな。いや、あくまで多分やけどな。そういう話は他に聞いたことがあらへんし・・・ごめんなぁ、肝心なところで力になれんくて」
「いえ・・・これは多分、私が自分でなんとかしなきゃいけない問題ですから・・・」
ハヤテ先輩は曖昧に笑いながら気にしなくていいと手を振るけど、言外に僕たちでは力になれないと言われたような気がして、今度は僕とイッカク先輩が暗い雰囲気になってしまった。
それを察したのか、タマモクロス先輩はパンッと手を叩いて場の空気をリセットするように明るい声を出した。
「よっしゃ!ここで悩んでも仕方あらへんし、3人もこの後は暇なんやろ?せやったら、うちらと一緒に出掛けんで!」
「えっ、いいんですか?せっかくお2人でどこかに行こうとしてたのに・・・」
「かまへんかまへん。落ち込んどる後輩を励ますのも先輩の役目や」
僕としてはレジェンド2人の間に挟まるようで気が引けるんだけど、すでに好感度が振り切っているハヤテ先輩は迷うことなく頷いた。
「じゃあ、せっかくなんでご一緒させていただきます」
「えっ、いいんですか、ハヤテ先輩?」
「まぁ、オグリ先輩がいる時点で食べ歩きになるのは半ば決まってるしね。とりあえず食べよう。話はそれから」
「わっはは!相変わらずやなぁ。よしっ、今回はうちらが奢ったる!」
「いいんですか!?」
「今回はハヤテちゃんのダービー残念会ってことで特別や!オグリンもええやろ?」
「あぁ。それでハヤテが元気になるなら、お安い御用だ」
「ありがとうございます!」
タマモクロス先輩とオグリキャップ先輩を巻き込むように抱きつくクラマハヤテに、僕は戦慄の眼差しを向けた。
レジェンド2人にここまで可愛がられている僕の先輩は、どうやら思っていた以上に大物だったらしい。
「あの、イッカク先輩。なんでこんなにハヤテ先輩が気に入られているんですか・・・?」
「オグリキャップ先輩は、同じ地方出身のウマ娘ってことで気にかけていて、タマモクロス先輩は世話焼きな一面があるから、それがハヤテちゃんと相性がよかったのかな・・・?」
イッカク先輩も基本的にハヤテ先輩以外の興味が軒並み薄かったはずだけど、さすがに有名なレジェンド相手にずかずかと踏み込む勇気はないのか、詳しいことは分からないらしい。でも、だいたいはイッカク先輩が思っている通りな気もする。
「そんじゃ、さっそく行くで!ほら、そっちの2人も早よしぃや!」
「えぇと、はい」
「それでは、失礼します・・・」
とんでもないものに巻き込まれてしまったなぁ、なんてどこか他人事のように考えながら、僕たちはそのまま街へと向かっていった。
* * *
「ん~!美味しいですね~」
「あぁ。クリークから話題になっていると聞いたんだ」
「なるほど。それじゃあ、次はどこにします?」
「そうだな・・・」
「え?まだ食べるんですか?」
お出かけを始めて、およそ2時間弱。
オグリキャップ先輩とハヤテ先輩はすでに10以上の店で食べ歩きを続けていた。ちなみに、僕たち3人は3店目くらいで腹が膨れてあの2人の食べっぷりを眺める時間に入っている。
一店一店で普通のウマ娘の一食分の量を食べているはずなのに、一切ペースが落ちない大食い2人がとても信じられなかった。目の前で起きている現象のはずなのに、脳がそれを現実だと受け入れようとしない。
「うん、まだ腹3分くらいだしね~。まぁ、夕飯の分の腹は残しておくけど」
「いや、もうすでに普通のご飯の量越えてないですか?見てるだけでこっちまで満腹になりそうなんですけど」
「なんや、コントレイルちゃんは2人が大食いやって知らんかったんか?」
「さすがに限度ってものがありません?」
一応、僕も入学前に噂話程度には聞いたことがある。
中央トレセン学園には、想像を絶する大食いのウマ娘がいる、と。
それに、普段のトレーニングの時に須川トレーナーが「ハヤテ、お前またオグリキャップたちと一緒に飯食いに行ったな・・・?」って頭を抱えている場面を何度か目撃したことがあるから『ハヤテ先輩とオグリキャップ先輩は余程ご飯を食べるんだろうなぁ』とは思っていた。
だけど、実際の光景を目の前にすると、想像を絶する大食いという評価すら生易しいものに感じた。
あの2人の胃にはブラックホールでも備わっていると言うのか。
「いや、ウチらからすれば慣れたもんやけどな。まぁ、さすがにハヤテちゃんもオグリンと同じくらい食べるって知った時には驚いたけども」
「ちなみに、オグリキャップ先輩は自前で胃にブラックホールが備わっていて、ハヤテちゃんは自力で胃にブラックホールを作り出してるっていうのが須川トレーナーの見解だったりするかな」
「なんで真面目に大食いの分析してるんですか」
ここまで来るともはやギャグにしか見えないけど、あまりにも真面目な表情で告げられるせいで、むしろおかしいのは自分なのではないかとすら思ってしまいそうになる。
「狂人の中に常識人が混ざれば、常識人こそが狂人である」なんて、よく言ったものだ。誰が言い出したのかは知らないけど。
「実際、2人の大食いはそれなりに有名やで?オグリンは前からやけど、ハヤテちゃんも去年の聖蹄祭の時にオグリンとスペシャルウィークの3人で大食い大会に出とったからな。それに、前に焼きそばを30人前平らげたこともあるし、栗東寮の新入生を除けばハヤテちゃんの大食いを知らん奴の方が少ないんとちゃうか?」
「そ、そんなにですか・・・」
僕はレースでのハヤテ先輩を見て須川トレーナーと契約することを決めたけど、今になって考えてみるとそれ以外のことはほとんど調べていない。
今になって知らなかったハヤテ先輩の一面を知って、軽くショックを受けてしまった。
「まぁ、何度も見てれば慣れるもんや。それよりも、そろそろ夕飯の時間や。ぼちぼち食べ歩きは切り上げんとな。オグリーン!ハヤテちゃーん!そろそろ夕飯食いに行くで―!」
「む、もうそんな時間なのか?」
「ん~、もうちょっと回りたかったですけど、しょうがないですね」
タマモクロス先輩に呼ばれて、2人は少し残念そうな表情を浮かべながら手に持っているものを口の中に放り込んだ。
「それで、夕ご飯はどうするんですか?寮に戻って食べます?」
「それでもええけどな、今日はウチがとっておきのお好み焼きの店を紹介したる!ウチはまだ行ったことあらへんけど、レビューは良かったし間違いないはずや!」
「おっ、いいですね、お好み焼き」
「あぁ、そうだな。私はタマの作るお好み焼きも好きだが、タマがおすすめだというお店のも食べてみたい」
「よっしゃ、決まりやな!ほな、こっちや」
タマモクロス先輩が先導して、僕たちは目的の店へと向かっていく。
生粋の関西ウマ娘であるタマモクロス先輩のおすすめってことで、僕もどんな店なんだろうと楽しみにしていたんだけど・・・
「ここや・・・って、なんやねんこれは!」
たどり着いたのは、ちょっとした小道の先にある個人経営らしきこじんまりとした店だったんだけど、その店先にはオグリキャップ先輩、ハヤテ先輩、スペシャルウィーク先輩の写真が『入店禁止』の文字と共に貼られていた。
「あ~、ここでしたか。たしかに美味しかったですよね、オグリ先輩」
「あぁ、だから、また行きたいと思っていたんだが・・・」
「くっ、手遅れやったか・・・!」
「え?こんなことってあるんですか?」
「むしろこの3人は常習犯や。前まではオグリンが単独で出禁くらうことはようあったけど、最近はスペシャルウィークとハヤテちゃんと一緒に食べに行くことが増えたらしいからな・・・」
もちろん、僕の知る限りこんな事態は稀だ。
ウマ娘は普通のヒトよりも多く食べることが多いとはいえ、だいたいは常識の範囲内に収まることも多い。だから、ウマ娘用のメニューがない店でもウマ娘の来店を断ることはまずない。
だけど、相手がトレセン屈指の大食いたちとなると話が変わってくるらしい。
タマモクロス先輩の話だと、あの2人だけでも小さな店なら食糧庫の食材を丸ごと空にできてしまうらしくて、こんな感じで出禁を喰らうことも珍しくないらしい。
「まいったなぁ、完全に想定外や」
「あのー、別に3人で楽しんできていいですよ?私とオグリ先輩は他のところで食べてきますから」
「いやいや、さすがにそんなことは出来へんよ。ていうか、こんなん見たらおちおち目を離してられんって。今度はどこを食い荒らすつもりや」
「まぁ、今完全に口の中がお好み焼きになってるんで、どこか適当な場所で・・・」
「いや、ウチから言い出したんや。本場の味を出さにゃタマモクロスの名が廃る・・・!」
「別にそんなことはないと思いますけど?ていうか、タマモクロス先輩も何か変なスイッチが入ってません?」
なんだか変な流れになってきたと微妙に嫌な予感を感じるけど、完全にタマモクロス先輩は関西人のスイッチが入っていた。
「こうなったら・・・ウチが本場のお好み焼きを作ったる!寮に戻るで!」
「おっ、タマモ先輩のお好み焼きは初めてかも!」
「タマのお好み焼きは久しぶりだな。私も楽しみだ」
・・・なんでこうなったんだろう?
僕は上の空になりながらぼんやりとそんなことを考えたけど、これがまだ序章に過ぎなかったってことを、この時の僕は知る由もなかった。
なんか書きたいこと詰め込んだら、いつもより長くなりました。
それと、1週間くらい大学の方が忙しくなるので、次回の更新は遅くなります。
余談ですが、自分はお好み焼きは広島焼きが一番好きです。
地元で母さんが偶然見つけた広島焼きのお店で食べたのが美味しくて、今でも機会があればたまに食べにいきます。
コンビニにもないことはないですけど、お店の鉄板で中華麺をパリパリになるまで焼いた奴が美味いんじゃ・・・。