綾音「さてとスタングレネードある?」
カエデ「ええもちろん」
綾音「よし行けるね」
ヒナタ「自分のスキルと喋ってる余裕あるのね」
綾音「ごめんなさい眠ってて」
スタングレネードと麻酔弾を打ち込み相手の意識が朦朧としてるうちに結界を解除その後クデュック近くのワープエリアで帰還する
綾音「大丈夫?」
蒼影「ええこれくらいどうということはありません」
綾音「結界の座標に衛生砲での攻撃は?」
蒼影「起動前に技術者が全員死亡おそらく内部に侵入されていたかと」
綾音「避難所は?」
蒼影「全くの不明です」
綾音「たぶん教会側とファルムス王国かなとは思うけど」
綾音「対人、対国家にICBMは使いたくない」
綾音「とりあえず結界を張っている起点座標は蒼影達の端末に送った、これで無力化してくれ」
蒼影「御意」
綾音「私はアンチマジックエリアの破壊するね」
蒼影「わかりました」
蒼影達は指定座標に向かい外装の結界を解除
綾音、クデュック内に潜入
綾音「すごい被害あったみたい」
カエデ「内部センサーの通信をキャッチ、人口の9割死亡」
綾音「フルポーションの残量は?」
カエデ「使用率99パーセントほぼ残ってません」
綾音「これは!?」
そこには無惨にも切り捨てられたりした死体が多数
綾音「酷い」
すると紅丸と思われる爆発が
綾音「行くか」
すると紅丸とヨウムが戦闘になってる
綾音「理由はなんであれ同士討ちは憲法違反よ」
綾音「まあ非常事態だからあれだけどそれで何が?」
紅丸「このアンチマジックエリアの元凶がそこのミューランという女の魔法の結界でして逮捕しようとしたところヨウムと戦闘になりました」
綾音「これはなにか裏があるわね」
ヨウム「綾音さんすまねあんたを裏切る気持ちはこれっぽっちもないただこのミューランを助けたいんだ」
綾音「わかったまあとにかく事情聴取したいからきてくれない?」
ヨウム「わかった」
綾音「人工心臓って人数分ストックある?」
カエデ「ええもちろん」
綾音「わかった」
官邸
綾音「ヨウム達には悪いけど抑止力になってもらわないとただの非殺傷国家ではないと」
ヨウム達を別室に呼び出し
綾音「あなた達には申し訳ないけどミューランを刑に処すことになった」
ヨウム「それってどういう」
綾音「落ち着いた聞いて」
綾音「私の国は死刑及び残虐な刑罰は禁止してる」
ヨウム「ああ」
綾音「だが非常事態っていうのもある。さらに被害が人口の9割というとてつもなく大きくなっている」
ヨウム「ああ」
綾音「国民的には実行犯を刑に処せって思ってると思う」
綾音「だから極刑に処すことになった」
ヨウム「嘘だろ!!!!」
ヨウム「嘘だと言ってくれ!!!!」
綾音「最後の晩餐を済ませてくれ決行は明日だ」
ヨウム「なあ本当に極刑なのか?」
綾音「ええ」