―紅い翼の悪魔が襲い来る。
ああ、もうだめだ。ワシは死んでしまう。あの役立たず共、老人を殿にする勇者パーティーがどこにいる。
既にこの世界の魔物と人類の勢力図は終わっている。世界最強の盾として12騎士に数えられたワシもこうなってはなにも出来はせん。
「孫よ、お前にだけでも最後に_____
―閃光と共に、この世界有数の聖騎士、ガレリア・スヴェルトセラフは消え失せた。
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2×××年 北陸エリア 旧西区
「あかねー!明日の午前中マスタードーナツ食べに行かない?クーポンあるんだけど」
「良いよ。でも午後から[ストスマ]の大会行かなきゃだから、朝イチね」
「あー、言ってたアレ?おけ、りょかい。勝てたら報告、よろしくね」
そんな感じのメッセージを送りあった。明日は[ストリートスマッシュ]の地方予選だ。あの任天丼オールスターの格闘ゲームでついにここまで登り詰めた。性別的にも同性は少ないだろうし緊張するけど、絶対絶対勝ってやるんだ。そう思いながら、スマホを握りしめた。
簡単に自己紹介しておくよ。わたしの名前は諏訪あかね。ただの女の子に擬態しているのじゃよ!あっ、、、???。ごほんっ…………ごめんね。なんか時々無自覚に変な人格がでるんだよね、多重人格ってよく言われるよ
わたしね、もともとはストスマでも全然勝てなくて。勉強も運動も普通で日常でも何をやっても冴えなくて。でもね、ある日交通事故にあってから見える世界が変わったの。
死にかけたけど。わたし以外の身内はほぼ居なくなっちゃったけど。。
…それから、ネット対戦でも勝率が上がってきたよ。徐々に配信者にも勝てるようになってきて、今は二回目のオフライン大会に参加中。オンラインでの予選を勝ち抜いて、明日はいよいよ地方予選。これに勝てば都内での本戦に参加できる。
まぁ、オフだし。確かにこのゲーム、凄くコマンド入力早いけど…。…
…まただ。また確実に覚えのない記憶だ。今までは夢って誤魔化してきたけれども、ここまで鮮明になればいい加減疑わざるを得ない。なんなんだ。
こんなに早く体を動かした記憶はない。生まれつき体の弱いわたしは今までも体育で良い成績を残せたことがなかった。
まぁいい、いい加減寝よう寝不足になる。
「負けないよ、わたしは。」そう、呟いて眠りに落ちた。
―そうだ、ワシらは負けてはならない。紅き翼のやつがこの世界に来た。止められるのはお前しか居ないのじゃ
____いや、だれだよお前____
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序章 終
なんというか初執筆で、小説家って凄いなぁって思いました。一緒に頑張っていけたら良いですね