個性「スマブラ」   作:WINDY

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モタモタしてると置いてくぜ!!

 

受験生たちの真横を風が通り過ぎる。一体何が通ったかは全く分からない。

唯一見え、理解したことは

 

 

 

--小さな青い何かが最高のスタートをしたという事だけ

 

 

 

「どうしたぁあ!?実戦じゃあカウントなんざねぇんだよお!!走れ走れ!!」

 

 

 

-そして気づく

 

 

 

「賽はもう投げられてんぞ!!?」

 

 

 

-出遅れた事に

 

 

「やばい!!どけよ!!」

 

「服引っ張んじゃねえ!!」

 

「クソ!!前が見えない!!」

 

結果はこの通り足の引っ張り合い。

結局はもっと遅くなっている事に気づきもしない。

 

そして中の様子は……

 

 

(よし!!こいつが正解だな!!)

 

今回の変身ファイターは、

世界最速のハリネズミでお馴染みの「ソニック」である。

 

このファイターの特徴はただただ速い。走行速度は全ファイターで1位だ。

速いということは奇襲はもちろん、逃げることも一流。

ヒットアンドアウェイが持ち味のファイターである。

 

気になるところは、スピードを活かした攻撃自体の威力はあまり高くない。

最終的には、「バックスピンキック」などの蹴り技や「グルグルパンチ」などで決めるのである。

しかし今回はそのような技を使うことは少ないだろう。それは

 

(ロボットが思っている以上に柔らかい…これならスピン攻撃で轢いていける。)

 

「スピン攻撃」

丸まりながら突進する技である。スピンする時間の限界はあれど、

敵を倒したことを確認したあとすぐに攻撃をキャンセル、

そしてすぐにスピンをすることでほぼほぼノータイムで転がり続ける。

 

「標て((ドーン」

 

「ブッコ((ドーン」

 

「遅すぎだぜぇえ?」

 

そんな感じで煽りながら走り回っていると、わずか2分で60Pである。

そこからどんどんポイントを稼いでいると

 

「痛ったー…」

 

(ん…)

ただただで走り回っていると、明らかにロボットではない声が聞こえた。

通り過ぎたところをUターンし、足を瓦礫に挟まれた受験者を見つける。

 

「Hey girl !!その瓦礫ぶっ飛ばすからじっとしてな!!」

 

少女は、いきなりの登場にビックリしたが、こう答える。

「え……でも時間があと少ししか……」

 

そして、グルグルと腕を回しながらこう言った。

 

「安心しな!!ポイントは十分に稼いだし、それに俺はヒーローだからな!!」

 

そういい瓦礫にパンチを叩きつけ粉々に破壊する。

そして少女が立てたことを確認すると、突然大きな揺れが発生する。

そちらを見ると今までとは比べ物にならない超巨大ロボットが現れた。

 

(あれが例の0Pロボットか!デカすぎんだろ!)

 

(でも、あれならいける!)

 

そういい0Pロボットの方に向かう準備をする。

 

「アンタあれに挑むつもり?」

 

「当たり前だぜ!俺はヒーローだからな!」

 

「それでも…」

 

「俺には"切り札"があるって言ったらどうする?」

 

「え?」

 

「それじゃあな!!」

 

「待って!!アンタ名前は?」

 

「俺の名はソニッ……いや桜井創だ!!よく覚えておくんだな!!」

 

そういい走り去っていく。ものすごい速さで。そして少女は気付く。

(青くて……速い……まさか最初の!!)

 

 

 

 

誰もが逃げ惑う。災害から己の身を守るために。

それはそうだ、自分の命が1番大事に決まってる。そんな中

災害に向かって走る姿が見える。真っ直ぐではなく蛇行しながらだ。

普通の人なら意味が分からないところだが、桜井創は

 

(中に怪我人がいないか確認しないと)

ってな感じで一瞬で建物に入り人がいれば声をかけ、ダメそうなら救助要請を送る。

 

そしてやっと地震源にたどり着き息を整え、目を閉じる。

…すると何かが体から出てくる。

それは虹色に輝き、十時のマークがついている。その名は

 

-スマッシュボール

 

遠くの方から見ている他の生徒たちは唖然とする。

いきなり巨大ロボットの前に現れ、突っ立っていると思いきや体から何かが出てきたのだ。

しかしその玉は、すごく綺麗でまるで宝石のようだと思っていたらいきなり砕けた。

いや、殴り壊したのだ。

 

(((((壊すんかい!!)))))

 

それもそのはず、その玉を使って攻撃すると思いきや壊したのだ。

刀や剣を壊したに等しい行為をしたと"勘違いしている"。

 

そして気付く。壊したやつの体が光って周りが少し暗くなっていることに。

すると突然声が全体に響いた。

 

「決めてやる!!!」

 

そして7色の宝石が集まり光が消えると、

金色の戦士が誕生した。

 

最後の切り札

 

「スーパーソニック」

 

そこからは一瞬の出来事、

金色の戦士が浮かび上がるとそのままロボットに突っ込む。

そして、いとも簡単に貫通する。それを何回も繰り返し繰り返し

元の立っていた場所に戻ってくると同時に、

巨大ロボットは原型をとどめることが叶わず、崩れていく。

金色から元の青色に戻っていたものがロボットを背に一言。

 

「A piece of cake!楽勝だぜ!」

 

そして試験が終了した。

 

 

 




はい!今回のファイターはソニックでした!
一言一言明らかに煽っていけど中身はいい子なんですよね。
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