その日から、晴風は日本武尊の護衛を受け小笠原諸島沖を航行していた
日本武尊 艦橋
これからのことについて色々と考えていると
香織が「海上安全委員会の広域通信です。」と恐る恐る紙を渡して来た。
それを読むと艦橋が恐ろしく冷え切った雰囲気となった
ふと、晴風の方をみると明かりがついていたので
「あれ?なんで電気が付いているんだろう?」
「あかりを全部消してって言っといて」
発光信号でそう伝えると晴風の航海灯も含め明かりが全部消えた
「しかしこう見るとあの船ってとても大きいですよね」
納沙がそういうと
「排水量も主砲の口径も教えてくれなかったしね。」
と明乃が言って
「あぁ、私もああゆうの撃ちたいなぁ。」
とそれに続くように西崎も言った
「と言うか、そもそもあの船って見たことあります?」
納沙がそう言うと日本武尊から発光信号があり環境や航海灯の消灯を指示してきた。
向こうのほうが経験があるので何か理由があるのだろうと思い全ての明かりを消した。
「うわ!暗っ!」
あまりの暗さに西崎が驚く
「そのうち慣れますよ」
と納沙がいった
通信室にいた八木は広域通信を受信した、しかしその内容はとても信じられない事だった
『現在、横須賀女子会用学校の艦艇が逸脱行為をしており、同校すべての艦艇の寄港を一切認めないよう通達する。また、以下の艦は抵抗する様なら撃沈しても構わない、航洋艦晴風!』
その電文にとても驚いた。
日本武尊の艦橋では全員が怒りの雰囲気になっていた。なぜなら特に確証もないのに勝手に反乱と、決めつけた新入生の船を撃沈させる命令をした委員会にとても怒りを覚えた。
「何が反乱だ確たる証拠もなく勝手に決めつけている政府のブタどもが」
「ホント、良い加減にして欲しい物ですね証拠不十分で決めつけるなんて、しかもまだ高校生になったばかりの子達を。」
「取り敢えずアイツらには冷や水を大量にかけないとですねぇ。」
と艦橋ではどう委員会を貶めようかと考えていた
その頃晴風の艦橋では
「げ・・げき・・」
撃沈落ちう言葉を聞き、固まる立石
「撃つのは好きだけど、撃たれるのはやだ〜」
西崎は他の艦から、撃たれると思い頭を抱えていた
「何処の港にもよてないって事?」
「そう言う事だ、」
「私達完璧にお尋ね者になってるよぉ〜!!」」
現状を理解し泣きながら鈴は操舵輪を握っていた
「もしかして、武蔵も同じ状況かも・・・だから、非常通信を送って来たのかも」
「こっちと違って、簡単に沈むような艦じゃない」
たしかに武蔵は戦艦だから簡単には沈まない。だが。もえかがいたずらで、救難信号を出すはずが無く今すぐににも助けに行きたいと思っていた。
「でも助けを求めていた・・・・だから・・・」
「我々の方が、助けが必要だろう!」
しかし、今の晴風の現状は撃沈命令が出ており何処の港にも寄港出来ないでいた。
「ともかく、実技試験もしていない私たちがどうやって助ける気だ!海軍の人たちも言ってたように学校へ戻る方針を変えるべきでは無い」
真白の言う通り、私達はまだ海に出て日の浅い、いわば雛鳥のような物。
ろくに訓練もせず救助にいくなど無謀そのものである。
「で、でもだいじょうぶなのかな」
と、鈴が不安そうに声をあげた。
「何が?」
「だって、撃沈命令がでてるんでしょう?あの、海軍さんがいきなり攻撃してることも何てことはないよね?」
「いや、それは無いと思う。」
「どいして?」
即答した真白に明乃が7問をした。
「母から聞いた事なんだが、昔から海軍はブルーマーメイドとは仲が良いが海上安全委員会とは仲が悪らしいんだ。 まぁ、理由としては大体委員会のほうが悪いらしんだがな。」
「へぇ〜」
海軍と委員会が仲が悪いという事を知り、あの人達が学校まで自分たちを守ってくれることに甘えて自分達はこのまま学校へ戻る事を決めた。
「それじゃあ学校に戻ろう」
「うぃ」
明乃の意見にみんなが同意した。
「じゃあ艦橋に私が入るから、みんなは、休んで。」
明乃がそう言うが
当直表を見せながら
「今日の当直は私と鈴ちゃんです。」
と言って見せて来た確かにそこには納沙と鈴の名前が入っていた
「正しい指揮をするには、休むのも必要だ」
「私は大丈夫だから・・・」
「いいから休んでください!!」
「うぅ〜分かったよ、しろちゃん」
このままにすると先を見てやって来そうだったので真白が部屋までついていった
日本武尊 艦橋
「軍令部とソナー班より、連絡がありました!」
と通信員が艦橋に来て報告をしに来た、その時の当直である香織が聞いた
「なんだ?」
「はっまず軍令部からは今後の作戦内容についてと、ソナー班からは我が艦の後方から東舞校所属の伊201の推進機音を探知したとの事であります」
「了解した引き続き警戒をしてくれ。」
「はっ!」
そう言って下がっていった。
静の士官学校時代は必要か否か
-
読みたい!!
-
要らない