ハイスクール・フリート 菊の艦隊   作:Aa_おにぎり

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買い出し

教室に集まった生徒たちは突然の招集に何事かと思い、教壇に立った和住が理由を説明し始めた。

 

「日本トイレ連盟によると女性が一日に使うトイレットペーパーの長さの平均は12.5m。晴風のクラスは全部で30人航海実習は2週間続く予定だったので、余裕を見て250ロールは用意していたんです・・・それが」

 

そう言うと和住が手でばつ印を作り

 

「もうトイレットペーパーがありません」

 

『えぇ〜!!』

 

教室の中でクラスメイトは驚愕した。

 

「誰がそんなに使ったの!?」

 

と駿河がクラスメイトに誰が使ったのか聞いた

 

「このクラス、トイレ使い人ばっかなの?」

 

同じ機関科の広田はそう言ったが現実的に考えて可能性は低かった。

 

「一回10cmにしたら?」

 

「えぇ〜困る〜」

 

伊勢がそう提案するも若狭がそれを却下した

 

「誰よ!無駄にいっぱい使っているのは!」

 

そう言って西崎が立ち上がり犯人を探した。

 

「ああ〜でも私、トイレットペーパーで鼻も噛んじゃいますねぇ〜」

 

そんな中、納沙がトイレットペーパーを使っていたことを自白した。

それに続いて

 

「すいません!私、待ち込んだティッシュがなくなったので一個通信室に持ち込みました。」

 

と八木も告白をした

 

「そういえば食堂でも見たよ、ロール」

 

「ちょこっと拭くのに便利なんだよね」

 

「うん、便利便利!」

 

と杵崎姉妹が白状をした。

 

「ったく、どいつもこいつもすっとこどっこいだな!!」

 

とマロンが呆れながら鼻を鳴らした

 

「如何しよう・・・無くなったらトイレ行かなるのかな。」

 

と、鈴は心配をしていた

 

「それもこれも日本のトイレットペーパーが柔らかすぎるから!ついたくさん使ってしまうんだ」

 

ミーナは立ち上がりトイレットペーパーの力説をし始めた。

 

「蛙鳴蝉操」

 

とトイレットペーパーで論争している様子を見て美波がボソッと呟いた

 

「戦争だと!」

 

ミーナは戦争という言葉だけに反応した。しかし、「せんそう」は「せんそう」でも戦う方ではなく

 

「意味は『五月蝿いだけで無駄な論議』って事です。

 

このままでは埒があかないので

 

「艦長、まとめてください」

 

と真白が明乃に事態の収集をお願いした

 

「え!?・・・ん・・・みんな落ち着いて!」

 

「みんな、他に欲しいもの、必要なものはない?」

 

と言ってクラスメイトを黙らせ今、必要なものを聞いた

 

「魚雷!」

 

「ソーセージ!」

 

「模型雑誌!」

 

「真空管!」

 

とクラスメイトからは必要ないものばかりでた。

 

「えっと取り敢えず海軍の方からもらえないかきてみませんか?」

 

「うん、そうだね。」

 

と真白が言って明乃が賛同した。

 

 

 

 

しかし返答は、

 

『えぇ、向こうもないの!』

 

とクラスメイトが驚いた

 

「まぁ、向こうも試験航海であまり必需品を搭載をしていなかったみたいですからね。」

 

と納沙がそう言って物資が少ない理由を話した

 

しかし、肝心の問題が解決せず、真白は

 

「トイレットペーパーが無いとこの先の問題が解決しません!!」

 

「そ、そうだね・・・燃料・弾薬は学校経由じゃないと補給できないから、トイレットペーパーや薬品、衛生面に関わるものの補給を念頭におこう」

 

「でも、位置がバレるから通販できないんですよ」

 

問題はどう補給するかだが

通販は位置が特定されるので使えず

今、横須賀女子は全艦学校以外での寄港は禁止されている。

 

すると西崎が

 

「買い出し行こう、買い出し!」

 

西崎の言う通り、何処かで補給をしなければならない

 

「買い出し?」

 

西崎の買い出し案に納沙が近くの買い物ができるところを探した。

 

「ここにオーシャンモール四国沖店がありますけど・・・」

 

と言って補給できそうな場所を見つけた

 

「買い物・・行きたい、行きたい」

 

「日焼け止め忘れちゃったし・・・」

 

「私もヘアコンディショナーなくなっちゃった。みんな私の使うんだもん」

 

 

 

その頃日本武尊では

 

「晴風から通信です」

 

「何と言ってきた」

 

「はっ!トイレットペーパーを少し分けてもらえないかと。」

 

「それは無理だ、こっちだって無いんだから。」

 

そう言って静はトイレットペーパーは渡せないと通信をしたすると晴風から通信がさらに入った

 

「通信、此方も買い出しについて行ってもいいかと」

 

その通信に静は頭を掻いた

 

「艦長、此方はもう準備ができましたが。どうしましたか?」

 

「晴風が着いて行きたいってさ」

 

そう言って静は買い出しに行く前田と一色をよんだ

 

「お呼びでしょうか司令」

 

そう前田が言うと静は

 

「君たちには万が一のために銃の携帯を許可する」

 

その言葉に二人は驚いたそう言うと静は理由を伝えた

 

「多分、あう言うところにはブルマーが這っていると思う。それに未確認情報だが委員会の連中が探っているらしい、一応陸軍とも連絡がついていてまっすぐオーシャンモールに行くらしいけど万が一のこともある、だから銃の携帯を許可します。」

 

「了解!」

 

 

 

 

 

 

そう言って前田たちは私服に着替え晴風のスキッパーと一緒に内火艇でオーシャンモール四国沖店に向かっていった。

静の士官学校時代は必要か否か

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