ハイスクール・フリート 菊の艦隊   作:Aa_おにぎり

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採血

間宮と明石の補給をする頃、晴風の倉庫では

 

「ごめんね、疑いが晴れるまで少しの間ここにいてもらう事になるけど」

 

そう言って倉庫に通された明乃としては家族を軟禁する事はとても辛い事だった。

 

「うぃ」

 

と、立石は一人で倉庫にいられるか心配をした。

 

「あの・・艦長・・私も一緒に。」

 

「メイちゃん・・・」

 

芽依も立石を1人で倉庫に入れるのは心配だったので自分も倉庫に入ると言った

 

「何を言っている?意味もなく拘束するわけには・・・」

 

と真白は西崎の我儘に反対したが

 

「じゃあ、メイちゃんはタマちゃんの監視役としてそばにいてくれる?」

 

と、西崎と立石を一緒にいる事を許可した

 

「了解」

 

「ま、まぁそれなら。」

 

と、真白も許可をした

 

「取り敢えず、やる事もないからトイレットペーパーでも詰めておけ。」

 

そう言って、買ったトイレットペーパーを箱の中に詰めていった。

 

「ほいほーい」

 

「緊張感にかける・・・」

 

西崎のゆるゆるな雰囲気に真白は呆れた。

とは言っても、なぜ立石が発砲したのかを聞くために平賀と静は晴風に来ていた。

 

「こちら海上安全整備局、安全監督室情報調査隊の平賀二等監察官。」

 

と言って明乃は平賀の紹介をした

 

「この度は誠に申し訳ありませんでした。」

 

と言って真白は深々と頭を下げた

 

「あ、あの姉さんの、いえ・・宗谷 真霜の居る部署ですか?」

 

「ええ、私は、宗谷一等監察官の命令であなた方に接触したんです」

 

「シロちゃんのお姉さんってブルーマーメイドだったの!!」

 

「あ、ああ・・・」

 

と真白は小さく頷いた。そして、平賀は現状を報告した

 

「現在、海上安全整備局は猿島の報告を鵜呑みにし、晴風が反乱したと言う情報を流しています。ですが、我々、安全監督室の展開は異なってい ます。」

 

「え!?」

 

「宗谷校長も宗谷一等監察官も自衛のためにやむ終えず交戦したと推測しますが、間違いありませんか?」

 

「はい、間違いありません」

 

「そうですか・・・それで、今回発砲した生徒は?」

 

「取り敢えず身柄は拘束してあります」

 

「そう・・・・」

 

「すいません、普段は大人しくて、あんな攻撃するような子じゃ無いんですけど。」

 

「また、戦闘になると思って気が動転したのかもしれないわね」

 

そう言って立石達の居る倉庫へと向かおうとした時、突如平賀達は呼び止められた

 

「ちょっといいかい?」

 

振り向くと静が立っていた、平賀達は階級に驚くと

 

「何で御座いましょうか、中将殿?」

 

「これを宗谷一等監察官と宗谷校長に渡してもらえる?」

 

と言ってUSBを手渡した、

 

「これは?」

 

「できればオフラインで見てくれ」

 

オフラインで見ろ、と言う事はそれだけ他で見られると不味いものがこのUSBに乗っている事を裏付けるものだった。

 

「了解しました、これは直接わたしから直接宗谷一等監察官にお渡しします。」

 

と言っていったん船方に向かって行った・・・

 

 

 

「出来れば先程発砲した生徒の血液採取と先ほど報告にあった捕まえたネズミとやらを渡してもらって良いかい?理由は後から説明するから」

 

と言っていたので、明乃達は急遽、美波を呼んで立石達のいる倉庫へと向かって行った

 

 

 

 

 

 

倉庫では西崎や立石がトイレットペーパーを段ボールに詰めていた

 

「しばらく拘束されるのは仕方ないよね〜・・・まぁ、私も付き合うからさ〜」

 

「うん・・・」

 

立石は、自分のせいで大勢の人をに迷惑をかけてと思いとても落ち込んでいる様子だった。

 

「いやぁーいい撃ちっぷりだったよ〜タマ。引っ込み事案な砲術長だなぁ〜って思ったけど見直しちゃった!」

 

落ち込んでいる立石に西崎は元気付けようと励ました。

 

「でも・・・何で・・あんな事したんだろう?」

 

立石自身も発砲した瞬間もあまり覚えていなかった

 

「心に撃て撃て魂があるんだよ!!」

 

「?」

 

西崎の言葉に首を傾げていると、倉庫のドアがノックされ明乃達と美波が何かのカバンを持って来て入ってきた。

 

「タマちゃん、あれから変化はない?」

 

「うぃ」

 

「うん、大丈夫そうだよ、さっきも元気だったし」

 

「そっか〜、じゃあ美波さん、お願いできる?」

 

「わかった」

 

そう言って鞄の中から注射器を出した、それを見た立石は顔を青くして後退りをし始めた。

 

「タマちゃん大丈夫?」

 

そう言いながらも明乃達は立石の腕を掴んだ。そのあと倉庫からは絶叫が聞こえたと言う

静の士官学校時代は必要か否か

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