ハイスクール・フリート 菊の艦隊   作:Aa_おにぎり

38 / 124
休憩

アスシオン島沖

 

 

 

 

 

ブルーマーメイドの艦隊が消えた学生艦を探しているのと同じように東舞校の教員艦も捜索をしそのうちの一隻が武蔵を発見した。

 

 

 

東舞校所属 あおつき 艦橋

 

「教頭先生、哨戒船より入電です。発5分隊二号船宛旗艦あおつき。武蔵を発見。北緯19度41分東経145度0分で巡行中。無線で呼びかけるも応答なし。ビーコンも反応無しなので電装系の故障でしょう。」

 

あおつきの副長が報告をした

 

「武蔵の位置を横須賀女子海洋学校に伝えろ。まあ、見つかってよかった。随分と心配しただろうな、生徒との安全確保は最重要だと言うのに、複数同時に実習艦が行方不明になるとは・・・」

 

「幸い伊201に乗艦していた我が校の生徒達は全員無事に救出できましたが・・・」

 

「晴風は教員艦との撃ち合いにもなったと言うし・・・いったい何が・・・いや何が起きたにせよ、直ちに武蔵の保護に向かおう。」

 

「哨戒船を呼び戻せ。」

 

 

 

 

 

 

その頃ある島では二隻の船が停泊していた

 

晴風のみんな各々の時間を楽しんでいた。あるものは日光浴をし、ある物はパライリングをしていた。

 

「こんな事をしていていいんでしょうか」

 

と真白が呟くが

 

「みんな猿島の時から緊張していたからいいんじゃないかな?」

 

「はぁ、静さん達は今も仕事をしているのに・・・」

 

と言って日本武尊を見た

 

 

 

 

 

一方日本武尊では松花の試験飛行の準備をしていた。

 

「どうだい?調整の方は。」

 

「これは司令長官殿、はい!十分に。」

 

そう言って一人の隊員が言った

 

「まもなく試験飛行もできると思います」

 

そう言うと静が

 

「じゃあその時はお願いね」

 

「はい!」

 

そう言って格納庫を出た

 

 

 

 

 

艦内を歩いていると

 

「・・・ねえ、静ちゃんなんか臭わない?」

 

と香織が言って匂いを嗅ぐと確かに何か磯臭い匂いがした

 

「どこから匂っているんだろう?」

 

そう言って匂いのもとを辿っていくとそこには『医務室』と書かれた部屋だった。

 

「ねえ、香織ちゃんまさかだけど・・・」

 

そう言うと中から二人のガスマスクをつけた男女が出てきた。言うまでもなく出てきたのは佐渡と美波であった。

 

「おお、しれ・・・艦長ちょうどいいところに来てくれました、あのネズミについての報告です」

 

と言って数枚の紙を渡した、それを読むと静は佐渡に返した。

 

「なるほど、あとはワクチンを作るだけですか」

 

「ええ、でもこのウイルスはどうやら海水をかけると消滅してしまう効果があるみたいなんです」

 

「海水を?なんで?」

 

静は海水をかけるとウイルスがなぜ消えるのかを聞いた

 

「さあ、まだそこまでは分かりませんが恐らく海水に含まれるマグネシウムが反応しているものだと思います。」

 

と言って去っていった。

 

 

 

 

 

 

次に出向いたのは食堂であった、其処には田嶋さんの他に晴風の杵崎姉妹や伊良子がいた。

 

「田嶋さ〜ん、あれ?君たちは晴風の・・・」

 

「はい、私達は晴風の杵崎 ほまれと杵崎 あかねと伊良子 みかんです」

 

と言って自己紹介をした

 

「私たちは今ミーナさんの歓迎会用のケーキを作っているんですよ。」

 

と田嶋が今ここにいる理由を伝えた。

 

「なるほど、じゃあ歓迎会に私も参加しようかな。」

 

『はい、ぜひ来てください!』

 

そう言って私と香織は急遽歓迎会に参加することにした。

 

 

 

 

 

その頃晴風甲板では

 

真白と明乃が晴風の甲板で海を見ていると後ろで駿河達が星座占いをしていた。

 

「明石と間宮は着いたかな・・・・」

 

「え?」

 

「武蔵の所に・・・」

 

と言って武蔵の心配をした。そんな中後ろでは・・

 

「えっと・・今月の運勢は・・・」

 

「あ、さそり座は9位」

 

「おうし座は11位か・・・」

 

「まあ、ビリじゃないからいいんじゃない?」

 

「ちなみにふたご座は何位だ?」

 

と、真白は聴くと

 

「12位、特に水辺では運気が下がります」

 

「・・・・」

 

やはりか、と思っていると突如水がかかった。

 

「あっ・・」

 

「・・・・ついてない」

 

といって真白は濡れた髪を持ち上げた

 

「凄い!当たってる!!」

 

「あ〜心理テストもあるよ宗谷さんやってみる?」

 

と伊勢が進めるが

 

「やらん!!」

 

と言って着替えに行った

 

「それじゃあ、知床さんやってみる?」

 

「わたし!?」

 

と、たまたま近くにいた知床に伊勢が進めた。

 

 

 

 

 

時間となり静と香織としおりとみかが内火艇に乗った。なぜしおりとみかがいるかと言うと、食堂の近くに行った時にたまたま晴風の歓迎会の話を聞き自分たちも行きたいと駄々をこねたのだ。

 

「ねえ香織ちゃん、しおりちゃんってあんな駄々こねる子だったっけ?」

 

と静が香織に聞いた

 

「さあ?前からあんな感じだったような気はしますけどね。」

 

としおりの変化はわからないと返したが、香織はなぜしおりがあんなにも性格が変わったのかの理由を大体わかっていた

 

『多分あなたがしおりに寄り添ったからだと思いますよ。』

 

そう思いながらしおりを見て晴風に向かって行った。

静の士官学校時代は必要か否か

  • 読みたい!!
  • 要らない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。