私、知床は今、絶賛ショックを受けています。なぜならさっきやった心理テストで『真面目系クズ』と言う結果に沈んでいます。そんな時いきなり声をかけられ思わず変な声が出てしまいました、声のした方を見ると、そこには紺色の服を着た女性が立っていて。「どおしたの?」と言われて誰か分からず困っていると
「ああ、私?私はね〜日本武尊航海長 鈴木しおりだよ。」
自分と同じ航海長・・いいなぁあんな感じで、なんて思っていると心を読んだのか如く
「何、私も初めは貴方みたいな感じだったんだよ」
「えっ!」
私は思わず声に出てしまった、あり得ないと思ったからだ。するといきなりスマホから写真を出し
「ねぇ、私どこにいると思う?」
と言われて写真を見ても何処にもいないように感じた、しかししおりさんに「ここだよ」と言われて写真を見ると、明らかにおどおどとした様子で顔を赤くしている女性がいた
「まさかこの人ですか?」
余りにも今と違うので嘘を言っているのではないかと、思ってしまった。するとしおりさんは私にこう言った
「実はね、私の実家は神社なんだけど私よりも妹の方が巫女に向いていてね。小さい時から周りの人から色々と言われてきたんだよね。」
そう言って色々と言ってくれた
〇〇神社で私は長女として産まれたの、家族や妹からは「大丈夫何かあったら私に言って、すぐに駆けつけるから」と言われていたが親戚や、神社の職員からは『使えない子』や『不良品』などと言われ、いつしか私は人の言うことが怖くなってしまった。また文句を言われるかもしれない。そんな恐怖が心の中で渦巻いていた。そんな日々を送っていると、ある日突然父から「しおり、もしここにいるのが嫌なら。士官学校に行くのはどうだ?」といきなり言われ、「どうして?」と返すと「いや、俺が昔海軍にいたからそのれでどうかなって思っただけさ。」そう言って話を続けた。その時、私は『士官学校か・・・』と思っていた、そう言えば思い返すと、私はいつも海辺の公園で海を眺めていた。そしてそのまま私は士官学校の試験をして操艦に関してずば抜けていい成績だったので、私はそのまま航海科に配属され訓練をし、いくつかの艦を回ったある日、私は軍令部から転属書を渡され、何処に配属されるかと思っていると、聞いた事もない艦でしかも其処の航海長をする事となり。待合室に行くと既に多くの人がおりビクビクしながら中に入り待っていると最後に今の艦長となる静と出会った。
「〇〇神社・・・」
そこは知る人ぞ知る神社で政治家や実業家などがお忍びで参拝に来るほどの有名な神社であることを知床は知っていた。
「で、その後はどうなったんですか?」
「その後はね・・・」
艦に乗るとまず静から言われた事は
「無理をしない事、困ったらパブに行くか、私に相談する事」
と言ってみんなは笑っていたが私は笑えなかった。
いつものように仕事をしていると西崎に無理やりパブに連れて行かれ無理やり酒を飲まされて酔った私は今までの事を全部言っていたようで、そのあと艦長から「いままで辛かったんだね、よしよしここには君を責める人はどこにもいないよ。ここだは自由なんだ、どんな事でもやって良い、自分の好きなように生きれば良い。」と盛大に酔っ払いながら言っていた。私はの言葉に思わず泣いてしまった。その時に私はなにか吹っ切れたような気がした。次の日から私は好きな事をしていくと決めた、そして艦長のような人になりたいと憧れるようになった。後日、あの事を聞いても本人は全く覚えていなかった。
「て言うことがあったのよ」
「へえ〜」
「晴風の艦長は自分を投げ打つことがあるだろうけど決して見捨てることはない、だから彼女のことを信じてこれから行くと良いわ。」
そう言ってしおりは去っていった。
その後ろ姿はとてもかっこよく見えた。
静の士官学校時代は必要か否か
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読みたい!!
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要らない