『教官!』
真冬の言葉に明乃達は驚いた
「教官って、まさか静さん達が!?」
「全然教官みたいな雰囲気無かったのに!」
と、言って全然教官をしていた雰囲気がないと感想を述べた
「ええ、一時的に教官をしていたのよ。その時に私は剣道を、前田くんは格闘術を教えていたのよ」
『へぇ〜』
と、静達の昔話を聞いて明乃達は納得していた
「さてと、真冬くん、君は今何をしようとしていたのかな?」
と言って全く笑っていない顔で真冬に向いた
「あ、あのですね・・・い、今・・・ひ、久々に・・・い、妹に・・・あ、会えたので・・・」
「じゃあその手は何?」
と言って真冬の手を見た、するとその手は先程のセクハラをしようとしたままの状態で固まっていた
「こ、これですか?・・・これはですね・・・ちょっと・・・」
「ちょっと何をしたかったの?」
「い、いえ!何もありません、し、失礼しました!」
と言って去ろうとしたが静に首根っこを掴まれてしまった
「まだ、話は終わってないでしょう。」
「ひっ!?」
「じゃあ、取り敢えず来てもらおうか。まずはその腐った根性を叩き直すとこからだ」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!助けて真白ろぉぉぉぉぉぉ」
と言って泣きながら静によって何処かに連れてかれていた
「ね、姉さんがあんなに懇願するなんて。いったいどんな事をされたんだ・・・」
生まれて初めて見た真冬の顔に真白はいったいどんな事をされたのか気になった
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ほれほれ、まだ足りんぞ。ほれ、あと30回。」
と言って真冬は信管を抜いた砲弾を4個担いで腕立て伏せをしていた
「うわぁ・・・」
そんな様子を艦橋から明乃達が見ており、その様子はさながら鬼に見られて苦行をしている罪人のようであった
「姉さんか真っ白になって帰ってきたのはこれが理由が・・・」
と言って真冬が過去に体が白くなってほぼ死んだ蛾のような見た目をした真冬を思い出していた
「お願いしたら護身術でも教えてもらえるだろうか・・・」
真白はよく真冬にセクハラされるので護身術を習えば少しは解消されるのではと思い後日実際に静にお願いして護身術を習ったのであった・・・
暫くし、真冬の地獄の特訓が終わり真冬が解放されると今後のことを明乃に聞いた
「これから、比叡を寄港する、お前達はどうする?」
「私たちの任務は行方不明艦の捜索です、クラスメイトに依存がなければ私たちは引き続き捜索を行います。」
というと
「よーし、よく言った!ただ無理はするな、無理と思ったらすぐに連絡しろ!本来、これはブルーマーメイドの仕事だからな!」
「はい!」
「まあ、まずお前さんの場合はその腐った根性からだな」
「か、勘弁してくださいよー」
と言ってその姿に明乃達は笑い晴風達は出発しようとした時、八木から報告があった
「艦長!広域通信に多数の報告あり!」
と言って明乃と真白と真冬と静は紙を見た
「南方200マイル アドミラリティ諸島と北東300マイルトラック諸島沖か・・・」
行き先は二つあったまずはアドミラリティ諸島もう一つはトラック諸島沖だったどちらに行こうか考えていると
「よし、私たちはトラック諸島に向かう、お前達は近場のアドミラリティ諸島に向かってくれ!」
「分かりました!」
と言って晴風は護衛の日本武尊と共にアドミラリティ諸島に向かっていった
その頃べんてんでは・・・
「いやー、まさか教官に出くわすとは・・・」
「相変わらず艦長は悪運が強いですなー」
「うるさいやい」
とべんてん副長に言われ言い返し艦長席に座ると
「しかし、なんかおかしかったなあー」
「ん?何がですか?」
「いや、なんかさっきあった教官が変だなーって思ってよ」
「何処がですか?」
「いや、なんかうちらに隠し事があるみたいな・・・まあ、気のせいだろう」
「そうですか・・・艦長、進路はこのままトラック諸島沖でいいですか?」
「嗚呼、向かってくれ」
「了解」
何かモヤモヤとした疑問が残ったがそんなことは忘れて目撃情報のあったトラック諸島沖に向かった・・・
その頃の日本武尊 艦長室
「そうですか・・・了解しました。この任務が完了次第直ちに戻ります、はい、では。」
と言って静は電話を切った。
「ふぅ、パーシアス作戦か・・・間も無く決まるのか・・・」
『もし武蔵が東京湾に向かっていたとしたら東京は火の海だ、何としてもそれは阻止せねば!!』
と思いふけていると艦橋から呼び出しがあり静は艦橋に向かった
「艦長、如何しました?」
「・・・・・武蔵捕縛作戦が間も無く発動されるそうだ・・・」
静はゆっくりと答えた
「艦長・・では!」
「ああ、武蔵の補足をするために硫黄島要塞より常時偵察機の空中待機を行なうよう伝えろ!」
「了解!」
と言ってしおりは通信室に伝達をし、そのまま硫黄島要塞に伝えられた
「さて、このまま晴風の護衛は出来なさそうだ・・・これを見たまえ」
と言って静は香織に一つの紙を渡した
「これは・・・・艦長!」
「ああ、そうだ。我等はアドミラリティ諸島の偵察が終わり次第硫黄島要塞へと帰還する!」
と言って日本武尊は晴風と共にアドミラリティ諸島に向かって行った
静の士官学校時代は必要か否か
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読みたい!!
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要らない